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令和2年度公営企業の概況(全体概況)

更新日:2022年3月31日 印刷ページ表示

令和2年度市町村公営企業会計決算概況(一括版)

令和2年度市町村公営企業会計決算概況(全体概況)

(1)事業数(2)職員数(3)決算規模(4)経営状況(5)料金収入(6)他会計繰入金(7)建設投資額(8)企業債(9)資金不足比率

(1)事業数

  • ア 県内市町村等の公営企業の事業数は165事業(法適用企業77、法非適用企業88)で、前年度末に比べて6事業減少した。
  • イ 事業別では、下水道事業82事業が最も多く、次いで水道事業(簡易水道事業含む)38事業、介護サービス事業15事業、病院事業10事業となっている。
  • ウ 増減の内訳は、以下のとおりとなっている。なお、法適用企業への移行により、「下水道事業」について、法適用企業が25事業増加、法非適用企業が25事業減少、「簡易水道事業」について、法適用企業が1事業増加、法非適用企業が1事業減少となっている。

【法適用企業】

  • ガス事業:1事業減少(民間譲渡)
  • 介護サービス事業:2事業減少(病院事業への統合)
  • その他事業:1事業増加(一般会計からの移行)

【法非適用企業】

  • 宅地造成事業:1事業減少(事業廃止)
  • 駐車場事業:1事業減少(一般会計への移行)
  • 介護サービス事業:2事業減少(事業廃止、民間譲渡)
第1表 公営企業の年度末事業数一覧(単位:事業)
区分 令和元年度
A
令和2年度
B
経営主体別内訳 差引
(B-A)
町村 組合
法適用企業 上水道事業 20 20 9 10 1 0
簡易水道事業 2 3 1 2 0 1
ガス事業 1 0 0 0 0 -1
病院事業 10 10 3 0 7 0
下水道事業 11 36 30 6 0 25
観光施設事業 1 1 0 1 0 0
介護サービス事業 6 4 2 0 2 -2
その他事業 2 3 2 1 0 1
小計 53 77 47 20 10 24
法非適用企業 簡易水道事業 16 15 2 13 0 -1
電気事業 7 7 5 2 0 0
下水道事業 71 46 6 40 0 -25
観光施設事業 4 4 3 1 0 0
宅地造成事業 6 5 3 2 0 -1
駐車場事業 1 0 0 0 0 -1
介護サービス事業 13 11 3 8 0 -2
小計 118 88 22 66 0 -30
合計 171 165 69 86 10 -6

(2)職員数

  • ア 職員数は5,613人(法適用企業5,451、法非適用企業162)で、前年度末に比べて894人増加した。
  • イ 事業別では、病院事業4,567人が最も多く、全体の81.4%を占め、次いで水道事業(簡易水道事業含む)515人(9.2%)、下水道事業344人(6.1%)となっている。
  • ウ 増減の内訳は、病院事業(+859人)が最も大きく、次いで介護サービス事業(-31人)、観光施設事業(+27人)となっている。なお、病院事業及び観光施設事業については、主に会計年度任用職員制度の導入による職員数の計上方法の変更により増加となっている。
第2表 公営企業の年度末職員数一覧(単位:人)
区分 令和元年度
令和2年度
差引
(B-A)
増減率
(%)
法適用企業 上水道事業 465 488 23 4.9
簡易水道事業 3 8 5 166.7
ガス事業 0   0 0.0
病院事業 3,708 4,567 859 23.2
下水道事業 145 290 145 100.0
観光施設事業 10 14 4 40.0
介護サービス事業 97 70 -27 -27.8
その他事業 9 14 5 55.6
小計 4,437 5,451 1,014 22.9
法非適用企業 簡易水道事業 23 19 -4 -17.4
電気事業 4 3 -1 -25.0
下水道事業 187 54 -133 -71.1
観光施設事業 26 49 23 85.5
宅地造成事業 0 0 0 0.0
駐車場事業 1   -1 -100.0
介護サービス事業 41 37 -4 -9.8
小計 282 162 -120 -42.6
合計 4,719 5,613 894 18.9
第3表 公営企業の職員数の推移一覧(単位:人)

