富岡・甘楽地区県立高等学校再編整備計画の策定について（平成26年6月17日）

　群馬県教育委員会では、高校教育の質の維持・向上、学校の活性化・特色化、これからの時代を切り拓いていくことのできる人材の育成を図るため、富岡・甘楽地区県立高等学校再編整備計画を策定しました。

富岡・甘楽地区県立高等学校再編整備計画

1　富岡高校及び富岡東高校

(1)基本方針

• 富岡高校、富岡東高校を統合し、地区の中核となる男女共学の普通高校を設置する。
• 新高校では、幅広い進学希望に適切に対応するとともに、地域の将来を担う人材を育成する。
• 富岡高校及び富岡東高校の伝統と優れた取組の継承・発展を図る。

(2)新高校について

• 開校時期：平成30年4月
• 学校規模：1学年6～5学級
• 設置学科：普通科
• 校地・校舎
  • 富岡高校の校地・校舎を使用する。
  • 富岡東高校の校地・校舎は、部活動等を中心に、必要に応じて活用する。

2　富岡実業高校

基本方針

• 現在の取組や進路状況等を踏まえ、地域の産業の発展に貢献する人材を育成する観点から、学科改編等を実施する。

3　下仁田高校

(1)基本方針

• 現在の取組を踏まえ、地域に根ざした教育の充実・発展を図る観点から、県研究指定校とするなど、一層の特色化を図る。
• 地元で高校教育を受ける機会を確保する観点から、学級減や1学級定員の引下げを実施する。なお、生徒の学習状況や通学状況、地域の実情等から、他校との統合が適当であると判断される場合には、統合を検討する。

(2)特色化の方向性

• 県研究指定校「ぐんまコミュニティー・ハイスクール」に指定し、地域と連携した取組を推進する。
• 生徒の自立への支援及び社会性の育成を重視する学校づくりを推進する。

用語解説

• ぐんまコミュニティー・ハイスクール：高校が学校の人的資源や施設を有効に活用し、地域から信頼される高校教育に関する研究、地域の教育力を生かした高校教育の推進に関する研究、学校施設の地域開放に関する研究などに取り組む高校

本計画は、以下のPDFファイルでダウンロードできます。

• 富岡・甘楽地区県立高等学校再編整備計画（PDFファイル：80KB）