本文
「ぐんま5つのゼロ宣言実現条例」に基づいて、環境と経済の好循環の創出に向けた取組を進めるため、群馬県として2回目となるグリーンボンドを発行します。
昨年度発行した初めてのグリーンボンドは、県内外の多くの投資家の皆様からご賛同いただき、発行額100億円の10倍を超える1002.8億円の応募がありました。投資表明件数は213件(うち県内185件)となり、現在でも全国の地方債グリーンボンドにおいて、過去最多の件数となっています。
2回目となる今年度は、昨年度と同様に10年債100億円の発行に加え、5年債50億円を新たに発行します。
調達した資金は、県有施設の省エネ化や森林環境整備、河川改修等の水害対策など、脱炭素社会の実現や気候変動に適応するための事業に活用します。グリーンボンドの購入を通じて、投資家の県政参画をより一層推進します。
【令和6年度】グリーンボンドの発行について(PDF:949KB)
群馬県として2回目となるグリーンボンドの発行条件が7月5日(金)に決定し、即日完売となりました。
グリーンボンドで調達した資金は、県有施設の省エネ化や森林環境整備、河川改修等の水害対策など、脱炭素社会の実現や気候変動に適応するための事業に活用します。
今回調達した資金も活用し、引き続き「ぐんま5つのゼロ宣言実現条例」に基づいて、環境と経済の好循環の創出に向けた取組を進めます。
名称 |
(1)群馬県公募公債(10年・グリーンボンド)第2回 |
---|---|
年限 | (1)10年満期一括債 (2)5年満期一括債 |
発行額 | 総額150億円((1)10年債100億円 (2)5年債50億円) ※各公債の金額1,000万円 |
応募額 | 総額185.1億円((1)10年満期一括債104.6億円 (2)5年満期一括債80.5億円) |
購入対象 | 法人投資家向け(事業会社、財団・社団法人、学校法人、医療法人・社会福祉法人、市町村等も含む) |
発行利率 | (1)10年満期一括債 1.130%(令和6年7月5日条件決定) (2)5年満期一括債 0.633%(令和6年7月5日条件決定) |
発行日 | 令和6年7月17日 |
投資表明 | 164件(うち県内124件) (1)10年満期一括債 78件(うち県内58件) (2)5年満期一括債 92件(うち県内71件) |
主幹事会社 | 大和証券株式会社(事務)、SMBC日興証券株式会社、野村證券株式会社 |
適合性評価 | 第三者機関である株式会社格付投資情報センター(R&I)から、国際資本市場協会(ICMA)によるグリーンボンド原則2021及び環境省グリーンボンドガイドライン2022年版への適合性について、評価を取得 |
グリーンボンド原則による事業区分 |
主な充当予定事業 |
---|---|
エネルギー効率 | 県有施設の省エネ化 |
生物自然資源及び土地利用に係る環境維持型管理 | 林道整備 尾瀬国立公園等の環境整備 |
陸上及び水生生物の多様性の保全 | 河川内緩衝帯の整備等 |
気候変動への適応 | 河川改修やため池整備等の水害対策 土砂災害防止施設(砂防、治山等)の整備 無電柱化推進 |
本県のグリーンボンドの意義や資金使途に賛同し、投資を表明していただいた投資家様について、下記のとおり投資家名を紹介します。
(※投資したことを投資家様のホームページ等で公表される場合は、リンクを掲載します。)
投資表明投資家一覧(令和6年11月14日時点) (PDF:391KB)
債券の発行に際し、資金使途などを明記した発行の取組み(フレームワーク)を策定し、第三者機関である株式会社格付投資情報センター(R&I)より国際資本市場協会(ICMA)による「グリーンボンド原則2021」「ソーシャルボンド原則2021」「サステナビリティボンド・ガイドライン2021」、環境省の「グリーンボンドガイドライン(2022年版)」、金融庁の「ソーシャルボンドガイドライン(2021年版)」への適合性について、評価を受けています。
群馬県サステナビリティボンド・フレームワーク(PDF:724KB)
セカンド・パーティ・オピニオン(外部評価書)(PDF:1.5MB)