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群馬県食物アレルギー理解促進検討委員会委員からの報告 伊勢崎市の取組(栄養士の立場から)

更新日:2018年2月1日 印刷ページ表示

伊勢崎市健康推進部健康管理センター 所長 佐藤 洋子

 食物アレルギーは1人1人アレルゲンが異なり、症状や重症度も違うため一様に同じ対応ができない難しさがありますので、医師に診断してもらうこと、定期的に受診して指導を受けることが大切です。同時にアレルゲンとなるたんぱく質は、成長に欠かせない重要な栄養素のため、症状が改善して食べられる状態や量を医師に確認して欲しいと思います。心配な事があれば保健センターの保健師、栄養士などに相談する事も可能です。
 この他に栄養士は給食を提供する施設等にも勤務しています。給食では、調理に関係する環境が整っているのか、個別の対応が可能なのか、どのような配慮が必要なのか等細かく確認をし、安心して楽しく給食が食べられるよう細心の注意を払って対応しています。その上で、必要な情報を保護者と調理担当部署や(学校・保育所等施設の)関係する全職員が共通認識を持って対応し、食物アレルギーによる事故防止に努めています。


調理師・製菓衛生師