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スポーツにはたくさんの競技があります。例えば、国体・全国障害者スポーツ大会では、50を超える競技が実施されています。
さまざまなスポーツの体験を通して、子どもたちに自分がやりたい種目を見つけてほしいという思いから、県は昨年度、小学生までの子どもを対象に、フェンシングやアーチェリー、新体操など20種目を超えるスポーツの体験イベント「目指せ!未来のアスリート わくわく運動プロジェクト」を開催しました。初めて触れる種目の体験を通し、スポーツの楽しさや喜びを多くの子どもたちに感じてもらうことができました。今年度も秋に開催を予定しています。
ホッケー
ボウリング
自転車
ホッケー
レスリング
ボクシング
新体操
フェンシング
車いすバスケットボールやフライングディスク、サウンドテーブルテニスなどの障害者スポーツ体験も開催しました。参加した子どもたちは、競技用車いすの操作などに苦戦しながらも、さまざまな種目を楽しんでいました。
※県立ふれあいスポーツプラザでは、定期的に障害者スポーツの体験イベントを開催しています
問い合わせ先
県立ふれあいスポーツプラザ(伊勢崎市下触町)
電話0270-62-9000
車いすバスケットボール
サウンドテーブルテニス
「わくわく運動プロジェクト」の企画・運営に携わっている、県スポーツ協会の山さんに伺いました。
山 大輔(やま だいすけ)さん
「近年、テレビやインターネットでスポーツが頻繁に取り上げられるようになりました。しかし、その多くは野球やサッカーなど一部のスポーツです。『わくわく運動プロジェクト』をきっかけに、子どもたちにもっとたくさんの魅力的なスポーツがあることを知ってもらい、興味を持ってほしいですね。
イベントにはおよそ2千人の子どもたちが参加し、各競技団体のブースで、さまざまなスポーツを体験しました。実際に体験して『もっとやってみたい』と思う種目があれば、各競技団体が実施している体験会や地域のスポーツ少年団に参加して、スポーツに親しんでもらえるとうれしいです。
9年後には、国体・全国障害者スポーツ大会が群馬県で開催される予定です。イベントをきっかけにスポーツを始めた子どもが、このような大きな大会で活躍してくれることを楽しみにしています。今年の秋のイベントは新しい種目を追加するなど、より魅力的で、わくわくする内容にしたいです」
前回参加した鈴木恵子(すずき けいこ)さん(左)と奏絢(そあ)さん親子
昨年度のイベントに子どもと全日程参加し、15種目を体験しました。多くのスポーツを体験できる貴重な機会でした。いろいろなスポーツを体験する中で、自分がやりたいと思える種目に出合えたらいいですね。次回も参加したいです。
無料
9月上旬(予定)
詳しくは、県スポーツ協会ホームページ<外部リンク>でお知らせします
※下図から読み取れます(県スポーツ協会のQRコード)
県スポーツ協会のQRコード
県スポーツ協会 電話027-234-5555
県では、子どもたちにアスリートとの触れ合いの機会を設け、スポーツの楽しさや素晴らしさを伝えていく事業を行っています。
県内の3つのプロスポーツチームに所属する選手やコーチが県内の小・中学校やスポーツ少年団などを訪れ、実技指導をしたり、選手の経験や思いを伝えたりします。
ザスパクサツ群馬(サッカー)
群馬ダイヤモンドペガサス(野球)
群馬クレインサンダーズ(バスケットボール)
特別支援学校などにおいて、障害者スポーツの普及や障害に対する理解促進のため、ラグビーや陸上、バスケットボールなどのトップアスリートが体験授業や講義を行います。
群馬クレインサンダーズの選手からバスケットボールを教わる特別支援学校の子どもたち