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県内で流通している食品等の安全性を確認するため、「群馬県食品衛生監視指導計画」に基づき、収去検査(※注1)を実施した結果は次のとおりです。
(※注1) 収去検査とは、食品衛生法に基づき食品の安全性確保の一環として、食品衛生監視員が食品製造施設や販売施設から食品等を無償で採取し、検査することです。
平成31年4月1日から令和2年3月31日
1,659検体(うち輸入品330検体)違反数2検体
下表のとおり、検査を実施したところ違反はありませんでした。
検査項目 | 検査品目 | 検体数 | うち輸入品 | 違反数 |
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残留有害物質モニタリング(抗生物質) | 牛乳、鶏卵 | 21検体 | 0 | 0 |
合計 | 21検体 | 0 | 0 |
下表のとおり、検査を実施したところ、アイスミルク1検体で成分規格違反(細菌数超過)があり、管轄する保健所が施設の衛生管理及び再発防止について指導しました。また、菓子1検体について、表示に記載のない特定原材料(アレルギー物質:小麦)が検出されたため、管轄する保健所が表示の是正、自主回収及び再発防止の指導を行いました。
検査項目 | 検査品目 | 検体数 | うち輸入品数 | 違反数 | |
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理化学検査 | 食品添加物 | 食肉製品、漬物、乾燥果実、果実酒、清涼飲料水、果実(柑橘類)、菓子、醤油、味噌、生めん 等 | 365検体 | 199検体 | 0 |
残留農薬 | 生鮮野菜・果実、加工食品 | 76検体 | 36検体 | 0 | |
有害汚染物質(シアン化合物、重金属、蛍光物質、動物用医薬品) | 魚介類、清涼飲料水、容器包装・器具、生あん、卵・調製粉乳、養鱒魚 | 91検体 | 50検体 | 0 | |
放射性物質 | 各種加工食品 | 66検体 | 0 | 0 | |
アレルゲン(小麦、そば) | 菓子類、めん類、加工食品 | 80検体 | 4検体 | 1検体 | |
成分規格 | 牛乳 | 29検体 | 0 | 0 | |
理化学検査計 | 707検体 | 289検体 | 1検体 | ||
細菌検査 | 細菌数、大腸菌群、大腸菌、黄色ブドウ球菌 等 | 牛乳、漬物、生めん、弁当・そうざい、アイスクリーム、食肉製品、清涼飲料水 等 | 520検体 | 41検体 | 1検体 |
合計(理化学検査+細菌検査) | 1,227検体 | 330検体 | 2検体 |
下表のとおり、検査を実施したところ違反はありませんでした。
検査項目 | 検査品目 | 検体数 | 輸入品 | 違反数 |
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動物用医薬品 | 食肉 | 411検体 | 0 | 0 |
合計 | 411検体 | 0 | 0 |