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令和8年度第7回定例記者会見要旨(5月21日)

更新日:2026年5月21日 印刷ページ表示

■日時 令和8年5月21日(木曜日)14時02分~15時05分
■会場 記者会見室
■出席者 県:知事、副知事ほか
     記者:記者クラブ所属記者等14人
■記録作成 メディアプロモーション課(報道係)

 モニター資料 (PDF:2.71MB)

 20260521山本一太群馬県知事定例記者会見<外部リンク>

知事冒頭発言

■知事発表

 1. 知事のフランス訪問

 2. N-E.X.T.ハイスクール構想パイロット事業

 3. 令和7年度群馬県公式SNS動画の実績

 4.ぐんまちゃんの取り組み

 5.湯けむり国スポ・全スポぐんま広報事業

 6.直滑降ストリームの告知

質疑応答

Newさんのひとこと

知事メッセージ

知事冒頭発言

 それでは、定例会見を始めたいと思います。おとといの19日火曜日、昨今の中東情勢を踏まえて設置した「群馬県国際情勢アドバイザリーボード」の第1回ヒアリングを行いました。今回は、青山社中株式会社CEOの朝比奈一郎さんを群馬県庁にお招きし、「中東情勢に対して群馬県がとるべき対応」をテーマに意見交換を行いました。朝比奈さんからは、現在の国際情勢の見立てに加えて、地域経済への影響とか、群馬県としての短期と中期の両方の対応の方向性について、大変良いご助言をいただいたと思います。また、石油や関連製品の県内での流通、供給の状況を丁寧に把握することとか、国の動きを迅速に把握して、地域の実情を国にしっかり伝えていくことが重要だと、こんなアドバイスも頂戴しました。今回のヒアリングは、今後の県の施策を検討していく上で大変有意義な機会になったと考えています。群馬県としては、第2回以降も順次実施し、さまざまな事態を想定した対応を検討してまいりたいと思います。スライドをご覧ください。

 昨日20日の水曜日に上京して、日本維新の会の中司宏幹事長を訪問してまいりました。今回の訪問は、2030年の国内候補に決まっている温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録の実現に向けて、議員連盟の今後のあり方などの意見交換を行ってまいりました。なお、議員連盟の事務局長を務めていただいている、今の議員連盟ですね、当時自公でつくったんですけれども、この事務局長を務めていただいている牧島かれん衆議院議員、元デジタル担当大臣にも、こうしてご同席をいただきました。中司幹事長から、この温泉文化の取り組みに対して前向きなお考えを伺うことができました。今、維新は与党ですから、大変心強く受け止めております。中司幹事長には、お忙しい中、面会の時間をいただき、この場をお借りしてあらためて感謝を申し上げます。非常に落ち着いた、誠実な感じの方で、非常に信望があるとお聞きしていたとおりの人でした。群馬県としても、関係者の皆さんと力を合わせながら、温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録の実現に向けて、引き続き全力で取り組んでまいる所存です。

 それでは、会見の中身について移りたいと思います。スライドをご覧ください。今日の会見の主な中身です。今日は、「知事のフランス訪問」、結構ちゃんとブログにも書きましたし、今日の(県議会の)提案説明の中でも概要を説明しているんですけれども、これをあらためてご報告したいのと、あと「N-E.X.T.(ネクスト)ハイスクール構想パイロット事業」、それから「令和7年度群馬県公式SNS動画の実績」が出ましたので、こういったことについて今日は発表させていただきます。

知事発表

1. 知事のフランス訪問

 まず、知事のフランス訪問についてです。先週12日の火曜日から18日の月曜日にかけて、フランスを訪問いたしました。ここでも直前に会見で申し上げましたし、私のブログでも書いたので、ご覧になっている方もおられると思うんですが、カンヌ国際映画祭に合わせて開催される世界最大級の国際映画見本市、「マルシェ・デュ・フィルム」に参加してまいりました。これ、ブログでも触れたんですけれども、カンヌ映画祭本体に行ったわけではありません。残念ながら、あの赤い絨毯でスターを見ることもなかったし、日本の監督の作品が3つも今回コンペティション部門に出ているんですが、もちろん映画を見る暇もありませんでした。カンヌ映画祭本体は、世界最高峰の、一般客やメディアが注目する華やかな芸術祭なんですけれども、他方、この「マルシェ・デュ・フィルム」というのは、これと併設して行われる業界関係者向けのビジネス空間になっております。全世界から映画産業のプロフェッショナルが集まる、これはまさに映画産業の心臓部と言うべき存在だと思っています。毎年1万2,000人以上、もっと来ると思うんですよね。1万人、2万人の映画関係者が世界中から集まって、例えば契約に向けた商談なんかのビジネスがここで展開されるわけですね。映画産業に携わる人にとって、これはもう国際的なパートナーシップを築くための最大の機会と言われているのが、「マルシェ・デュ・フィルム」なんですね。

 今年は、日本が初めて「マルシェ・デュ・フィルム」の「カントリー・オブ・オナー」、名誉国に選ばれました。これは映画マーケットにおいて、その年の特定の国を重点的に取り上げるという枠組みなんですね。この貴重なタイミングで、経済産業省から群馬県に登壇の依頼があって、これが今回の渡航につながったということです。訪問の主な目的は、ロケ地としての群馬県の魅力とか、あるいはデジタル・クリエイティブ産業創出に向けた群馬県独自の取り組みを発信することでした。また、世界中から集まる映画業界のトップランナー、エンタメ関係者と言ってもいいと思うんですけれども、政府関係者等との意見交換を通じて最先端の知見を得ること。それから人脈の構築ですね。これからデジタル・クリエイティブ産業に向けての人脈構築を図ることでした。経産省をはじめ、JETRO、在フランス日本大使館、今回の訪問をサポートしていただいた全ての皆様に、あらためて感謝を申し上げたいと思います。それでは、訪問の結果について簡潔にご報告します。スライドをご覧ください。

 現地では2つのセッションに登壇をいたしました。1つ目は日本主催のカンファレンス、「The Incentives and Production Services for Filming in Japan」です。ちょっと格好つけて英語風の発音で話したんですけれども、2つ目は国際的なフィルムコミッションの支援組織、AFCI主催のイベント、「The Power of Place: Made in Japan」におけるパネルディスカッションということですね。これらの中で、この2つのプレゼンの中で、群馬県の多彩なロケーションとか、知事をトップとするロケ支援体制のこととか、群馬県のインセンティブ制度、そしてtsukurunやTUMO Gunmaをはじめとする人材育成の取り組みについて発信をしてまいりました。群馬県がエンターテインメントを核とするデジタル・クリエイティブ産業の創出に本気で取り組んでいることを、世界に向けて発信することができたと思っています。これ、10分間の英語のプレゼンだったんですけれども、全力でやってまいりました。おかげさまで、こんなことを言うのもあれなんですけれども、すみません、自分で言うのもなんですけど、かなり良い評価で、大勢の方々に囲まれたので、それなりのインパクトがあったと思います。

