平成30年度病床機能報告制度の集計結果について

更新日：2020年1月15日印刷ページ表示

報告項目

（1）病床が担う医療機能（定性的な基準による自己申告に基づく報告）

　一般病床及び療養病床の医療機能について、病棟単位で「現状（平成30年（2018年）7月）」と「今後の方向（令和7年（2025年）7月）」を選択

**病床が担う医療機能（定性的な基準による自己申告に基づく報告）一覧**
医療機能の名称	医療機能の内容
高度急性期機能	急性期の患者に対し、状態の早期安定化に向けて、診療密度が特に高い医療を提供する機能
急性期機能	急性期の患者に対し、状態の早期安定化に向けて、医療を提供する機能
回復期機能	急性期を経過した患者への在宅復帰に向けた医療やリハビリテーションを提供する機能特に、急性期を経過した脳血管疾患や大腿骨頸部骨折等の患者に対し、ADLの向上や在宅復帰を目的としたリハビリテーションを集中的に提供する機能（回復期リハビリテーション機能）
慢性期機能	長期にわたり療養が必要な患者を入院させる機能長期にわたり療養が必要な重度の障害者（重症の意識障害を含む）、筋ジストロフィー患者又は難病患者等を入院させる機能

（2）その他の具体的な項目

1　構造設備・人員配置等に関する項目

　病棟ごとの病床数・人員配置・医療機器・入院患者の状況など

2　具体的な医療の内容に関する項目

　医療機関ごとの平成30年6月診療分（7月審査分）の入院レセプトなど

集計結果

　平成30年度病床機能報告の集計結果は以下のとおりです。
　※二次保健医療圏名をクリックすると、圏域内の医療機関ごとの状況をご覧いただけます。

**平成30年（2018年）7月時点の病床機能に係る集計結果**
二次保健医療圏	小計	高度急性期	急性期	回復期	慢性期	休棟中 (再開予定)	休棟中 (廃止予定)	全体
前橋保健医療圏	3,690床	1,205床	1,545床	522床	418床	6床	59床	3,755床
渋川保健医療圏	1,085床	41床	776床	68床	200床	5床	0	1,090床
伊勢崎保健医療圏	2,035床	109床	1,107床	404床	415床	5床	18床	2,058床
高崎・安中保健医療圏	3,611床	467床	1,615床	611床	918床	83床	8床	3,702床
藤岡保健医療圏	898床	0	527床	195床	176床	0	0	898床
富岡保健医療圏	796床	6床	383床	116床	291床	0	0	796床
吾妻保健医療圏	928床	0	238床	238床	452床	16床	2床	946床
沼田保健医療圏	993床	35床	513床	282床	163床	14床	0	1,007床
桐生保健医療圏	1,729床	30床	835床	365床	499床	0	0	1,729床
太田・館林保健医療圏	3,194床	36床	1,978床	349床	831床	13床	19床	3,226床
小計	18,959床	1,929床	9,517床	3,150床	4,363床	142床	106床	19,207床
（構成割合）		(10.0%)	(49.5%)	(16.4%)	(22.7%)	(0.7%)	(0.6%)
（平成29年度比）	－72床	－36床	－789床	584床	169床	－15床		19床
ハンセン病療養所の病床（吾妻保健医療圏）	395床				345床	50床		395床
医療型障害児入所施設等の病床（渋川、高崎・安中、桐生保健医療圏）	523床				523床			523床
合計	19,877床	1,929床	9,517床	3,150床	5,231床	192床	106床	20,125床

**令和7年（2025年）7月時点の病床機能に係る集計結果（予定）**
二次保健医療圏	小計	高度急性期	急性期	回復期	慢性期	休棟予定	廃止予定	介護保険施設等	全体
前橋保健医療圏	3,677床	1,205床	1,532床	573床	367床	0	59床	19床	3,755床
渋川保健医療圏	1,035床	41床	781床	68床	145床	0	55床	0	1,090床
伊勢崎保健医療圏	2,040床	109床	1,096床	446床	389床	5床	13床	0	2,058床
高崎・安中保健医療圏	3,675床	518床	1,528床	711床	918床	0	8床	19床	3,702床
藤岡保健医療圏	898床	0	485床	237床	176床	0	0	0	898床
富岡保健医療圏	656床	32床	357床	116床	151床	0	0	140床	796床
吾妻保健医療圏	860床	0	219床	257床	384床	37床	2床	47床	946床
沼田保健医療圏	993床	35床	458床	366床	134床	14床	0	0	1,007床
桐生保健医療圏	1,729床	30床	835床	365床	499床	0	0	0	1,729床
太田・館林保健医療圏	3,045床	76床	1,934床	383床	652床	13床	4床	164床	3,226床
小計	18,608床	2,046床	9,225床	3,522床	3,815床	69床	141床	389床	19,207床
ハンセン病療養所の病床（吾妻保健医療圏）	345床				345床	50床			395床
医療型障害児入所施設等の病床（渋川、高崎・安中、桐生保健医療圏）	523床				523床				523床
合計	19,476床	2,046床	9,225床	3,522床	4,683床	119床	141床	389床	20,125床

※小計…高度急性期、急性期、回復期、慢性期の合計
※介護保険施設等…介護医療院などの介護保険施設等へ移行予定である場合

平成30年度病床機能報告を活用した参考資料について

　平成30年度病床機能報告の結果を活用し、各病院が地域における自院の役割や立ち位置を踏まえ、病床機能の分化・連携などについて検討したり、自主的な取組を進める判断材料の一つとなるよう、二次保健医療圏ごとに、各病院の情報をまとめた資料を掲載しております。

【資料】平成30年度病床機能報告の結果について（PDFファイル：464KB）

【資料】平成30年度病床機能報告（病院施設票）の整理（PDFファイル：1.39MB）

定量的な基準による平成30年度病床機能報告の分析結果等について

　平成30年8月16日付け医政地発0816第1号厚生労働省医政局地域医療計画課長通知により、各都道府県は、地域医療構想調整会議における議論を活性化する観点から、国から地域の実情に応じた定量的な基準を導入するよう通知がありましたので、医療関係者と協議の上、平成30年度末に、本県の実情に応じた定量的な基準を決めさせていただきました。
　具体的には、大阪府の取組を参考に、急性期と報告のあった病棟の、（1）手術総数算定回数（2）病理組織標本作製算定回数（3）化学療法算定日数（4）救急医療管理（加算1及び2）のレセプト件数（5）呼吸心拍監視（3時間以上、7日以内）の算定回数の5項目について、報告自体が1ヶ月単位のため1日当たりの件数に換算し、併せて、病床数の多寡を平準化するために50床単位に換算した値を算出します。
　その値が5項目の基準をいずれか1つでも満たしている場合は、便宜上【（重症）急性期】に、1つも満たさなければ、回復期に近いものとみなして【地域急性期】に分類することで、急性期病棟の中身を可視化するというものです。

　病床機能報告における病床機能の選択に当たりましては、当基準を御活用くださるようお願い申し上げます。

　なお、基準はあくまで「目安」であり、各医療機関におかれましては、これまでどおり自主的に病床機能を御選択いただくことを申し添えます。

詳細については、次のファイルを御確認ください。

【資料】定量的基準による分析結果（PDFファイル：912KB）

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