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がんゲノム医療とは、主にがんの組織を用いて、多数の遺伝子を同時に調べ、遺伝子変異を明らかにすることにより、一人一人の体質や病状に合わせて治療などを行う医療です。
なお、多数の遺伝子を同時に調べる検査である「がん遺伝子パネル検査」は、全身状態をみながら、標準治療がない、または標準治療が終了したなどの条件を満たす場合に、その一部が保険診療として検討されています。
がんゲノム医療についての詳しい情報は「国立がん研究センター」のサイトをご参照ください。<外部リンク>
全国どこにいてもがんゲノム医療が受けられるようになることを目指して、体制づくりが進められています。
がんゲノム医療を行えるのは、下記いずれかに指定された医療機関だけです。
がんゲノム医療中核拠点病院 : がんゲノム医療を牽引する高度な機能を有する医療機関
がんゲノム医療拠点病院 : がんゲノム医療を提供する機能を有する医療機関
がんゲノム医療連携病院 : がんゲノム医療中核拠点病院又はがんゲノム医療拠点病院と連携して、遺伝子パネル検査の結果を踏まえた医療を行う医療機関
群馬県には「がんゲノム医療連携病院」が2病院あります。
がんゲノム医療連携病院 | 所在地 | 電話番号 | がんゲノム医療中核拠点病院 |
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群馬県立がんセンター | 太田市高林西町617-1 | 0276-38-0771 | 国立がん研究センター中央病院 (東京都) |
群馬大学医学部附属病院 | 前橋市昭和町3-39-15 | 027-220-7111 | 国立がん研究センター中央病院 (東京都) |