区分

平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度
法適用企業 上水道事業 534 534 521 521 517 507 499 476 465 488
簡易水道事業 5 4 4 4 4 4 4 2 3 8
ガス事業 18 16 15 16 15 16 8 5 0  
病院事業 3,771 3,786 3,828 3,828 3,860 3,815 3,809 3,736 3,708 4,567
下水道事業 157 152 149 145 144 142 142 139 145 290
観光施設事業 19 19 20 16 15 11 10 9 10 14
介護サービス事業 115 119 120 110 108 108 106 99 97 70
その他事業 8 8 8 10 10 13 10 9 9 14
小計 4,627 4,638 4,665 4,650 4,673 4,616 4,588 4,475 4,437 5,451
法非適用企業 簡易水道事業 30 31 31 31 29 30 24 23 23 19
電気事業 0 2 5 7 2 2 4 4 4 3
下水道事業 231 220 222 215 211 206 204 200 187 54
観光施設事業 40 23 25 26 28 26 26 26 26 49
宅地造成事業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
駐車場事業 1 1 1 0 1 1 1 1 1  
介護サービス事業 93 91 60 42 45 43 42 42 41 37
小計 395 368 344 321 316 308 301 296 282 162
合計 5,022 5,006 5,009 4,971 4,989 4,924 4,889 4,771 4,719 5,613

(3)決算規模

  • ア 決算規模(支出ベース)は1,809億10百万円(普通会計の16.8%に相当)で、前年度に比べて63億10百万円、3.6%増加した。
  • イ 事業別決算規模では、病院事業698億59百万円(全体の38.6%)が最も大きく、次いで下水道事業534億46百万円(全体の29.5%)、水道事業(簡易水道事業含む)522億25百万円(全体の28.9%)となっている。
  • ウ 増減の内訳は、病院事業(+36億24百万円)が最も大きく、次いで水道事業(簡易水道事業を含む)(+30億16百万円)となっている。
第4表 事業別決算規模一覧(単位:百万円)
区分 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度
令和2年度
差引
B-A
増減率
(%)
法適用企業 上水道事業 42,721 44,817 47,282 46,971 50,226 3,255 6.9
簡易水道事業 236 244 226 268 403 135 50.4
ガス事業 849 3,193 208 363   -363 皆減
病院事業 68,118 76,056 66,055 66,235 69,859 3,624 5.5
下水道事業 25,720 25,652 24,382 26,125 44,624 18,499 70.8
観光施設事業 748 1,231 937 627 845 218 34.8
介護サービス事業 992 1,010 956 993 739 -254 -25.6
その他事業 270 286 258 328 312 -16 -4.9
小計 139,654 152,489 140,304 141,910 167,008 25,098 17.7
法非適用企業 簡易水道事業 2,113 1,814 1,765 1,970 1,596 -374 -19.0
電気事業 1,470 1,214 1,229 1,127 1,423 296 26.3
下水道事業 28,997 29,939 28,986 27,244 8,822 -18,422 -67.6
観光施設事業 272 298 333 358 451 93 26.0
宅地造成事業 1,785 2,005 775 952 682 -270 -28.4
駐車場事業 378 284 239 152   -152 皆減
介護サービス事業 876 893 918 887 928 41 4.6
小計 35,891 36,447 34,245 32,690 13,902 -18,788 -57.5
合計 175,545 188,936 174,549 174,600 180,910 6,310 3.6

(注)決算規模

  • 法適用企業 : 総費用(税込) - 減価償却費 + 資本的支出
  • 法非適用企業 : 総費用 + 資本的支出 + 積立金 + 前年度繰上充用金

(4)経営状況

ア 総収支の状況(法適用企業:純損益、法非適用企業:実質収支)

  • (ア) 総収支は89億36百万円(黒字)で、前年度に比べて33億87百万円、61.0%増加した。
  • (イ) 黒字事業は152事業(前年度比-1事業)で、事業全体の92.1%(前年度比+2.6ポイント)を占める。赤字事業は13事業(前年度比-5事業)で、事業全体の7.9%(前年度比-2.6ポイント)を占める。
  • (ウ) 黒字事業の黒字額の合計は、95億22百万円(前年度比+24億35百万円、+34.4%)、赤字事業の赤字額の合計は、5億86百万円(前年度比-9億52百万円、-61.9%)となっている。

