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【1月26日】第73回優良公民館文部科学大臣表彰について(生涯学習課)

更新日:2021年1月26日 印刷ページ表示

 公民館等の社会教育活動を行う施設のうち、特に事業内容・方法等に工夫をこらし、地域住民の学習活動に大きく貢献しているものを優良公民館として文部科学大臣が表彰するものです。
 本表彰は昭和23年度から毎年実施され、本年度は以下の2館の受賞が決定しました。

1 被表彰公民館

  • 邑楽町中央公民館〔住所:邑楽郡邑楽町大字中野2569-1〕
    〔主な活動〕
     本館は、平成30年9月の移転・新築に伴う公民館開館を機に、公募で集まった実行委員会でイベント等を企画運営し、演劇・音楽・ダンスの3ジャンルを軸に新規利用者開拓につながる事業を実施し、音楽団体などいくつかの新規団体が結成されるなどの成果を上げている。さらに、町内で活動している3つのアマチュアバンドと実行委員会を立ち上げ、「ORA ROCK FES」を開催するなど、若者の公民館利用を促進するための活動に力を入れている。その一方で、「子ども八木節教室」を開催するなど、地域の郷土文化の活性化にも取り組んでいる。
     また、障害者の自立を目指した青年学級活動『おうら青年学級』では、食事作りなどをとおして生活力を身につけることで、障がい者自身が成長するとともに、家族内の会話が増え気持ちの安定が図られたり、地域とのつながり作りのきっかけとなっている。
  • 前橋市下川淵公民館〔住所:前橋市鶴光路町701〕
    〔主な活動〕
     本館は、地域特性や住民ニーズに応じた社会教育事業の実施により、地域に根づいた「学びの拠点」としての公民館機能を発揮している。特に、地域の財産である「下川淵カルタ」を活用して様々な事業を実施し、子供の頃から地域の歴史や文化を学び郷土愛を育み、子供からお年寄りまで異世代交流を図っている。さらに、全世代参加型のビブリオバトルやZoomを使った講座など、新しい講座を企画・実施することで、公民館利用者の固定化や、若い世代の利用が少ないという課題の解決につながっている。
     また、37の自主グループを束ねる「自主グループ連絡協議会」が、例年視察研修やコンサート、講演等のイベントを実施するなど、自ら企画し実行する自主性を尊重しつつ、公民館も事業実施の補助や新たなアイディア出し等活動を支援し、継続的なにぎわいにつなげている。

2 表彰式

 日時:令和3年2月25日(木曜日)14時00分~16時00分
 場所:文部科学省第2講堂(東京都千代田区霞が関)