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令和6年度第31回定例記者会見要旨(12月12日)

更新日:2024年12月12日 印刷ページ表示

■日時    令和6年12月12日(木曜日)14時03分~15時10分
■会場    記者会見室
■出席者  県:知事、副知事ほか
      記者:記者クラブ所属記者等15人
■記録作成 メディアプロモーション課(報道係)

 令和6年12月12日定例記者会見動画(You Tube)<外部リンク>

 モニター資料 (PDF:701KB)

会見項目

■知事冒頭発言

 1.はじめに

 2.ぐんまちゃんお誕生日会2025

 3.ニコニコバスツアー

 4.PoliPoli Gov 第18弾 意見募集

■質疑応答

■知事メッセージ

知事冒頭発言

1.はじめに

 それでは、定例記者会見を始めたいと思います。昨日11日水曜日、日本テレビのゴールデンタイムの大人気バラエティ番組「有吉の壁」が放送されました。ご覧になった方も多いと思いますが、今回の「有吉の壁」は群馬スペシャルということで、群馬県全面協力というなかで、県庁舎や県民広場、前橋駅前や前橋市立中川小学校などでロケが行われました。群馬県では、準備段階からロケ地の選定や撮影許可のサポートを行ったほか、ロケ当日も県庁職員が80名程度協力をさせていただいたということで、番組制作を群馬県全庁をあげて、支援させていただいたということです。また、前橋市や前橋フィルムコミッション、群馬県タクシー協会、群馬県バス協会、そして各ロケ地の皆さんなどにもご協力をいただきました。知事として改めて、こうした方々に感謝申し上げたいと思います。

 番組では、NETSUGENやGINGHAM、フリーアドレスの執務室などの様子が放映されました。これは群馬県庁の特徴的な施設を広く知っていただくうえでは、絶好の機会になったと考えています。番組放送中は、Xで「有吉の壁」がトレンド入りしましたし、「ぐんまちゃん可愛い」などのコメントが多く書き込まれました。番組をとおして全国の皆さんに群馬県の魅力を伝えることができたと思っています。

 実は今回の放送は、知事自らが番組制作会社の代表者と面会し、群馬県の熱意を伝えたことがきっかけだと思っています。面会では、私の持論である「世の中を動かしているのはエンタメだ」という考えにも、制作会社のトップの皆さまにも共感いただきました。また、制作会社からも「群馬県に協力してもらえるなら、今までにない大掛かりなロケ撮影を行いたい」と制作会社から提案をいただいて、今回の番組誘致につながったということです。今回の放送はまさに、トップセールスの成果だということを申し上げておきたいと思います。もちろんその陰には、メディア連携推進主監として任命させていただいた、東京事務所に席を設けていただいている中村さんにも大活躍をしていただいたということは皆さんにも知っていただきたいと思います。

 私としては、番組制作会社から群馬県が注目されることは、群馬県の取り組みを多くの人に知っていただくために、極めて大事だと考えています。今後も在京メディアには積極的な情報を提供していきたいと。この、実は知事の制作会社へ対するいろいろな働きかけも、ある意味どこもやっていないので、群馬モデルかなと感じています。そして、こういうやり方でですね、私が知事になってからおそらく、前の知事の時代に比べると4倍、5倍って露出が上がっていると思いますが、更に群馬県の露出度を上げていきたいと思っております。

 なお、「有吉の壁」は放送終了後も、今はTVerで見る人多いですから、TVerやHuluなど、各種配信サービスでご覧いただくことができます。ぜひ多くの方にご覧いただければと思います。

 番組にはずいぶん県庁職員も登場したので、結構若手職員も盛り上がってですね。少なくとも見た人たちからは、友達からも何人か電話があったんですけれども、「群馬県庁元気じゃないか」とか、「群馬県の職員明るいね」なんて言われまして、これはもう群馬県の職員達、若手の人たちの盛り上がりを演出するって意味でも、非常に効果があったかなって思って喜んでおります。

 それでは、会見の中身です。スライドをご覧ください。今日の会見の主な項目です。今日は、「ぐんまちゃんお誕生日会2025」や、「ニコニコバスツアー」、「PoliPoliGov意見募集」について発表いたします。 