 こっち(パネルディスカッション)は大変なんです。これはイギリス人の方で、アメリカ発祥の国際フィルムコミッショナーズ協会のモデレーターなんですけれども、これ山口プロデューサーね。ご存じかどうか分かりませんけど、今公開されている「レンタル・ファミリー」を手掛けているプロデューサーで、かつては高崎で「スピリットワールド」という、カトリーヌ・ドヌーヴが出た映画とかね。私がすごく気に入っている「家族のレシピ」という、原題が「Ramen Teh(ラーメン・テー)」かな。すごくいい、斎藤工さんの映画なんですけれども、こういうものをずっとプロデュースされている方です。皆さんご存じか分かりませんが、国際映画祭で非常に評価を得た「37セカンズ」という名作も、彼が確かプロデュースしていたと思うんですよね。この2人はそれぞれ日本のフィルムコミッション、こちらは東京のフィルム関係の人たちで、もう二人とも元気で英語もできて、山口さんは国際的に飛び回っているでしょう。この人(モデレーター)はイギリス人でしょう。大変だったんだから、この人たちの中で、英語で議論するというのはですね。それでも、これもちょっと僭越ながら、十二分に存在感を発揮することができたと思っております。行ったかいがあったと思っています。次のスライドをご覧ください。

 登壇の合間に、映画産業を代表する関係者の皆様と活発な意見交換を行いました。これも日本人しか出ていないんですけれども、日本人よりも多く、おそらく各国の映画関係者とかプロデューサーのところに飛び込んだので、ブログの方にはそこら辺も紹介してありますが、一番分かりやすく言うと、例えばカンヌ映画祭に今回作品がノミネートされている「箱の中の羊」、是枝裕和監督は、ちょうど唯一、ボウタイを付けなければいけない日本の映画産業が主催したパーティーでお目にかかって、少しお話ができたと。素晴らしい方でしたが、ロケ地としての群馬県の魅力みたいなことを、直接是枝監督にもお伝えすることができました。また、何度も会っていますが東宝の松岡社長とか、東映の吉村社長とか、あるいは松竹の迫本会長、これは御三家の方々ですよね。日本を代表する映画会社のトップと、こんなにいっぺんに会えることってほとんどありませんから。こういう方々と最新の映画業界の現状、今後の展望についての意見交換を行いました。もちろん、群馬県のPRをしっかりさせていただくことも忘れませんでした。次のスライドお願いします。

 ということで、さらにコートダジュール・フィルムコミッションってあるんですよね。コートダジュールってよく聞くんだけど、リビエラ地方、そこの実はフィルムコミッションの責任者で、カミーユ・フェレさんというやり手の方がいて、フランスってすごいですよね、政府のフィルムコミッションへの支援が。この映画を作りたいみたいな話が出てくると、コンセプトペーパーみたいなものも作るんですよね。これもなんかフランスならではだよなと思って、いろいろ勉強になりました。このフェレさんをはじめ、現地のフィルムコミッション関係者、各国の映画映像プロデューサーとも交流を深めてまいりました。JETROの石黒理事長、そしてまた在仏の鈴木大使ですけれども、ロケ誘致とか撮影支援に関する最先端の知見を得ることができましたし、群馬県のロケ環境、支援体制に関心を示す声も複数あって、群馬で撮りたいという監督とかプロデューサーのご意見もいただいてきたので、今後にかなりいろんな形でつながっていくんじゃないかなと、そういう手応えを感じました。実際、先ほど言ったように、もうすでにそうやって群馬県に来てくれる意思を示してくれる方々もいるので、すでに面会の調整を、そうした映画関係者とかプロデューサーと進めているということもご報告しておきます。

 あと、さっき言ったJETROの理事長、鈴木大使、このお二人にも群馬県での取り組みに対する支援をあらためてお願いしました。JETROの石黒理事長は、例の日米中西部会にも来られていて、いろんなお話をしたんですけれども、再会していろんな意見交換ができました。JETROは人材の宝庫です。そんな感じをあらためて思いました。鈴木大使、もちろん国会議員時代から存じ上げているので、本当に久しぶりにお目にかかったんですけれども、群馬県の取り組みにもしっかり注目をしていただいているということを感じました。今回の訪問を通じて、国内外の映画とか映像産業の関係者だけでなく、日本政府とか関係機関とも、しっかり連携を深めるような道筋をつくれたんじゃないかと思っています。以上が今回のフランス訪問の主な成果です。

 もう一回言いますが、4泊7日ですからね。相当の強行日程でしたが、なんとか足を運んだかいはあったかなと。これ今日もちょっと本会議で言ったんですけれども、日本の自治体の長としては初めてです。それもそのはず、「マルシェ・デュ・フィルム」の主催国である日本政府から声がかからなければ、登壇することなんてほとんど難しいので、そういう意味では良かったんじゃないかと。地方自治体の長としては、いろんなアピールができたんじゃないかと思っております。ここで築いた人脈、知見、これから群馬県が進めていくデジタル・クリエイティブ産業の創出、ロケ誘致の拡大に向けた、大きな後押しになるんじゃないかと感じています。今後も私自らが先頭に立って、自治体独自の地域外交、これ群馬県しかやっていませんから、ベトナムの首相と6回連続で会うのも群馬県だけですし、こういうところで発信しているところは、もう一回言いますが、自治体は群馬県しかありませんので、トップが。こういうやり方をどんどんやっていって、群馬県の取り組みを世界に発信していくと。それが群馬県の成長につながっていく、新しい飛躍につながっていく。いつも言っているように、群馬県が生きる道は、私は世界にあると思っているので、今回もそれを実践してきたということです。

 

2. N-E.X.T.ハイスクール構想パイロット事業

 ちょっと長くなりましたが、続いて、「N-E.X.T.ハイスクール構想パイロット事業」についてご説明したいと思います。スライドをご覧ください。群馬県では、このたび、文部科学省が進めるN-E.X.T.ハイスクール構想パイロット事業に申請をいたしました。まずは制度の概要をちょっと説明させてください。文部科学省では、2040年を見据えた新たな高校教育のあり方として、N-E.X.T.ハイスクール構想を掲げております。AIとかデジタル技術の進展、産業構造の変化、少子化などによって、もう皆さん、高校教育に大きな転換が求められていることはよくご存じだと思います。これからの社会では、地域産業を支える人材、理数系人材の育成、多様な学びの機会の確保も、これも大事な課題になってきます。そこで国は、各都道府県において、高校教育改革のパイロットケースとなる高校、公立高校をですね、「改革先導拠点」に位置付けて、その拠点での取り組み成果を県内の高校へ広げていくという、こういう方針を立てております。

 各拠点では、拠点校1校のほかに関連する協力校をいくつか設定することができます。国が示している類型が大きく言って3つあるんです。それがこれです。1つ目が、「アドバンスト・エッセンシャルワーカー等育成支援」。これは農業とか工業なんかの地域の産業、暮らしを支える分野で、デジタル技術や先端設備を使いこなして、現場の課題解決、新たな価値の創出を担う人材を育てることですね。2つ目は、「理数系人材育成支援」ですよね。私は文系なので本当に理数系苦手なんですけれども、とても大事だなと思います。3つ目が、「多様な学習ニーズに対応した教育機会の確保」ということになります。3つの類型の考え方を踏まえて、それぞれに対応する拠点校、協力校を決めて申請するという形になります。

