近年の夏の猛暑でも丈夫に育つ蚕「なつこ」は、令和2年に初めて県内農家で実用飼育され、品質の良い繭が出荷されました。
県では、「なつこ」の一層の普及を図るため、「なつこ」(生糸)の需要開拓と商品化を進め、この度、県内加工業者とアーティストの共創により、シルクの魅力を肌で感じられるマフラー等が商品化され、この取組の知事報告が行われます。
1 日時
令和3年3月17日(水曜日)午前11時~(約20分間)
2 場所
県庁舎6階 秘書課第1応接室
3 内容
- 新商品の贈呈
- 新商品開発の説明
- 知事コメント
- 歓談
※マスコミ取材は、知事コメントまでとさせていただきます。
4 新商品開発者
- 企画加工・商品化:有限会社ミヤマ全織 代表取締役 長竹 敏次(みどり市)
- アート&デザイン:現代美術作家 竹村 京(高崎市)
参考データ
“「なつこ」を素材にシルク商品化”の経緯
- 平成24年 群馬県蚕糸技術センターにおいて耐暑性蚕品種の育成を開始
- 令和元年10月 9番目の群馬オリジナル蚕品種として認定
- 令和2年1月 群馬県知事が「なつこ」と命名し、記者発表
- 令和2年8月 前橋市及び富岡市の養蚕農家9戸が「なつこ」を実用飼育・繭出荷
- 令和3年2月「なつこ」(生糸)を素材に、アートを乗せたシルク製品を商品化
開発したシルク商品
- お散歩マフラー(サラッとした肌触りと優れた保温・吸湿性で一年を通して使用可+アート&デザイン)
- シルクマスク(絹の光沢感最大限に引き出し、肌に優しく、調温性や臭いを抑える効果も期待できる)
お散歩マフラー
トランプ図像のアート&デザイン
お散歩マフラーカラーバリエーション
シルクマスク
報道提供資料(PDFファイル:201KB)