 

2.ぐんまちゃんお誕生日会2025

 まず、「ぐんまちゃんお誕生日会2025」の開催について申し上げたいと思います。2月22日は、皆さんご存知だと思いますが「ぐんまちゃん」の誕生日です。「ぐんまちゃん」をお祝いするために、今回もお誕生日会を開催いたします。そのお知らせを今日ここでさせていただきたいと思います。スライドをご覧ください。

 今回のお誕生日会は、ぐんまちゃんの誕生日当日である2月22日土曜日15時からベイシア文化ホール・大ホールにて開催させていただきます。昨年度は昌賢学園まえばしホールで開催し、平日にも関わらず約1,000人と多くの方にご来場いただきました。今年度の誕生日は土曜日ということなので、なるべく多くの方にご来場いただけるよう、過去最大規模の会場で開催することとしました。

 ゲストとして、保育アーティストの出口たかしさん、ぐんまちゃんのダンス曲「ミンナノグンマCHANCE!」のメインボーカルを務める「あかぎ団」のじゅじゅさん。それから昨年もMCを務めて頂いた寺嶋由芙さん、こういう方々に出演していただいて、歌唱やトークでぐんまちゃんの誕生日を盛り上げたいと思います。

 また、「チーバくん」、「しまねっこ」、「しんじょう君」、こういう全8体のご当地キャラクター達も登場し、ぐんまちゃんをお祝いしていただくことになっています。そして、今回のお誕生日会では、新企画としてぐんまちゃんたちとゲストによるファッションショー「ぐんまちゃんコスチュームコレクション」というのもやらせていただこうと思います。いろいろな衣装を着た可愛いキャラクターたちの共演を、ぜひ多くの皆さんにご覧いただきたいと思います。

 また、今回は新たな試みとして、一般席とは別に「S席」を設けました。S席は前方4列までの座席で、より間近でぐんまちゃんの誕生日をお祝いできる特別な席となっています。費用は、S席は中学生以上2,000円、小学生以下1,000円、一般席は中学生以上1,000円、小学生以下500円です。お誕生日会の観覧申込みは12月19日(木)10時から開始します。詳しくは、スライド記載のQRコードから、ぐんまちゃんオフィシャルサイトをご確認ください。こちらのサイトで随時情報を更新してまいります。

 なお、当日はお誕生日会以外にも、会場の玄関ホールや多目的室で、ぐんまちゃんを含む出演キャラクターのグッズ販売やメッセージボードの展示などを行います。こちらは入場無料で、どなたでも参加可能です。小さなお子さまから大人の方まで楽しめるコンテンツをたくさんご用意しています。活動40周年に向けた第1歩となる「ぐんまちゃんお誕生日会2025」へ、皆さまぜひお越しください。

3.ニコニコバスツアー

 続いて、「ニコニコバスツアー」の開催についてです。群馬県では、県の魅力を広範囲、かつ効果的に発信していくため、テレビ、Web、雑誌など、多様な媒体を駆使した戦略的な広報を進めています。このたび、今週末の「湯けむりフォーラム2024」の開催に合わせて、群馬県の魅力発信を行うこととしましたのでお知らせします。スライドをご覧ください。

 14日の土曜日と15日の日曜日の2日間、群馬県を舞台に「ニコニコバスツアー」の生放送が決定しました。14日は正午から、15日は午前11時から放送を開始し、各日約6時間の生放送を行います。ニコニコバスツアーとは、以前もこの会見でご説明したことがありますが、日本最大級のライブ配信サービス「ニコニコ生放送」が提供する、オンラインで参加できるバスツアー、これをコンセプトにした生放送番組です。バスガイドや現地スタッフの案内を聞きながら、オンラインで全国各地の魅力を体感できる、ニコニコ生放送の中でも大変人気のあるシリーズの番組なんですね。昨年の9月、桐生・みどり地域から伊香保温泉を巡るツアーを開催したところ、15万人以上の方にご視聴いただき、3万7千件を超えるコメントも寄せられるなど、非常に好評だったと思います。

