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『若者が共感し「参加したい」「参加してよかった」と思うボランティア活動にするための工夫』をご活用ください
群馬県では、より多くの若者にボランティア活動に参加してもらうことを目的として、ボランティアを募集する団体が活動を運営する際のヒントとしていただくため、『若者が共感し「参加したい」「参加してよかった」と思うボランティア活動にするための工夫』をまとめました。
この工夫をまとめるにあたり、関係の方々で構成されたプロジェクトチームでの検討や、県内の大学生等へのアンケート、若者へのヒアリングを実施しました。
現場と若者の声を取り入れたこの工夫を、是非、ご活用ください。
若者が共感し「参加したい」「参加してよかった」と思うボランティア活動にするための工夫
地域課題を解決し、よりよい社会を実現するためには、地域で社会貢献に取り組む方々の存在が不可欠です。
しかし今、長年地域で社会貢献に取り組み、地域課題の解決に貢献されてきた方々の高齢化や活動の担い手が不足していることにより、今までの活動を継続することが難しくなってきているとの声が聞こえています。
地域に必要とされている社会貢献活動を、この先も持続可能なものにするために、社会貢献に取り組む人、社会貢献を担う人の育成が必要とされています。
群馬県では、社会貢献活動の入り口として、地域で行われるボランティア活動に参加する若者を増やしたいと考えています。
社会貢献活動に興味はあるけれど一歩を踏み出せない若者に、まずは地域で行われるボランティア活動に参加してもらう。
ボランティア活動を通して、社会貢献活動のやりがいや楽しさを知ってもらう。
やりがいや楽しさを知ってもっと活動したくなったら、継続的に参加してもらう。
さらには、参加するだけでなく、自ら地域の課題を見つけて、その課題を解決するために社会貢献に取り組んでもらう。
そのような社会を目指したいと考えています。
ボランティアは、特別なことではありません。誰でも取り組める身近な活動です。
「自分の成長につなげたい」、「楽しそう」、「人と交流したい」といった理由で、積極的に参加している若者がいます。
その一方で、「ボランティアは、意識が高い人がするもの」というイメージがあり、「自分にはハードルが高い」と感じる若者も少なくありません。
また、ボランティア活動に興味はあっても、欲しい情報が手に入りにくく、活動の内容や参加方法などがよくわからないから参加したことがない、という若者も多くいます。
県では、より多くの若者にボランティアに参加してもらうために、ボランティアに興味はあるけれども参加したことがない若者にもボランティアに参加してもらい、ボランティアの楽しさや、やりがいを知ってもらいたいと考えています。
そのために、若者が共感し「参加したい」「参加してよかった」と思うボランティア活動を、増やしていきたいと考えています。
では、ボランティア活動を、若者が共感し「参加したい」「参加してよかった」と思う活動にするために、何ができるでしょうか?
群馬県では、それを検討する際のヒントとして御活用いただくため、『若者が共感し「参加したい」「参加してよかった」と思うボランティア活動にするための工夫』をまとめました。
この工夫はをまとめるにあたり、関係の方々で構成されたプロジェクトチームでの検討や、県内の大学生等へのアンケート、若者へのヒアリングを実施しました。
現場と若者の声を取り入れた工夫を、是非、ご活用ください。
この工夫をまとめるにあたり、次の方々によるプロジェクトチームを結成し、令和4年6月から2月にかけて、全6回の会議を開いて、ご検討いただきました。
この工夫をまとめるにあたり、ボランティアに対する若者の状況や意識を知るため、群馬県内にある大学・短期大学に在籍する学生に対して、ボランティア活動に関する若者の状況や意識を聞くアンケートを実施しました。
この工夫をまとめるにあたり、県内でボランティア活動に参加している若者や、若者が参加するボランティア活動を主催する団体に対して、ヒアリングも実施しました。