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野鳥における鳥インフルエンザについて

更新日:2024年12月4日 印刷ページ表示

令和6-7年シーズンの県内の野鳥における鳥インフルエンザ情報について(随時更新)

野鳥における鳥インフルエンザに関するお知らせ

 現在、県内における発生はありません。

※1 埼玉県行田市の家きん農場で高病原性鳥インフルエンザが発生したため、本県においても令和6年11月25日に野鳥監視重点区域が指定されました。詳しくは下記をご覧ください。

​※2 埼玉県熊谷市内で回収された死亡野鳥(ハヤブサ)において、A型鳥インフルエンザウイルス陽性反応が確認されたため、本県においても令和6年11月29日に野鳥監視重点区域が指定されました。詳しくは下記をご覧ください。

野鳥監視重点区域の指定状況

1. 埼玉県行田市の家きん農場での発生(家きん国内11例目)

11月24日(日曜日)

  • 埼玉県は、同県行田市の家きん農場から死亡羽数が増加している旨の通報を受け、農場への立入検査を実施しました。
  • 当該家きんについて鳥インフルエンザの簡易検査を実施したところ陽性であることが判明しました。

11月25日(月曜日)

  • 遺伝子検査の結果、当該家きんについて高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることが確認されました。
  • 環境省が発生農場の周辺半径10キロメートル圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化しました。
  • 家きんに関することはこちら<外部リンク>(農林水産省ホームページ)

12月27日(金曜日)

 ・ 環境省が野鳥監視重点区域の指定を解除する予定。

2. 埼玉県熊谷市ハヤブサでの発生(野鳥国内57例目)

11月29日(金曜日)

  • 埼玉県熊谷市内で回収されたハヤブサの死亡個体について、埼玉県が簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルス陽性反応が確認されました。
  • 環境省が回収地点の周辺半径10キロメートル圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化しました。

12月4日(水曜日)

 ・ 国の検査機関における遺伝子検査により、高病原性鳥インフルエンザであることが確定しました。

12月27日(金曜日)

 ・ 環境省が野鳥監視重点区域の指定を解除する予定。

野鳥監視重点区域の指定状況一覧
番号 指定日 解除日 検体の種類 発生場所 県内の
区域該当市町村
備考
1 11月25日 12月27日
(予定)
家きん 埼玉県行田市

太田市、館林市、
明和町、千代田町、
大泉町、邑楽町

家きん国内11例目
2 11月29日 12月27日
(予定)
ハヤブサ 埼玉県熊谷市 太田市、館林市、
明和町、千代田町、
大泉町、邑楽町
野鳥国内57例目

1. 死亡野鳥等調査について

 群馬県では、環境省が設定する「対応レベル」と「検査優先種(鳥の種類)」に応じて検査を実施しています。
 なお、建物や電線等に衝突するなど明らかに死因が判断される場合には、検査の対象外です。また死後日数が経過し腐敗が進んだものについては検査を実施することができません。
 これまでの検査結果はこちら「野鳥における鳥インフルエンザ検査結果」をご覧ください。

現在の対応レベル「対応レベル3」

「対応レベル3」での死亡野鳥等の調査基準は以下のとおりです。

  • 検査優先種1 1羽以上
  • 検査優先種2 1羽以上
  • 検査優先種3 3羽以上
  • その他の種 5羽以上

※「野鳥監視重点区域」での死亡野鳥等の調査基準は以下のとおりです。

  • 検査優先種1 1羽以上
  • 検査優先種2 1羽以上
  • 検査優先種3 3羽以上
  • その他の種 3羽以上

検査優先種の分類

​検査優占種1(19種)
​検査優占種1(19種)一覧

分類

種名

カモ目カモ科

ヒシクイ、マガン、シジュウカラガン、コクチョウ、コブハクチョウ、コハクチョウ、オオハクチョウ、オシドリ、ヒドリガモ、キンクロハジロ

カイツブリ目カイツブリ科

カイツブリ、カンムリカイツブリ

ツル目ツル科

ナベヅル、マナヅル

チドリ目カモメ科

ユリカモメ

タカ目タカ科

オジロワシ、オオタカ、ノスリ

ハヤブサ目ハヤブサ科

ハヤブサ

検査優先種2(8種)
検査優先種2(8種)一覧

分類

種名

カモ目カモ科

マガモ、オナガガモ、トモエガモ、ホシハジロ、スズガモ

タカ目タカ科

オオワシ、クマタカ

フクロウ目フクロウ科

フクロウ

検査優先種3
検査優先種3一覧

分類

種名

カモ目カモ科

カルガモ、コガモ等(検査優先種1、2以外全種)

