本文
令和元年度みんなのごみ減量フォーラムを開催しました
令和元年度みんなのごみ減量フォーラムを開催しました
令和元年9月10日(火曜日)に群馬県及び群馬県環境アドバイザー連絡協議会の共催で群馬県庁2階ビジターセンターで下記の内容で「みんなのごみ減量フォーラム」を開催しました。
1. 講演会「プラスチックごみ汚染の現状」
講師:井田 徹治(いだ てつじ)氏 共同通信社編集委員兼論説委員
2.事例発表会&パネルディスカッション
- 事例発表者:
イオンリテール株式会社北関東カンパニー 広報・環境社会貢献グループマネージャー 須郷 剛 氏
NPO法人ぐんまリユース食器センター 理事長 高橋 美律子 氏
森を育む紙製飲料容器普及協議会 事務局長 世木田 大介 氏 - パネルディスカッション
コーディネーター 群馬大学教育学部 西薗 大実 教授
パネリスト 講演会講師及び事例発表者3名
3.ごみ減量フォーラム開催を終えて
ごみ減量フォーラム当日は、県民の方々や市町村職員などを含め、約120名の方がお越しになり、現在、世界的な環境問題となっているプラスチックごみによる海洋汚染の実態を知り、持続可能な社会の実現に向けて、私たち一人一人で何ができるのかについて考える機会となりました。
第一部の講演会では、長年、環境問題について取材されている共同通信社の井田徹治氏を講師にお招きし、世界各地で起きているプラスチックごみによる環境汚染の現状や問題解決向けて、企業、自治体、私たち消費者が取るべき対策などについてお話いただきました。
第二部では、事例発表とパネルディスカッションを行い、日頃からプラスチックごみ削減に関連する取組を実施されている事例発表として、イオンリテール株式会社北関東カンパニーの須郷様、ぐんまリユース食器センターの高橋様、森を育む紙製飲料容器普及協議会の世木田様の3名に事例発表いただきました。
パネルディスカッションでは、コーディネーターを務めた群馬大学教育学部西薗教授の進行により、「プラスチックごみ問題の解決に向けて、私たちができることを考える」というテーマのもと、来場者の皆さんと一緒になって、この問題解決の糸口を考えました。
プラスチックごみによる海洋汚染は、私たちが住む陸から流れ出たプラスチックごみが大きな原因と言われているため、この問題は海沿いの地域だけの問題では決してありません。
レジ袋を断り、マイバッグを利用する。必要の無い包装は断る。ごみの分別を徹底するなど、私たち一人一人ができることは、とても小さなことですが、この一人一人の行動が、問題解決にむけて、とても重要となります。
群馬県としても、引き続き、プラスチックごみをはじめとするごみ減量に向けて、より一層努力して参りますので、引き続き、県環境行政への皆様の御理解・御協力の程、宜しくお願い致します。