本文
■日時 令和8年11月5日(木曜日)14時01分~15時01分
■会場 記者会見室
■出席者 県:知事、副知事ほか
記者:記者クラブ所属記者等14人
■記録作成 メディアプロモーション課(報道係)
20261105山本一太群馬県知事定例記者会見<外部リンク>
■知事発表
それでは定例会見を始めたいと思います。まず福田康夫元内閣総理大臣のご逝去についてお話をさせてください。先月22日の木曜日、福田元総理が90歳で逝去されました。私も30日金曜日の葬儀に参列をさせていただきました。あらためて県民を代表して、謹んで哀悼の意を表したいと思います。
福田元総理は内閣官房長官として、3年半にわたり内閣を支え、卓越した調整力を発揮されました。そして、平成19年に第91代内閣総理大臣に就任されました。総理在任中は、消費者庁の創設に道筋をつけたり、あるいは公文書管理制度の整備を主導されたり、国民の立場に立った行政の実現に力を尽くされました。外交においても、北海道洞爺湖サミットの議長として、気候変動問題に関する国際的な合意形成に尽力をされました。総理退任後も、日中関係の改善をはじめ、各国との対話や交流に取り組まれ、日本の外交に確かな足跡を残された方だと思います。
こうしたご功績は、群馬県民の誇りと言っていいと思います。平成25年には名誉県民の称号を贈り、顕彰をしております。私自身も福田内閣で外務副大臣を務めさせていただくなど、長年にわたりお世話になりました。知事になってからも、お目にかかるたびに「よく頑張っているね」と励ましていただいたのをよく覚えています。会合のごあいさつで私の県政への取り組みにも、わざわざ触れてくださったこともあります。福田元総理の温かい言葉は今も胸に残っています。
福田元総理の言葉や行動には、ブログにも書いたんですが、私心や野心というものが、全く感じられませんでした。30年以上、私、政治の世界に身を置いていろんな方々を見ておりますが、そういう意味でも、本当に稀有な政治家だったと思います。その清廉な生き方、あるいは私心無く国に尽くされる姿勢、これは政治家として心から尊敬しておりました。どんなに苦しい時も、県民や国民に真実を語る勇気を持つと。私はこれが福田イズムだと考えています。
福田イズムというのは、まさに福田赳夫元総理が、その福田イズムを作られたわけですけれども、それが福田康夫元総理に引き継がれて、今は福田達夫衆議院議員にDNAとして引き継がれているんだと思うんですよね。特徴は3つあると思います。福田イズムの最初の特徴は、「清廉であること」ですよね。本当に政治とお金のスキャンダルみたいなものがほとんど皆無の方だったという。ここ、大変素晴らしいと思っています。
2つ目は「潔さ」だと思うんですよね。福田(赳夫)元総理が引退をされた時も、そのまま余力を残して引退をされて福田康夫元総理に議席を引き継がれた。福田康夫元総理も余力を残して引退されて、福田達夫衆議院議員に、ある意味、自分のポジションを、政治家としての志を引き継いでもらったと。こういう、うちの亡くなった父親は、あまりにもあっさりしているんじゃないかと言って、いつも福中戦争でなかなか成果を上げられない中で言っていたんですが、だからそういうところが、しかし福田赳夫先生の素晴らしいところだとも言っていました。うちの亡くなった山本富雄は、福田赳夫元総理を生涯の師と仰いでいました。それが2つ目の特徴ですよね。
3つ目がさっき言ったように、「真実を語る姿勢」というのがありました。赳夫元総理の頃からそうだと思いますが、苦しい時も、都合の悪いことは隠さずに、やっぱり誠実に県民に対して、国民に対して真実を語ると。この3つが福田イズムのまさに神髄だと思っています。私もこの福田イズムというものを胸に置いて、県民の皆さんと誠実に向き合って、群馬県の未来をつくる仕事に、これからも取り組んでまいりたいと思っています。
次に、「ぐんま移住&交流フェア2026」についてお話をさせてください。スライドをご覧ください。今月の1日の日曜日、東京・有楽町の東京交通会館で群馬県が主催する最大規模の移住イベントを開催いたしました。これもブログに書いたので記者の皆さんはご覧になっているかもしれませんが、今回は過去最多となる47の相談ブースを設け、266組378人の方々にご来場いただきました。
私も会場を回って、多くの皆さんが熱心に相談される姿を拝見させていただきましたが、あらためて、移住希望地ランキング2年連続1位となった群馬県に対する皆さんの関心の高さというものを実感いたしました。また、31市町村が参加し、富岡市の茂原市長とか、東吾妻町の齋藤町長も自ら地域の魅力をPRされるという場面も拝見をさせていただいて、齋藤町長なんてブログに写真を載せたんですが、東吾妻は忍者の里として売っているので、忍者の格好をしていましたよね。手裏剣を私も投げさせてもらいましたけど、こういうのいいですよね。この熱意というか。あらためて群馬県は今、オール群馬で移住を後押ししているんだなと、こんな熱を感じたところです。
会場では私が進行役となって、「知事と移住者が語るぐんまな日々。」、こういう題のトークセッションも行いました。ゲストは地域おこし協力隊として桐生市に移住した岩崎大輔さんと、元総務省職員で今年4月に群馬大学医学部へ入学された永田真一さんです。この人はただ者じゃないですけど、2人ともね。群馬県を選んだ理由とか、暮らして感じたこととか、あるいは移住前のイメージとの違いを伺わせていただきました。
