本文
■日時 令和8年2月19日(木曜日)14時36分~15時36分
■会場 記者会見室
■出席者 県:知事、副知事ほか
記者:記者クラブ所属記者等14人
■記録作成 メディアプロモーション課(報道係)
20260219山本一太群馬県知事定例記者会見<外部リンク>
■知事発表
最初に、今週16日の月曜日、令和8年度当初予算案などについて審議される令和8年第1回定例県議会が開会いたしました。先日の会見でもお伝えしましたが、令和8年度当初予算案は「難局突破&先駆的未来投資予算」と名付けています。まずは、物価高騰や米国の関税政策などの直面する課題への対応と当面のリスクへの備えに万全を期すことを重視しました。そのうえで、デジタル・クリエイティブ産業の創出や農林業の活性化など、群馬県の可能性を広げる先駆的な未来へ投資する取り組みを盛り込んでいます。
今回も群馬県庁の各担当部局と何十時間にもわたり、熱のこもった議論を重ねました。私としては良い予算案を練り上げることができました。この予算案をはじめとした各議案について、これから県議会の場で県議の皆さんからの質問にしっかりとお答えしていきたいと思います。また常任委員会などでも丁寧に説明したいと思います。
さて、会見の中身に入る前に、私の方からうれしいニュースを4点ご紹介します。1つ目はミラノ・コルティナ冬季オリンピックでの群馬県ゆかりの選手の活躍についてです。日本時間15日の日曜日に行われたスピードスケート男子500メートルでは、高崎健康福祉大学職員の新濱立也選手が、今大会日本勢最高となる6位入賞を果たしました。18日の水曜日に行われた女子団体パシュートでは、高崎健康福祉大学出身の佐藤綾乃選手が出場し、銅メダルを獲得しました。佐藤選手は今回で3大会連続のメダル獲得という快挙です。選手の皆さんの活躍を知事として大変うれしく、そして誇らしく感じています。群馬県ゆかりの選手が出場するスピードスケート競技は22日の日曜日まで行われます。オリンピックという最高の舞台で選手の皆さんが存分に力を発揮できるよう、私自身も県民の皆さまと一緒になって応援してまいります。
2つ目はわな猟免許の取得についてです。昨年10月の記者会見で、新たなクマ対策の一環として、知事である私自らが狩猟免許の取得を目指すことを発表しました。有害鳥獣の捕獲は主に「わな」によって行われ、クマについても捕獲用のおりが使われるため、まずは、わな猟免許を取得することにしました。先週14日にわな猟免許試験を受験してまいりました。私をはじめ、県職員で構成するクマ撃退チーム「クマゲキ」メンバーのうち、受験した16人全員が合格することができました。万が一、私が落ちていたら、次の日のニュースになっていたかもしれないということで、知事の面目丸つぶれになるところでしたが、公務の合間をぬって勉強してまいりましたが、無事合格することができ、本当に安堵しています。今回の試験には、これまでの受験者数の約3倍となる104名の申し込みがありました。銃の免許試験希望者が増加しているということは、これまでにもお伝えしておりましたが、わな猟免許でも同様の傾向が見られます。ブログにもちょっと書いたんですけれども、知事である私が狩猟免許の取得を目指すことを発表して以降、県民の関心が実際に高まっていることを実感しました。今後は、クマゲキメンバーとともに研鑽を積み、シカやイノシシ、クマのわな猟現場の手伝いを行うほか、銃の狩猟免許の取得にも挑戦したいと思います。
3つ目は「ぐんまちゃん」についてです。ご存じの方もいると思いますが、1月30日発売の月刊誌「広報会議」の3月号において、群馬県の「ぐんまちゃんブランド化戦略」が特集記事として掲載されました。「広報会議」は、企業や団体の広報担当者が読む、広報・広告業界で広く知られた専門誌です。編集部から「ぐんまちゃんが、地域の自治体マスコットからどのようにして全国的な人気IPへと成長したのかを詳しく聞きたい」との申し出があり、取材が実現しました。ぜひ皆さんにも読んでいただきたいと思っていますが、記事では、ぐんまちゃんが自治体マスコットの枠を超えて、アニメ制作、SNS発信、イベント出演、海外展開まで多方面で活躍している点が紹介されています。また、デザインのクオリティ管理や無料で利用可能な600種類超のイラストなど、群馬県の唯一無二の財産であるぐんまちゃんのIP活用の取り組みが高く評価されています。今回の記事掲載は、これまで県職員が積み重ねてきたブランド化施策が専門家の視点からも先進的な取り組みとして認められた証です。このことを知事として、大変うれしく思っています。今後もぐんまちゃんのブランド力向上により、県民プライドの醸成と県民の幸福度向上につなげてまいります。
4つ目は、ウォーカープラスに群馬県の取り組みが掲載されました。県政を取材されている皆さんにもぜひ読んでいただきたいと思いますが、こちらの記事はヤフーニュースにも掲載されていますので、ご覧になられた記者の皆さんもいると思います。内容は、移住希望地ランキング全国1位や、群馬県公式YouTubeチャンネル「tsulunos」の動画再生回数が全国トップクラスに成長していること、さらにはデジタル発信やエンタメ施策を通じた「群馬というコンテンツ」づくりなど、群馬県の様々な挑戦が丁寧に紹介されています。こうした群馬県独自の挑戦を丁寧に取り上げていただいたことを大変ありがたく思っています。結構、長い記事で、本当に励みになりました。今後も群馬県の躍進につながる挑戦を続けてまいります。
