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日本一の繭・生糸生産を誇る群馬県。しかしながら、JAに所属する蚕業技術員(*注1)の減少・高齢化が進展し、養蚕現場の指導体制が脆弱化しています。
そこで、県では、27年ぶりに蚕業技術員登録認定試験を実施したところ14名が合格し、JA養蚕担当者等として養蚕者に対する現場指導にあたります。
令和3年3月5日(金曜日)
群馬県蚕業技術員登録認定試験
※群馬県蚕業技術員登録に関する条例(昭和35年群馬県条例第71号)に基づく試験
所属 | 所属数 | 受験人数 | 合格者 | 摘要 |
---|---|---|---|---|
農業協同組合 | 4JA | 10名 | 10名 | 蚕業技術員の世代交代 |
企業・団体 | 2社 | 2名 | 2名 | |
養蚕農家 | 2名 | 2名 | 稚蚕飼育所の養蚕主任(候補) | |
計 | 14名 | 14名 |
※合格発表は3月23日
合格者への取材を希望される場合は、蚕糸園芸課蚕糸係までご連絡ください。
(*注1):蚕業技術員とは
桑栽培、養蚕、蚕種、製糸などの技術・知識を有し、知事の登録を受けて養蚕者に対し蚕業技術の指導を業として行う者。