1 調査対象児童生徒数(対象学校)
ア 公立小学校 97,216人(308校)
イ 公立中学校 50,842人(163校)※中等教育学校前期課程を含む
ウ 公立高等学校 40,582人(68校)※中等教育学校後期課程を含む
エ 公立特別支援学校 2,178人(26校)
2 調査結果の主な特徴
(1)暴力行為
- 小・中・高等学校における暴力行為の発生件数は269件(前年度-68件)で、児童生徒1,000人当たりの発生件数は約1.4件(-0.3件)である。
- 発生件数は小学校では6年ぶりに減少、中学校は前年度より増加、高等学校は前年度より減少している。
(2)いじめ
- 小・中・高・特別支援学校におけるいじめの認知件数は4,777件(-44件)で、児童生徒1,000人当たりの認知件数は25.0件(+0.1件)である。
- 認知件数は、昨年度調査に比べ、小・中学校、高等学校でやや減少、特別支援学校は増加している。
- いじめを認知した学校の割合は、小学校97.1%(+0.3%)、中学校96.3%(±0.0%)、高等学校88.1%(±0.0%)、特別支援学校88.5%(+15.4%)である。
(3)小・中学校の長期欠席(不登校等)
- 小・中学校における長期欠席児童生徒数は3,025人(+151人)であり、このうち不登校児童生徒数は2,608人(+154人)で、不登校児童生徒の割合は1.76%(+0.14%)である。
- 不登校児童生徒数は小学校では7年連続増加、中学校では6年連続増加となっている。
(4)高等学校の長期欠席(不登校等)
- 高等学校における長期欠席生徒数は、995人(-99人)であり、このうち不登校生徒数は、710人(-91人)で、不登校生徒の割合は、1.75%(-0.25%)である。
- 高等学校における不登校生徒数は、昨年度より減少している。
(5)中途退学
- 高等学校における中途退学者数は、708人(-44人)で、調査対象生徒に占める割合は、1.7%(-0.1%)である。
3 調査結果の要旨