県内市町村における令和2年度普通会計決算の概要を取りまとめました。
なお、本資料は、現時点の集計状況を速報として取りまとめたものです。
決算のポイント
- 決算規模は、歳入歳出ともに過去最高額となった。
- 実質収支は、303億円の黒字で、県内35市町村の全てが黒字を維持した。
- 経常収支比率は、1.1ポイント改善して94.5%となった。実質公債費比率は、0.1ポイント改善して6.3%となった。
総論
1 歳入
歳入総額 1兆1,120億円(前年度比+2,429億円、+28.0%)
増要因
- 国庫支出金 +2,343億円、+205.5%
- 諸収入 +211億円、+43.4%
- 地方消費税交付金 +80億円、+21.9%
減要因
- 繰入金 -98億円、-24.3%
- 地方税 -53億円、-1.7%
2 歳出
歳出総額1兆740億円(前年度比+2,390億円、+28.6%)
増要因
- 補助費等 +2,228億円、+273.4%
- 貸付金 +234億円、+99.8%
- 人件費 +107億円、+8.8%
減要因
- 普通建設事業費 -198億円、-15.6%
- 繰出金 -68億円、-8.2%
3 決算収支
実質収支:303億円の黒字(前年度比+38億円)
4 財政構造の弾力性
- 経常収支比率:94.5%(1.1ポイント低下)
- 実質公債費比率:6.3%(0.1ポイント低下)
5 地方債現在高
- 地方債残高:7,508億円(-25億円)
- 地方債残高:4,128億円(+33億円)
(臨時財政対策債を除く)