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がんに罹った人の約3人に1人が離職しているとの調査結果があります。
その中には、職場において、治療と仕事の両立について十分な理解が得られず、結果として仕事を辞めざるを得なかったい方もいます。
治療と仕事の両立について、相談できる場所や支援制度があります。
仕事を辞めるか迷われている方は、是非、ご相談ください。
また、事業者に対する支援制度もあります。
利用料は無料で、その病院で診療を受けていない方も相談できます。
悩まず一緒に考えましょう。是非ご相談ください。
県立がんセンターでは、ハローワーク(太田)及び群馬産業保健総合支援センターの出張相談窓口を設置しています。
利用料は無料です。
詳細は、県立がんセンターホームページ<外部リンク>でご確認ください。
詳細は、群馬大学医学部附属病院ホームページ<外部リンク>でご確認ください。
群馬産業保健総合支援センターでは、がん患者などが治療を続けながら離職する事なく、安心して働くことができる「両立支援」事業を厚生労働省の委託を受けて実施しています。
両立支援促進員が事業場に出向き、事業者と患者(社員)間における仕事と治療の両立に関する調整支援を行い、両立支援プラン・職場復帰プランの作成を助言、支援を行っています。
この支援は、患者(社員)、又は患者(社員)から主治医の意見書が提出された企業担当者や産業保健スタッフ等からの申出により実施します。なお、ご本人の同意が必要になります。
「がん」分野を中心に、事業者、人事労務担当者、産業保健スタッフ等の支援を行っています。
平成28年2月に厚生労働省から示された「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」等の普及・啓発を目的とした事業者等を対象とするセミナーを実施しています。
希望される場合は、下記「群馬産業保健総合支援センター問い合わせ先」までご相談ください。
これから両立支援に取り組む企業等の依頼を受けて、両立支援促進員(社会保険労務士、保健師等の専門家)が事業場を訪問し、治療と職業生活の両立支援に関する制度導入の支援や管理監督者、社員等を対象とした意識啓発を図る教育を実施します。
群馬産業保健総合支援センター<外部リンク> 相談窓口
電話 027-233-0026
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分~17時15分
患者・家族と医師・相談員などの医療側と産業医・衛生管理者・人事労務管理者などの企業側の3者間の情報共有のためのコーディネーターの養成を図っています。対象は、医療機関に勤務する医療従事者(医師、看護師、MSW等)、企業等において両立支援に携わる方となっています。
両立支援コーディネーターについて<外部リンク>
治療と就労の両立支援マニュアル<外部リンク>
マニュアルは、両立支援の事例紹介等、実際に両立支援を実施する上で医療スタッフ・従事者(医師・看護師・MSW等)が留意すべき事項等を掲載していますが、企業の労務管理担当者や産業保健スタッフの方々にも、両立支援の基本的な取組方法について、理解していただけるよう構成されています。主ながんの種類別の留意事項も掲載されています。
ハローワーク太田(太田公共職業安定所)では、専門の就職支援担当者「就職支援ナビゲーター」を配置し、長期療養しながら、働きたいという方の就職をマンツーマンで支援します。能力や適性、症状、治療状況などを考慮して、仕事をご紹介します。
なお、太田地域以外の方もご相談できます。その場合は、お住まいの地域のハローワークと連携して対応します。
ハローワーク太田<外部リンク> 長期療養者就職支援窓口
電話 0276-46-8609
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分~17時15分
日高病院では、患者さんやご家族ががん治療と就労を両立できるよう、夕方から夜間にかけて化学療法(抗がん剤治療)による外来通院治療を行っています。ご希望があれば化学療法時の送迎も行っています。
事業者の方、支援を受ける方への情報ポータルサイトです。