イ 事業別の総収支の状況

  • (ア) 水道事業(簡易水道事業含む)は、新型コロナウイルス感染症の影響により、観光地等における料金収入の減少があったが、一部団体における料金の引上げや群馬東部水道企業団における県からの浄水場の譲与に伴う受水費の減少等により、総収支は前年度30億68百万円から本年度44億6百万円へと黒字幅が拡大した。
  • (イ) 病院事業は、新型コロナウイルス感染症の影響による受診控え等により、入院・外来収益が減少したが、新型コロナウイルス感染症関連の補助金等により、総収支は前年度10億40百万円の赤字から本年度9億28百万円の黒字に転じた。
  • (ウ) 下水道事業は、委託料の増加や新型コロナウイルス感染症の影響による観光地等における使用料収入の減少があったが、一部団体における使用料金の引上げ等により、総収支は前年度31億16百万円から本年度32億23百万円へと黒字幅が拡大した。
  • (エ) 介護サービス事業は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う施設の利用制限等により、収益が減少し、前年度10百万円の黒字から本年度38百万円の赤字に転じた。
第5表 総収支の状況(単位:事業、百万円、%)
区分 令和元年度(A) 令和2年度(B) 差引(B)-(A)
法適用 法非適用 法適用 法非適用 法適用 法非適用 増減率
黒字・赤字別 黒字 36 117 153 64 88 152 28 -29 -1 -0.7
5,781 1,306 7,087 8,748 774 9,522 2,967 -532 2,435 34.4
赤字 17 1 18 13 0 13 -4 -1 -5 -27.8
-1,537 -1 -1,538 -586 0 -586 951 1 952 61.9
53 118 171 77 88 165 24 -30 -6 -3.5
4,244 1,305 5,549 8,162 774 8,936 3,918 -531 3,387 61.0
事業別 水道(含む簡水) 2,986 82 3,068 4,242 164 4,406 1,256 82 1,338 43.6
電気   204 204   176 176   -28 -28 -13.7
ガス 0   0       0   0 0.0
病院 -1,040   -1,040 928   928 1,968   1,968 189.2
下水道 2,170 946 3,116 2,834 389 3,223 664 -557 107 3.4
観光施設 157 44 201 212 23 235 55 -21 34 16.9
宅地造成   2 2   2 2   0 0 0.0
駐車場   0 0         0 0 0.0
介護サービス -17 27 10 -58 20 -38 -41 -7 -48 -480.0
その他 -12   -12 4   4 16   16 133.3
4,244 1,305 5,549 8,162 774 8,936 3,918 -531 3,387 61.0

(注)

  1. 「黒字・赤字別」における上段は事業数、下段は金額である。
  2. 総収支
    • (1)法適用企業にあっては、純損益(=総収益-総費用)
    • (2)法非適用企業にあっては、実質収支(=形式収支※ - 翌年度に繰越すべき財源)
      ※形式収支 = 収支再差引 - 積立金 + 前年度からの繰越金 - 前年度繰上充用金

(5)料金収入

  • ア 料金収入は1,020億18百万円で、前年度に比べて24億44百万円、2.3%減少した。
  • イ 事業別料金収入では、病院事業507億60百万円が最も大きく、次いで水道事業(簡易水道事業含む)329億26百万円、下水道事業150億67百万円となっている。
第6表 料金収入の状況一覧(単位:百万円、%)
区分 令和元年度(A) 令和2年度(B) 差引(B)-(A)
法適用 法非適用 法適用 法非適用 法適用 法非適用 増減率
事業別 水道(含む簡水) 32,045 724 32,769 32,249 677 32,926 204 -47 157 0.5
電気   1,073 1,073   1,055 1,055   -18 -18 -1.7
ガス 0   0       0   0 0.0
病院 53,088   53,088 50,760   50,760 -2,328   -2,328 -4.4
下水道 8,124 6,632 14,756 12,976 2,091 15,067 4,852 -4,541 311 2.1
観光施設 673 190 863 613 114 727 -60 -76 -136 -15.8
宅地造成   0 0   0 0   0 0 0.0
駐車場   114 114         -114 -114 皆減
介護サービス 885 744 1,629 568 719 1,287 -317 -25 -342 -21.0
その他 170   170 196   196 26   26 15.3
94,985 9,477 104,462 97,362 4,656 102,018 2,377 -4,821 -2,444 -2.3

