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環境にやさしい買い物スタイルの普及促進
環境にやさしい買い物スタイル
環境への負荷をなるべく小さくすることを考えて買い物をする消費スタイルを「環境にやさしい買い物スタイル」といいます。低炭素(脱炭素)や循環型社会の実現に向けた行動として、次のスタイルを推奨しています。
- マイバッグやマイバスケットを利用しましょう
- 必要なものを必要なだけ購入しましょう
- 簡易包装の商品を選びましょう
- リサイクルされた商品を選びましょう
- 生産地の近い商品を選びましょう
消費者(環境)団体・事業者(小売店)・行政(有識者・県及び市町村)が協働して、レジ袋の削減、容器などの店頭回収を中心に、簡易包装や地産地消の励行など、「環境にやさしい買い物スタイル」を広げるために県民運動を展開しています。
実施団体
群馬県環境にやさしい買い物スタイル普及促進協議会(小売事業者・消費者団体・県市町村で構成)
イオンリテール株式会社、株式会社Aコープ東日本、株式会社カスミ、群馬県庁生協、生活協同組合コープぐんま、株式会社とりせん
株式会社ジョイマート、株式会社フレッセイ、株式会社ベイシア、株式会社ベルク、株式会社ヤオコー、ユニー株式会社
主な活動内容
次の活動を実施しています。
取組1 食品ロス削減「てまえどり」の啓発活動
「てまえどり」とは、主に食品が対象で、購入してすぐに食べる場合に、商品棚の手前にある商品等、販売期限の近い商品を積極的に選ぶ購買行動です。「てまえどり」行動によって、販売期限切れによって廃棄される商品を減らし、食品ロスの削減につなげましょう。
そこで協議会では、令和3年度から小売事業者・消費者団体・行政が一体となって「てまえどり」の普及啓発を行い、県民への商品選択時の行動変容を促し、「環境にやさしい買い物スタイル」としての浸透を目指します。
- 【群馬県】「てまえどり」の啓発活動について
- 【環境省】小売店舗で消費者に「てまえどり」を呼びかけます(2021年6月1日)<外部リンク>
- 【農林水産省】小売店舗で消費者に「てまえどり」を呼びかけます(2021年6月1日)<外部リンク>
- 【消費者庁】小売店舗で消費者に「てまえどり」を呼びかけます(2021年6月1日)<外部リンク>
取組2 容器等の店頭回収の推進
食品や飲料が入っていたペットボトルや食品トレーなどは、汚れを落として回収すればリサイクルされて新たな製品となります。
市町村が行っている資源の分別回収以外にも、食品スーパーなどがその店頭で容器などを回収していることをご存じでしょうか。
協議会では、こうした取組を行っている店舗を応援しています。
「買ったお店でリサイクル」を合い言葉に、皆さんも容器などの店頭回収を積極的に活用しましょう。
なお、回収の際には容器を軽く洗うなど、店舗ごとの回収ルールを守っていただくようお願いいたします。
取組3 レジ袋の削減の普及啓発
(1)店頭啓発
各消費者(環境)団体の方々が、スーパーやドラッグストア等で店頭啓発を実施しました。
(令和2年度~令和4年度は、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、店頭啓発運動を実施していません。)
- 令和5年度プラスチックの有効活用店頭・市役所前啓発実施状況
- 令和 元 年度レジ袋削減店頭啓発実施状況
- 平成30年度レジ袋削減店頭啓発実施状況
- 平成29年度レジ袋削減店頭啓発実施状況
- 平成28年度レジ袋削減店頭啓発実施状況
- 平成27年度レジ袋削減店頭啓発実施状況
(2)レジ袋使用実態アンケート調査の実施
協議会を構成する小売店を対象に、レジ袋辞退率の調査結果を取りまとめました。
調査時期 | レジ袋辞退率 |
---|---|
2019(令和元)年7月(有料化1年前) | 50.3% |
2020(令和2)年6月(有料化1か月前) | 62.4% |
2020(令和2)年7月(有料化開始月) | 83.5% |
環境に対する意識をある程度持っていても、必ずしも行動につながっていないことなど、店頭啓発やアンケートによりわかってきました。
温暖化の防止やごみの減量に向けての身近な取り組みを中心にレジ袋の削減のほか、簡易包装・リサイクル・地産地消商品を選ぶなどの買い物スタイルがあります。
こうした買い物スタイルを県民運動として広げ、今後も取り組みを実施していきますので、ご協力をお願いします。
イオン県内店舗において群馬県限定「マイバスケット」を販売します(2022年9月30日) ※終了しました。
群馬県環境にやさしい買い物スタイル普及促進協議会について
県では低炭素・循環型社会の実現に向けたライフスタイルの見直しにつなげるための県民運動の推進母体として協議会を設置しています。
この協議会は消費者(環境)団体、事業者(小売店)、有識者及び県・各市町村で組織されており、連携して活動を支援しています。
消費者(環境)団体の役割
協議会協力店舗において店頭啓発及び地域会合等による一般県民等への普及啓発を行います。
事業者の役割
レジ袋削減を中心とした環境にやさしい取り組みを行います。
現在協議会の取り組みに協力していただいている店舗の一覧は下記ファイルのとおりです
(35事業者・359店舗及び5チェーン(計:1263店舗))。
群馬県環境にやさしい買い物スタイル普及促進協議会の取り組みに協力していただける事業者の方を募集します。
現在は協議会の大手スーパーが主に協力店舗として登録していますが、今後は業態を問わず、幅広く募集し、取り組みの輪を広げていきす。
「てまえどり」の実践やプラスチックゴミの再利用など、環境にやさしい取り組みにご協力ください。
協議会の協力店舗として登録すると、県のゆるキャラである「ぐんまちゃん」がレジ袋削減を呼びかける協力店登録ポスター(A3版)を差し上げます。
協力店舗登録の申込みについては、県ホームページをご参照ください。
→ マイバッグ・マイバスケット持参で環境にやさしい暮らし方を!!(県ホームページ)
協力店舗登録の申込みを行う小売事業者の方は店舗毎に、「環境にやさしい買い物スタイル協力店申込書」を下記の事務局にご提出ください。
※協議会では事業者の方が行っている環境にやさしい取り組みや、消費者(環境)団体の活動をホームページなどでPRするとともに、啓発活動に必要なチラシ・のぼり旗などの資材を提供し、活動の支援を行っています。
群馬県環境にやさしい買い物スタイル普及促進協議会を応援する消費者(環境)団体
- 群馬県環境アドバイザー連絡協議会
- 群馬県消費者団体連絡会
- 群馬県生活協同組合連合会
- 群馬県地域婦人団体連合会
- 公益財団法人群馬銀行環境財団
- 群馬県地球温暖化防止活動推進センター
- 群馬大学共同教育学部