それでは会見の中身に移ります。スライドをご覧ください。今日の会見の主な中身です。今日は、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」、「デジタルクリエイティブスクール構想検討委員会」、それから「バーチャルプロダクション地域素材完成」、こういったことについて発表させていただきます。
まずは、群馬県を舞台にしたアニメ「頭文字D」について、うれしいお知らせがありましたので、ご報告いたします。この度、アニメ「頭文字D」とその舞台となっている群馬県が2026年版「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」の聖地として初めて選定されました。選定は一般社団法人アニメツーリズム協会が2018年から毎年実施しているものです。日本全国と世界各国のアニメファンの投票により決定されます。2026年版は昨年6月から10月に行われた投票結果をもとに選定されました。そして今回初めて「頭文字Dの聖地」として、群馬県が選定されました。先週13日の金曜日には「訪れてみたい日本のアニメ聖地88 2026年版」の発表会が都内で開催され、私も出席し、アニメツーリズム協会の河森会長から直接認定証を受け取りました。私はアニメ、漫画といった様々なジャンルの「コンテンツ研究家」であると自負しております。特に「頭文字D」の原作者であるしげの秀一先生の大ファンです。「バリバリ伝説」、「頭文字D」、「MFゴースト」ももちろんですが、さらに昨年7月に連載が開始された「昴と彗星」まで、ほぼオンタイムでフォローしていますので、知事としても、そして1人の「頭文字D」ファンとしても、大変うれしく思っています。今回、「頭文字Dの聖地」として群馬県が選定されたことは、群馬県の観光振興の観点からも大きな意味があると思っています。今議会でご審議いただく令和8年度当初予算案には、「頭文字Dプロジェクト」と銘打った新規事業を計上しています。海外でも人気の高い「頭文字D」を活用した各種施策を展開し、群馬ファンの拡大とインバウンド誘客の加速につなげていきます。今回のアニメ聖地登録により、こうしたプロジェクトの推進に一層の弾みがつくものと期待しています。このほかにも、「前橋ウィッチーズの聖地」として、新たに前橋市が選定されました。アニメなどの聖地は、多くのファンが聖地巡礼として訪れ、地域経済にも大きな効果をもたらします。例えば、週刊少年ジャンプ連載の「逃げ上手の若君」のアニメ化により、長野県・諏訪地域などで来訪者が増えているとの事例も聞いていますので、アニメツーリズムは地域観光に役立ちます。今回の選定を契機に、より多くの方々に群馬県にお越しいただけることを期待しています。他にも、自治体の長が来ていましたけれども、全然テンション違いますから、アニメや漫画に対する熱意が違うので、申し訳ないけど。かなり群馬県をアピールできたんじゃないかと思っています。これからも群馬県としても、舞台となった地域と連携し、アニメ作品や各地域の魅力発信に努めてまいります。
続いて、「デジタルクリエイティブスクール構想検討委員会」についてです。群馬県では現在、デジタルクリエイティブスクール構想の検討を進めています。これは、大学生・専門学校生・社会人などを対象に、コンテンツ産業の中で特に成長が見込まれる映画・ドラマ、アニメ、ゲームの3分野に焦点を当て、世界的に活躍する人材を育成するものです。群馬県に優秀な人材が集積することで、企業の立地や県外からの人材流入を促し、デジタル・クリエイティブ産業の創出を加速化させていきたいと思います。
構想検討委員会では、この構想の基本方針やスクールの実施内容・運営等について、専門的立場からご意見をいただきます。本日は、委員会のメンバーに素晴らしい方々が決定いたしましたので、お知らせしたいと思います。スライドをご覧ください。映画・ドラマ分野は、TOHOスタジオ株式会社代表取締役社長の島田充さん。この方は、群馬県出身です。アニメ分野は、株式会社KADOKAWAチーフアニメオフィサーの工藤大丈さん。ゲーム分野は、株式会社バンダイナムコスタジオ代表取締役社長で、株式会社バンダイナムコエンターテインメントの取締役である内山大輔さん。デジタル技術分野は、東映株式会社ツークン研究所研究開発部長の三鬼健也さん。プロデュース分野は、株式会社クレデウス代表取締役CEO松橋真三さん。大ヒットしている「国宝」のプロデューサーです。教育関係・学識経験者は、共愛学園前橋国際大学デジタル共創研究センター長の國領二郎さん。そして、情報経営イノベーション専門職大学学長の中村伊知哉さん。オブザーバーとして、監督・プロデューサー、個人的に「エヴァンゲリオン」の大ファンなんですけれども、庵野秀明さんにご参加いただくことになりました。以上、8名の皆さんが構想委員会のメンバーです。なかなか地方自治体では集められない、すごくいいメンバーだなと思います。第一線で活躍するトップランナーの皆さまにご参加いただけることになったと、これは本当によかったと思います。自治体が主宰するものとしては極めて画期的な布陣であり、それぞれの専門的視点からご意見をいただきながら、どの都道府県もやったことがないですから、デジタルクリエイティブスクール構想の具体化に向けた検討を進めてまいります。
続いて、バーチャルプロダクション地域素材の完成についてご報告いたします。バーチャルプロダクションとは、LEDスクリーンに投影した動画を背景に、人や車などの被写体を撮影する映像制作技術です。この技術によって、天候・時間・場所に左右されず、柔軟かつ効率的な制作ができます。近年では、映画・ドラマ・CMなどで活用が広がっています。一方で、映像制作会社へのトップセールスを行う中で、まだ発展途上で使用素材が不足しているという課題が分かりました。これは実際に映画関係者にトップセールスをやっていないとなかなか気づかないところなんですよね。そこで群馬県では、自治体主導として初となるバーチャルプロダクション用地域素材の開発に取り組み、この度、群馬県内の魅力的スポットを撮影した素材が完成しましたので、この会見でご報告いたします。こちらのPR動画をご覧ください。30秒程度です。
