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群馬県では、将来子どもを産み育てることを望む小児・AYA世代のがん患者等が希望をもってがん治療等に取り組めるように、将来子どもを授かる可能性を温存するための妊孕性温存療法及び妊孕性温存療法により凍結した検体を用いた温存後生殖補助医療に要する費用の一部を助成する事業を実施しています。
また、妊孕性温存療法及び温存後生殖補助医療の有効性・安全性のエビデンス創出や長期にわたる検体保存のガイドライン作成などの妊孕性温存療法の研究を促進しています。
群馬県小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法助成事業のご案内(PDF:266KB)
※原疾患の治療前を基本としますが、治療中及び治療後であっても医学的な必要性がある場合には対象とします。
※子宮摘出が必要な場合など、本人が妊娠できないことが想定される場合は対象となりません。
・助成対象となる費用は、妊孕性温存療法に要する費用のうち、精子、卵子、卵巣組織の採取及び凍結並びに胚(受精卵)の凍結に係る妊孕性温存療法及び初回の凍結保存に要した医療保険適用外の費用です。
ただし、入院室料(差額ベッド代等)、食事療養費、文書料等の治療に直接関係のない費用及び初回の凍結保存費用を除く凍結保存の維持に係る費用は対象外です。
例)
・助成額及び助成上限額治療毎の1回あたりの助成上限額
・対象となる治療を受けたが、やむを得ない理由により正常に行えなかった場合や、体調不良等によりその後の妊孕性温存療法を中止した場合も助成の対象とします。
※胚(受精卵)凍結および未受精卵子凍結は、1回の採卵周期に行った治療を1回とします。
※卵巣組織凍結および再移植は、1回の手術を1回とします。
※精子凍結は、1回の採精手技を1回とします。
※精巣内精子採取術については、1回の手術を1回とします。
なお、異なる治療を受けた場合であっても、その治療が一連のものである場合は1回とし、助成上限額の高い治療分の助成を行います。
(例1)
胚(受精卵)凍結に係る1回の採卵周期に行った治療で、一部を胚(受精卵)凍結、一部を受精させずに未受精卵子凍結した場合には、1回の治療とみなし、助成上限額としては35万円とします。
(例2)
卵巣組織を採取する1回の手術治療で、一部の未受精卵子を採取して、卵巣組織および未受精卵子(又は胚(受精卵))の両者を凍結した場合には、1回の治療とみなし、助成上限額としては40万円とします。
※胚凍結の場合は夫婦であることを証明できる書類
(1) 両人の戸籍謄本
(2)両人の住民票(続柄の記載があり、個人番号の記載がないもの)
※事実婚の場合は(1)、(2)と、事実婚関係に関する申立書(様式第2-5号)(PDF:49KB)
7.助成金の振り込みを希望する申請者名義の金融機関の通帳等カナ名義及び口座番号がわかるもの(写し)
申請書及び添付書類を、妊孕性温存療法に係る費用の支払日の属する年度内に、次の宛先に郵送してください。
ただし、妊孕性温存療法実施後、期間を置かずに原疾患治療を開始する必要があるなどのやむを得ない事情により、年度内に申請が困難な場合は、翌年度に申請することができますので、あらかじめ電話でご連絡ください。【電話027-226-2614】
〒371-8570群馬県前橋市大手町1-1-1
群馬県健康長寿社会づくり推進課 がん対策推進係
※配達記録が残るレターパック、簡易書留などの利用をお勧めします。
※普通郵便等、配達記録の残らない郵便物の不着事故などに関しては責任を負いかねます。
※領収書原本を返却するため、申請時に返信用レターパック(宛先記入)を必ず同封してください。
医療機関名 | 所在地 | 電話番号 |
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群馬大学医学部附属病院 | 前橋市昭和町3-39-15 | 027-220-7111 |
群馬中央病院 | 前橋市紅雲町1-7-13 | 027-221-8165 |
横田マタニティーホスピタル | 前橋市下小出町1-5-22 | 027-219-4103 |
高崎アートクリニック | 高崎市あら町136-1 | 027-310-7701 |
セキールレディースクリニック | 高崎市栄町17-23 | 027-330-2200 |