 今回の放送では、初日に、四万温泉や八ッ場ダム、草津温泉などの吾妻方面を巡ることになっています。2日目は、道の駅しもにた、群馬県立自然史博物館、富岡製糸場を含む富岡市街、こんにゃくパークなど富岡・下仁田方面を巡ることになっています。番組は、ニコニコ生放送だけでなくて、県公式YouTubeチャンネルtsulunosでも同時配信いたします。スライド記載のこのQRコードから、ぜひライブ配信をご覧いただきたいと思っています。また、当日視聴できない方々のために、アーカイブ配信も予定していますので、ぜひそちらもご覧いただければというふうに思います。今回、湯けむりフォーラムと合わせて開催することで、会場の草津温泉だけでなくて、四万温泉や川原湯温泉など、他の温泉地にもぜひスポットを当てたいと考えております。食、歴史、文化、群馬の魅力をたくさん紹介いたしますので、県内外の多くの皆さまに楽しく視聴いただきたいなというふうに考えています。

 

4.PoliPoli Gov 第18弾 意見募集

 最後に、「PoliPoli Govによる意見募集」について発表したいと思います。スライドをご覧ください。群馬県では、令和4年度から政策形成や地域課題の解決に、多様な意見を取り入れ、官民共創により取り組むため、オンライン上のプラットフォーム「PoliPoli Gov」を活用しています。そして、この度、随分歴史を重ねてきました、18弾の意見募集を開始しましたので、ご報告をいたします。 今回のテーマは「日常生活で感じる群馬県の公共交通の改善点を教えてください!」というものにしました。群馬県では、昨年3月に、次世代交通サービス「GunMaaS」を開始しました。GunMaaSは、スマートフォン1つで目的地までのルート検索、予約、決済までの手続きを一括して行うことができるというものですが、鉄道・バス・タクシー等の公共交通の利用促進に寄与する、そういうプロジェクトです。群馬県は、1人あたりの自動車保有率が、皆さんご存知のとおり、全国トップクラスということで、みんな日常の移動を自家用車に依存しているという社会なんですよね。車を運転しなくなると高齢者の外出率が低下してしまうとか、中高生の自転車通学時における交通事故件数が全国(ワースト)1位となるみたいな問題が起こっております。こうしたことから、群馬県としては、自家用車に依存した社会から公共交通中心の社会に転換していくということが大事だというふうに思っています。そこで、公共交通にどのような課題があって、何が解消されれば公共交通を利用したくなるのかについて、皆さんから直接ご意見を頂戴したいと思います。意見募集は既に開始しておりますが、令和7年2月2日の日曜日まで受け付けています。スライド記載のQRコードや「PoliPoli Gov」のサイトからですね、簡単に投稿できる仕組みになっています。ぜひ多くの皆さまからのご意見をお待ちしています。冒頭の説明は以上です。皆さんから何かご質問があればお受けしたいと思います。

質疑応答

●ぐんまちゃんお誕生日会2025について

(記者)

 来年のぐんまちゃんのお誕生日についてはファッションショーということなんですけど、着る服は、近くなってから決まるのかもしれないんですが、ちょっとあんまりジェンダーのこと言ったらいけないかもしれないんですけど、紳士物、婦人物っていうので言うと、ぐんまちゃんはどういう服を着ることになるんでしょうか。

 

(知事)

 どうぞ、知事戦略部長。

 

(知事戦略部長)

 紳士物、女性物というよりは男の子の服かなというふうに思いますけれども、そこも含めてですね、ぜひ当日を楽しみにしていただければなというふうに思っております。以上です。

 

(記者)

 なんかたまにちょっと振り袖みたいな、何か女性っぽい服を着ていることってないですか?

