【9月28日】中小企業等経営強化法に基づく経営革新計画2事業者を新たに承認しました（地域企業支援課）

承認状況

新規承認件数：2件（令和4年8月31日承認）

承認事業者

※令和4年8月31日時点での累計承認件数は、1,193件。（令和4年度の累計承認件数は13件。）

「経営革新計画」承認の仕組み

　中小企業等が「経営革新計画」を作成し、県の承認を得ると、県及び政府系金融機関の低利融資制度や、信用保証協会の保証枠の拡大、ものづくり補助金の加点など、各種の支援措置の利用が可能となります。

承認の条件

1. 3～8年間の計画であること。
   ※計画期間は、研究開発期間（0～5年）と事業期間（3～5年）とで構成。
2. 事業内容が、次のいずれかに該当し、かつ、本県の中小同業者において未だ一般化されていない新たな試みであること。
   　ア．新商品の開発又は生産
   　イ．新役務の開発又は提供
   　ウ．商品の新たな生産又は販売の方式の導入
   　エ．役務の新たな提供の方式の導入
   　オ．技術に関する研究開発及びその成果の利用
   　カ．その他の新たな事業活動
3. 経営革新を行うことによって、当該企業の付加価値額又は1人当たりの付加価値額及び給与支給総額が下表のとおり向上する見込みがあること。

【別記】企業概要及び計画概要等

新規承認

マカロニ

代表者

岩脇　真悟

所在地

群馬県高崎市井出町628-3

従業員

2

テーマ

パスタ屋のこだわり冷凍イタリアン開発と無人販売事業の展開

計画内容

　当店は高崎市井出町に店舗を構える飲食店である。2012年の創業以来、「家族が笑顔になれる時間を安心・安全で美味しい『食』を通じてお届けする」を経営理念に掲げ、無添加で安心安全な食材を使用した料理の提供や親子連れのお客様のためのキッズルーム完備といったサービスを提供している。一方で、コロナ禍で店内飲食売上の減少や原材料などの仕入れ値高騰により収益確保が厳しい。若年男性を新たなターゲットに冷凍パスタと冷凍イタリアン商品を開発し、営業時間外や24時間・非接触販売の無人販売を展開する。販売チャネルを増やすことで新たな収益の柱を確立する。この取組により売上の大幅な向上を目指し、当社の経営革新を進めていく。

株式会社スカワ

代表者

須川　光一

所在地

群馬県高崎市倉賀野町1717

従業員

8

テーマ

新たな「脱炭素リフォーム工事」の事業化

計画内容

　当社は、昭和38年にプロパンガス販売業として創業し、昭和47年に水道工事業に進出。平成15年にはリフォーム事業に進出し業容を拡大してきた。
　近年、地球温暖化の原因が人間活動であると断定され、市民社会、企業など様々な組織において、脱炭素への取り組みを実践することが求められている。
　そこで、経営者の有する設備設計一級建築士などの資格を強みに「ＺＥＨ（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス、エネルギー収支をゼロ以下にする家）リフォーム」に取り組む。ＺＥＨは今まで新築住宅として販売されているが、本事業は既存住宅の一部分をＺＥＨ仕様にリフォームする新たな試みである。
　脱炭素に寄与するリフォーム工事を提供することにより、地域社会への貢献と自社の存在意義の見直しにより、売上の大幅な向上を目指し、当社の経営革新を進めていくこととする。

• 報道提供資料（PDFファイル：283KB）