お二人の前向きで本当に明るい実体験に基づく率直な言葉、これは移住を考える皆さんの背中を間違いなく押してくれたんじゃないかと思っています。貴重なお話をいただいたお二人に心から感謝を申し上げたいと思います。今回いただいたご意見やご要望は、今後の移住施策に生かしてまいります。今後も知事である私自らが先頭に立って、市町村や関係団体とともに群馬県の魅力を発信していきたいと思います。それによって移住先として、一人でも多くの方々に選んでいただけるように、引き続き全力で取り組んでまいりたいと考えております。
それでは会見の中身です。スライドをご覧ください。今日の会見の主な項目です。1つ目は「知事のベトナム訪問」、それから2つ目が「群馬県の次世代モビリティ分野の取り組み」、3つ目が「温泉文化カンファレンス」。こういったことについて発表させていただきたいと思います。
まず「知事のベトナム訪問」です。スライドをご覧ください。11月8日の日曜日から12日の木曜日にかけてベトナムを訪問いたします。昨年11月以来、知事就任後、7回目の訪問ということになります。訪問の主な目的は2つあります。一つはベトナム政府や地方政府との信頼関係をさらに強化すること。もう一つは県内企業の海外展開や相互投資を促進するということです。
ベトナムは経済成長が著しく、IT人材の育成にも力を入れております。県内企業からは投資先としてだけではなくて、人材の確保とか魅力的なマーケットとしても注目を集めております。こうしたことから群馬県では、これまでもベトナムとの関係強化に取り組んでまいりました。
私自身、これまでファム・ミン・チン前首相と個別に5回会談したということで、首相と5回会談した知事はほとんどいないと思うんですよね。特にベトナムにおいては政府要人との会談を重ねてまいりました。2023年には、このファム・ミン・チン首相にわざわざ来県をしていただくということで、いわば地方自治体としては非常に稀なシャトル外交が群馬県では機能しているということです。これはベトナムとしても群馬県との関係を重視していただいていると、この証だと思っています。
今回は群馬銀行と連携して、深井頭取も一緒に行っていただくんですが、製造業、小売業など21の企業・団体からなる県内企業団とともに訪問をいたします。群馬県議会からは金沢県議に、今回手を挙げていただいたのは金沢さんだけだったと思うんですけど、金沢県議にも同行していただきます。
現地では、ベトナム政府とのさらなる関係強化を図るとともに、知事就任後初めてのホーチミン市、今まで行ったことないんです、知事としてはホーチミンにね。ホーチミンに行って、ベトナム大手IT企業のFPTソフトウェアなどを視察させていただく予定にしています。
さらに今回の訪問に合わせて、ベトナムのハイフォン市と経済交流・協力に関する覚書を締結いたします。この覚書は今年6月に、レ・ティエン・チャウ副首相が来日した際にご提案をいただいて、この副首相の提案に基づいて検討を進めてきたものです。ハイフォン市は、ベトナム北部を代表する港湾工業都市で、非常に注目されています。近年、目覚ましい経済発展を遂げている地域なんですね。今後は経済面を中心にさらなる連携をハイフォン市と図ってまいりたいと思っています。詳しくは来週の帰国後の会見でご報告をさせていただきたいと思います。
これまでトップ外交を通じて、同行した県内企業によるベトナムへの投資が決まったほか、全部で100億円規模の投資が決まっているわけですけれども、それに加えてFPTの日本法人が太田市に事業所を開設する。これだけでも億を超える投資だと思うんですが、こうやって今、群馬県とベトナムの間で相互投資が進んでいます。
知事自らが企業団とともに現地を訪れ、政府や企業に直接働きかけることで、群馬県の本気度を相手の政府に伝えるということで、県内企業の事業展開を後押しできると考えております。今回もいつものとおりですが、1分たりとも無駄にしないで頑張ってこようと思います。群馬県にとって具体的な成果につながるよう、全力でトップ外交を展開してまいります。
毎回、行くと睡眠時間がすごい短いんですが、今回は、一応私は病気治療中ということなので、できるだけ睡眠時間を取る工夫をしながら、体調管理をしながら、このベトナム訪問をこなしたいと思っています。
続いて、「群馬県の次世代モビリティ分野の取り組み」についてです。スライドをご覧ください。このたび、群馬県が策定した次世代モビリティ分野の計画が、国の「地域未来戦略」に基づく地域産業クラスター計画として公表されました。地域未来戦略は、地方に投資を呼び込み、地域の産業を育てることで、強い地域経済をつくり、日本全体の成長につなげる国の戦略です。
この戦略では、産業の特性などに応じて、3つの類型の計画を推進しております。1つ目が、国が主導する「戦略産業クラスター計画」です。AI、半導体、コンテンツなど、国の成長戦略が掲げる17の戦略分野、コンテンツはさっき言ったとおり入っているんですが、これに関連する大規模投資を核に産業集積を進めるというものです。
2つ目は、都道府県などが重点的に育てる産業を定め、企業の投資とか連携を促す「地域産業クラスター計画」ですね。3つ目は、都道府県や市町村が農産物や伝統工芸などの地域資源を生かして、地場産業の成長を図る「地場産業成長プラン」というものです。
群馬県では、この2つ目の「地域産業クラスター計画」として、県の産業とか技術の強みを生かした計画を策定いたしました。他の分野も引き続き国と調整をしてまいります。これ、なかなか産業クラスター計画、難しいところもあるんですけど、決して諦めずにやっていきたいということで、内容がまとまり次第、また会見等でお知らせしたいと思います。
今回の計画で目指すのは、自動運転、電動化、物流の高度化を一体的に進め、安全性能を軸とした次世代モビリティの拠点をつくることです。群馬県には皆さんご存じのとおり、SUBARU、日野自動車をはじめ、高い技術力を持つ部品メーカー、物流企業が集積しております。こうした企業と大学、研究機関などが連携して、研究開発、製造、実証、そして実際の移動や物流の現場での活用までを一体的に進めてまいります。
