県内市町村等の公営企業(上下水道、病院等)の令和3年度決算概要を取りまとめました。なお、本資料は、現時点の集計状況を速報として取りまとめたものです。
決算のポイント
- 県内市町村等の公営企業は164事業、決算規模は1,799億円。
- 経営状況は、154事業が黒字決算、全体でも7年連続で黒字確保。
- 企業債現在高は17年連続で減少。
【総論】
- 年度末現在の事業数は 164事業(前年度比 -1事業)
- 年度末現在の職員数は 5,582人(前年度比 -31人)
- 決算規模(支出ベース)は 1,798億77百万円(前年度比 -10億33百万円、-0.6%)
事業別では病院事業(38.9%)が最も大きく、次いで下水道事業(30.1%)、水道事業(28.3%)。
- 総収支は 92億87百万円(前年度比 +3億51百万円、+3.9%)
黒字事業は 154事業(全体の 93.9%)で、その黒字額の合計は 101億29百万円。
一方、赤字事業は 10事業(全体の 6.1%)で、その赤字額の合計は 8億42百万円。
【事業別の主な状況】
水道事業+38億5百万円(黒字)、下水道事業+28億62百万円(黒字)、病院事業+23億54百万円(黒字)
- 料金収入は 1,050億41百万円(前年度比 +30億24百万円、+3.0%)
- 他会計繰入金は 288億6百万円(前年度比 -10億55百万円、-3.5%)
- 企業債発行額は 207億27百万円(前年度比 +18億14百万円、+9.6%)
- 企業債現在高は 3,810億円(前年度比 -110億円、-2.8%)
- 建設投資額は 394億62百万円(前年度比 -10億5百万円、-2.5%)
主に水道事業、病院事業において建設投資額が減少。
- 累積欠損金は 111億42百万円(前年度比 -13億53百万円、-10.8%)
累積欠損金を有する事業数は 17事業で、前年度に比べて1事業増加。
※総論の概要については、以下の報道提供資料に掲載しています。
これらの詳細なデータについては、令和5年3月頃に群馬県ホームページにおいて公表予定。