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平成25年度ぐんま環境学校(エコカレッジ)を実施しました
掲載日:2023年8月1日更新
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1 ぐんま環境学校(エコカレッジ)の目的
ぐんま環境学校(エコカレッジ)は、ぐんま環境学校(エコカレッジ)は、地域の環境学習又は環境活動を自ら主体的に実践できる人材の育成を目的として、環境問題や環境ボランティアに興味のある方を公募し、講義やフィールドワークをとおして、環境に関する基礎知識やボランティア活動を幅広く学びます。
2 開講状況について(平成25年度は18名の受講生が参加しました。)
第1日目 平成25年8月7日 開講式、自己紹介、地球温暖化・エネルギー資源(講義)
- 開校式:受講生に期待することや講義の進め方・オリエンテーション 受講生同士の自己紹介:初対面の緊張を緩和し、受講生同士の環境への意識を共有するため、対面的な自己紹介を行いました。
- 地球温暖化・エネルギー資源について 気候変動が地球に及ぼす影響や群馬県内における再生可能エネルギー普及の可能性について学びました。
第2日目 平成25年8月10日 育樹作業、自然観察(伊香保森林公園)
- 育樹作業の体験 森林ボランティア団体のNPO法人フォレストぐんま21の方々の指導を受け、芝刈機や鎌で草刈りを体験し、森林保全への理解を深めました。
- 自然観察 育樹作業の後、NPO法人フォレストぐんま21の菊川理事長の案内で森林内の風穴などを観察し、自然の生命力の強さを実感しました。
第3日目 平成25年9月5日 尾瀬の取組(尾瀬フィールドワーク事前学習)自然生態系について
- 尾瀬の取組 尾瀬フィールドワークにむけて、セルフチェックを行い、尾瀬の取組やマナー・ルール、尾瀬のボランティア活動を学習しました。
- 自然生態系について 生態系サービスの経済的価値や里地里山の現状、今後の生態系保全のあり方について学習しました。
第4日目 平成25年9月11日 環境保全(水質保全、大気保全、放射線対策)
- 水質保全及び土壌汚染について 河川・湖沼の水質及び土壌の現状について理解し、群馬県の対策について学習しました。
- 大気保全について 大気汚染物質とその発生の仕組みを理解し、群馬県の常時監視やその対策について学習しました。
- 放射線について 群馬県の監視体制と県内の除染状況について学び、県内の放射性物質の汚染状況について理解しました。
第5日目 平成25年10月2日 尾瀬フィールドワーク
- 尾瀬国立公園について学習(鳩待峠) 尾瀬の位置について確認し、外来種排除の取組やゴミ持ち帰り運動について実践しました。
- 尾瀬における社会実験の取組について 尾瀬で実施されている自動車利用や木道の社会実験について学習しました。
- 植生及び樹種の学習 様々な種類の植物の解説を受け、尾瀬の自然が特殊な環境にあることを確認しました。
- 浄化槽の仕組みを学習(山の鼻ビジターセンター)多くの観光客を受け入れていることに対するし尿処理や環境への配慮について学習しました。
- 湿原の成り立ちについて学習(尾瀬ヶ原)尾瀬の自然史や木道整備などの自然保護に対する取組を学習し、尾瀬の環境は絶妙なバランスで成り立っていることを確認しました。
第6日目 平成25年10月9日 ごみ・リサイクルの講義 3R学習(桐生市清掃センター)
- 桐生市清掃センター所長による挨拶 桐生市清掃センターの成り立ちや、桐生市の取組について説明を受けました。
- ごみ問題と循環型社会づくりについて 1日1人あたりのごみの排出量の多さを知り、ごみの減量化の必要性について再認識しました。
- リサイクルについて 日頃のごみの分別方法を振り返り、リサイクル推進のためには適切な分別が不可欠であることを理解しました。
- 清掃センター見学 様々な廃棄物の受け入れや蒸気タービン発電機の稼働状況など、環境に配慮した設備を見学しました。
- リサイクル実習 ごみの分別体験をとおして、ごみの多さ、処理の大変さや県民一人ひとりの協力の必要性を実感しました。
第7日目 平成25年10月23日 環境サポーター講演、修了証授与式
- 環境サポーター講演 環境サポーターが環境教室での活動を実演し、ボランティア参加への意欲を高めました。
- わたしの企画書の発表 環境学校で学んだ内容や今後の抱負や計画について発表し、受講生同士で意見を交わしました。
- 修了証書の授与 修了要件を満たした受講生へ修了証書が授与され、今後の活躍を期待して環境学校を閉校しました。
3 受講生の感想
- 今まで以上に環境に配慮した生活を心がけていきたいです。また、エコカレッジで学んだことを家族や友人、職場など周囲に広めていきたいです。
- 受講を機に、友人を誘って環境ボランティアに参加していきたいです。