カイツブリ目カイツブリ科

ハジロカイツブリ等(検査優先種1以外全種)

コウノトリ目コウノトリ科 コウノトリ

カツオドリ目ウ科

カワウ

ペリカン目サギ科

アオサギ

ペリカン目トキ科 クロツラヘラサギ

ツル目ツル科

タンチョウ等(検査優先種1以外全種)

ツル目クイナ科

オオバン

チドリ目カモメ科

ウミネコ、セグロカモメ等(検査優先種1以外全種)

タカ目ミサゴ科 ミサゴ

タカ目タカ科

トビ等(検査優先種1、2以外全種)

フクロウ目フクロウ科

コミミズク等(検査優先種2以外全種)

ハヤブサ目ハヤブサ科

チョウゲンボウ等(検査優先種1以外全種)

スズメ目カラス科

ハシボソガラス
ハシブトガラス

その他の種

検査優先種1、検査優先種2及び検査優先種3以外の全ての種(ドバト、スズメ、ツバメ等)

参考:「環境省マニュアル簡易版(感染リスクの高い種一覧含む)(環境省ホームページ PDF:2.91MB)」<外部リンク>

2. 野鳥の接し方について

  • 死亡した野鳥など野生動物には、素手で触らないでください。
  • 日常生活において野鳥など野生動物の排泄物等に触れた後には、手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。
  • 野鳥の糞が靴の裏や車両に付くことにより、鳥インフルエンザウイルスが他の地域へ運ばれるおそれがありますので、野鳥に近づきすぎないようにしてください。特に、靴で糞を踏まないよう十分注意して、必要に応じて消毒を行ってください。
  • 不必要に野鳥を追い立てたり、つかまえようとしないでください。

3. 連絡先について

 野鳥の鳥インフルエンザに関して相談する場合は、表の県内事務所まで御連絡下さい。

野鳥の鳥インフルエンザに関する連絡先一覧
環境森林事務所
森林事務所
渋川森林事務所 電話 0279-22-2763
西部環境森林事務所 電話 027-323-4021
藤岡森林事務所 電話 0274-22-2253
富岡森林事務所 電話 0274-62-1535
吾妻環境森林事務所 電話 0279-75-4611
利根沼田環境森林事務所 電話 0278-22-4481
桐生森林事務所 電話 0277-52-7373
農業事務所家畜保健衛生課
(家畜保健衛生所)
中部農業事務所家畜保健衛生課
(中部家畜保健衛生所)
電話 027-288-0371
西部農業事務所家畜保健衛生課
(西部家畜保健衛生所)
電話 027-361-2261
吾妻農業事務所家畜保健衛生課
(吾妻家畜保健衛生所)
電話 0279-75-2240
利根沼田農業事務所家畜保健衛生課
(利根家畜保健衛生所)
電話 0278-24-3888
東部農業事務所家畜保健衛生課
(東部家畜保健衛生所)
電話 0276-45-2041
保健所 渋川保健福祉事務所 電話 0279-22-4166
伊勢崎保健福祉事務所 電話 0270-25-5066
安中保健福祉事務所 電話 027-381-0345
藤岡保健福祉事務所 電話 0274-22-1420
富岡保健福祉事務所 電話 0274-62-1541
吾妻保健福祉事務所 電話 0279-75-3303
利根沼田保健福祉事務所 電話 0278-23-2185
太田保健福祉事務所 電話 0276-31-8243
桐生保健福祉事務所 電話 0277-53-4131
館林保健福祉事務所 電話 0276-72-3230

4. 関連情報