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【6月2日】令和元年群馬県農畜産物等の輸出金額について(ぐんまブランド推進課)

更新日:2020年6月2日 印刷ページ表示

 群馬県農畜産物等輸出推進機構にて、県内農畜産物及び食品の輸出金額を調査した結果、前回の金額を上回る12億6千万円となりました。
 「牛肉」「農産加工品」の2区分で全体の約90%を占め、これらの輸出が好調で輸出金額は前回を上回りました。今後も各区分のさらなる輸出拡大を目指して、各種施策に取り組んでまいります。

1 令和元年の取組・特徴

(1)「牛肉」は生産者・事業者の努力により、堅調な輸出を維持しています。

 県ではさらなる輸出拡大を目指し、EUでのカッティングセミナーや香港現地フェアなどを開催するなど、輸出量増加を図りました。

(2)「農産加工品」のうち、県の特産であるこんにゃく製品が約70%を占めています。こんにゃく製品は、近年、健康食品として海外での認知度が向上してきており、輸出量も増加しています。

(3)「青果物」はタイからのバイヤーの招へいや、現地でのPR販売などの取組により、新たな品目が定着するなど、順調に増加しています。

輸出状況
区分 平成30年度 輸出額
(千円)
令和元年 輸出額
(千円)
前回比 主な輸出先
牛肉
(和牛・交雑)
666,996 783,949 117.5% EU、香港、米国、東南アジア
農産加工品
(こんにゃく製品・加工品)
334,058 351,042 105.1% 東南アジア、香港、EU、米国
青果物 48,391 116,172 240.1% 東南アジア、米国、香港
酒類 5,405 12,080 223.5% 米国、南米、香港、東南アジア
その他 3,867 3,255 84.2% 東南アジア、台湾
合計 1,058,717 1,266,498 119.6%  

(今回より、国の調査方法に合わせ、調査対象期間を年度から暦年に変更しました/調査対象期間:平成31年1月~令和元年12月)

2 令和2年度の主な取組

 現在、新型コロナウイルスの影響で輸出量は大幅に減少していますが、今後の状況を見定めながら早期の輸出量回復を目指し、以下に取り組みます。

(1)県産青果物等の販売促進

  • 継続した現地フェアの開催により、県産農畜産物の定着を図ります。また、越境ECサイトの活用も推進します。

(2)海外需要の把握と商談会の開催

  • 海外からのバイヤー招へいや国際食品見本市出展等により、商談機会の創出や海外需要の把握を図ります。また、新型コロナウイルスを考慮し、WEB商談会等の開催も検討します。