~PR動画放映~
もうちょっと長いバージョンもあるんですけれども、今日はちょっと短いバージョンをお見せしました。今回制作した素材は、14ロケーション・73シーンにのぼります。群馬県庁舎をはじめ、吹割の滝、Gunma Flower Park+など、群馬を代表する景観を幅広く収録しました。また、品質面にも徹底的にこだわっています。20Kの超高精細で、実際のロケ撮影と見間違うほどの臨場感を実現しています。先ほどの映像からもクオリティの高さを感じ取っていただけたのではないかと思います。なお、素材制作にあたっては、国内最大級のLEDスタジオを有し、バーチャルプロダクションの専門チームを持つ東映株式会社にご協力をいただきました。この専門チームには、ハリウッド作品に携わったスタッフも参加しています。本素材は既に6つの映像作品での活用が決定しています。例えば人気刑事ドラマ「相棒」、特撮ドラマ「超宇宙刑事ギャバンインフィニティ」のエンディングシーンなど、映画・ドラマ・特撮・音楽映像まで幅広く使われる予定です。作品のエンディング等には「素材提供・群馬県」とクレジットが表記されます。これによって、県の取り組みを国内外に広く発信することができます。今後、より多くの制作会社に活用いただくことで群馬県の魅力発信につながると考えています。映像業界内での群馬県の存在感を高めて、映画・テレビのロケ誘致の促進にもつなげてまいります。
続いて、群馬県のロケ支援・ロケ地PRについてです。群馬県では、製造業に並ぶ柱としてデジタル・クリエイティブ産業の創出に取り組んでおります。その一環として、映画・ドラマなど大型映像作品のロケ誘致・支援を積極的に進めてきました。本日はその実績についてご報告いたします。スライドをご覧ください。今年度のロケ支援実績は、昨日時点で、相談件数403件、支援件数65件、撮影日数276日となりました。相談件数は令和5年度と同程度の見込みですが、支援件数・撮影日数はすでに過去最高を更新しています。特に撮影日数は、昨年度の190日から大幅に増加しました。群馬県では、平成26年にぐんまフィルムコミッションを設置して以来、映画やドラマなどの様々な映像作品のロケを支援してまいりました。支援実績が着実に伸びている要因としては、知事をリーダーとする「ロケ支援スペシャルチーム」による全庁を挙げたバックアップ体制があります。加えて、国内最高額の映像制作インセンティブ補助金、フィルムコミッションによる現場でのきめ細かな支援も挙げられると考えております。その結果、群馬県の撮影環境の魅力が業界内にも浸透してきていると受け止めております。実際に、制作会社からは「魅力的なロケ地が多い」「柔軟に対応してもらえて、ありがたい」といった声が寄せられています。また、大型映像作品の誘致を積極的に進めたことも、撮影日数の増加につながっていると分析しています。大型作品は多くのスタッフが長期滞在するため、宿泊・食事などで大きな消費が生まれ、県内経済の活性化にもつながります。このように、ロケ誘致というのは地域経済にも大きな効果と可能性をもたらす取り組みだと考えています。ロケ支援の実績については以上です。こうしたロケ誘致の実績を広く知っていただくため、「群馬県内ロケ作品パネル展」を開催します。パネル展では、県内で撮影された映画・ドラマなどの紹介に加え、撮影現場の写真、小道具、出演者のサインなど貴重な展示をご覧いただけます。開催期間は今月26日の木曜日から3月2日の月曜日までです。会場は、群馬県庁1階の県民ホールです。詳細はスライド記載のQRコードからご確認ください。
あわせて、「群馬県ロケ地マップ・第3弾」を新たに作成しました。令和6年度に県内で撮影された作品やロケ地を紹介しております。撮影時の様子も掲載しており、ロケツーリズムを楽しむ際には欠かせない一冊です。明日20日金曜日から群馬県庁や県内ロケ地の関係施設で配布するほか、パネル展でも配布します。電子版はスライド記載のQRコードから入手できますので、ぜひご覧ください。
以上がロケ支援の実績などについてのご報告となります。群馬県としては、今後も映画やドラマを撮影するなら群馬県と言われるように、映像制作会社との関係を構築し、ロケの誘致をさらに進めてまいりたいと考えております。
続いて、「生活保護に関する調査」についてです。令和5年11月、桐生市の生活保護制度の不適切運用が発覚しました。群馬県では毎年、生活保護事務を実施している福祉事務所に対し実地監査を行っています。しかしながら、桐生市の問題を見抜くことができませんでした。このことについては、率直に反省しています。また昨年5月、生活困窮者を支援する団体の皆さまから、群馬県の保護率や保護世帯の自動車保有容認率が全国と比較して低いとの指摘を受けました。これらを踏まえ、生活保護の状況をあらためて調査しました。本日はその調査結果についてご報告したいと思います。スライドをご覧ください。
