9月26日、本県の農場において豚熱(CSF)の患畜が確認されました。
1 農場の概要
所在地:高崎市
飼養状況:豚 約5,390頭
2 経緯
- 本県は、農場から通報があり、飼養豚に異状を呈していることが確認されたため、9月25日(金曜日)に家畜衛生研究所で検査を実施しました。
- この検査により豚熱(CSF)感染の疑いが生じたため、検体を農研機構動物衛生研究部門(※注)に送付し、精密検査を依頼したところ、豚熱(CSF)の患畜と判明しました。
(※注)我が国唯一の動物衛生に関する専門研究機関
3 今後の対応
3キロメートル 圏内農場数:なし
10キロメートル 圏内農場数:18(搬出制限なし:ワクチン接種済みのため)
「豚熱に関する特定家畜伝染病防疫指針」に基づき、以下の防疫措置等について万全を期します。
- 当該農場の飼養豚の殺処分及び焼埋却等の必要な防疫措置を迅速かつ的確に実施しています。
- 関係府省と十分連携を図るとともに、生産者、消費者、流通業者等への正確な情報の提供に努めます。
- 農場の消毒や野生動物の農場への侵入防止等の飼養衛生管理基準の遵守に関する指導を徹底するとともに、消毒ポイントを設置して感染拡大に万全を期します。
4 その他
- CSFは、豚・いのししの病気であり、人に感染することはありません。
- 現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害するおそれがあることなどから厳に慎むよう御協力をお願いいたします。特に、ドローンやヘリコプターを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、現に慎むようお願いいたします。
- 今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない噂などにより混乱することがないよう、ご協力をお願いいたします。