 この事業は段階的に公募されていまして、全3回中、すでに第2回までの採択結果が発表されて、静岡県と富山県が採択されたと伺っております。群馬県は第3回の公募に申請いたしました。この申請が採択されれば、令和8年から10年までの3年間、国から総額最大ですけど62億円の支援を受けられることになります。このチャンスを逃す手はないですよね。この事業は、審査委員による事業計画の厳格な審査に加えて、支援額が大きいですから、当然他の都道府県からも多くの申請があることが想定され、採択のハードルは相当高いと聞いております。採択のハードルが高いからこそやらなければいけないと、私は思っていますけれども、やっぱり国の制度を最大限に活用して、限られた財源、人的資源でより大きな成果につなげていく、これは群馬県の得意技のワイズスペンディングですね。この考え方に基づいて、もう一回言います、難しいと言われたことをずっと群馬県はやり遂げているので、難しい挑戦であっても、こういうものに積極的にチャレンジしていきたいと考えております。それでは、群馬県の申請内容を説明します。次のスライドをご覧ください。

 今回、群馬県では3つの類型に対して4つの拠点校を申請しました。まず、類型1の「アドバンスト・エッセンシャルワーカー等育成支援」では、農業系と工業系の2拠点として申請しています。農業分野では、生産から流通までを一体的に学び、スマート農業にも対応できる先進農業・アグリDX人材の育成拠点というものを目指してまいります。拠点校は勢多農林高校、協力校は農業系高校になります。工業分野では、設計、製造、制御、評価までを一体的に学ぶ教育システムを構築し、次世代ものづくり人材を育成する拠点の創出を目指してまいります。拠点校は高崎工業高校、協力校は工業系の高校になります。次に、類型2の「理数系人材育成支援」ですね。群馬県では文理融合のSTEAM教育を推進し、次世代の理数探究拠点の創出を目指してまいります。拠点校は高崎高校、協力校は高崎女子高校やスーパーサイエンスハイスクール指定校の高校になります。最後に、類型3の「多様な学習ニーズに対応した教育機会の確保」です。遠隔授業とかデジタル環境を整備して、生徒一人一人の状況に応じて柔軟に学ぶことができる拠点の創出を目指してまいります。拠点校は前橋清陵高校、協力校は太田フレックス高校などです。今回の申請内容は以上となります。今後、国による審査を経て、6月下旬頃に採択結果が示される予定です。

 今回の申請内容は、教育委員会を中心に各学校や関係機関とともに内容をしっかり練り上げてまいりました。この機会をしっかり捉え、群馬県の高校教育改革を大きく前へ進めていきたいと考えております。なお、これは大事なんですけれども、今回の申請は、今進めている県立高校の在り方検討において、何か特定の学校の将来像を県で決めてしまうみたいに誤解されると困るんですが、そういうものではありません。在り方検討では、各地域の実情、子どもたちにとって望ましい教育環境を踏まえて、ゼロベースで幅広く議論してまいります。今回の事業で得られる成果やノウハウについては、県内各高校へ横展開していくという形になります。全ての子どもたちに公平で質の高い教育を提供できるよう、高校教育改革を進めてまいります。先ほど申し上げたとおり、なかなかこれ難しいです。多分倍率も高いし。ただ、せっかくこれだけ国に補助金を用意していただいているので、ここは群馬県として果敢に挑んでいきたいということで、とにかくしっかりトライをしていきたいと思います。

 

3. 令和7年度群馬県公式SNS動画の実績

 続いて、令和7年度群馬県公式SNS動画の実績について発表したいと思います。このたび、令和7年度の群馬県公式SNSにおける動画再生回数の結果がまとまりましたので、ご報告いたします。令和7年度の再生回数は1億1,757万回となりました。初めて1億回を突破いたしました。前年度と比べて約1.5倍の伸びになります。また、群馬県の独自調査によると、広報部局が所管するSNSとしては、3年連続で全国トップクラスの再生回数ということになりました。こうした成果を支えているのが、動画・放送スタジオ「tsulunos」を拠点とした動画発信です。群馬県ではYouTubeをはじめ、TikTok、Instagramなど各種SNSで積極的に動画を配信してまいりました。また、知事就任以来、「群馬県庁をクリエイティブ集団」にするということを、皆さん、ずっと申し上げてきたのはご存じだと思います。今回の1億回を超える再生回数は、群馬県が力を入れてきた情報発信の成果だと思いますし、群馬県職員のみんなの努力の積み重ねの結果だと、知事としては受け止めております。

 これ、すごいうれしいですよね。これは、再生回数が伸びた要因を皆さんに説明しなければいけないだろうということで、次のスライドをご覧ください。我々の分析です。要因は大きく言って3つあります。1点目は、群馬県職員の動画制作力の向上です。群馬県ではメディアプロモーション課を中心に、動画撮影、編集に関する研修などを通して、県職員の動画制作力を向上させてまいりました。その結果、動画全体のクオリティが向上し、分かりやすい情報発信につながっております。職員が作った動画も100万回とか超えるやつが出てきていますからね。

 2点目、トレンドを捉えた情報発信も結構効いたんじゃないかと思いますよね。近年の視聴動向を踏まえて、ショート動画の制作に力を入れてまいりました。合わせて、シリーズ企画とかインフルエンサーとのコラボ企画なんかも展開して、新たな視聴者層の獲得につながっております。令和6年度には、YouTubeチャンネル「あなたはきっと群馬を好きになる」、通称「ぐん好き」チャンネルというものを開設いたしました。このチャンネルでは、群馬県職員が中心となって、県内のおすすめスポット、グルメ、イベントなど、群馬県の魅力を若い世代にも届きやすい形で発信をしております。ターゲットを明確にして情報発信を行ったことで、令和7年度はこのチャンネルだけで4,700万回を超える視聴につながっております。

 3点目は、ぐんまちゃんの魅力を生かした戦略的な情報発信です。ぐんまちゃんは全国的に高い知名度と人気があります。ぐんまちゃんを活用した各種SNS動画も高い反響を得ていて、令和7年度の再生回数は前年度より1,000万回近く増えて、3,400万回となりました。以上が再生回数の伸びた要因です。

 このぐんまちゃん、今回、「マルシェ・デュ・フィルム」に行って、いろんな映画関係者と会ったんですけれども、あらためて思ったのは、日本のものすごい、幅のある、可能性のあるコンテンツ、特にアニメを広げていくために、ソニーの「クランチロール」、ものすごく存在感が大きいんですよ。映画祭でも知らない人はいないです。この「クランチロール」で「ぐんまちゃん」をやっているという価値を、もうちょっと知事として、県議会や県民の皆さんに分かっていただかなければいけない。だって群馬県で作ったアニメがですよ、皆さん、国と地域合わせて200の地域で、8カ国語でやっているんだから。これは結構みんな、「マルシェ・デュ・フィルム」で会った人も驚いていました。私が常にぐんまちゃんのブレイクを目指してやってきたということが、だんだんこういう形になっているので、ぜひご注目いただきたいと思っています。