例えば、自動運転技術を活用した次世代物流とか、自動車の安全性を支える車載半導体、電子技術の開発などに取り組んでまいります。併せて、ロボットの導入による生産性向上、専門人材の育成確保も後押ししてまいります。
加えて、群馬県が培ってきたものづくりの技術、製造業はGDPの4割ですからね。こういう、ものづくりの技術とデジタル・クリエイティブ人材の力を組み合わせて、新たな技術や製品を生み出せる環境も整えてまいります。
この計画では2036年に向けて、官民の設備投資額を累計5兆円以上、産業人材の育成数を累計3万人以上とすることなどを目標に掲げております。こうした投資と人材育成を通じて、県内企業が次世代モビリティの分野で競争力を発揮し、新たな仕事や雇用を生み出す。その成長を働く方々の賃金とか県民所得の向上につなげていきたいと考えております。次のスライドをご覧ください。
先週30日の金曜日に総理官邸で開かれた「地域未来戦略に関する関係副大臣等会議」に自ら出席してまいりました。高市総理や関係閣僚の皆さんにこの計画を直接説明すると。閣僚はこれを統括している、確か総務大臣で、あと副大臣だったので、副大臣会議みたいになっていましたが、この計画を直接とにかくこの人たちに説明をして、群馬県のものづくりの強みを生かして、次世代モビリティの時代を先導していくという決意を、ちゃんとリアル参加でお伝えしてまいりました。
これ、ブログにも書きましたが、リアル参加が6、7人だったでしょうかね。知事は私と、この間当選したばっかりの沖縄県の古謝知事だったので、当然トップバッターでプレゼンをやらせていただきました。
国はこうした地域の計画を後押しするため、今後5年間の支援方針を示す「地域未来戦略実現フレーム」というものを年末までに策定することとしております。複数年度の予算措置、インフラ整備、人材育成への支援などを盛り込むとしております。また、計画の中核となる企業の取り組みを国の補助事業で支援することも示されております。
群馬県としては、こうした国の支援策を活用し、県内企業の研究開発や設備投資を後押ししてまいります。併せて、計画の実現に必要な支援についても、当然ですけど、引き続き政府に働きかけていきます。群馬県が世界に誇れる次世代モビリティ産業の拠点となるよう、産学官が一体となって取り組んでまいりたいと思います。
これ(スライドの写真)、ここに私がいて、高市総理がおられるわけですけれども、ブログにも書いたんですが、高市総理と知事就任後なかなか直接会う時間が無かったんですけれども、短い時間ですけれども、いろいろちょっと言葉を交わすこともできて、握手も交わして、しっかり励ましてきましたが、最後に立ち去る時に、私の方を向いて「一太さん」って言ったのかな、「元気でね」って手を振ってくれたのが本当にうれしくて、もう一発で、これはもう本当にキラーパスなので、これでもう私は一気に、本当にやられたという感じだったんですけど。
ブログにも書きましたが、もう激務で大変だと思うんですが、いつも本当にエネルギッシュというか、一つ一つのプレゼンを高市総理が真剣に聞いて、非常に笑顔も多くて、非常にポジティブなエネルギーを感じました。ぜひ頑張っていただきたいと思います。
こっちにもいっぱいいるんだけど、これ鈴木英敬副大臣、この間も会ってきたんですけど、英敬さんが今回ずいぶん後押しをしてくれたと思うんですけどね、リアル出席の。すごくお世話になっている人なんですけど、中西さん、副長官か、参議院の後輩で本当によく知っているので。総務大臣、残念ながら副首都の問題では会えなかったんだけど、でもぱっと会って、「必ず会ってください」って言ってきたら、「分かりました」っておっしゃっていたので、ちゃんと総務大臣をどこかでキャッチして、いろいろお願いしたいこともあるので、お話をつないでいきたいと思っています。誠実で真面目で、本当にいい方でした。取り扱い注意の知事だから、この副首都の件でいろいろ言って申し訳なかったなと思っております。
ということで、こっちにはいっぱい知り合いがいたんですけれども、ちゃんと20数年の人脈をしっかり生かして、今回も頑張ってきたということだけ皆さんにお伝えしておきたいと思います。
続いて温泉文化カンファレンスです。群馬県が温泉関係者の皆さんとともに登録を目指してきた温泉文化、昨年11月にユネスコ無形文化遺産の国内候補に決定いたしました。国内候補決定後は、温泉関係者をはじめとした多くの方々から期待の声が寄せられております。文化庁の文化審議会無形文化遺産部会からも、とにかくユネスコ審議までの期間を生かして、温泉文化の価値を幅広い方々としっかり共有するようにと、こんなご助言もいただいております。
そこで、今年度から新たに群馬の温泉、ONSENを世界に発信するために温泉文化カンファレンスを開催いたします。スライドをご覧ください。日時は11月17日の火曜日、午前9時半から12時半まで、会場はみなかみ町カルチャーセンターです。今回はみなかみ18湯を舞台に、地元の皆さんと県内外の温泉関係者、専門家が交流して、温泉文化の価値を見つめ直すという舞台にしたいと思っています。地域への誇りを育み、その魅力を国内外に発信する、そういう機会にしたいと考えております。
内容は、ONSENアドバイザリーボード任命式、基調講演、それからパネルディスカッションとなります。次のスライドをご覧ください。
