今般、県立高校において、誤操作により、個人情報(学校生活アンケート)の記載されたデータが、一定の期間、アクセス権限を与えられた他校の教員も閲覧可能な状態で保存されていた事案が発生しました。
今後、このようなことがないよう個人情報の管理を徹底し、再発防止に万全を期してまいります。
1 概要
県立万場高校において実施した学校生活アンケートの集計データについて、昨年度の担当者が、人事異動後、後任者へデータを引き継ぐ際に、本来データを移行するはずの万場高校のドライブではなく、誤って複数の高校で共有しているドライブにデータを移行してしまった。
(1) 発生日時及びその期間
令和5年4月17日(月曜日)13時34分から4月27日(木曜日)13時47分まで
(2) 個人情報
県立万場高校生徒(44名)を対象に実施した学校生活アンケートの集計データ
2 端緒及び関係者への対応
- 令和5年4月17日(月曜日)13時34分、昨年度まで県立万場高校において学校生活アンケートを担当していた教員が、後任者へデータを引き継ぐために、保存されていた学校生活アンケートの集計データを移行した。その際、本来移行するはずの万場高校のドライブではなく、誤って複数の高校で共有しているドライブにデータを移行してしまった。
- 令和5年4月27日(木曜日)13時47分、他校の管理職から誤操作を指摘する連絡があり、県立万場高校において事態を把握し、当該データを共有ドライブから削除した。
- 令和5年5月2日(火曜日)、学校から全ての生徒及び保護者に対して状況を説明し、謝罪した。
- 現在のところ、二次被害等の報告は受けていない。
3 再発防止について
- 所有する個人情報を厳正に管理するとともに、教職員に対する情報セキュリティーの指導を一層徹底する。
- 学校からデータのアップロードを行う際は、複数の教職員によるアップロード先等の確認を徹底する。
- クラウドサービスを利用してデータを共有する際は、アクセス権限を必要最低限に設定するなどして、データのセキュリティレベルを高めるようにする。
- 全ての県立学校長に対して、個人情報の取扱等について改めて周知する。
報道提供資料 (PDF:123KB)