 群馬県がこれまで制作した動画については、スライド記載のQRコードからご覧いただけますので、ぜひご覧ください。群馬県としては、今後もSNSを重要な情報通信ツールとして活用してまいります。視聴者ニーズ、トレンドを踏まえた発信を行うとともに、群馬県の取り組み、制度、県民の皆さんが必要とする情報についても、こっちの視聴率(数)ばかりじゃない、大事な方もしっかり分かりやすく届けていきたいと思います。

 ちょっと担当部局に聞きたいんだけど、この再生回数というのは関連動画じゃなくて、群馬県が作成したSNSとかYouTubeの動画の再生回数ですよね。これ結構すごいことなんですよね。これ、関連動画とかじゃないから、我々が発信した動画の再生数の合計がこうなっているんですよね。よく私が、まだまだ全然駄目だと自分で思っているネット発信力について言及するときにね、1年間で1,650万回ぐらい、最近ちょっと鈍っているんですけれども、山本一太の動画が再生されたんですよ。それは記者会見の動画自体は、ちょっと少し、いろいろYouTube(のライブ配信)のトラブルなんかもあって、今ちょっとまた少し減っちゃったんですけれども、数千回、多いと8,000回ぐらいなんですけれども、そこに切り取られた関連動画が100万回とか回っているので、それを合わせると本当に1年で1,600万回ぐらい本当に回っているんですよ、山本一太で。ところが、それは記者会見本体の視聴者数じゃありませんから、こっちはちゃんと群馬県が作った、tsulunosから発信した動画の再生数の合計なので、これ結構すごいことだということを、あらためて記者の皆さんにアピールしておきたいと思います。

 

4. ぐんまちゃんの取り組み

(1)「ぐんまちゃんとの協働プロジェクト」第2弾

 続いて、ぐんまちゃんの取り組みです。今日は2つの取り組みをご紹介したいと思います。まず、「『ぐんまちゃんとの協働プロジェクト』第2弾」についてです。ぐんまちゃんとの協働プロジェクトは、民間企業などの企画や取り組みにぐんまちゃんを活用していただくものです。商品へのイラスト利用だけじゃなくて、イベントやサービス、体験型の取り組みなどにも、ぐんまちゃんの価値を広げて認知度向上、IPを活用したコンテンツ展開の幅を広げるということを目標にしております。昨年度の第1弾に続き、今年3月に第2弾の募集をしたところ、5社から応募をいただきました。審査の結果、今回の協働パートナー3社が決まりましたので報告します。スライドをご覧ください。

 第2弾の協働パートナー、連携テーマを紹介します。まず、JR東日本高崎支社では、「ぐんまちゃんとの鉄道利用促進に向けた施策」を実施します。株式会社高崎高島屋では、「ぐんまちゃんデパートメントストア」を実施いたします。最後に、キリンビバレッジ株式会社では、「ぐんまちゃんの健康増進プロジェクト」を実施いたします。今後は、協働パートナーと群馬県とで、事業の具体化に向けた調整を進めてまいります。準備が整ったものから順次、詳細をお知らせします。

 昨年度の第1弾では、ぐんまちゃんの館内装飾とか、コラボカフェ、観光ツアー造成、いろんな取り組みが進められました。また、わたらせ渓谷鐵道においてはコンセプト列車の準備が進められ、今年度からぐんまちゃん列車が本格的に運行されます。実際に来店者数、売上の増加につながった取り組みもありますし、ぐんまちゃんを活用した体験型・サービス型の取り組みに一定の成果が見られました。ぐんまちゃんは群馬県にとって非常に大きな価値を持つキャラクターです。これまで築いてきたぐんまちゃんのブランド力を、多くの企業とか団体などにもさらに活用していただきたいと思っております。

 これ、確か会見で言ったでしょうか。先般、熊本県を訪問して、熊本県知事と温泉文化の話をしに行った時に、県知事の方から、くまモンはもうそれはもちろん、今でもそもそも神のような存在でしたからね。もちろん今でも、くまモンは本当にぐんまちゃんにとっての目標なんですけれども、大体関連グッズの売上が1,500億円ぐらいですよね。今、群馬県の売上が600億円ぐらいまで来て、依然として本当に目指すべきすごいトップランナーなんですけれども、一応背中は見えてきたんじゃないかと思ってまして、それは結構お世辞半分だと思うんですけれども、木村知事も、「くまモンの県としてぐんまちゃんは侮れない」って言っていたんですけれども、その理由の一つは、ぐんまちゃんと協働していろいろパートナー事業をやりたいというところが増えているということなんですよね。これも、ぐんまちゃんの存在感が上がってきていることの証明じゃないかなと思っています。あとは、なかなかぐんまちゃんのキャンペーン予算を取るためには県議会の理解が必要なんだけれども、そもそも「クランチロール」でやっているということを生かせば、IPとしてかなりブレイクする可能性があるので、そこはよく説明しながら、引き続きぐんまちゃんのキャンペーンに力を入れていきたいと思っています。

 

(2)ぐんまちゃん新曲「ぐんまちゃんバ!」フルバージョン公開

 最後、今日はこれのために記者会見に来たと言ってもいいと思います。これだけ皆さんに紹介したいと思って、今日ここに立っていますが、ぐんまちゃんの新曲「ぐんまちゃんバ!」、次のスライドをご覧ください。本日、「ぐんまちゃんバ!」のフルバージョンを公開いたしました。ミュージックビデオをソニーミュージックのYouTubeチャンネルで公開していますので、このスライド記載のQRコードからぜひご覧いただきたいと思います。あわせて、Apple Music、Spotify、Amazon Musicなどの各種音楽配信サービスでの配信も始まっております。「ぐんまちゃんバ!」、歌詞の中に、上毛かるたの読み札の「力あわせる190万」とか、群馬の方言、最後をぜひ皆さんに聞いていただきたいですよね。群馬の方言をいかにうまく組み合わせているかということを、ぜひ最後のフレーズを皆さんに聞いていただきたいなと思っております。今言った点にも注目をいただいて、ぜひ今日、記者の皆さんチェックしてみてください。

 今、「ぐんまちゃんバ!」のダンスの振り付けも制作しております。今後、「ぐんまちゃんのひろば」や、ぐんまちゃんの出演イベントなどで披露していく予定です。明るいニュースばかりの時ですけれども、場合によっては、Newさん(大塚副知事)にここで「ぐんまちゃんバ!」を踊ってもらうという企画も今勝手に考えていますので、楽しみにしていただきたいと思います。あわせて振り付け動画もSNSで配信する予定ですので、楽しみにしていただければと思っております。