まずONSENアドバイザリーボードです。これは、温泉文化の全国推進協議会から、温泉にゆかりのある著名人・文化人の皆様に委嘱している、これ皆さんよくご存じだと思いますが、温泉文化の価値や魅力の発信役をこういう方々にお願いするという制度ですよね。これまでに小説家の浅田次郎さん、放送作家の小山薫堂さん、作家の林真理子さん、昨年ご逝去された作家の嵐山光三郎さん、こうした方々に就任をしていただいています。
今回は宇宙飛行士の野口聡一さんに新たに就任いただく予定です。野口さんは、「月面露天風呂から地球を眺めることが夢」と、いいでしょう。月面露天風呂から地球を眺めることが夢っておっしゃっているので、今度こういう人にやっていただくしかないと思ったんですけど、温泉への関心も高いということで、発信力も影響力もあるということでお願いをしたところ、今回、ご就任いただくことを承諾していただきました。野口さん、ありがとうございます。野口さんには温泉文化の価値、魅力を国内外に広く伝えていただくことを期待しております。
次に基調講演です。基調講演では、「温泉文化」国民会議会長で元文化庁長官の青柳正規さん、青柳先生がいなかったら、これ本当に定義の部分ね、温泉文化の。これをクリアできなかったかもしれないぐらいの本当に恩人ですけれども、この青柳さんに「温泉文化の定義とユネスコ無形文化遺産登録に向けて」ということをテーマに講演をいただくことになっております。私たちに身近な温泉文化をどのように守って次の世代に伝えていくのか、まさに理解を深める機会にしたいと思っています。次のスライドをご覧ください。
次に、2部構成のパネルディスカッションです。第1部のテーマは「自然と地域が守る温泉文化」ということで、元文化庁長官の青柳正規さん、写真家で作家の石川直樹さん、それから温泉研究者の北出恭子さん、そして知事である私も登壇して、自然の恵みである温泉の価値や将来について議論をいたします。
第2部のテーマは「水と雪で発信する温泉文化の可能性」ということです。ここは温泉文化の提唱者で高崎商科大学特任教授の熊倉浩靖さん、熊倉先生をファシリテーターに迎えて、みなかみ町観光協会代表理事の岡村健さん、それから雪国観光圏副代表理事の柳一成さん、鬼怒川パークホテルズ代表の小野真さん、それからトラベルジャーナリストの小川由美子さんにご登壇いただくことになっております。
県外の温泉関係者や専門家を交え、みなかみ18湯の魅力をどのように世界に向けて発信していくのか、今後の可能性について議論をいたします。定員は先着350人ということにさせていただきます。参加料は無料です。申し込みは既に始まっています。申し込みの詳細はいつものセリフですが、このスライド記載のQRコードから確認をいただければと思います。国内外の温泉関係者、地元の方々をはじめ、多くの皆さんにぜひともお越しをいただきたいと思っております。
今後も知事自ら先頭に立って、2030年のユネスコ登録実現に向けた機運醸成、まだ登録されていないんでね。大きな一歩を踏み出したんですけど、まだ実現していませんから。この2030年の実現に向けた機運醸成を図ると同時に、群馬県が温泉文化の聖地になれるように、県議会をはじめ、県内温泉地の皆さんとともに全力で取り組んでまいります。
ちなみに今日、少し前にみなかみ町長が再選のごあいさつに来られたんですけど、これ、すごく喜んでいました。力を合わせて、また群馬県とみなかみを盛り上げていこうと、こんな話をしたこともご報告させていただきます。
最後に群馬パーセントフォーアート「仮囲いワークショップ」について報告をしたいと思います。群馬県では、全国初の取り組みである「群馬パーセントフォーアート」推進条例に基づいて、アーティストが自立できる環境を整え、そして、日常にアートが溶け込む新たな地域づくりというものを進めています。その一環として、昨年度、敷島公園新水泳場の建設現場を囲う壁、仮囲いですよね、これを彩るデザインアートコンテストを開催いたしました。スライドをご覧ください。
全国の学生・生徒から79作品の応募があって、最優秀賞に選ばれたのが「湯けむりの干渉帯」です。作者は東京藝術大学大学院で建築を学ぶ加藤雄大さんと棚田悠介さん、山本一太憧れの藝大ですよね。この2人です。
この作品はワークショップを通じて、参加者の皆さんと一緒に作り上げていく参加型アートになっているんですね。審査ではデザインの完成度に加え、この参加型というコンセプトが特に高く評価をされました。そこで、皆さんがこの作品づくりに参加できるワークショップを敷島公園新水泳場付近で開催いたします。開催日時は今週7日の土曜日、正午から午後3時までです。どなたでも無料で参加できる、事前申し込みも不要ということになります。
ワークショップでは、仮囲いに貼られた青いシートの上に、湯けむりをイメージした白いシールを貼っていただきます。一人一人が貼った白い点が重なり合って、壁全体に湯けむりが漂うような風景が生まれていきます。皆さんにもアートを作る楽しさというものを自ら体験していただきたいと思います。所要時間は、説明を聞き、貼る場所を選んでシールを貼るまで10分程度です。開催時間内に気軽にお立ち寄りいただきたいと思います。詳しくはスライド記載のQRコードから群馬県ホームページをご確認ください。
群馬県としては、新水泳場の完成までの間、こうした身近な場所での創作体験を通じて、アートに親しむ機会を広げるとともに、湯けむり国スポ・全スポぐんまへの機運醸成というものを高めてまいります。
私からは以上です。皆さんから何かご質問があればお受けしたいと思います。
●副首都の指定要件および防災局の設置について
(記者)
では2点ほど伺います。1点目なんですけど、防災庁の関連で伺います。2日に発足して、この後、焦点は防災局がどこに設置されるかというところに移ってくるんですけれども・・・
(知事)
防災局?