調査方法についてです。調査は3つの観点で行いました。1つ目は「統計分析」です。群馬県の保護率と低所得世帯率など、9項目の社会経済状況との関連を調べました。また、自動車保有容認率、つまり生活保護受給者のうち、自動車保有を認めている割合と、低所得世帯の自動車保有台数との関連も、全国比較による分析を行いました。分析には、埼玉大学大津准教授に監修をしていただいています。2つ目は、「受給者などへの調査」です。支援団体の調査協力を得て、過去に生活保護を申請された方々の声を聞き取りました。メインは文書での確認ですけれども、ご協力を得られた一部の当事者からは、直接お話を伺うことができました。3つ目は、「福祉事務所への調査」です。桐生市のケアを踏まえ、面接相談などの権利侵害が起きやすい場面で、事務所としてどのように対応しているのかも調査いたしました。県内の福祉事務所には書面で行い、ケースワーカー個人には無記名のアンケートで調査をさせていただきました。
調査結果です。「統計分析」においては、群馬県は統計的に特異な状況にはないということが分かりました。これは、他の都道府県の状況からは大きく外れていないということです。一方で、全国と比較して、保護率と自動車保有容認率が相対的に低い位置にありました。今回の統計分析では、低い位置にあった原因までは特定できませんでしたが、こういう傾向があることには、やっぱり十分注意をしたいと思っています。受給者などへの調査では、申請の前に条件を求められたとか、厳しい指導をされたといった声がありました。この調査では事実確認まで行っておりませんが、少なくとも不快な思いをされた方がいたということは分かりました。福祉事務所への調査では、各所とも、法令とか各種通知などを確認しながら、生活保護業務を行っていることも判明いたしました。一方で、相談者や受給者さんとの面接相談とか、個別の場面ごとにチェックリストなどを使わない福祉事務所があることも分かりました。法令確認のためのチェックリストがないと、ケースワーカー全員がもれなく適切な対応を行ったり、上司が係員の対応を確認したりすることが困難になります。その結果、福祉事務所全体で統一的な対応ができない可能性があると考えられます。調査結果は以上です。次のスライドをご覧ください。
調査結果を踏まえ、群馬県では、県内各福祉事務所の職員が組織として統一的に対応できるよう、3つの取り組みを実施いたします。1つ目は、「チェックリストの作成」です。権利侵害や誤りが起きやすい場面ごとに、チェックリストなどの確認ツールを作成いたします。2つ目は、「職員研修の徹底」です。各場面での考え方やチェックリストの使い方を伝える研修テキストなどを作成して、群馬県や各福祉事務所に研修を実施できるようにいたします。3つ目は、「状況確認と指導」です。群馬県が毎年、各福祉事務所に対して実施している監査で、職員の研修状況なども含めて、適切な生活保護業務が行われるよう、確認と指導を徹底してまいります。これらの取り組みによって、群馬県内において生活保護制度が同じ考えや根拠に基づき、相談者や受給者の権利を尊重しながら、適切に運用されるように努めてまいります。
最後に、「直滑降ストリーム」の配信についてお知らせをしたいと思います。スライドをご覧ください。「県議と知事の紅茶懇談」30回目のゲストは、自民党の森昌彦県議です。いよいよ30人目に到達しました。番組では、母親の影響から飲食店経営に進んだ道のり、大泉町の町議会議員を5期務め、議長も経験しておられる中で町の発展に尽力されたエピソード、趣味の食べ歩きや料理のことなどについてお話を伺いました。森県議の落ち着いた雰囲気、常に周囲に気を配る誠実なお人柄が感じられる中身となっております。明日20日金曜日の20時から、群馬県公式YouTubeチャンネル「tsulunos」で配信いたします。ぜひご覧いただきたいと思います。
私からは以上です。皆さんから何かご質問があればお受けしたいと思います。
●デジタルクリエイティブスクール構想検討委員会について
(記者)
まず案件内ですが、デジタルクリエイティブスクールの検討委員会なんですけれども、オブザーバーに庵野(秀明)監督が入られたということで、実際に、今後、例えば会議とかに庵野監督も参加されたりするんでしょうか。
(知事)
私の方からも答えますけど、一応、担当の部長からまず説明してください。
(知事戦略部長)
このメンバーの方なんですけれども、基本的に第1回目の会議につきましては、できれば全員リアル出席で開催したいと考えておりまして、こちらの方々と日程調整をしながら進めていくということで考えております。
今議会でデジタルクリエイティブスクールの予算案も出しておりまして、デジタルクリエイティブスクールの構想案も議会の方にもお出しいたします。構想案を作るにあたっても、既にこちらの方々のうち何人かの方には、エンタメ課の職員がお伺いして意見を伺いながら資料を作っております。
そちらの方も、当然議会の方で審議していただくんですけれども、こちらのメンバーですから、できれば年度内にやれればいいんですけれども、何せこのメンバーでございますので、全員そろえるとなると、もしかしたら年度をまたぐかもしれません。今回は議会でも審議していただいた内容も踏まえまして、さらにこちらのメンバーにご意見をいただきながら、デジタルクリエイティブスクール構想をまとめていきまして、さらに、もし予算を(議決)いただきますと、プレスクールという形でカリキュラムの作成なども行ってまいります。そのときも、このメンバーの方のお知恵をお借りしまして、開校できた暁には、こういった方々のご協力、大手エンタメ企業のご協力が非常に重要になってくると思いますので、そこも見通した協力連携を期待しているところでございます。
(知事)
これは、私がコンテンツ担当大臣をやっていたときに大臣の諮問委員会を作ったんですけど、その諮問委員会のメンバーに本当に劣らないような素晴らしい人たちだと思うんですよね。この人たち、みんなお忙しいので、いっぺんに集まれるかどうか分かりませんが、できるだけ最初は全員に集まっていただきたいと思っていて、いずれにせよ、なるべく多くの方に、オンラインも含めてこれからも参加をしていただきながら議論ができればと思います。庵野監督にも、ぜひ1度目は来ていただきたいなと考えています。
