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「絹ラボ」は、世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」関連の研究やプロジェクトを応援するため、奨励金を交付する事業です。
今年度は、学生のみを対象とした「実践型プロジェクト部門」を新設し、研究部門と併せ11件の応募のうち7件を採択しました。
今後、対象者が研究を進め、成果を来年2月の報告会において発表します。
プロジェクト実践者(50音順) |
プロジェクトテーマ |
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日本大学商学部 木下征彦ゼミ |
私たちは、富岡シルクを盛り上げ隊-「よそ者・若者×地域」が生み出す創発効果- |
四ツ葉学園地域歴史研究会 (伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校) |
若い世代への伊勢崎銘仙の伝承 |
研究者(50音順) |
研究テーマ |
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伊勢崎銘仙の記憶を紡ぐ会 |
伊勢崎銘仙-「織上手を嫁にもらえ」は本当か |
絹文化!お国ことば調査プロジェクト (群馬県立女子大学) |
絹文化に関する語彙の歴史と地理的変異 -〈蚕〉を表す語を中心に- |
栗原正博 (埼玉県立秩父農工科学高等学校教諭) |
「富岡製糸場と絹産業遺産群」およびその関連施設における展示内容の調査と教育教材としての利用提案―田島弥平旧宅を中心に― |
卜半 馨(ぼくはん かおる) (東京農業大学大学院) |
高山社分教場の造園空間の敷地計画と各構成要素の配置に関する研究 |
宮崎有敬(※注)研究会 |
宮崎有敬の生涯と業績-宮崎勝美家文書を読み解く- |
(※注)宮崎有敬(みやざき ゆうけい)(1832-1895):明治12年第1回群馬県議会議員に選出され、初代群馬県議会議長を務める。蚕糸の改良や、有志と会社を設立し、生糸直輸出を推進した。
シルクカントリー群馬プロジェクト実行委員会(群馬県、富岡市、伊勢崎市、藤岡市、下仁田町、富岡製糸場世界遺産伝道師協会、上毛新聞社)