(記者)
防災局。地方のです。かなりいろんなところが手を挙げていますけれども、本庁をバックアップするという意味でいくと、副首都はちょっと仕方がありませんでしたけれども、十分に群馬県のポテンシャルというのを見せつけられたんじゃないかと思います。地形的にも、これは個人的なあれですけど、北信越に近いとか、日本海を伝わって東北の方に行けるとか、いろいろ利点もあるんだと思うんですね。
聞いていると、かつて大きな自然災害があったところが、その経験からして有利なんじゃないかというのは聞こえてくるんですけれども、あらためて、リベンジマッチじゃないですけど、知事としてどうこの防災局を手繰り寄せていくことを考えられるか、まだちょっと詳しいことは分かってないんですけれども、どうお考えでしょうか。
(知事)
ありがとうございます。今日、記者さんから防災局の話が出て、副首都への挑戦が一区切りしたという意味でおっしゃったんだと思うんですけど。
まず、副首都の話をさせていただくと、ご存じのとおり、ブログにも書きましたが、今回の政令決定によって、副首都の指定に当たっての国の考え方が示されたということで、これも国の方で議論して出た回答なので、これはこれでもちろん理解をして受け止めたいと思っています。
これは理解するんですが、これもブログに書いたので、人口とか経済の集積規模みたいなものに重点が置かれて、群馬県がずっと訴えてきた、例えば今まさに記者さんのおっしゃった災害対応みたいな価値ですね。ここに十分光が当たらなかったというのは、これは残念に思っています。
これからいろんな議論の中で、副首都が一つになるのか複数になるのか分かりませんが、副首都として、政府として大きな、多分、投資をして整備していくわけですよね。群馬県も含めてなんですけど、人口規模とか経済集積でない価値とかね、魅力ってあると思うんですよ。
私が心配しているのは、この副首都に、またものすごく国が投資をして、その分、人口が少ないところとか、あるいは経済の集積がないところに対する投資がすごく減ってしまうんじゃないかと。これはあってはならないと思うので、もちろんこれはこれで国の方針としては理解しますし、高市総理のいろいろな方針というのは一応支持をしておりますので、ここは一区切りで仕方がないと思っているんですが、今みたいな考え方は、ここから国家全体の在り方を政府として考えていくわけですよね。そもそもこの副首都の法律というものが、東京が大きな災害に見舞われた時に、国家としての機能を維持するということが目的なのでね。そういう中で今、群馬県が一石を投じた、観点というものは、ぜひこれから生かしていただければなと思います。
それからもっと言うと、副首都への挑戦はこれで一区切りになりましたが、これまで副首都を想定して我々が準備してきたことというのは、全く無駄になってないと私は思っていまして、副首都になるためには、例えば群馬県に今何が必要なのかと。さらに、そのためには各地域がどんな役割を果たさなければいけないのかみたいな、こういう議論は、いろんな形で続けていこうと思っていて。
そこでまさにさっき言った、副首都という仕組みには、例えば制度ではなかなか入れなかったとしても、その首都圏のバックアップ機能みたいなものについては、群馬県は今まさに記者さんがおっしゃったように、いろんな強みがあると思うんですよね。非常に東京に近接していながら、基本的に地震の数も少ないし、一応、この統計からいくと、大体、群馬県の震度というのはもうちょっと低いだろうと想定されているし、なおかつ、この間もちょっと言いましたけれども、日赤が病院として唯一の搬送拠点にもなっていたりということから言うと、ここから今度は首都圏のバックアップ機能みたいなことについても、いろんな形で検討していくと。
まさに今言ったリベンジという言い方、正しいか分かりませんが、群馬県の強みを生かして、やはり今度は首都圏をバックアップするという機能、こういうところにポイントを置いて、しっかり群馬県の存在感というものをアピールしていければなと思っています。
その中で防災庁ですが、これは記者さんご存じのとおり、防災庁の議論が出て間もなく、もう担当大臣のところには私が直接伺って、しっかりと要望していますので。当時、赤沢大臣だったですかね。経産大臣、赤沢大臣のところにも行ったし、防災担当大臣のところにも行って、ちゃんと要望していますので、よくこの議論をフォローしながら、いろんな考え方が出てくるんだと思いますが、群馬県としても、例えば防災に関連する、いろんな、例えば省庁機能の誘致みたいなことについては、これはしっかり群馬県のできることを進めていきたいなと思っています。
●米国中間選挙の結果について
(記者)
あともう1点ですけど、昨日の今日なので、アメリカの中間選挙ですけど、あっさりとトランプさん、負けを認めましたけれども、知事はどうご覧になったでしょうか。
(知事)
これも記者さんはジャーナリストだから、私よりもよく分かっていると思うんですけれども、今までアメリカの世論調査、特にトランプ大統領については外れまくってきたんですよね。だから今回も、いろんな3つか4つ、5つぐらいのアメリカの世論調査とか、大学のデータをずっとフォローしていたんですけど、相当みんな慎重で、すごく修正もかけた中で、民主党が有利だという話をしていたんですけど、みんなが思っているよりも民主党に本当にブルーウェーブというかね、大きな青い波が起こったということには、ちょっと驚きました。
上下両院ともに、もちろん下院は大体、過去の中間選挙を見ても、大体下院というのは負けるので、時の政権が。上院も4つ(の州)とかフリップ(奪還)するのは難しいと思っていたのが、もう激戦と言われたところがみんなひっくり返っちゃって、絶対大丈夫だと言われたサウスカロライナ(州)とかね、普通だったら考えられないところも民主党が勝っているので、まず非常に驚きました。
それから、あんまりトランプ大統領のこととか、知事として言うとどうかと思うんですけれども、これはアメリカ国民の中に、イラン戦争とか、あるいはもうあちこちで言われていますが、それに伴う物価高とか、いろんなところについてのものすごい大きな不満がたまっていたんだと思うんですよね。
私は日米中西部会議で、特に中西部の知事の皆さんとお付き合いしていますよね。カンザス(州)の知事にもちろん会ったんだけど、カンザスで民主党が勝つとか考えられないですよね、多分。だから、セネター(上院)だったら90年、100年近くずっと多分共和党でしょう。だから、もうカンザスがこんなことになったという。テキサス(州)ももちろんものすごく強くて、30年ぶりか38年か、何か分かんないけど、今度タラリコが取ったわけでしょう。