 

(知事戦略部長)

 それは多分(アニメぐんまちゃんに登場する)ぐんまちゃんの妹の方じゃないですかね。

 

(記者)

 そういうことなんですか。

 

(知事戦略部長)

 ぐんまちゃんには双子の妹がおりますので、そちらかなと思います。

 

(記者)

 わかりました。疑問が解消されました。

 

●ニコニコバスツアーについて

(記者)

 あと今回のニコニコバスツアーの関係は、湯けむりフォーラムとはちょっと別企画だとは思うんですけど、連動した企画ということだと思うんですが、ちょっと湯けむりフォーラム本体の方でお尋ねしたいんですが、今回、今週末に開かれるのは初めて一般参加者も入るということで、県民に広く参加して欲しいということだと思うんですが、湯けむりフォーラムをどういうふうに進化させたいかといいますか、そのねらいみたいなところを教えていただけますでしょうか。

 

(知事戦略部長)

 まず事務担当の観点から先にお答えさせていただきます。まず今週末ですね、湯けむりフォーラムが土曜・日曜にございます。ここにいらっしゃる記者の皆さんにもぜひ取材の方にお越しいただければというふうに考えております。今年の湯けむりフォーラムですが、まずはですね特徴でございますけども、やっぱり新たな産業創出を目指すということで知事が力を入れてるデジタルクリエイティブをメインにしているという形でございます。そこの関係でですね東映の吉村社長と知事とのスペシャルセッションを実施すると。またデジタルクリエイティブ分科会の方ではですね、東映の特撮のキーマンの塚田さんとか、あと「となりのトトロ」に中心的に関わった田中栄子さんなどにご登壇いただくと。また、国際色豊かにするという観点からですねスコットランド教育庁の方にオンラインでご登壇いただくSEL、ソーシャルエモーショナルラーニングでございますけれども、そちらの分科会、それから、在日フランス商工会議所に協力いただく「ヴネ オン フランス」というセッションもございます。先ほど記者さんからもお話がありましたとおり、これまで完全招待制としておったんですけれども、今年はより多くの方にですね、湯けむりフォーラムでの議論に参加して欲しいという思いから、今年から初めて一部のプログラムをですね、一般の方にもご観覧いただけるようにしてあります。また、草津温泉を訪れた方、これ2日目になりますけれども、御座之湯で実施するセッションも楽しんでもらえるようにですね、そちらの方でも一般参加のセッションを行いますし、また、湯路広場にはそのパブリックビューイングを設置しまして、本当にそちら草津温泉に来た方がですね、簡単に気軽に見られるような、そういう形で工夫をしております。さらにですね、こちらの湯けむりフォーラムの意義、魅力を、多くの方に知っていただきたいということで、これまでもアーカイブ配信をしておったんですけれども、今回、湯けむりフォーラムに密着取材するという番組を群馬テレビさんにお願いをしておりまして、こちら12月30日月曜日夜7時から放送していただきます。この番組につきましては、さらにTVerでも放送します。あと先ほど知事の方からもお話がありましたが、ニコニコバスツアーの方では、草津温泉以外の温泉も含めて、県内各地、スポットを当てるという意味で、今回四万温泉や川原湯温泉、こういったところも回るという形で工夫をしております。事務的な説明は以上です。

 

(知事)

 はい、ありがとうございます。記者さんもご存じのとおり、こういうフォーラムみたいなものを開催している自治体って結構あると思うんですけども、やっぱその群馬県の湯けむりフォーラムが、何が違うかっていうことをちょっと少し特徴として申し上げるとですね、まず1つはこのくらいの規模の、リアルで3回目ですけども、大きなフォーラムイベントをですね、県庁職員が中心になって回しているとこってないと思うんですよね。前々回、最初のリアルフォーラムにですね、私の友人を何人か呼んだんですけども、一人はダボス会議にずっと関わっていた人物で、もう1人は毎年6月だったっけ、東アジアの安全保障会議ってシャングリラダイアローグっていう必ず日本の防衛大臣も行く、その会議に関わっていた人で、この2人がすごく褒めてくれたのは、いろいろ改善点っていうか課題があったとしても、どこに委託したのかって聞かれたから。してないと。これ県職員が作ってるんですね。細かいところはもちろんいろいろ、委託っていうか業者を使ってるとこはあると思うんですが、これやっぱり手づくりなんですよね。手づくりのフォーラムで、今回のゲストを見ても、プログラムを見ても、これだけのやっぱりイベントが演出できるところっていうのは、多分他の県に私はないと思ってて、そういう意味で言うと、これはある意味、公務員としての限界への挑戦みたいなところがあって、それがまず、群馬県職員が本当に中核で作ってるっていうところが、1つ大きな特徴だと思うんですよね。