 そして、今年度のご当地キャラカーニバル、9月26日土曜日、27日日曜日に開催いたします。当日は、ぐんまちゃんをはじめとするキャラクターたちと来場者の皆さんが一体となって、この「ぐんまちゃんバ!」を踊り、ここで「ぐんまちゃんバ!」ができるという、何千人も集まるところなので、ここで「ぐんまちゃんバ!」ができるというのはすごくいいと思うので、必ずこの「ぐんまちゃんバ!」で今年のイベントは盛り上がるんじゃないかと思っております。引き続き、ぐんまちゃんを通じて多くの方々に群馬県の魅力を、知事として発信してまいりたいと考えております。

 

5. 湯けむり国スポ・全スポぐんま広報事業

 続いて、ちょっと長くなりました。これで最後かな。湯けむり国スポ・全スポぐんまの広報事業についても発表したいと思います。2029年の湯けむり国スポ・全スポぐんま開催まで、いよいよあと3年となりました。本日は2つの広報事業を紹介します。スライドをご覧ください。1つ目は、群馬テレビの情報番組「がるがる」の新コーナー「全スポ応援団」です。このコーナーでは全スポに焦点を当てて、パラスポーツの魅力をお届けしたいと思っています。県内選手が全スポ出場を目指して練習に励む様子とか、競技の普及に向けた取り組み、そして選手を支える方々の姿などを、この「がるがる」で紹介してもらおうと思っています。初回は、5月27日水曜日の午後6時から放送される「がるがる」の番組内で放送いたします。以降、2カ月に1回、全6回の放送を予定しております。

 2つ目は、上毛新聞TRが発行するフリーペーパー「月刊Deli-J」での連載企画です。今年の4月号から、国スポ・全スポに関する情報を毎月掲載しております。この連載では、群馬のアスリート紹介ページで、競技に取り組む選手や競技の魅力を紹介いたします。また、国スポ・全スポ競技を会場市町村ごとに紹介するコーナーとか、国スポ・全スポに関するクイズも掲載しております。ぜひ多くの皆さんにご覧いただければと考えております。群馬県としては、何度も申し上げているとおり、大会を盛り上げて、県民の皆さんの記憶に残る大会にしたいと、こういうふうに考えております。引き続き多くの県民の皆さんに大会を知っていただき、関心を高めていただくため、さまざまな広報やPRを進めてまいるつもりです。

 

6. 直滑降ストリームの告知

 最後に、「直滑降ストリーム」です。スライドをご覧ください。県議と知事の紅茶懇談、第40回目のゲストは、自民党の斉藤優県議です。番組では、県議の生まれ故郷である旧境町への思いをはじめ、お父様のご病気をきっかけに、困っている人の力になりたいと、こういう強い思いを抱くようになって、政治家を志すに至った経緯についてお話を伺いました。斉藤さんも本当に顔怖いんですけれども、優しいんですよね。笑顔がかわいいです。音楽の好みについては、非常に意気投合しました。恐るべきことに、県議はビートルズの楽曲を全て歌えるんですね。なかなか忙しくてカラオケに行く暇はないんですけれども、次はビートルズ全部歌えるということなので、いつかちょっと、知事の仕事忙しすぎるんですけれども、いつかカラオケでコラボレーションをさせていただきたいというふうに思っております。斉藤県議、非常に博学で、とても広い視野で物事を捉えていまして、よくFacebookでも本の話とかされているので時々読むんですけれども、考え深いなと、ここが随所に感じられる、とてもいい内容になっております。明日22日(金曜日)20時から、群馬県公式YouTubeチャンネル「tsulunos」で配信をいたします。ぜひご覧ください。

 最後に、これは終わりなんですけれども、さっき金井前幹事長が議長に就任されて、金井さんと副議長の伊藤副議長と、ちょっと懇談した際に言ったんですけれども、「直滑降ストリーム」ね、あと1人なんですよね。最後、後藤県議なんですけれども、今日やろうと思ったんですけれども、ちょっと後藤さんの体調もあって、少し先に延びたんですが、これはある意味偉業だと思っていまして、全ての会派の県議と30分、知事が対談して、ほとんど政策の話よりも、その人生観とか趣味とかを聞いているというのはないと思うんですよ。私、時々県議のホームページを見るんですけれども、申し訳ないけれども、何も書いていないですよ。プロフィールとか。だから、もし他県の人、他県の企業で、この県議のことが知りたいって言ったら、これも「直滑降ストリーム」を見ていただくしかないんじゃないかと思って、これはこれでしっかりと、ちゃんと文章もまとめて、最後は全部、ネットで見られるようにしたいと思っているんですが、誰も褒めてくれないんですけれども、一応、皆さんちょっとでもすごいなと思う人がいたら、ぜひあとで褒めてください。あと1人です。全ての会派の県議を走破して、フリーレンの旅も、あと1人。記者さんが大ファンのフリーレンの旅もあと1人ということになりましたので、「直滑降ストリーム」も終わったら、また改めていろんな形で発信をしていきたいと思いますので、これもご注目をいただければと思います。

 ちょっと最初の今日は発表が長くなりましたが、ここまでにしたいと思います。何かご質問があればお受けしたいと思います。

 

質疑応答

●直滑降ストリームのまとめについて
(記者)
 最後ご発言のあった直滑降ストリームなんですけれども、文章をまとめるっておっしゃった・・・

 

(知事)
 一応、全部これで直滑降ストリームをやったので、それはそれできちっと文章にしようと。どのみち知事会見だって(会見録を)残しているでしょう。それをしっかりとまとめておきたいなと思っています。みんなが参照できるといいじゃないですか。

 

(記者)
 それはどこに載せるようなイメージでしょうか。

 

(知事)
 それはこれからよく考えます。ただ、ちゃんと全部きちっと編集して、みんなが見られるような形にしたいなと。フリーで。そう思っています。

 

●N-E.X.Tハイスクール構想パイロット事業の採択の目算について
(記者)
 発表案件に戻りたいんですけれども、まず高校のパイロット事業なんですけれども、ハードルが高いというお話もありましたけれども、4つ応募申請して、目算っていう、全部、例えば採択される目算なのか、そのあたりというのはいかがでしょうか。

 

(知事)
 ここら辺はなかなか大変だと思うんですけれども、どうぞ、じゃあ担当課長の方から名前を言って、意気込みをちょっと語ってください。

 

(高校教育課長)
 今回の4校のパイロット校としての申請なんですけれども、非常に予算規模も大きいということで、我々もハードルは高いと思っています。しかしながら我々、今、県立高校、一生懸命、学校の魅力化、特色化、非常に頑張っております。我々もぜひ、これ4つ全て採択を目指して、今まで教育委員会一丸となって申請に向けて頑張ってまいりました。申請は終わりましたけれども、引き続き特色化に向けて頑張っていきたいと思っています。

 

(知事)
 今、高校教育課長の言ったとおりで、これは教育委員会も相当本気でやるということだったので、知事としてぜひというゴーをかけたんですよね。ただ、どのくらい採択されるか分からないし、もしかしたら全部採択されない場合だってあるけど、全部採択される時もあるかもしれないから。それはやっぱり、この路線にかけるっていうことで言うと、少なくとも教育委員会が全力でやってくれていますので、頑張りたいと思います。