だから、もう大きくアメリカの政治がここから変わっていくんだろうなと思うし、アメリカはとにかく何をやるにも世界に影響を与えるので、知事としては、一人の日本の政治家としては、知事としては、とにかくアメリカの動向というのは世界に影響を与えるので、ちゃんと政府が回ってほしいなと思っています。
私のアメリカ人の友人たちは、もう下院がこれだけ勝って、上院も、もしかしたら今あと2議席ですかね。アラスカ(州)とミシシッピ(州)。これって(得票率が)50%いかないと、新しい方式で選択制になっていて、2番、3番に入れていた人たちの票とか加算されたりするので、まだ時間かかると思いますけど、もう今だって54(議席)か何かでしょう。これは56(議席)ぐらいになってくると、例えばあと10議席ぐらい動くと、10議席ぐらい共和党から造反者が出ると、弾劾が成立するみたいな状況ですよね。それでもう下院はあり得ないぐらいなことになっているので。
だからここからは、とにかくいろんな委員会が立ち上がって、いろんな疑惑を追及するということで、トランプ大統領もビート(拒否権)を使うとか、昨日からちょっとSNSの発信とか見ているんだけど、ビートを使うとか、民主党と協力するとか、いろいろおっしゃっているんですが、レームダックになっちゃうというよりも、全体のアメリカの政治が停滞して、必要なことができなくなるみたいなのは、ちょっと日本としても心配だなと思っていますので、アメリカの、もちろん政治のことですけれども、ちゃんとアメリカが、きちっと政府が機能する形で推移していってもらえばいいかなと感じています。
(記者)
先ほどのお話の続きですけれども、アメリカが変わるきっかけになるというお話だったと思うんですけど、アメリカはどう変わるべきだと思いますか。
(知事)
どう変わるべきかというか、トランプ大統領がこれまでやってきたことについて、かなり厳しい反応が国民から出たということなので、ある程度方向は変わらざるを得ないのかなと思うので、あんまりトランプ大統領の批判を個人的にしたくないので、ちょっとそこは言葉が難しいんですけど、特に関税とか、そこら辺のことについては、少しまた、よりグローバルないろんなことを考えて、特に国際関係みたいなのを考えて、少しいい方に、日本にとっていい方に行ってくれればいいのかなと思います。
普通で考えれば、ひたすらあと2年間はいろんな委員会で、ほとんど委員長は全部民主党が取るので、とにかく疑惑追及みたいなものがずっと続いて、それについての報道が出てみたいな話になっちゃって、トランプ大統領もいろんな法案に拒否権を発動するみたいになって、そうやって混乱するというのは誰のためにもならないと思うので、どんな形になっても安定ってなかなか難しいんですけど、アメリカが世界のリーダーとして、しっかりと必要なことをできるような状況であってほしいなと思います。
●衆議院議員の定数削減法案について
(記者)
お話変わりますが、日本の政治なんですけれども、衆院議員の定数削減について、自民などの3党が比例代表から31議席削減することで合意しました。知事はかねて定数の削減に前向きだと思うんですけれども、受け止めをお願いします。
(知事)
これは、31(議席)だっけ。なぜ31なのかというのは、私なりにいろいろと分析もしているし、いろいろ意見もあるんですけど、あんまり細かいことを言うのは避けたいと思いますが、私は基本的に議員定数削減をやるべきだと、若手議員の頃から言っていたので、議員定数を削減するということについては基本的に賛成です。
ただ、今31という案が出て、これが自民党と、それから維新と国民民主で合意したということで、ここからいろいろ議論が行われると思うので、その中で、今のところ法案が成立する可能性が高いと言われていますが、それは国の方でしっかり決めてほしいなと。
これが、31が妥当なのかどうかというのは、自分なりの意見はありますけれども、そこはちょっと言うのは控えたいと思います。ただ、参議院の若手議員の頃から定数削減をやるべきだと。身を切る改革というよりも、人口のこともあるし、もう一度、そもそも選挙制度自体、比例復活についてもいろいろ私は言いたいことがあるので、それは前からの主張なので、それ(定数削減)自体は賛成していますが、どういう中身で決まるかというのは、これは国会の方で議論して決められることじゃないでしょうか。
●映画『ゴジラ-0.0』の感想について
(記者)
最後に、最近のブログで、ゴジラの最新作をご覧になったということですけども、感想を一言お願いします。
(知事)
ゴジラの最新作は、エンタメ産業の創設という野望を掲げる知事としては、絶対に見なければいけなかったと思っています。『国宝』も、もちろん絶対に見なければいけなかった。なぜなら、その後、東宝の松岡社長に会ってトップセールスするということがあったので、見なければいけなかったんですが、『ゴジラ-0.0』は、これは多分、社会現象になると思っていましたので、ここから(映画会社の)御三家も含めて、東宝にもまたいろんなトップセールスを、ロケも含めてかけていく中で言うと、絶対に見ておかなければいけないというのが、まず知事としての感覚と。
もう一つ、私は知る人ぞ知るゴジラファンなので、昭和ゴジラ、平成ゴジラ、令和ゴジラ、ほとんど見ているので、これもゴジラファンとしても絶対に行かなければいけなかったということで言うと、まだ記者さん、見ているかどうか分かりませんが、ゴジラ、ものすごくいっぱいあるんですけど、幾つかエポックメイキングの作品というのがあるわけですよね。最初のゴジラもそうだし、昭和ゴジラで言うと、1,200万人ぐらいの観客動員をした、最もヒットした『キングコング対ゴジラ』とか、あと『ゴジラvsデストロイア』とか、あと3つぐらいあるけど、いいんですけど、そういうエポック作品の一つになるので、最高傑作の一つなんじゃないかと思います。
ただ、アメリカ人の友人と話したら、絶賛と酷評が入り交じっているって。それは映画を見たら分かると思うんですが、まず怪獣の戦闘シーン。これはもう白組ですからね、世界に冠たる。VFXの美しさと迫力、これはずば抜けて一番だと思います、今までのシリーズの中で。
ただ、そこに『オッペンハイマー』の映画の答えじゃないけど、反核、反戦とかのメッセージを織り込んでいると。そのメッセージの織り込み方とかバランスとかについて、いろいろ多分賛否両論あるんだと思いますが、私は非常に感動したし、エンタメとしては本当に超絶にうまくできているなと思ったので、別に私、東宝の回し者でも何でもないですが、絶対に見た方がいいと思います。