(記者)
庵野さんに期待したいことってありますか。
(知事)
庵野さん、全員に期待しているんですけれども、やっぱり「エヴァンゲリオン」を作った人ですからね。もうそれに尽きるんじゃないでしょうか。昔から庵野監督のファンだし、お目にかかってあらためて、一種の天才だから。みんな結構、天才ぞろいなんですけど、ここにいる人たち。だから今回、こういうプロジェクトに加わっていただけるっていうのは、すごくうれしいですね。自民党のクールジャパン特命委員会の委員長だったときも1回お呼びしていますけれども、2度目に会っていろいろお話しする中で、あらためてぜひ参加していただきたいと思ってお願いしたところ、ご快諾いただいたということで、よかったと思います。
●自民党本部での面会について
(記者)
別件で案件外なんですけれども、昨日、自民党の本部に行かれて、元宿事務総長とお話しされたということです。事務総長が衆院選についてのご意見も言っていたということなんですけれども、どのようなお話だったか教えていただけますか。
(知事)
元宿さんとの話について、詳細なことを言うのは控えたいと思いますが、今回の衆議院選挙の感想や分析みたいなものを少し意見交換させていただいたと。一言だけ言えるとすると、これは元宿さんと私の感覚は同じなんですけれども、今までちょっと経験したことのないことが起こったと。例えば、高市総理が遊説に行くときに、ほとんど、あんまりまともな宣伝をしていないのに、4,000人(の聴衆が)集まっちゃうみたいな。だから今回の高市旋風っていうのは、例えば小泉総理の選挙とか安倍総理の選挙とかあったんですけど、ちょっと今までに見たことのない状況だったんじゃないかと思うし、無党派層が全ての年代で自民党を支持して、自民党がおそらく1位だったということは、あんまりないんじゃないかということで、細かいことは言いませんが、今までとかなり違う状況の選挙だったなという点では一致しました。
●中道改革連合の新執行部の発足について
(記者)
選挙関連になるかもしれないんですけど、中道改革連合の方なんですけれども、新執行部が発足しました。かなり厳しい再出発になるかもしれませんが、知事の受け止めをお願いします。
(知事)
私が中道改革連合の話を知事としてコメントするのは僭越なんですけど、いつも言っているように、たとえ自民党が単独で3分の2(の議席)を持っていたとしても、やはり野党には野党の役割があると思うので、ぜひ頑張っていただきたいと思いますし、高市総理も、これだけの多数の支持をもらったからこそ、きちっと丁寧に議論していかないと足をすくわれるみたいなことを昨日おっしゃったと聞いていますので、そこは高市総理も丁寧な議論をしていくと思いますし、その中で、しっかり野党として果たせる役割を果たしていただきたいなと、群馬県の方から見てそんなふうに感じています。
●国の令和8年度当初予算の成立見通しについて
(記者)
高市首相なんですけれども、2026年度予算の早期実現にあらためて意欲を示しています。実現の可能性を含めて、知事の受け止めをお願いします。
(知事)
一応、総務部長からの話を聞いて、後で私がコメントします。
(総務部長)
報道などで見させていただいておりますけれども、予算の審議入りが通常より1カ月ほど遅れているということで、高市首相も予算、税制改正法案などの重要案件を年度内に成立できるようにという意欲を見せられておられると承知しております。
やはり、予算編成の遅れというのは国民生活に非常に影響が大きいものでございますので、これを最小限に抑えて日本経済を加速させていくというお考えは、高市首相として当然のことだろうと思っております。
実現の可能性についてでございますけれども、与野党でいろいろな意見が出ているということも報道で拝見しているところでございます。国民生活に直結する重要な予算、それから法案でございますので、国会で重要な議論をしっかりされるものと思っておりますけれども、まずは県としては動向を注視していくということが一つかと思います。
それから当然のことながら、予算が年度内に成立しない可能性もあるということでございますので、そういった場合には、県民生活にも直接的な影響があると考えております。ということで、国には1日も早く来年度予算を成立させるようお願いしたいと考えております。
(知事)
付け加えることはほとんどないんですけれども、とにかく当初予算が成立しないと県にも大きな影響があるし、県民生活にも影響があるので、もうこれは当たり前のことなんですけれども、国の方には1日も早く来年度予算を成立させていただきたいなと思っています。そういう思いを持ちながら、よく注視していきたいと思います。
●伊勢崎市の国道17号で発生した死亡事故の判決について
(記者)
最後なんですけれども、伊勢崎市の上武道路で2024年に3世代の親子3人が死亡した事故で、元トラック運転手に一審の前橋地裁が懲役20年の判決を言い渡しました。知事の受け止めをお願いします。
(知事)
担当部いますか。せっかく来てくれたので。
(道路管理課長)
事故の概要ですけれども、令和6年に国道17号を走行中のトラック運転手が飲酒の影響で交通事故を起こし、その判決として懲役20年の実刑判決が出たということで、あらためて飲酒運転の危険性が再認識された事件だと受け止めております。
県ではこれまでも飲酒運転の防止対策を行っております。引き続き警察などと連携しながら、安全で安心な交通環境の実現に向けて取り組みを進めてまいりたいと考えております。
