【12月26日】中小企業等経営強化法に基づく経営革新計画2事業者を新たに承認しました（地域企業支援課）

承認状況

新規承認件数：2件（令和4年11月30日承認）

承認事業者

令和4年11月30日時点での累計承認件数は、1,199件。（令和4年度の累計承認件数は19件。）

「経営革新計画」承認の仕組み

　中小企業等が「経営革新計画」を作成し、県の承認を得ると、県及び政府系金融機関の低利融資制度や、信用保証協会の保証枠の拡大、ものづくり補助金の加点など、各種の支援措置の利用が可能となります。

承認の条件

1. 3～8年間の計画であること。
   ※計画期間は、研究開発期間（0～5年）と事業期間（3～5年）とで構成。
2. 事業内容が、次のいずれかに該当し、かつ、本県の中小同業者において未だ一般化されていない新たな試みであること。
   　ア．新商品の開発又は生産
   　イ．新役務の開発又は提供
   　ウ．商品の新たな生産又は販売の方式の導入
   　エ．役務の新たな提供の方式の導入
   　オ．技術に関する研究開発及びその成果の利用
   　カ．その他の新たな事業活動
3. 経営革新を行うことによって、当該企業の付加価値額又は1人当たりの付加価値額及び給与支給総額が下表のとおり向上する見込みがあること。

【別記】企業概要及び計画概要等

新規承認

株式会社倉沢製作所

代表者

倉澤　誠治

所在地

群馬県藤岡市下栗須109-1

従業員

9

テーマ

寸法精度等の高度化による自動車機構部品の新規受注

計画内容

　当社は昭和41 年に創業、平成19 年に法人成りした主に自動車リアワイパーキャップ部品の射出成形プラスチック製品を製造している会社である。
　上記製品は0.5PPM という非常に低い不良率であり、成形技術、品質管理は高い信頼を得て、長期的な取引となっている。
　今回は、その実績を買われ、フロントワイパー水受けキャップという機構部品の引合いを頂き、機構部品故に非常に高い寸法及び形状精度を求められており、更なる成形技術と成形設備の高度化を図らないと顧客要求は満たせない。
　そこで、製品に最適な成形条件の設定および特別仕様の最適な成形設備を導入することでものづくり技術の高度化を図り、顧客要求を満たす計画である。
　その結果、フロントワイパー水受けキャップの受託による売上及び収益の向上はもちろん、更に品質保証体制を確立することで選ばれるパートナー企業となり、当社の経営革新を進めていくものである。

テラテクニカル株式会社

代表者

影山　力也

所在地

群馬県高崎市八幡原町1258-1

従業員

14

テーマ

既存倉庫を活用した大型ドローン等の練習施設の開設・運営

計画内容

　当社が保有する空き倉庫を改装し、農薬散布用、物資運搬用、空撮用など各種用途の大型ドローン、及び練習用小型ドローンを導入し、経験者から初心者までの広い範囲でのドローンパイロット向け練習施設を始めます。
　当社は、300平方メートルを越えるものをはじめ、3つの大型倉庫を所有しており、大型ドローンも屋内で飛ばすことができます。
　屋内での練習が可能になることで、天候を気にせず、かつ24時間練習することができることと、練習スペースが不足する首都圏地域のドローンパイロットにとって、当社立地(最寄りインターチェンジから4分)がアクセスに優れていることにより、他社との差別化をはかり、顧客を獲得し、売上・収益を確保します。