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【6年12月1日発行】
tsulunos PLUS(ツルノスプラス)6年12月号一括ダウンロード (PDF:7.15MB)
目の前のことに全力で取り組み 流れに身を委ねて順応していく
現在テレ東系列他にて放送中の特撮テレビドラマ「ウルトラマンアーク」の主人公、飛世ユウマ役を務める戸塚有輝さん。群馬育ちの彼が歩み出した俳優人生とは?
俳優 戸塚 有輝さん
俳優 戸塚 有輝さんインタビュー|メディアプロモーション課<外部リンク>
ぐんまちゃんがアシスタントのあかりんと読者の皆さんに「ぐんまの宝物(魅力)」のいいね!を紹介します!
かつて「夏場の養蚕、冬場の原木シイタケ栽培」という農家が多かった群馬でしたが、養蚕業の衰退とともにシイタケ栽培を専業で行う生産者が増加しました。シイタケの栽培方法は原木栽培と菌床栽培の2種類があります。近年では短い期間で育つ菌床栽培を行う農家が増加し、原木栽培の生シイタケは珍しいものになっています。道の駅や地域の農産物直売所などで見かけたら、購入して食べ比べてみてください。
案内人
森田椎茸園
森田 克己(もりた かつみ)さん
農薬類を使用せず、徹底した管理の下で安心・安全な栽培を行う。森田椎茸園は県のきのこ品評会で6回連続で群馬県知事賞・特別賞、農林水産大臣賞を受賞
手間と時間を惜しまずに育てた安心・安全な群馬のシイタケ
いいね!ぐんまの宝物|シイタケ|メディアプロモーション課<外部リンク>
昔から畜産が盛んな群馬県には、上州和牛、上州麦豚、上州地鶏など、多くの県産ブランド肉があります。
群馬でおいしいお肉が食べられる理由と、それらを使ったご当地肉料理など“ぐんまのお肉”の秘密に迫ります。
利根川水系の豊富な水資源と上毛三山(赤城山・榛名山・妙義山)に囲まれた群馬県は、自然環境に恵まれ、畜産業をするのに適しています。また大消費地である都心に近く、流通環境も良好というさまざまな条件が重なり、畜産業が発展してきました。群馬のすばらしい自然の中で育てられた肉はブランド化され、銘柄牛、銘柄豚、銘柄鶏として高く評価されています。
取材:株式会社群馬県食肉卸売市場
県内で飼育された牛のうち、群馬県食肉卸売市場で取引される黒毛和牛のことを「上州和牛」といいます。上州和牛は、さっぱりとした脂の甘みや柔らかさ、うまみが特徴です。5年に1度開催され、和牛のオリンピックと称される全国和牛能力共進会で全国5位(令和4年度)の成績を収めるなど、その肉質は高く評価されています。
県内の主要銘柄豚「上州麦豚」を含む県産の麦豚は、麦類を配合した専用の飼料で育てています。上品な甘さと柔らかな食感に加えて、その栄養価も注目されています。特に、疲労回復効果が期待できるビタミンB1や中性脂肪を減らすといわれるタウリンを多く含んでいるのが特徴です。
「上州地鶏」は国内の数ある地鶏の中でもわずか9種類しか取得していない、特色JAS(ジャス)規格の認証を取得。飼料には、県内で生産された梅酢と桑の葉の粉末を加えています。梅酢には抗酸化成分が含まれており、肉の赤みが増しジューシーな味わいに。桑の葉には余分な糖質を防ぎ、腸内の善玉菌を増やす効果があるため、鶏が健康に育ち、うまみのある肉になります。
群馬には、それぞれの地域の農産物や食文化を生かした肉料理があります。昔から親しまれてきたメニューや町おこしメニューなど、群馬のご当地肉料理を食べに行きましょう!