(知事)
今、記者さんのお話で、事故に言及があったんですけど、3世代の親子3人が亡くなったということで、これは本当に痛ましい事故だと思うし、あらためて深く哀悼の意を表したいと思います。ご遺族には心からお悔やみを申し上げたいと(思います)。ご遺族のことを思うと、本当に胸が痛む事故だと思っています。
危険運転でこういう事故を起こすというのは、そもそもあってはならないことだと思っていますし、今回の事故については、前橋地裁で危険運転致死傷罪の適用が認められて、懲役20年の実刑判決が言い渡されたと。こういう事実があるんですけど、それより、何よりも大事なのは、今ちょっとお話があったように、こういう事故そのものをとにかく未然に防ぐ努力だと思っていますので、群馬県としては警察と連携して、引き続きこういう事故がないように取り組んでいきたいと思っています。
●群馬県のロケ支援・ロケ地PRについて
(記者)
発表案件から3つほどです。まず、ロケ支援についてです。撮影日数等が過去最高という発表がありました。確か、昨年度、発表していただいたときに経済効果等も発表していただいた記憶があります。今年度、現時点で明らかになっている経済効果など分かりましたら教えていただきたいと思います。
(知事)
どうぞ、戦略セールス局長。
(戦略セールス局長)
ロケに伴う経済波及効果は、ご存じのとおり、ロケ隊が滞在することに伴う直接効果、あるいは作品が公開した後の観光誘客に伴う効果を総合的に捉えているわけですが、実際問題、積算する方法がかなり複数ございまして、中身についてもそれぞれ一長一短があるということで、現状、何が適切に正しく効果を測る算出方法なのか、まずは慎重に見極めている状況です。近県などでもロケに伴う効果を公表している例はありますが、これも各県やり方がまちまちで、なかなか単純比較ができないという状況です。
一方で、情報としては一部になりますけれども、例えば(令和)6年度の本県で行われたロケ支援は全体で64件ほどありましたけれども、そのうち8件が、県の最大2,000万円のインセンティブ補助金を交付決定した状況がございます。この8件に関して、県内で直接消費された金額が約2億円余りございます。
今年度に関しては、まだ年度の途中ですが、同様に映像制作インセンティブ補助金の交付決定の対象となる11作品に関する県内の直接的な消費額が約3億4,000万円あるということで、いずれも規模の大きい作品で、非常に大きな経済効果が認められます。
ただ、先ほど申し上げたとおり、観光に関する経済波及効果については少し慎重に検討させていただいて、後ほど、まとまった段階で改めて公表したいと考えております。
(記者)
そうすると、少なくとも今年度に関しては、3億4,000万円の波及効果があったと認められるということですかね。
(戦略セールス局長)
あくまでも映像制作インセンティブ補助金の対象となる11作品に限って、という話になります。
●生活保護に関する調査について
(記者)
続いて、生活保護に関する調査結果について伺いたいと思います。結果が発表されました。知事、その調査結果の報告等も受けたと思うんですけど、知事としての受け止めを伺えればと思います。
(知事)
どうぞ、健康福祉部長からまず説明していただいて。
(健康福祉部長)
先ほど知事から冒頭にご発言がありましたとおり、今回の調査は、昨年5月に生活困窮者を支援する団体の皆さまから、群馬県の保護率や保護世帯の自動車保有を認める割合が低いというご指摘がありました。これを踏まえまして、知事のご指示に基づき、県内の生活保護の状況を統計分析し、それから実際の当事者の方、支援する団体の方、そして生活保護事務を行っています福祉事務所の職員に対する聞き取り調査という形で行ったものでございます。
知事からもご発言がありましたとおり、統計分析におきましては、あらゆる指標におきまして、全国平均より低いという傾向もございましたけれども、統計的にそれが異常値にあるかというところを見れば、そこまでの状況にはなかったということでございます。
しかしながら、現場の生活保護事務に問題があるかどうかというところについては、それとは別だと思っておりまして、今回、当事者の方からお聞きした中で、いろいろな状況も分かりましたので、私どもとして、改善を行うためにチェックリストを作成し、各福祉事務所で徹底しまして、また監査の際に県としても確認していくという方針を打ち出したところでございます。
これを踏まえまして、県としては、生活保護行政がしっかりと各福祉事務所において行われるよう、監査指導をしっかり徹底していきたいと考えてございます。
(知事)
かなり、部長から分かりやすく説明していただいたんですけれども、まず統計的に群馬県の数値が外れているということは、なかったんですよね。それは確かに、相対的にさっき言った数字は低いんだけど、理由を分析するのはなかなか難しいですよね。それは県によっても事情が違うし。だから、そこはなかなか難しいんですけれども、全国に比べてその2つがちょっと低いということは、ちゃんとしっかりウォッチしていかなければいけないし、特にチェックリストの話なんかは、今、健康福祉部長からあったんですけど、しっかり対応していこうということで、そこら辺の仕組みはちゃんとやっていこうと思っています。
●わな猟免許取得後の知事の活動スケジュール等について
(記者)
最後に、わな猟免許の取得おめでとうございました。(群馬県クマ撃退チーム)「クマゲキ」でよろしかったですかね。「クマゲキ」の今後のスケジュール、あるいは、わな猟免許を取得されて、知事がいつぐらいに活動に出たりとか、分かるスケジュールがあれば教えてもらっていいですか。