初日、前橋、さすが県都前橋だと思ったんだけど、IMAXシアターがあるのは前橋だけですから、高崎にも無いし、伊勢崎にも無いから前橋に行きましたけど、IMAXシアターで、IMAXで見ることをお勧めしたいと思うし、初日の、確か爆裂スタートで、あれですよね、多分、日本映画として初日の興行収入、ちょっとまだ見ていませんけど、新記録でしょう。
前橋のIMAXもいっぱいですから。大体、ああいうところで見て、いっぱいになったことって『鬼滅の刃』しかないので。だから、ものすごいヒットすると思うし、これからいろんなところで、ゴジラ論だけじゃなくて、いわゆる、あそこの作品が持っている反核、反核兵器、反戦のイメージみたいなものも、メッセージなんかも含めて、相当いろんな議論が日本でも起こってくるので、これはある意味、一つの社会現象になるんじゃないかなと思いますし。
もうやめますね。キングギドラがやばいんだよね。まあいいや、もういいけれども、キングギドラやばいです。それだけです。
●小児医療センターの移転について
(記者)
昨日、県のホームページに公表のありました、新しい小児医療センターの基本設計概要についてお伺いさせてください。
医師不足であるとか、少子高齢化、特に少子化によって、地域医療体制をめぐる環境というのは決して楽観できるものではないと思いますが、そうした中、今回の新しい計画では、群馬大学病院の方と連携を強めて、また、その隣に整備することによって、場所を大きな拠点に一つに集約するというような形を取るということだと思いますけれども、こうした計画について、知事、どのように評価されているのかというのをお伺いします。
(知事)
まず担当者、病院局長から。
(病院局長)
ご質問の点ですけれども、ご案内のとおり、これから医療人材の不足というものが懸念されるわけですけれども、今回、小児医療センターを移転することによって、群馬大学医学部附属病院との連携、具体的には、小児科の方は小児医療センターの方に集約する。群大の小児科の機能を小児医療センターに持ってくる。また、今現在、小児医療センターに持っている産科の機能を群馬大学医学部附属病院の方に移す。
両方の病院で機能を分担して連携することによって、より少ない医師でも効果的な医療を行うとともに、群馬大学における医師の人材育成、それをより高めていく。そういった目的で取り組んでいくものでございます。
(知事)
もう病院局長が今、本当に一生懸命頑張っていただいているので、今の話に付け加えることないんですけど、そもそも、あそこの小児医療センター移転整備の時にね、もちろん老朽化が激しいという話もあったんだけど、合併症とかにも対応できないみたいなね、妊婦のことがあったんだけど、今言ったように、うまく両方を組み合わせることによって、いろんな症状とか状況に対応できるようになるというのでは、とても良かったんじゃないかと思います。
●知事のベトナム訪問について
(記者)
ベトナムの訪問について伺いたいんですけれども、政府の要人とも面会を調整されているということで、その経済的な面に限らず、いい人材に来てもらうという部分については、今回、何かお話しされたりとか、狙いはございますか。
(知事)
はい、まず知事戦略部長から。要人との会談と、それから人材育成の話ですね。いい人材に来てもらう。
(知事戦略部長)
まず、要人との会談については、当然、今回も予定されておりますが、具体的に、毎回のことなんですけれども、要人との面談が決まるというのは、ギリギリの調整で入りますので、本日の段階では、いつ、どなたにということは、まだ控えさせていただきまして、来週、知事がこちらに戻ってきてから、あらためてそこでまとめてご報告させていただくと。
当然、いい人材の件、そこはもう要人との会談で、そこについては毎回、そこの部分はかなり強く知事の方からお話をしていただいておりますので、今回も要人との会談が実現すれば、その話が出ると考えております。
(知事)
今回、また教育機関とかいろんなところに行くことになると思うので、そこは常に、人材交流とか、群馬県にいい人に来てもらうということを常に認識して組んでいますので、そこら辺はしっかり企業に対しても、あるいは教育機関に対しても、群馬県として働きかけていきたいと思います。
要人との面会は、あそこはもうギリギリにならないと決まらないので。今までも5回も首相と会談していますけど、向こうに行っても、もうギリギリでしか決まらないということで。
この間、ハロン湾。ベトナムの地方と日本の地方を掛け合わせようという、ファム・ミン・チンさんが実は提案したということなので、急遽行ったんですけど。
その時も、歌ってくれとか言われて、急に。無茶振りだけど答えざるを得ないじゃないですか。そしたら、何か知らないけどギターとか急に出てきて、前の日に、ちょっとギター弾いてくれればとか言うから、じゃあちょっとホテルで練習して行ってみたら、すごい会場でテレビの生中継があって、そこに全然練習していないのにギター弾いて。そしたら、テレビ局で中継されて、後から来た人が見て、何で知事がテレビで歌っているんだろうって言ったようなところなので、ギリギリまで分かりません。
だけど、ベトナム側も群馬県のことをすごい大事にしてもらっているので、誰かには会えるんじゃないかなと思いますので、ちゃんと、いわゆる群馬県の要望を伝えられるような政府首脳との面会はアレンジできるんじゃないかなと思っています。
(知事)
ほかによろしいでしょうか。じゃあ、Newさん(大塚副知事)から『ゴジラ-0.0』について、じゃないですね。つまんないことを言ってすみませんでした。
●「湯けむり国スポ・全スポぐんま」に向けた手話実況中継について
(大塚副知事)
じゃあ私から最後、手短に1点ご紹介します。今日はスポーツの手話実況中継についてご紹介したいと思います。
記者の皆さん、中継をご覧いただいている方もご案内のとおり、2029年、あと3年ほどですが、本県で開催する湯けむり国スポ・全スポぐんま。これはスポーツをする、見る、支える、全ての方に開かれたインクルーシブな大会というのを目指しています。
その一環として、国スポ・全スポを通じて初めてとなります、手話の実況中継の実施を検討しているというものです。一般的なスポーツ中継というのは、ご案内のとおり、従来の国スポ・全スポの配信というのは、映像と音声のみでして、手話もなければ解説もないと。それがそのまま動画が中継されているというものが中心でありましたけれども、その結果として、スピード感や臨場感、戦術など、スポーツの魅力が聴覚障害のある方、健聴の方にとっても十分に届かないという課題がありました。手話実況中継というのは、この課題を解消するための取り組みであります。