薄切りにした鶏肉にたれを絡めてご飯に乗せる「とりめし」は、県民はもちろん、観光客からも愛される名物グルメ。県内のスーパーでも定番の弁当として販売されています。
今が旬の下仁田ねぎの甘さとうまみの魅力を最大限に引き出す食べ方がすき焼きです。上州牛、上州和牛と共に、日本のごちそう「すき焼き」を堪能しましょう。
沼田市内の国道120号線沿いには、県産の豚肉を使用しているとんかつ店が軒を連ね、揚げ方やソースに工夫を凝らしたとんかつが食べられます。
養豚が盛んな前橋市で味わえるさまざまな豚肉料理。市内の学校給食では県産豚肉と野菜たっぷりの前橋のオリジナル豚汁「tonton(とん とん)汁」が提供されています。
町の人口の約2割が外国籍で、中でもブラジル国籍の住人が一番多いことから、本場のブラジル料理が食べられる大泉町。牛肉を炭火で焼いた「シュラスコ」は絶品。
昭和30年代に高崎市内の焼肉店で、当時、売り物にならなかった豚のホルモンに味付けをして提供したのが始まりとされ、今では高崎名物の1つとされています。
イノシシとブタを掛け合わせた「いのぶた」は生産が難しく、幻の肉と言われています。「道の駅うえの」では貴重ないのぶた肉を使ったメニューが楽しめます。
全国食肉学校(玉村町)は、食肉に関するあらゆる技術と知識を体系的に身につけることができる、伝統ある食肉の学校です。食肉に関する知識のない人でも一から学ぶことができ、日本式の食肉の「カッティング方法」や加工品の製造方法など、時代のニーズを捉えた講座で即戦力となる人材を育てています。
多くの古墳が残る群馬県。平成29年発行の『群馬県古墳総覧』(県文化財保護課)では、県内8400基の古墳について記録されており、東日本では圧倒的な質と量を誇っています。今回は古墳から発掘された土器や埴輪(はにわ)などの歴史研究に欠かせない、古墳発掘調査について紹介します。
〈人〉
有限会社毛野考古学研究所 上席研究員 志村 哲(しむら てつ)さん
「幼少期から古墳に興味があり、高校で郷土研究部に所属し、大学では考古学を専攻しました。地域の歴史を解明し、教科書では学べない歴史が感じられる古墳の発掘調査は楽しいです」
〈仕事〉
現在作業をしている藤岡274号墳と275号墳は、6世紀後半ごろに造られた古墳です。墳丘(ふんきゅう)や石室などの古墳内部の発掘調査を行い、立面図などを編集・作成します。
土器を傷つけないよう丁寧に掘り出します。
古墳から出土した埴輪や土器の配置、焼き物の粘土を検討し作られた場所を特定するなど、発掘後の報告・研究をデジタルデータとして記録に残します。
読者の皆さんが詠んだ俳句を紹介します!
選者
木暮陶句郎(こぐれ とうくろう)氏
陶芸家・俳人。伊香保町生まれ。俳句結社「ひろそ火」主宰。県俳句作家協会会長
群馬県の魅力に隠された“謎”を解き明かす「ぐんまこども探偵団」。
今回は「カルピス(R)みらいのミュージアム」を調査。
今回訪れたのは、館林市にあるアサヒ飲料群馬工場に併設されている「カルピス(R)みらいのミュージアム」。カルピス®が誕生したのは今から約100年前。施設では、誕生の秘密や、歴代の商品パッケージ、広告などが展示されています。また製造工程の調査では館林に工場が作られた理由が判明!館林はカルピス(R)の製造にぴったりの場所でした。その理由は動画でご覧ください!
リーダー あかぎ団 鷹橋 茉愛(たかはし まい)
今回の探偵団
左から りこさん(9歳)そうご君(11歳)
ぐんまこども探偵団|カルピス(R)みらいのミュージアム|メディアプロモーション課<外部リンク>
群馬で見られる動植物の特徴や生態を紹介します。
体長10〜15センチほどで冷水を好む「ワカサギ」。赤城山にあるカルデラ湖「赤城大沼」は全国的にも希少な氷上ワカサギ釣りが楽しめる場所として、例年1月上旬〜3月下旬にかけて多くの釣り人が訪れます。印象的なカタツムリ型のテントの中で、凍った湖面に開けた穴から釣り糸を垂らしてワカサギを釣り上げる光景は、冬の風物詩になっています
tsulunos PLUS紙面で「スマホの学校」が開校中!実技、会話、時事情報など多彩な授業内容でお届けします。しっかり勉強して、皆さんの“スマホ力(りょく)”をアップしましょう。
スマ川校長
スマ山先生
スマぼう