(6)他会計繰入金

  • ア 一般会計等他会計繰入金は298億61百万円で、前年度に比べて1億43百万円、0.5%増加した。
  • イ 事業別では、下水道事業214億円が最も大きく、次いで病院事業59億84百万円、水道事業(簡易水道事業含む)15億72百万円となっている。
  • ウ 増減の内訳は、病院事業(-3億82百万円)が最も大きく、次いで下水道事業(+2億89百万円)、観光施設事業(+94百万円)となっている。
第7表 他会計繰入金の状況一覧(単位:百万円、%)
区分 令和元年度(A) 令和2年度(B) 差引(B)-(A)
法適用 法非適用 法適用 法非適用 法適用 法非適用 増減率
事業別 水道(含む簡水) 789 727 1,516 1,045 527 1,572 256 -200 56 3.7
電気   1 1   1 1   0 0 0.0
ガス 0   0       0   0 0.0
病院 6,366   6,366 5,984   5,984 -382   -382 -6.0
下水道 8,706 12,405 21,111 16,893 4,507 21,400 8,187 -7,898 289 1.4
観光施設 0 109 109 0 203 203 0 94 94 86.2
宅地造成   317 317   366 366   49 49 15.5
駐車場   38 38         -38 -38 皆減
介護サービス 62 134 196 61 171 232 -1 37 36 18.4
その他 64   64 103   103 39   39 60.9
15,987 13,731 29,718 24,086 5,775 29,861 8,099 -7,956 143 0.5

(7)建設投資額

  • ア 建設投資額は404億67百万円で、前年度に比べて46億43百万円、13.0%増加した。
  • イ 事業別建設投資額では、水道事業(簡易水道事業含む)204億74百万円(全体の50.6%)が最も大きく、次いで下水道事業150億59百万円(全体の37.2%)、病院事業38億81百万円(全体の9.6%)となっている。
  • ウ 増減の内訳は、水道事業(簡易水道事業含む)(+31億28百万円)が最も大きく、次いで病院事業(+19億39百万円)、下水道事業(-11億9百万円)となっている。
第8表 建設投資の状況一覧(単位:百万円)
区分 令和元年度

令和2年度

差引
B-A
増減率
(%)
法適用企業 上水道事業 16,429 19,809 3,380 20.6
簡易水道事業 71 111 40 56.3
ガス事業 0   0 0.0
病院事業 1,942 3,881 1,939 99.8
下水道事業 8,670 12,744 4,074 47.0
観光施設事業 214 223 9 4.2
介護サービス事業 10 8 -2 -20.0
その他事業 2 0 -2 皆減
小計 27,338 36,776 9,438 34.5
法非適用企業 簡易水道事業 846 554 -292 -34.5
電気事業 3 335 332 11,066.7
下水道事業 7,498 2,315 -5,183 -69.1
観光施設事業 88 147 59 67.0
宅地造成事業 33 304 271 821.2
駐車場事業 0   0 0.0
介護サービス事業 18 36 18 100.0
小計 8,486 3,691 -4,795 -56.5
合計 35,824 40,467 4,643 13.0

