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第28回群馬県食品安全審議会委員からの意見・質問等

更新日:2021年8月17日 印刷ページ表示

議事「群馬県食品安全基本計画2020-2024」令和2年度評価(案)について

主な意見等

  • 新型コロナウイルス感染症の影響により、事業計画の縮小又は中止がありつつも、個別事業実績評価では8割強で満足いく結果であり、尽力されたと思います。
  • 啓発事業のオンライン開催の工夫等、これから活かしてほしいと思います。
  • 消費者への表示の理解は、今後の課題であるとも感じましたので、わかりやすい記載例を示すこと、また言葉の説明が必要だと思いました。例えば、炭水化物、糖質、糖類の違い。さらに、糖質オフとノンシュガー、カロリーゼロとカロリーオフの違いなどです。消費者がどこまで理解できているか疑問です。
  • コロナ禍にもかかわらず、食品安全確保の取り組みに感謝する。しかし、各施策を総合的に評価した結果では、約2割で施策の遅れが生じていることは、現時点での影響が認められないとしても、今後の食品安全を確保する上では問題である。新型コロナウイルス等の感染が懸念される状況にあっても、食品安全行政が確実に実施できる仕組み、体制等の構築をお願いします。
  • 未曾有の感染症拡大の状況下で、約2割の施策で「やや遅れ」が生じているのは、やむを得ないと思います。ただ、ワクチン接種が進んだとしても感染症対策は引き続き考慮せざるを得ないと思います。職員の方が現地に直接行かなくても安全性を評価できる方法や、web講習会なども検討が必要ではないかと考えます。
  • 新型コロナウイルスの影響で多くの事業が実施できなかったのは残念でした。一方で、その中でもできることを探り、実現したこともあったので、よかったと思います。
  • コロナ禍での業務推進ありがとうございます。今後も県民の食品に関する安心安全情報の発信よろしくお願いします。

質問 A委員

 令和3年度も新型コロナウイルス感染症の影響が相当あると考えられます。講習会やセミナーはオンライン等で実施できますが、その他の事業で代替方法を御検討しているようであれば、御教示いただきたい。

回答 事務局:食品・生活衛生課

 コロナ禍において事業の縮小や変更を余儀なくされている事業について、今後事業を実施するにあたっての方策等を以下のとおりまとめました。

(1)食品事業者や消費者等に向けた講習会、研修会、セミナー

 昨年度実施してきた「オンライン」「eラーニング」の活用が主になると思われます。
 ただし、オンラインに限ってしまうと、対応できない方がいらっしゃるため、別の手段との併用も考える必要があります。
 必要とされる情報は、県ホームページ、動画配信、印刷物の送付等の手段で提供していくとともに、食の安全に関する相談窓口で、個別対応を徹底していく方向でいます。
 なお、資格が絡む養成研修等では、オンラインに頼らず、全員にテキストを配布し、それによる学習状況を把握するためにテストやレポート提出を義務づけるなどの工夫を考えています。

(2)リスクコミュニケーション事業

 双方向性のオンラインセミナーなどであれば、「コミュニケーション」を取ることも可能ですが、それに対応できない方もいらっしゃることを考えると最善の方法にはならないようです。
 現在は、一方向性の動画等の配信としていますが、受講後のアンケート等で質問事項を受け付け、質疑応答集を作成して、受講者に送付するなどして、理解を深めてもらう取り組みをしており、令和3年度もこの方法を継続することとしています。
 令和2年度にこの方法で実施したところ、「会場では質問することに抵抗があるが、これなら質問しやすい」「質問に時間的制約がないところがいい」など、概ね好評な結果を得られました。
 なお、オンラインに対応できない方のために、紙媒体の情報紙等の活用、会場開催とオンラインを併用した講座等を考えています。

(3)食品事業者等に対する指導

 県内の新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえつつ、可能な範囲で巡回指導は行う予定です。また、必要な事項については、巡回指導のほか、県ホームページに掲載し、普及啓発に努めたいと考えています。

報告事項

  1. 群馬県食育推進計画(第4次)ぐんま食育こころプランについて

以上

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調理師・製菓衛生師