(知事)
環境森林部長、どうぞ。
(環境森林部長)
これから猟友会の方と調整をいたしまして、わな猟の現場の方にも、日程が合えばぜひ(知事に)出かけていただきたいと考えております。まだ具体的には詰まっておりません。
(知事)
とにかくまず、わな(猟免許)を取ったので、箱わなじゃないけど使えるようになったりとか、これから実践もできると思うので、できればその先の、まず網(猟免許)を取らなければいけないので。網は難しいんですよね。鳥の名前をいっぱい覚えなければいけなくて、どっちが海ガモで、どっちが陸ガモだとか、飛び方とかもよく分からないといけないので、ちょっと大変なんですけど、次はちゃんと網を取って。網の(合格発表の)ところを見ていて、(自分の)番号が無いから大変なことになったなと思ったら、わなの方にあったっていう事件があったんですけど。その後、できれば散弾銃の免許を取ると。来年度、できれば網も取って、それから散弾銃の免許も取れたらなと思っています。
(記者)
散弾銃の免許も来年度中に取れるということで・・・
(知事)
はい。ちゃんと勉強して取るようにしたいと思います。
(記者)
チーム全体としては、新年度の目標というか、こういうことを取り組んでいくっていうのは「クマゲキ」についてはいかがでしょうか。
(環境森林部長)
やはりわなの現場を体験していただくのと、知事と一緒に銃猟の方も目指していただければということで、勉強会などを実施したいと考えております。
(知事)
また、ちょっと一緒に実践するとか勉強会をやるときはちゃんとお知らせします。まだ今のところ何日にどうのというのは決まっていない。やっとわな取ったばっかりだから。一応網も取りますから、来年度。
(記者)
今のわな猟に関してなんですけれども、知事お忙しいと思うんですけれども、どんな時間を活用して勉強されていたんですか。
(知事)
わな猟の試験は、基本的にそんなにものすごく難しくないんですね。一応、相当厚い狩猟読本みたいなものがあるんですけど、その前の研修で、だいたいここら辺がポイントだっていうことも教わってからやるので。だから、だいたいそこを押さえていればと思うんですけど。一応アプリがあるんですよ。もし記者さんもわな猟とか取りたいってことであれば、そのアプリでやればいいと思うんですけど、それを相当やりました。だいたいわなのところで全部98(点)ぐらいまで行くまでずっとやって、それで準備をして、ほとんどできたと思うんですけど、1つだけ絶対間違えるはずのないところで間違えたので、絶望的な気持ちになっていましたけれども、でも基準はクリアしていたということだと思います。
(記者)
アプリを利用されたということなので、移動時間などを利用してやっておられたということですか。
(知事)
そうですね。前の日に、まず忙しいのでなかなかできなかったんですけど、前の日に狩猟読本のポイントとなるところをざっと読んで、その後は、主に移動時間、仕事の合間とか、そこでずっとアプリで模擬試験をやって、それがだんだん80点が90点くらいになって、道具(の問題は)100(点)とかいうのがあったりして、それで相当準備してきました。
●湯けむりフォーラムに関する自民党への説明について
(記者)
あともう1点なんですが、湯けむりフォーラムのことで伺いたいんですけれども、先日、知事のブログを拝見していると、第1回定例会の開会日に自民党の会派にごあいさつに行かれたそうですけれども、行かれた会派は自民党のみでよろしいんでしょうか。
(知事)
それは自民党の方から、いくつかの問題について、事前に説明してくれないかと。たまたま自民党の控室にみんな集まっているから説明してくれないかということで、当初、部長か課長が行くわけだったんですけど、時間があるなら私が行くということで。そもそも部長か課長だったところを私が行って説明したということで、25分くらいだったんですけれども、湯けむりフォーラムとデジタルクリエイティブスクールと、それから地域外交。この3つについて説明して、一応ご質問を聞いたと。会派の方から、今みたいに正式に説明してくれっていうのを受けて行ったということです。
(記者)
では、その事実と異なる説明をしたことに対して、知事が直接謝罪をしたいということで自民党会派にお邪魔したということではないんですね。
(知事)
そうじゃないです。謝罪はちゃんとまた会見でも言ったし、最初の議事の説明のところでも言っているんですけど、もちろん本会議の一般質問でもしっかり皆さんにしようと思うんですけど、今回行ったのは、向こうから今言った3つぐらいのことについて説明を求められて、部長か課長が行くってことだったんですけれども、「私が行きますよ」ということで私が行ったと。こういうことです。
●生活保護に関する調査について
(記者)
最後になるんですけれども、生活保護の関係です。生活保護の調査の関係なんですが、生活保護は困窮者の生き死にに関係することで、現場によって運用が違ったということが分かったわけですけれども、このことについて知事、あらためて受け止めをお願いします。
(知事)
一応せっかく健康福祉部長が来ているので、まずどうぞ。
(健康福祉部長)
運用が違ったというところまでは確認しているわけではございませんで、聞き取り調査をはじめとしまして、生活保護の福祉事務所への調査を行いまして、統一したチェックリストというのが無かったことが判明しましたので、これは職員が正確な事務を行っていく上で必要なものだろうということでございますので、今回、当事者の方のご意見や福祉事務所の職員への調査を踏まえまして、チェックリストを作っていくことになったということでございます。