 もう1つは、この自治体がやってるフォーラムなんですけども、ここに集まってくる人たちのクオリティがどんどん毎年上がってきてるっていうことで、今年はエンタメ系産業では御三家と言われる、東映の社長に来ていただきますし。いろいろ、その考え方には賛成の人も反対の人もいるかもしれませんが、寺島実郎さんのような、日本を代表する知識人にわざわざ来ていただきますし。それからあと、去年との違いで言うと、より国際色豊かになって、スコットランドの関係者にも来ていただくし、かなり結構外交官(正しくは在日外国海外商工会議所)も今回は来ますので。そういう意味で言うとですね、他の地域ではやっていないフォーラムになりつつあるなと。その目的はもちろんその草津温泉に集まって、いろんな各会のリーダー、あと各界が引っ張るような人材に新しいアイディアをこっから出して欲しいと思うんですけども、要は群馬県の野望はですね、群馬県で世界最先端の地方行政みたいな実証をやって、それを実現して、それをもって日本の政治に影響を与えていく、日本に、中央に影響を与えていく、あるいは世界の流れに影響を与えていくっていうことなので。そういうある意味で言うと、大きなツールの1つとして湯けむりフォーラムをですね、活用していきたいと思うし、それに見合うだけの、やっぱり器っていうか、イベントに進化させていきたいなというふうに思いますが、これまで3回リアルでいった感じだけど、毎年やっぱりな何ていうか、発信力が増してると思いますし、今回はなんか群馬テレビも特別番組作ってくれるみたいなんで、そういう意味では新しく県民の皆さんにも参加をしていただいて、これ、群馬県最大のイベントなんでね、ここに合わせていろんなことをやるっていう発想もこれから出てきますが、盛り上げていきたいと思います。これまでも他のフォーラムと違うと思うんですけども、ここでやっぱり発信したことが実際に政策になっていくと、今年も多分1つか2つ目玉が出てくると思いますが、そういう流れを加速してですね、去年よりもさらに進化したと、こういうイベントにしていきたいなと思います。

 

●カスハラ条例案について

(記者)

 案件外でカスハラ条例案に関してですけれども。今日午前中に、第2回の有識者会議があって、それで来年2月に条例案を提出して、来年3月に公布するっていうそのスケジュールに向けて準備していくっていうことなんですけど、公布した後の施行についてはちょっとまだ空白っていうか、まだ決まってないようで、施行がいつぐらいになりそうなのかっていうのを教えていただけますか。

 

(知事)

 担当の産業経済部長からちょっとまず説明させたいと思います。

 

(産業経済部長)

 お尋ねいただきましたように、2月の議会、令和7年第1回の議会にですね、条例案の方の上程をしたいということで、今、目指して作業しているところでございます。業界団体からも、早期の条例施行というのを望んでいる声もありますし、早くに対策を打っていくってことも大切だと思っています。お尋ねいただきました施行日の関係なんですけれども、先日の12月5日に開催されました、議会の常任委員会、その場では、可能な限り、令和7年4月1日を目指したいと、そこに向けて進めていきたいというふうにお答えさせていただいていますけれども、まだまだ必要な調整っていうのが多いだろうというふうに考えています。今後もそこを目指してですね、議会とも丁寧な調整をしていきたいというふうに考えています。以上です。

 

(記者)

 仮に4月1日ってことになると、先行する東京、北海道と並んでの施行になるってことになるんですかね。

 

(産業経済部長)

 仮に4月1日っていう形になると、同じということになりますね。

 

(記者)

 全国3都道県が同時に最初に条例作ったっていうようなことになるといいますか、施行したってことになりますか。

 

(産業経済部長)

 日程的には同じです。

 

(記者)

 それで、東京は実効性を高めるためにマニュアルづくりをするような報道があったので、群馬県においてマニュアルも作るっていうような検討はしてるんでしょうか。

 

(産業経済部長)