 

●令和7年度群馬県公式SNS動画の実績について
(記者)
 次、ちょっと動画の再生回数についてお尋ねします。いつも細かくて恐縮なんですが、全国トップクラスっていう表現をされていまして、これは今回も、結局、都道府県によっては数字を捕捉しきれないところがあったということでトップクラス…

 

(知事)
 そうだと思います。それは都道府県によっていろいろ状況もあるし、うちは全部細かく取っているんでね。ただ、皆さんに分かっていただきたいのは、間違いなくトップクラスです。かつての日経新聞の記事にもあったように、間違いなくトップクラスです。皆さんに申し上げたいのは、群馬県はこういう情報もしっかり細かく取って、ちゃんと発信できるっていうところが一つのポイントなんですよね。そういう意味では、いつも言っているとおり、さすがはナンバーワンの自治体職員だなと思いますが、そこをぜひ見ていただきたいなと思います。どこが発表しているとか、していないとか言いませんが、間違いなくトップクラスだと思います。

 

●「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産登録に向けた議連について
(記者)
 最後に、冒頭、維新の中司さんのお話ございましたけれども、温泉文化の議連には、例えば今後、維新の方に入っていただくのか、あるいは新しい議連を作るのか、その辺っていうのは、状況はいかがなんでしょうか。

 

(知事)
 一応、中司さんに会ったのは、維新は与党ですから、やっぱりこれからいろいろ政府の中で検討していただいて、一応2030年には申請の見込みということで決まっていますけれども、やっぱりこれはしっかり、とにかくポイントオブノーリターンのところまで来ていると思っていますが、やっぱり最後までちゃんとやり遂げないといけないということで言うと、維新の力も借りなきゃいけないので、幹事長にちょっとお願いに行ったということで、前回、吉村代表に会った時も温泉文化の話をされたので、議連をどうするかっていうのは、これからもうちょっと考えさせてください。いつも聞かれるので、ちゃんと流れが分かったら、もう記者さん毎回聞かれるから、流れが決まったらちゃんと発表します。

 

●相沢県議の議員活動再開について
(記者)
 まず案件外ですが、相沢崇文被告が議員活動を再開しまして、今日の県議会本会議にも出席しました。知事の受け止めをお願いします。

 

(知事)
 それはもうご本人の意思であって、まだ一応公判中ということで、これがどうなるかっていうのはまだ分からないので、非常にコメントしにくいんですけれども、それは相沢さんには相沢さんご本人の意思というものがあるんじゃないでしょうか。ここでも何度も言ったように、私は、彼は明るくて前向きで、親しかったですから、すごく期待していたし、やっぱりここでも言ったように、相沢さんのことは今でも好きですけど、「李下に冠を正さず」という点から言うと、やっぱりああいうことになってしまったというところは、ご本人は反省されているんだと思いますが、あると思うし、ご自分のお気持ちはよく分かるし、それについて何か言うつもりはないんですけれども、今回の行動が自民党県議団全体にどんな影響を与えるかというのは、よくお考えになった方がいいんじゃないかなと思います。これ以上はあんまり言いたくないので、ご本人にはご本人の決意があって来たので、このぐらいにさせていただければと思います。

 

(記者)
 分かりました。先ほど、直滑降ストリームの旅が終わるということでお話がありましたが、相沢さんについては、収録がまだだったような気もするのですが。

 

(知事)
 相沢さんと収録する予定はありません。

 

●部活動の遠征等における安全確保について
(記者)
 続いてなんですけれども、お話変わりまして、同志社国際高のボート転覆事故とか、北越高のバス事故などを受けて、長野県が「安全・安心な生徒引率等に関する指針」をまとめるそうです。一方で北海道では、部活動の遠征などにおける生徒の引率状況について、道立とか私立の学校に実態調査をしているそうです。その遠征をめぐっては、県内の保護者からも高校生だけでなく、中学校のクラブチームも含めた安全確保とか負担軽減を求める声が上がっていますが、知事はどのようにお考えでしょうか。

 

(知事)
 これ、せっかくだから担当者、課長の方からお願いします。

 

(健康体育課長)
 はじめに、今回の事故でお亡くなりになられました生徒のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、怪我をされた生徒の皆さん、保護者の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。まず、ご質問の学校管理下等での部活動等の遠征等の移動中に、交通事故等により生徒の命や安全が奪われるということは決してあってはならないと思っております。群馬県でも、生徒引率時の安全の徹底を図ることが必要だと考えております。今週火曜日、19日ですけれども、19日付で国の方から通知を受けまして、部活動の遠征等における安全確保について、生徒の安全が確保されるように、市町村教育委員会や県立学校等に、昨日20日付で依頼をしたところでございます。また、文部科学省の方では、児童生徒の移動時の安全確保に向けまして、国土交通省と連絡会議を設置する方針を固め、事故の再発防止を検討すると伺っております。群馬県といたしましても、問題点を整理させていただいて、文部科学省等が設置する会議の方針を踏まえまして、各学校で生徒が安心・安全な部活動の遠征等に参加して、意義がある体験活動ができますように、県立学校や市町村教育委員会等と協力いたしまして、体制を整えてまいりたいと考えています。

 

(知事)
 今の流れですけれども、長野県とか北海道の取り組みは承知していますが、我々として、今いろいろ中で分析をしていたりすることもあるし、あと実際、例えば指針をつくるみたいなことになると、市町村の教育委員会とか、県立学校とも調整が必要なので、そういうことを見ながら、我々として、今のところ我々は国の通知を受けて、県から通知を出していますが、これ以上どういう体制を整備したらいいのかというのは、ここからしっかり考えていきたいと思います。

 

●参政党の地方議員によるいわゆる「国保逃れ」問題について
(記者)
 最後にまたお話変わりますが、参政党の地方議員なんですけれども、国民健康保険料の支払いを逃れるため、勤務実態が乏しい一般社団法人の役員に就いていたことが分かりました。群馬県内では太田市議の方、富岡市議の方が該当しているそうですけれども、知事の受け止めをお願いします。

 

(知事)
 これは国会議員も地方議員もそうなんですけれども、こういう疑惑を持たれたときは、とにかくしっかり説明をされたらいいんじゃないかと、それに尽きますね。きちっと自分で説明をされたらいいんじゃないでしょうか。

 

●N-E.X.T.ハイスクール構想パイロット事業について
(記者)
 私はまず、N-E.X.T.ハイスクール構想パイロット事業について伺いたいと思います。すみません、事前レクを開いていただいていたんですけれども、県議会本会議があったため、ちょっと事前レクに参加できなかったので、レクでもし出ていた質問だったら申し訳ないと思うんですが、これは申請をしたということで、採択を待つということだと思うんですが、これは採択されなかった場合も4つ拠点校ということで進められていますし、資料でも令和11年度までの計画が出ていますけれども、採択されなくても進めるという認識でよろしいんでしょうか。そのあたり、いかがでしょうか。

 

