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平成29年度ぐんま環境学校(エコカレッジ)を実施しました
1 ぐんま環境学校(エコカレッジ)の目的
環境に関する幅広い分野の講義やワークショップ、フィールドワーク等を実施することにより、地域の環境学習や環境活動を自ら進んで取り組むことのできる人材を養成することを目的としています。
2 開講状況について(平成29年度は19名の受講生が参加しました。)
第1回目 平成29年6月10日 開講式、自己紹介、環境クイズ、環境学習の進め方
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受講生同士の自己紹介と環境クイズ 初対面の緊張を緩和し、受講生同士の環境に対する意識を共有するため、自己紹介と環境クイズを行いました。
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高崎経済大学地域政策学部飯島明宏准教授による講義 環境教育の歩みや環境学習の実践的な活動について学び、「生物多様性とは何か」をグループで考え、発表しました。
第2回目 平成29年6月24日~25日 尾瀬ボランティア講座【尾瀬国立公園】
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尾瀬の自然、尾瀬ボランティアの取組について(尾瀬保護財団職員、環境省自然保護官)尾瀬の成り立ちや現状、尾瀬ボランティアの活動内容について説明を受け、今後のボランティア活動への意欲を高めました。
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自然観察会(山ノ鼻ビジターセンター職員)尾瀬の植生や木道整備などの自然保護に対する取組を学び、尾瀬の環境は絶妙なバランスで成り立っていることを理解しました。
第3回目 平成29年7月8日 森林ボランティア、気候変動とエネルギー
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森林ボランティアについて 森林の現状や森林ボランティアの取組を学習し、森林保全への理解を深めました。
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群馬大学教育学部西薗大実教授による講義 気候変動が地球に及ぼす影響や県内における再生可能エネルギーの普及の可能性について考えました。
第4回目 平成29年7月30日 森林ボランティア体験会【憩いの森 森林学習センター】
第5回目 平成29年8月19日 環境に配慮した消費行動、環境保全(水質保全、大気保全、放射線対策)
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環境に配慮した消費行動について 消費者を取り巻く問題や環境の変化、環境に配慮した消費生活を学習し、消費者としての意識を高めました。
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水質保全について 河川・湖沼の水質及び土壌の現状について理解し、群馬県の対策について学習しました。
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大気保全について 大気汚染物質とその発生の仕組みを理解し、群馬県の常時監視やその対策について学習しました。
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放射線について 群馬県の監視体制と県内の除染状況について学び、県内の放射性物質の汚染状況について理解しました。
第6回目 平成29年10月28日 環境学習サポーターの実演・研修会
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環境学習サポーターが環境教室での活動を実演し、ボランティア参加への意欲を高めました。
第7回目 平成29年10月28日 自然環境の保全、群馬県のごみの現状と対策
第8回目 平成29年11月6日 清掃センターの取組【桐生市清掃センター】
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清掃センターの施設見学 様々な廃棄物の受け入れや蒸気タービン発電機の稼働状況など、環境に配慮した設備を見学しました。
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リサイクル実習 ごみの分別体験を通して、ごみの多さ、処理の大変さや県民一人ひとりの協力の必要性を実感しました。
第9日目 平成29年12月2日 環境ボランティアの取組、わたしの企画書発表会、修了証書授与式
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環境ボランティアの取組について 県内各地で活躍している環境ボランティアの方から活動内容について説明を受け、今後の環境活動への意欲を高めました。
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修了証書の授与 修了要件を満たした受講生へ修了証書が授与され、今後の活躍を期待して平成29年度ぐんま環境学校(エコカレッジ)を閉講しました。
3 受講生の感想
エコカレッジを通して環境に関する様々な知識を学ぶことができた。今後、この経験を活かしていきたい。