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【11月9日】申請書等における性別欄の見直しに係る追跡調査結果について(生活こども課)

更新日:2021年11月9日 印刷ページ表示

 性的少数者に対する理解や配慮を求める動きの広まりを踏まえ、申請書等における性別欄の実態や見直しの可否等について、昨年度に全庁調査を実施しました。
 今回、同調査において見直し可能とされた文書(305文書)の状況と新規に確認された性別欄のある申請書等の状況を調査し、その結果を公表するものです。

1 調査内容

(1)目的及び対象文書(調査対象時点:令和3年10月1日)

1.令和2年度調査結果の追跡調査(305文書)

 令和2年度に本県の申請書等における性別欄の実態を調査し、併せて令和3年10月までの性別欄の見直しを依頼した。前回調査において「性別欄の廃止・見直しが可能」と回答された文書(543文書のうち305文書)について、その見直し結果を追跡調査したもの。

2.前回調査以降に確認した性別欄のある文書の実態調査(22文書)

 令和3年2月1日から10月1日までに確認した性別欄のある文書(22文書)の実態を調査したもの。

(2)調査期間

 令和3年9月~10月(前回調査:令和3年1月~2月)

(3)対象所属

 知事部局、会計局、企業局、病院局、議会事務局、人事委員会事務局、監査委員事務局、労働委員会事務局、教育委員会

2 調査結果

(1)令和2年度調査結果の追跡調査結果
項目 文書数 進捗率(%)
令和2年度調査で性別欄の廃止・見直しが可能とされた文書 305文書  
精査した結果、今後も性別欄の記載を必要とする文書(*注) 30文書  
その他(精査した結果、調査の対象外であった文書等) 8文書  

精査した結果、見直し可能であった文書

267文書

 
性別欄の廃止または表現の見直しを行った文書 220文書 82.4%
今後、性別欄の廃止及び見直しを行う文書 47文書  
(2)令和3年度に新規で確認した文書
項目 文書数 進捗率(%)
申請書等の様式中に、性別に係る欄のある文書 22文書  
県に見直しの裁量がない文書 9文書  
今後も性別欄の記載を必要とする文書(*注) 4文書  

見直し可能である文書

9文書  
性別欄の表現の見直しを行った文書 3文書 33.3%
性別欄の廃止または表現の見直しが可能な文書 6文書  

(*注)主な理由

  • 性別により配慮や対応を区別する必要がある。
  • 統計上男女別のデータを収集する必要がある。
  • 本人確認のため性別情報を収集する必要がある。