本文
群馬県食品衛生監視指導計画に基づき、平成29年12月1日~平成30年1月10日の間に実施した、食品、添加物等の年末年始一斉監視指導の結果は、次のとおりです。
調査・監視指導延べ施設数は2,124施設であり、違反発見施設数は15施設、違反率は0.7%であった。
食品衛生法第52条に基づく許可を要する施設の調査・監視指導延べ施設数は1,515施設であり、違反施設数は13施設、違反率0.9%であった。
違反発見施設数の業種ごとの内訳は、飲食店営業10施設、菓子製造業1施設、魚介類販売業1施設及び食肉販売業1施設であった。
なお、違反発見13施設の違反理由は、施設基準違反が7件、管理運営基準違反が5件、その他が1件であった。
違反施設に対する措置は、行政処分(営業停止命令)が1件、行政処分以外の措置(文書指導等)が12件であった。
食品衛生法第52条に基づく許可を要しない施設の調査・監視指導延べ施設数は、609施設であり、違反施設数は2件、違反率は0.3%であった。
違反施設に対する措置は、行政処分(業務停止命令)が1件、行政処分以外の措置(文書指導等)が1件であった。
大量調理施設等(弁当屋、仕出し屋、旅館、集団給食施設等)49施設に立入を実施し、21施設に対し指導を行った。指導事項の主なものは、症状がある場合の感染性疾患の確認、調理済み食品の保存等であった。
食肉処理業1施設に対し監視指導を実施したところ、指摘事項はなかった。
カキを取り扱っている182施設(延べ数)の監視指導を行ったところ、表示が不適切な施設、取扱いが不適切な施設はともになかった。
なお、立入施設の内訳は、飲食店営業96施設(延べ数)、旅館32施設(延べ数)、魚介類販売業54施設(延べ数)であった。
ふぐを取り扱っている43施設に立入りを実施し、群馬県ふぐ取扱指導要綱に基づき指導を行った。
業種 | 形態 | 施設数 | 計 |
---|---|---|---|
飲食店営業 | 丸ふぐ | 9施設 | 26施設 |
身欠きのみ | 17施設 | ||
魚介類販売業 | 処理(除毒) | 16施設 | 17施設 |
除毒せず | 1施設 | ||
計 | 43施設 |
検査した食品及び添加物の検体総数は80検体であり、違反はなかった。
検査検体数 | 左記のうち食品添加物検査 | |
---|---|---|
国産品 | 68点(0) | 12点(0) |
輸入品 | 12点(0) | 3点(0) |
計 | 80点(0) | 15点(0) |
括弧内は違反件数
27施設について、27件検査を実施した。
業種 | 実施施設数 | 検査件数 |
---|---|---|
仕出し屋・弁当屋 | 7施設 | 7件 |
上記以外の飲食店 | 2施設 | 2件 |
魚介類販売業 | 9施設 | 9件 |
食肉販売業 | 9施設 | 9件 |
合計 | 27施設 | 27件 |
132施設について、364件検査を実施した。
業種 | 実施施設数 | 検査件数 |
---|---|---|
一般食堂・レストラン | 1施設 | 2件 |
旅館 | 5施設 | 13件 |
仕出し屋・弁当屋 | 15施設 | 53件 |
その他の飲食店 | 19施設 | 52件 |
菓子製造業 | 5施設 | 42件 |
魚介類販売業 | 13施設 | 15件 |
食肉販売業 | 11施設 | 14件 |
そうざい製造業 | 5施設 | 14件 |
給食施設 | 52施設 | 147件 |
野菜果物販売業 | 6施設 | 12件 |
合計 | 132施設 | 364件 |
調査・監視施設数は579施設であり、うち表示基準違反施設は55施設であった。
調査・監視施設数 | 左記のうち表示基準違反施設数 | ||
---|---|---|---|
食品表示法に係るもの | その他の法律に係るもの | ||
許可を要する施設 | 303施設 | 7施設 | 0 |
許可を要しない施設 | 276施設 | 24施設 | 0 |
計 | 579施設 | 31施設 | 0 |
15検体(うち輸入食品3検体)について収去をした上で表示検査を行った。
検査検体数 | |
---|---|
国産品 | 12点(0) |
輸入品 | 3点(0) |
計 | 15点(0) |
括弧内は違反件数