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2 と畜検査業務の概要
更新日:2024年10月31日
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検査体制
令和5年度におけると畜検査業務は、県下1と畜場において正規検査員及び会計年度任用職員を含む43名のと畜検査員と、8名のと畜検査助手によって実施した。
と畜検査結果
と畜検査頭数は延べ586,447頭であり、これは前年度の100.4%で10年前(平成25年度)の103.0%にあたる。
と畜場法に基づき全部廃棄処分となった獣畜は332頭であり、その内訳は、全身に及ぶ炎性産物等による汚染122頭、高度の腫瘍・白血病57頭、牛伝染性リンパ腫(牛白血病)22頭、サルモネラ症7頭、膿毒症40頭、敗血症20頭、豚丹毒19頭、尿毒症9頭、高度の黄疸15頭、高度の水腫10頭、全身に及ぶ変性11頭であった。
また、内臓・枝肉の一部を廃棄にした獣畜は220,648頭であり、全と畜検査頭数の37.6%にあたる。
輸出牛肉検査
「アメリカ合衆国向け輸出食肉の取扱要綱」、「カナダ向け輸出牛肉の取扱要綱」、「香港向け輸出牛肉の取扱要綱」、「英国、欧州連合、スイス、リヒテンシュタイン及びノルウェー向け輸出食肉の取扱要綱」、「シンガポール向け輸出食肉製品の取扱要綱」、「メキシコ向け輸出牛肉等の取扱要綱」、「タイ向け輸出牛肉の取扱要綱」、「ベトナム向け輸出食肉の取扱要綱」、「マカオ向け輸出牛肉の取扱要綱」、「台湾向け輸出食肉の取扱要綱」に基づき、食肉の検査及び衛生的処理の監視指導等を行った。