県内市町村における令和元年度普通会計決算の概要を取りまとめました。
なお、本資料は、現時点の集計状況を速報として取りまとめたものです。
決算のポイント
- 決算規模は、歳入歳出ともに4年ぶりの増となった。
- 実質収支は、265億円の黒字で、県内35市町村の全てが黒字を維持した。
- 経常収支比率は、1.1ポイント悪化して95.6%となった。実質公債費比率は、0.1ポイント改善して6.4%となった。
総論
1 歳入
歳入総額8,691億円(前年度比+165億円、+1.9%)
増要因
- 国庫支出金 +79億円、+7.5%
- 繰入金 +47億円、+13.1%
- 地方交付税 +24億円、+2.2%
減要因
- 地方債 -66億円、-8.5%
- 地方消費税交付金 -21億円、-5.4%
2 歳出
歳出総額8,351億円(前年度比+160億円、+2.0%)
増要因
- 扶助費 +60億円、+3.5%
- 物件費 +46億円、+3.9%
- 災害復旧事業費 +24億円、+741.2%
減要因
- 貸付金 -23億円、-9.0%
- 人件費 -14億円、-1.1%
3 決算収支
実質収支:265億円の黒字(前年度比-10億円)
4 財政構造の弾力性
- 経常収支比率:95.6%(1.1ポイント上昇)
- 実質公債費比率:6.4%(0.1ポイント低下)
5 地方債現在高
- 地方債残高:7,532億円(-14億円)
- 地方債残高:4,094億円(+57億円)
(臨時財政対策債を除く)