本文
県立図書館は築40余年が経過し、老朽化や書庫不足など施設面での課題を抱えている一方、「県有施設のあり方見直し最終報告」(令和3年3月)において、前橋市立図書館とのサービス重複解消や、文書館との再整備などの検討を行うよう指摘されました。
このため、県教育委員会では、長期的な視点から新たな時代にふさわしい県立図書館の在り方を検討するために「群馬県立図書館の在り方検討委員会」を設置し、県民の視点や専門的見地からの意見をいただきました。
このたび、同委員会での議論を踏まえ、20年後を見据えた県立図書館の在り方について、報告書として取りまとめました。
令和3年10月~令和4年11月 計8回
氏名 | 所属等 |
---|---|
赤石 知子 | 株式会社上毛新聞社デジタルビジネス局出版部長 |
岡本 真 | アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役 |
河島 茂生 | 青山学院大学コミュニティ人間科学部准教授 |
後藤 さゆり | 共愛学園前橋国際大学副学長 |
西村 淑子 | 群馬大学情報学部教授・総合情報メディアセンター長 |
山崎 新太 | 株式会社日本総合研究所リサーチ・コンサルティング部門シニアマネジャー |
※50音順、敬称略、所属等は委員会設置時点
人口減少、市町村間格差の拡大、「Society5.0」への移行、情報格差の拡大
自立分散型社会を支える知的基盤として、県民と共創する図書館
柱1 自立分散型社会を支える知的基盤として必要な資料や情報の収集、組織化、保存、提供を徹底すること
柱2 情報の活用・発信拠点となること
柱3 県域の中核館として図書館サービスを全ての県民に提供すること
多様な主体との協働、職員の人材育成・確保、デジタルデバイドへの対応、施設整備、文書館との統合、前橋市立図書館との機能連携