(知事)
もう付け加えることはありません。全くそのとおりです。
(記者)
ただ、桐生の問題は全国的にも注目されていて、あらためて群馬県がお調べになった一つの区切りであると思うんですけれども、注目もされていると思いますし、知事あらためて、こういう対応を取らないといけない状況だったことについて、どのようにお考えになりますか。
(知事)
それは、さっき申し上げたとおり、桐生の問題を見抜けなかったというのは反省しています。そこまで我々は見抜けなかったというところはあるんですけれども、でも今回、ちゃんとこうやって調べてみて、統計的にものすごくおかしいところはなかったので、さっきその中で出てきた、記者さんが言ったように、事務所ごとに対応がバラバラだったら困るから、そういう事実が出てきたわけじゃないけど、チェックリストをもってしっかりやっていきたいと思いますし、こういうデータみたいなものは、今、記者さんがおっしゃったように、本当に最後の砦みたいなところがあるから、我々も今まで以上の注意を払って、不適切な対応がないようにしていきたいと思います。この調査を契機にやっていきたいと思います。
(知事)
それでは、我らがNewさん(大塚副知事)が待っておりますので、ここからNewさんコーナーに切り替えたいと思います。どうぞ、Newさん。
(大塚副知事)
ありがとうございます。ずいぶん小さくて申し訳ありませんが、ちょうど上毛かるたを用意いたしました。「ま」(の札)ですけど、覚えていらっしゃいますか。「繭と生糸は日本一」ということで、ちょっとお話をさせていただきたいと思います。
ここ(スライド)にグラフがありまして、日本で生糸を作っていらっしゃるところを見ていただいて、8トンほどの生糸が年間作られているんですけど、群馬県の生産高はその4分の3でして、偽りなく、「繭と生糸は日本一」であるということを証明しております。群馬県の75%のうち、ご案内の方も多いと思いますけれども、安中市の松井田町にある碓氷製糸さんで作られているというものです。
一方、さらに右側のグラフを見ていただくと、国内で需要・流通しているシルクがどのぐらいあるのかを表していますが、円の大きさが6,120トンで、桁が全然違います。1,000倍ほどありまして、日本で作っているものが8トン余りなのに対して、日本で流通しているものが6,000トンということで、群馬は国産の中では非常に大きいんですが、出回っている中では、わずか0.1%ぐらいにとどまっているのが現状です。
そういった現状も踏まえて、群馬で作られるこの貴重な生糸を少しでも多くの方に知っていただいて、ぜひお買い上げいただきたいということで、群馬県も昔から取り組んでいまして、(スライドの)一番上にあるように、「ぐんま200」など群馬オリジナルの蚕の品種から作った生糸や絹製品を「ぐんまシルク」として認定してきました。また、ロゴマークなども作って周知を図ってきました。
今回、そのロゴマーク、ずっと使ってきたものがあるんですけれども、時代に合わせてまた新しいものを、より分かりやすいものを作りましたので、それをご紹介したいと思います。次のページをお願いします。
こちら(スライド)の左側のロゴマークは新しくできたものです。公募型プロポーザルで選定したものでして、どういうイメージかというと、繭の形をモチーフにしまして、群馬県の形になっていると、「つる舞う形」になっているというものです。しなやかさと光沢に優れて、風合いと気品を併せ持つ高級な生糸というイメージを、このロゴに表しているというところでございます。ぜひ群馬の生糸、それから絹製品にこのロゴマークを付けて積極的にアピールしていきたいと思っていますので、ぜひ群馬が誇る絹製品がより多くの方に渡って、海外産の物との価格競争などもありますので、より多くの人に愛好されて、より高い価格で売れていけばということも考えております。ぜひ、県内、県外の皆様方のご支援をいただければということでご紹介させていただきました。私からは以上です。
(知事)
Newさん、ありがとうございました。今日はNewさん、いろいろ工夫して上毛かるたまで持ってきて。ちっちゃすぎるので、記者の人は絶対見えなかったと思うので、今度、もし上毛かるたで導入するんだったら、大きいやつ(パネル)を作ってやっていただければと思います。Newさんコーナーの進化も、皆さん楽しみにしていただければと思います。
県民の皆さんにあらためてご報告しますが、まずはわな猟の免許を取りました。有言実行、山本知事ということで、わな猟の試験には通りました。一応、私も、シマリスは撃ってもいいけどニホンリスは撃っちゃダメだとか、モモンガとかムササビは撃っちゃいけないとか、カモシカもサルもダメだと、ニホンジカはいい、みたいなことがよく分かりましたので、ここから網猟もやりますから、鳥のこともいっぱい覚えて、カラスはこうやって、こういう歩き方もできるし、ぴょんぴょん足もできる、みたいなやつも全部覚えて、必ず網猟も取って、来年度中には散弾銃の免許も取って、とにかく群馬県でガバメントハンターをつくる環境を醸成していきたいと思いますので、その点、ぜひ県民の皆さんにも注目をしていただきたいと思いますし、「クマゲキ」チームの育成について関心を持っていただければ幸いです。
ということで、今日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。これにて定例会見を終わりたいと思います。ありがとうございました。
( 以上で終了 )
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。