(高校教育課高校未来づくり室長)
 ご質問ありがとうございます。今のご質問ですけれども、この事業に関しましては、かなり金額的な部分もあるので、先ほどもあったんですが、4つ全部採択をと思っているところですが、万一採択されなかった場合に同じ取り組みがそのままできるというのは難しいのかなと思っています。ただ、国の方でも予算に応じて、仮に今回駄目だったとしてももう1回というのもスキームとしてありそうなので、できる限り最後まで挑戦しながら、4つ拠点を通せればと考えています。

 

(記者)
 そうすると、現時点でこの4グループの拠点校を県教委、あるいは県が定めたというような表し方だと、ミスリードということでしょうか。

 

(高校未来づくり室長)
 そうですね、定めたというか、学校とも当然やり取りをしながら、今後4拠点で全県に波及させていく、先導できるところとしてふさわしいところを選んだと、学校と一緒に選んできたということになるかと思います。

 

(記者)
 そうすると、仮に採択されなくても、この4つを拠点にしながら、進み方はちょっと強弱あるけれども、前に進めていくということでよろしいでしょうか。

 

(高校未来づくり室長)
 そうですね、高校教育改革を進めていくというのは、もう間違いない方向ですので、しっかり進めていければと考えています。

 

●令和7年度群馬県公式SNS動画の実績について
(記者)
 続いて動画再生回数について伺います。先ほど知事が再生回数をいくつか挙げていただいたものがあって、4,700万回とおっしゃっていたのは、何の再生回数なのか。すみません、知事戦略部長お願いします。

 

(知事戦略部長)
 あらためて回数のところ、1億1,757万回の内訳という形のご説明でよろしいでしょうか。

 

(記者)
 はい。

 

(知事戦略部長)
 まず、先ほど知事からのお話がありましたとおり、ここは群馬県公式SNSの動画再生回数が1億1,757万回に達しているということでございます。その中で、まずYouTubeとTikTok、その他と考えますと、まずYouTubeで見ますと、それぞれYouTubeの中に「tsulunos」、「ぐん好き」も含む形と、ぐんまちゃんがあるんですけれども、YouTubeでは「tsulunos」が6,359万回、ぐんまちゃんが1,060万回、YouTube全体とすると7,419万回です。
 そして次の項目はTikTokです。TikTokでは「tsulunos」、「ぐん好き」含むですけれども、こちらが1,872万回、ぐんまちゃんとしますと1,412万回、そして知事のTikTok、これが85万回回っています。合計しますとTikTokでは3,369万回です。それ以外はX、Instagram、その他となりますが、こちらはぐんまちゃんが969万回回っておりまして、その他ではこのぐんまちゃんが969万回という形になります。これを足し上げますと、合わせて1億1,757万回という計算になります。

 

(記者)
 インフルエンサーとのコラボ企画で稼いだシリーズがあったというニュアンスですかね。

 

(知事戦略部長)
 そうですね、インフルエンサーのところは、その中の先ほどの「ぐん好き」、tsulunosがYouTubeでは6,359万回、TikTokが1,872万回とありますけれども、この中に「ぐん好き」が入っていて、「ぐん好き」の中でも、先ほど職員が自ら作った動画もあれば、インフルエンサーとコラボした動画もあって、トータルの数で今お話ししたということでございます。

 

(記者)
 なるほど。本当にこれはトータルの回数なので、一部、やっぱりこれもあれですよね、要するに、広告としても出した動画というのも一部含まれるという認識でいいんですよね、回数とすると。

 

(知事戦略部長)
 一部ございますが、基本的には群馬県の方は、広告で稼ぐという形では、基本的にはそういったものも確かに一部は入っていますけれども、広告で基本的に稼ぐということは群馬県ではあまりしておらず、職員の手作り、それからインフルエンサーに関しては、インフルエンサー自体がやっぱり発信力がありますので、そういったものを活用するというところを行っているところでございます。

 

(記者)
 なるほど、分かりました。あらためて知事からこの分野の意気込みをいただければと思います。

 

(知事)
 これは皆さんご存じのとおり、今の世の中を見たときに、デジタルの発信力というのは、いわゆるレガシーメディアをはるかに超えているわけですよね。日本だけじゃなくてアメリカの状況もそうだし、世界中もそういうふうになっていると。このいわゆるニューメディアであるネット、デジタルでこれだけの再生回数を稼いでいるということは、ものすごく大きな意味があると思っています。そもそも、もちろんさっき言ったインフルエンサーを使ったりとか、いろいろ予算を組んでお願いしているところもありますけど、基本的には県庁職員が回しているってことで言うと、初めてのモデルなわけですよね。だからこれは、群馬県がこれから何をするにも、群馬県の発想、それから群馬県の実績を伝えるためには最大の武器になるんじゃないかと思っているんで、これは本当に我々として誇るべきことだと思います。一人一人の職員が一生懸命、知恵を絞って動画を作った努力の集積なので、あるいは動画を企画した、これは群馬県として本当に胸を張って発信できるデータかなと思っています。

 

●直滑降ストリームの収録予定について
(記者)
 大変聞きづらいことなんですけれども、先ほど相沢県議との紅茶懇談(の収録は予定していない)というお話がありました。収録は予定されていないそうですけれども、それはどんな理屈からでしょうか。

 

(知事)
 いちいち細かく説明はしたくないんですけれども、いろんなことを考えて、相沢県議と収録をするという計画はありません。

 

(記者)
 それは先方から辞退とか申し入れがあったんですか。

 

(知事)
 こちらの方で、それはやらないつもりです。

 

(記者)
 事件を踏まえてということでよろしいでしょうか。

 

(知事)
 いや、もう全体の流れを見てですね。

 

●群馬テレビの社長人事について
(記者)
 あと、群テレの社長人事について伺いたいです。社長が交代されるということで、新たに社長になられる方が群馬県(職員)出身者の方ということでした。県の意向がこれから強く反映するのではないかという見方もありますけれども、知事としての受け止めやこれからの期待などがあればお願いします。

 

(知事)
 まず人事については、まだ正式に発表もしていない話だと思うので。もう正式に発表したんですか、人事。出ていないでしょう? 上毛新聞に出た? じゃあ報道ベースの話なんですね。

 

(記者)
 群馬テレビさんの方から発表が・・・

 

(記者)
 役員については、取締役会の結果として発表がありました。

 