手話で何を言っているのかというのは、手話になじみのない方、必ずしも分からないかもしれませんが、手話で何を言っているのかということも説明する音声、それから字幕も入れまして、健聴者の方も、手話に対する理解の促進が図られる姿というのを目指しております。
障害の有無にかかわらず、同じ熱量でスポーツの感動を共有できる群馬モデルを確立しまして、これをスポーツに限らず、インクルーシブな社会の実現に向けた取り組みとして全国に発信していきたいということを考えております。次のページをお願いします。
具体的に手話実況中継ですけれども、競技会場の映像を県庁の上にあります動画・放送スタジオ「tsulunos」に転送しまして、そこで手話の実況、解説者の映像、字幕を合成して、YouTubeで配信をするという仕組みであります。
配信に当たっては、健聴者が気付きにくい苦労、それから工夫というものがあります。スポーツ中継では競技を大きく映すわけですけれども、手話というのは、ご案内の方もいらっしゃるかもしれませんが、表情や身体の表現というもの、これも含めて伝えるため、実況・解説者の表情までしっかり伝えられるようにということで、画面構成を工夫しております。(スライドの)この(真ん中の)辺りが、動画の、ちょっとごめんなさい、境目が分かりにくくてあれなんですが、こうなっていまして、手話通訳者の方というのは、かなり大きく映るという姿になっています。
また、出場チームのアンケートによりまして、注目選手や目標など、映像では伝わらない魅力と情報というのも発信するように意識しております。
今回の配信では、先ほどもちょっと申しましたが、実況者、解説者であるこの方々が、実は手話で実況、解説をしてくださっているわけですけれども、これを手話で伝えて、その手話を実は音声に翻訳をして、音声でも、これを流すと。これ(スライド)は画像なのでちょっと見えませんが、音声でも、この動画を見ていただくと流れます。また、その音声というのをAIで文字にもして、手話と音声と字幕の3つで情報を取っていただけるという形にしております。
視聴者から、「意義のある試みだ」と、あるいは「実況解説者の表情が豊かだった」、あるいは「手話実況が当たり前になると良い」というような前向きなお声も頂戴いたしました。さらに今後も改善を図りながら、湯けむり国スポ、それから全スポぐんままでの実施につなげていきたいということを考えております。
番組は足元で3つ行っておりまして、9月の陸上、10月のバスケットボールを実施して、今週の日曜日のお昼からサッカーの中継を予定しております。こちらのQRコードからアクセスが可能です。過去のこの陸上、それからバスケットについてもアーカイブで配信をしておりますので、ぜひ、障害の有無にかかわらず、多くの方にご覧いただきまして、スポーツ中継の新しい可能性というものを感じていただければと思っております。
湯けむり国スポ・全スポぐんまのレガシーとして、手話実況中継が一般的になり、群馬県がよりインクルーシブな社会になるように取り組んでいきたいと思っておりますので、ぜひ皆様方、応援をいただければと思います。私からは以上です。ありがとうございます。
ありがとうございました。いつもNewさんは本当になかなかいいやつを選んで取り上げてくれているので、感謝しています。
最後に私の方から、県民の皆さんに少しだけお話をしたいと思います。今日、アメリカの中間選挙、まだ下院、全部開いたのかな、どうでしょうかね、もう予想議席みたいなのを見ると、もう本当、圧倒的に下院は(議席差が)離れていて、上院は2つ、さっき言ったように、まだアラスカとそれからミシシッピだけが確定していないと。場合によっては、第三者選択制みたいな感じで、新しい仕組みを、そういう仕組みでやることになっているので、州法で。もしかしたらもうちょっと時間かかるかもしれませんが、民主党が本当に大勝したということで、これからアメリカの方向性が変わってくるんじゃないかと。
アメリカの動きというのは、もう世界全体に影響を与えて、日本にも影響があるし、群馬県にも影響があるということで、これからもアメリカの政治の行方というのは、知事としてしっかりフォローしていきたいと思っています。
今日ちょっと言う時間がなかったんですが、次々、民主党の、共和党の牙城というところが崩れていく中で、ちょっと心配していたのがネブラスカ州なんですよね。私は日米中西部会議で、一番仲良かったホルコム知事は、2期8年で引退をされてしまったんですけれども、ネブラスカ州のピレン知事とかとも仲良くて、ピレンさんが勝ったというのはすごくうれしかったですよね。ここは本当にレッドステートなんですけれども、70歳を超えているんですけど、ネブラスカ大学には有名なコーンハスカーズというアメリカンフットボールのチームがあって、アメリカって大学のフットボールの選手権、ほとんどプロみたいな注目を浴びるんですけども、その中で、コーンハスカーズで名プレーヤーとして鳴らして、ホール・オブ・フェームに殿堂入りしているのがピレン知事なんですけど、本当にかっこいい人で、前回行った時もネブラスカをお訪ねしたりして、群馬県も今2人、ネブラスカ大学に送っていますので、これが西(海岸)とか東(海岸)じゃないところがいいなと思っているんですが、そういう意味で言うと、ピレン知事が再選されたということは、とっても良かったなと。群馬県とネブラスカ州の関係を考える上でも、とっても良かったなということは付け加えておきたいと思います。
『ゴジラ-0.0』について話したかったんですけど、ちょっと長くなっちゃうので、今日は我慢したいと思いますが、山崎貴監督が本当に素晴らしい仕事をされて、これは皆さん知らないと思いますが、初期の頃の『リターナー』とか『ジュブナイル』の頃から、ほとんど全部見ているので、山崎監督の作品はですね。最高傑作の一つじゃないかなと思って。
だから、映画ファンとしては山崎貴監督に心から感謝したいということを、一応この会見の最後に申し上げて、誰も聞いてくれなかったので、これ以上『ゴジラ-0.0』の話ができないのは本当に残念だなと。ゴジラの鳴きまねもしないで、今日はこの会見を終わりたいと思います。今日は皆さん、最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。以上です。
( 以上で終了 )
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。