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【10月27日】令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(義務教育課・高校教育課・特別支援教育課)

更新日:2022年10月27日 印刷ページ表示

※文部科学省の「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の調査情報を利用し、独自集計したものとなります。

1 調査対象児童生徒数(対象学校)

ア 公立小学校 92,995人(303校)※義務教育学校含む
イ 公立中学校 50,148人(162校)※義務教育学校、中等教育学校前期課程を含む
ウ 公立高等学校 38,052人(68校)※中等教育学校後期課程を含む
エ 公立特別支援学校 2,173人(26校)

2 調査結果の主な特徴

(1)暴力行為

  • 小・中・高等学校における暴力行為の発生件数は、231件(+26件)で、児童生徒1,000人
    当たりの発生件数は、約1.3件(+0.2件)である。
  • 発生件数は、小学校はやや増加、中学校は増加、高等学校はやや減少している。

(2)いじめ

  • 小・中・高・特別支援学校におけるいじめの認知件数は、4,057件(+756件)で、児童生徒1,000人当たりの認知件数は、22.1件(+4.4件)である。
  • 認知件数は、前年度調査に比べ、小・中・高・特別支援学校ともに増加している。
  • いじめを認知した学校の割合は、小学校93.7%(+0.6%)、中学校90.1%(-4.4%)、高等学校90.2%(-0.3%)、特別支援学校80.8%(+-0%)である。

(3)小・中学校の長期欠席(不登校等)

  • 小・中学校における長期欠席児童生徒数は、5,338人(+1,724人)であり、このうち不登校児童生徒数は、3,781人(+903人)で、不登校児童生徒の割合は、2.64%(+0.66%)である。
  • 不登校児童生徒数は、小学校では9年連続増加、中学校では8年連続増加となっている。

(4)高等学校の長期欠席(不登校等)

  • 高等学校における長期欠席生徒数は、1,701人(+768人)であり、このうち不登校生徒数は、682人(+126人)で、不登校生徒の割合は1.79%(+0.38%)である。
  • 高等学校における不登校生徒数は、令和元年度の水準と同等である。

(5)中途退学

  • 高等学校における中途退学者数は、576人(-13人)であり、中途退学した生徒の割合は、1.5%(±0%)である。

3 調査結果の要旨

令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査 (PDF:359KB)