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機械技術科|修了生インタビュー
修了生へのインタビュー
平成12年度修了生 株式会社吉田鉄工所 横山 博之 さん
製造現場での即戦力になりうる経験をつむことができます。
現在、自動車、トラック部品、産業用機械部品の金属加工を行っています。機械事業部にて生産技術課に所属しており、受注部品の工程設計から治工具の設計製作手配、ラインレイアウト検討、新規設備の仕様検討や導入準備、また、設備点検基準書や標準書類の作成を行っています。
産技専に通っていたことで、金属加工における幅広い分野に対して基礎から身に付けることができましたので、入社後のOJTですぐ理解できたり、実習で身に付けた実践的なノウハウや技術がいつも役立っています。責任のある仕事を任され、自分のスキルを発揮できたときや困難な目標を達成することによりスキルアップに繋ぐことができたときは、やりがいを感じます。今後も、技術の進歩による産業社会のニーズの変化に対応できるよう、より高度な技術・技能を身に付けたいです。
産技専での一番の思い出は、技能五輪全国大会(メカトロニクス部門)で入賞できたことです。大会に向けて、毎日放課後に実習訓練を指導していただいたおかげで入賞できたと思います。また、大学卒業後に産技専へ入校したので、サッカーやソフトボールなど二十歳を超えての体育が楽しかったです。
産技専では『ものづくり』におけるさまざまな設備やカリキュラムを有していますので、製造現場での即戦力になりうる経験をつむことができると思います。ぜひ入校をご検討ください!
上司のコメント
当社は、自動車部品、鉄骨加工、エレベータ製造、総合建設業と通信業界へ参入し、多分野において発展してきました。各部門とも、その業界においてオンリーワンになるべく技術力、品質力、管理力、コスト競争力等総合力強化に取り組んでおります。また、当社は、CS経営に徹し、地球環境にも配慮し、社会のニーズに応えるべく常に進化し「ものづくり」を通じて社会に貢献していきたいと考えております。
産技専の修了生を採用するに至った経緯は、即戦力を基本に、産技専で身に付けたことが実施され、ものづくりの成果につながることと、その後の成長と活躍が見込まれるからです。横山さんは、現在生産技術課係長として、事業部の技術力を左右する重要な役割を担っています。P・D・C・A 企業活動の根本をしっかりと実践し、S(シンキング)、T(チームワーク)で成果を上げています。弊社にとっても貴重な社員であり、今後の更なる成長を期待しています。
これから産技専で学ぶみなさんに期待したいのは、基礎をしっかり学び、各種の技能を取得すること。そして、コミュニケーション、人柄、主体性、根性、チームワークを身に付けていただきたいです。