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群馬県農畜産物等輸出推進機構にて、県内農畜産物及び食品の輸出金額を調査した結果、前回の金額を上回る12億6千万円となりました。
「牛肉」「農産加工品」の2区分で全体の約90%を占め、これらの輸出が好調で輸出金額は前回を上回りました。今後も各区分のさらなる輸出拡大を目指して、各種施策に取り組んでまいります。
(1)「牛肉」は生産者・事業者の努力により、堅調な輸出を維持しています。
県ではさらなる輸出拡大を目指し、EUでのカッティングセミナーや香港現地フェアなどを開催するなど、輸出量増加を図りました。
(2)「農産加工品」のうち、県の特産であるこんにゃく製品が約70%を占めています。こんにゃく製品は、近年、健康食品として海外での認知度が向上してきており、輸出量も増加しています。
(3)「青果物」はタイからのバイヤーの招へいや、現地でのPR販売などの取組により、新たな品目が定着するなど、順調に増加しています。
区分 | 平成30年度 輸出額 (千円) |
令和元年 輸出額 (千円) |
前回比 | 主な輸出先 |
---|---|---|---|---|
牛肉 (和牛・交雑) |
666,996 | 783,949 | 117.5% | EU、香港、米国、東南アジア |
農産加工品 (こんにゃく製品・加工品) |
334,058 | 351,042 | 105.1% | 東南アジア、香港、EU、米国 |
青果物 | 48,391 | 116,172 | 240.1% | 東南アジア、米国、香港 |
酒類 | 5,405 | 12,080 | 223.5% | 米国、南米、香港、東南アジア |
その他 | 3,867 | 3,255 | 84.2% | 東南アジア、台湾 |
合計 | 1,058,717 | 1,266,498 | 119.6% |
(今回より、国の調査方法に合わせ、調査対象期間を年度から暦年に変更しました/調査対象期間:平成31年1月~令和元年12月)
現在、新型コロナウイルスの影響で輸出量は大幅に減少していますが、今後の状況を見定めながら早期の輸出量回復を目指し、以下に取り組みます。