(知事)
 発表があったんですか。そうですか。まずね、今まで例えば群馬テレビだったとしたら、群馬県の関係者が社長っていうことは多分なかったのかもしれませんけれども、じゃあエフエム群馬はそもそもだって群馬県の(元)部長が、OBがなっているんで、それは特に、例えば群馬県関係者がなったから、群馬県の影響力がすごく強まって、群馬テレビの自主性が失われるということは全く心配していません。それはもうエフエム群馬でも全く起こっていないことなので。少なくとも大事なことは、独立テレビ局として、しっかり使命を果たしていただくということで言うと、しっかりした方になっていただくということが大事かなと思っています。
 例えば群馬テレビとの関係というのはどこもそうだと思うんだけど、とちテレ(栃木県)もテレ玉(埼玉県)もそうだと思うので、記者さんもメディア関係者だからよく分かっていると思うんですけれども、やっぱり独立局っていうのは、なかなか普通のメジャーというか地上波とは違う位置づけにあったりして、例えば県から予算が出ていたりとか、あるいは県が大きな株主だったりするというのは、多分ほかでもあると思うんですよね。だからそういう意味で言うと、例えば予算を付けて番組を作る、そういうスポンサーとしては色々と当然、例えば予算を使って県民への広報番組みたいなものを作るんだったら、当然意見は言いますよね。県の予算なんだから。だけど報道については当たり前のことですけれども、当然これは、一切口を出したこともないし、口を出すつもりもありません。そこはしっかり、ちゃんと節度を持ってやっていくというのは当然だと思います。だから結論として、何か群馬県から人が行ったから群馬テレビの報道とかが全部群馬県寄りみたいになるってことは全く心配していないし、あってはならないことだと思っています。

 

●首長の働き方について
(記者)
 あと一点、話が変わるんですけれども、京都府の八幡市長、全国で最年少の女性市長、川田市長が夏頃から産休で10カ月ほどお休みになると発表されています。いろいろな働き方ですとか、時代も変わっていますし、あと知事自身も治療をしながら公務に当たっている状況ですが、こうした首長の働き方について、知事の受け止めやお考えがあれば聞かせていただけないでしょうか。

 

(知事)
 この方はこの方のお考えで、そういう形でやるってことなんですけれども、外から見ていて、詳しく読んでいるわけじゃないんですけれども、それはそれでいいことなんじゃないでしょうか。まさにその首長そのものが新しい時代に合ったライフスタイルとか、ワークライフバランスみたいなものを示すというのはいいことだし、最年少の女性市長なので、ぜひ頑張っていただきたいなということなので、私としては非常に好印象を持っています。
 私はもうご存じのとおり、一応がんであることを公表して仕事をしているわけなんですが、何度もここで言っているように、自分がしっかり前立腺がんであることを公表し、治療しながら公務をこなし、そしてしっかり完治させるってことは、これは自ら、ある意味で言うと、こういう病気と戦っている人たちへのエールになると思うし、いわゆる以前は、今はもう違うと思いますけれども、以前は例えばがんだったら、こういう病気っていうのはかなり深刻だと思われていた時代があって、今はむしろ共生するというコンセプトが強くなっていると思いますけれども、もしかするとその病気が原因で、例えば就職が難しかったりとか、あるいは仕事を続けにくくなったりしたみたいなことがあったんだとしたら、こうやって自ら知事として、ちゃんと病気を治療しながら公務をこなし、しっかりと社会の一員として働けるということを示すのは、本当に意味があるんじゃないかなと思っています。

Newさんのひとこと

(知事)
 それではNewさんコーナーに行きたいと思います。どうぞ。

 

●ぐんまちゃん幼稚園等訪問について
(大塚副知事)
 ありがとうございます。冒頭、知事からも、ぐんまちゃんとJRさんだとか高島屋さん、キリンビバレッジさんとの協働プロジェクトのご案内がありましたけれども、私からも群馬県宣伝部長としてのぐんまちゃんの活動について一つご紹介したい案件があります。こちら(スライド)です。ぐんまちゃんの幼稚園等訪問活動というのを、ひょっとするとご存じの方がいらっしゃるかもしれませんが、取り組みを行っています。幼稚園、それから保育園、認定こども園に通っていらっしゃるお子さんたちの郷土愛を育むための取り組みとしまして、県内のこういった幼稚園等にぐんまちゃんが訪問するという活動をしています。訪問して、お子さんと共にクイズで群馬県の歴史や自然について学ぶだとか、さっきの「ぐんまちゃんバ!」を今ご披露するかどうか分からないんですけれども、ダンスを一緒にしたり、じゃんけんを一緒にしたりだとか、楽しい時間を過ごすということをさせていただいています。
 令和8年度の取り組みとしまして、こちら(スライド)に記載があるように、7月1日から来年の3月にかけまして、順次、訪問をしていきたいということを考えていまして、7月1日から9月30日、夏の期間の分の募集を今行っています。5月31日まで募集をしています。対象は県内の幼稚園、保育園、認定こども園ということであります。初めて申し込みいただく園を優先させていただきますけれども、すでに参加いただいた園からの申し込みも可能です。ぐんまちゃんのオフィシャルサイトから、(スライドの)右下にQRコードがありますけれども、こちらから応募ができますので、ぜひ奮ってご応募いただければと思います。ちなみにこの活動、令和2年度から行っていて、足掛け7年度目でしょうか。今までに345の園を訪ねています。県内の保育施設の半分を超えているということでありまして、訪問した園のお子さんからは、もちろん、「ぐんまちゃんに会えてよかった」だとか、あるいは「ダンスが楽しかった」だとか、好評をいただいています。引き続き、ぐんまちゃんが幼稚園、保育園等を訪ねまして、まずお子さんにとってぐんまちゃんが身近になるというのもありますけれども、それを通じて、さらにお子さんたちが群馬県の郷土愛というものを育んでいただけるように取り組んでまいりますので、ぜひ関心を持っていただければと思います。私からは以上です。

知事メッセージ

 ありがとうございました。Newさんコーナーが終わったところなんですけれども、最後に知事の方からも一言、県民の皆さんにご報告をしたいと思います。今日もちょっとお話をしましたが、前立腺がんの治療を始めてから3カ月以上が経ちました。一昨日、血液、それから尿の検査を、群馬大学の重粒子線施設でやってまいりまして、明日また行って、ここのお腹にちょっと針の太い「チクッ」ていう、4度目になるんですけれども、ホルモン注射をするということになります。今のところ、ちょっとここで報告しましたが、ホットフラッシュみたいなほてりとか、ちょっとした関節の痛みとかはありますけれども、基本的には大きな副作用はほとんどなく、元気に今仕事をしています。今回フランスに行って、かなりハードなスケジュールだったんですけれども、これも全く手を抜くことなく十分できたので、それは自分にとって非常に自信になりました。ただ、フランス滞在中に睡眠時間が少ないので、Ouraリングからガンガン叱られているので、今日はよく寝て回復したいと思うんですけれども、こんな形でよくバランスを取りながら頑張っていきたいと思います。ここまでは非常に順調に、ブログにもちょっと書きましたが、男性ホルモンの値は検知可能以下になっているし、PSAもさらに下がっているというちょっと速報値みたいなものを先生から伺ったので、今のところは順調に治療も続いていると。今日は質問もいただいたんですけど、記者さんの方から質問もいただきましたが、やっぱりこうやって知事が病気の治療をしながらしっかり公務をやって、しかも完治させて、ちゃんと責務を果たせるということを自ら知事としてしっかり示していきたいと思いますし、同じ病気と戦っている皆さんにも、ぜひあらためてエールを送りたいと思います。
 ということで、Newさん、サンバはないですね、今日は。まだNewさんは覚えてないってことなんで、今日はこれで終わりたいと思います。今日も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

( 以上で終了 )
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。