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群馬県地域づくり協議会では、「群馬ふるさとづくり賞」を設け、独自の優れた地域づくり活動で大きな成果をあげている県内の団体等を毎年顕彰しています。
地域住民が自主的に結成・運営している地域活動団体や、地域活動団体と積極的に連携して地域づくり活動に取り組む商店街、学校等を対象に公募し、書類審査とプレゼンテーションにより今年度の受賞団体を決定しました。
みなかみ町
町が主催する林業研修会への参加がきっかけで、2017年に活動開始。山林所有者のほか、農家や自営業者、観光業者や公務員など20~70歳代の32名が活動している。
森林資源の利用が減少し、鳥獣害や景観の悪化、災害の危険性が生じている中で、所有者や地域住民自らが地域の森林整備や竹林整備、森林資源の利活用を行う「自伐型林業」に取り組んでいる。また、伐採した木材や竹材を販売して資源の有効活用と活動財源の確保を図っているほか、木材の加工や木に触れる機会の創出など、子どもへの「木育(もくいく)」の推進にも取り組んでいる。
甘楽町
2008年から活動開始。小学生や卒業生の保護者がスタッフとして参画し、約20名で運営している。
団体名の由来となった地元の稲含山への登山、川遊び、廃校舎でのキャンプなど、年間を通して自然体験活動を行い、毎年延べ約400人の甘楽町内の小学生が参加している。自然を身近に感じ、地域の豊かさを肌身に刻んでもらうことで、子どもたちの豊かな心とふるさとへの愛着を育んでいる。また、子どもだけではなく、保護者にとっても地元の魅力を発見することにつながっている。
令和2年3月10日(火曜日)から令和2年5月7日(木曜日)
令和2年6月30日(火曜日)
今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため表彰式は行いません。受賞団体には、次の日程で個別に表彰状等の授与を行います。