(注)建設投資額とは、資本的支出における建設改良費をいう。

(8)企業債

ア 企業債発行額

  • 企業債発行額は188億24百万円で、前年度に比べて20億83百万円、12.4%増加した。
  • 事業別企業債発行額では、下水道事業93億64百万円(全体の49.7%)が最も大きく、次いで水道事業(簡易水道事業含む)70億41百万円(全体の37.4%)、病院事業16億93百万円(全体の9.0%)となっている。
第9表 企業債発行額の状況一覧(単位:百万円)
区分 令和元年度
令和2年度
差引
B-A
増減率
(%)
法適用企業 上水道事業 5,010 6,714 1,704 34.0
簡易水道事業 8 23 15 187.5
ガス事業 0   0 0.0
病院事業 1,022 1,693 671 65.7
下水道事業 5,450 8,361 2,911 53.4
観光施設事業 0 0 0 0.0
介護サービス事業 0 0 0 0.0
その他事業 0 0 0 0.0
小計 11,490 16,791 5,301 46.1
法非適用企業 簡易水道事業 284 304 20 7.0
電気事業 0 333 333 皆増
下水道事業 4,891 1,003 -3,888 -79.5
観光施設事業 46 114 68 147.8
宅地造成事業 23 266 243 1,056.5
駐車場事業 0   0 0.0
介護サービス事業 7 13 6 85.7
小計 5,251 2,033 -3,218 -61.3
合計 16,741 18,824 2,083 12.4
第10表 企業債発行額の推移(単位:百万円、%)
区分 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度
決算額 伸び率
法適用企業 上水道事業 4,181 3,130 4,656 4,595 5,432 5,010 6,714 134.0
簡易水道事業 0 11 11 9 9 8 23 287.5
ガス事業 14 15 15 0 0 0 0 0.0
病院事業 6,590 1,649 4,737 10,757 565 1,022 1,693 165.7
下水道事業 4,050 4,108 4,929 5,111 4,639 5,450 8,361 153.4
観光施設事業 0 0 0 0 0 0 0 0.0
介護サービス事業 0 0 0 0 0 0 0 0.0
その他事業 0 0 0 0 0 0 0 0.0
小計 14,835 8,913 14,348 20,472 10,645 11,490 16,791 146.1
法非適用企業 簡易水道事業 333 335 204 264 225 284 304 107.0
電気事業 0 0 206 224 161 0 333 皆増
下水道事業 5,979 5,891 5,166 5,962 5,496 4,891 1,003 20.5
観光施設事業 0 0 0 0 34 46 114 247.8
宅地造成事業 1,073 576 54 0 9 23 266 1,056.5
駐車場事業 0 0 0 0 0 0 0 0.0
介護サービス事業 0 16 8 27 18 7 13 185.7
小計 7,385 6,818 5,638 6,477 5,943 5,251 2,033 38.7
合計 22,220 15,731 19,986 26,949 16,587 16,741 18,824 112.4

イ 企業債現在高

  • 企業債現在高は3,919億円で、前年度末に比べて100億円、2.5%減少し、平成16年度以降減少傾向が続いている。
  • 事業別企業債現在高では、下水道事業2,416億円(全体の61.6%)が最も大きく、次いで水道事業(簡易水道事業含む)1,075億円(全体の27.4%)、病院事業402億円(全体の10.3%)となっている。
第11表 企業債現在高の推移一覧(単位:億円)
事業別 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度
令和2年度
差引
B-A
増減率
(%)
構成比
(%)
水道(含む簡水) 1,151 1,118 1,090 1,060 1,075 15 1.4 27.4
下水道 2,756 2,680 2,595 2,511 2,416 -95 -3.8 61.6
病院 443 505 458 423 402 -21 -5.0 10.3
観光施設 7 6 4 4 5 1 15.4 0.1
その他 50 33 27 21 22 1 3.3 0.6
ガス 1 1 0 0 0 0 0.0 0.0
介護サービス 14 13 12 11 10 -1 -11.1 0.2
宅地造成 29 13 8 5 4 -1 -22.4 0.1
電気 2 4 6 5 8 3 56.6 0.2
駐車場 4 2 1 0   0 0.0 0.0
その他 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0
合計 4,407 4,342 4,174 4,019 3,919 -100 -2.5 100.0

(9)資金不足比率

 本県の市町村公営企業において、財政健全化法(地方公共団体の財政の健全化に関する法律)に基づく資金不足が生じている公営企業会計はなかった。


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