 群馬県としましては、今考えていますのは国が今年度中に示すとされている業種別のガイドライン、そこのところを最大限生かしたいなというふうに思っています。そのガイドラインの周知とか、広報とか、そういうのをしっかりやらせていただいて、そっちを使わせていただきたいというふうに考えています。もし仮に、例えば、ちょっとまだ出てきてないものですので、表現が難しい部分、例えばそういうものがある場合には、そういったものをかみ砕いてご説明をするとか、そういった形で活用させていただきたいなというふうに考えています。

 

(記者)

 今から県独自のマニュアルを作るっていうふうな頭でいるわけではないってことですよね。

 

(産業経済部長)

 はい。

 

(記者)

 あとUAゼンセンが条例制定を求めてたときに、考えてみたら、罰則規定をぜひ設けて欲しいっていうふうに言っていて、東京など特に罰則規定を作る動きはないようなんですけど、ちょっと難しさもあるのかもしれないんですけど、逆になんていうか、なるべくカスハラを防止するために、そういう厳罰化みたいなところで有効性を高めたいみたいな、そういう考え方も一方であるんだと思うんですが、そこら辺、群馬県の考えとしては、罰則については、ちょっと今回は見送ろうっていうことなんですかね。

 

(産業経済部長)

 そうですね、現時点では罰則規定を設けるという方向では作業はしていない状況です。

 

(記者)

 考えとしては、どうしては罰則規定を・・・

 

(産業経済部長)

 罰則規定を設けるという考えではおりません。

 

(記者)

 理由としては、いかがでしょうか。

 

(産業経済部長)

 理由としてはですね、まず罰則を盛り込む場合に、カスタマーハラスメントのどういう場合が罰則に値するというようなことで、定義っていうのが限定的になるんじゃないかと。むしろ盛り込まない方が幅広い解釈が可能になるんじゃないかっていうのが1つあります。あともう1つは、どうしても罰則を設けていく場合には、多方面に調整が必要になってきますので、制定していくのにも時間がかなりかかってしまうんじゃないかと。やはり、早くに制定をして、早くに対策を始めた方がいいという声もありますので、罰則を特に設けずに今回は行きたいというふうに考えています。

 

(記者)

 知事、最後になりますけれども今の部長のお話で早期に施行したいっていう。県のねらいがあるんだなと思うんですけれども、そこら辺含めて知事の考えはいかがでしょうか。

 

(知事)

 群馬県は、やはりこの問題について非常に関心も高いですし、群馬県議会のレベルも高いですから、それを考えれば、どうせもう我々カスハラ条例を作るっていう方針を立ててるんで、やっぱりですね、全国最速でできたら、やはり群馬県がカスハラ問題についてちゃんとやるってアピールにもなるので、そこはよく県議会のご理解を得ながら、できるならば、北海道、東京と同時に、群馬県も施行するというのが望ましいかなと。これは、よくまず関係者のご理解を得ながらやらなければいけないと思っています。

 

●ニコニコバスツアーについて

(記者)

 ニコニコバスツアーについて伺います。行程は、吾妻と富岡、下仁田方面ですが、四万温泉とか草津温泉は温泉を巡るみたいなイメージなんでしょうか。

 

(知事)

 それじゃ、知事戦略部長から。

 

(知事戦略部長)

 温泉を巡るというのは温泉に入浴するというイメージでしょうか?

 

(記者)

 そうです。

 

(知事戦略部長)

 ニコニコバスツアーの性格からしてですね、その温泉に入浴するというよりは、その温泉地そのものを紹介するという形、バスでそこを巡るという形を想定してます。

 

(記者)

 温泉街を案内、というかバスツアーみたいに案内するような・・・

 

(知事戦略部長)

 そうです。いわゆる温泉番組のような形で温泉に入浴するとかそういう形ではないと想定してます。

 

(記者)

 現地の食べ物とか食べたり、お土産物を見たりとか、そういうイメージ・・・

 

(知事戦略部長)

 そこはもちろん。温泉情緒や温泉地の雰囲気等はしっかり伝えていくし、食べ物も可能な範囲で紹介していくことを想定ではそういう形で考えております。

 

●草津町長の名誉毀損に関する事件について

(記者)

 案件外で伺いたいと思います。草津町の新井元町議の案件になります。事実と異なる内容を電子書籍に記載されて、名誉を傷つけられたとして、草津町の黒岩信忠町長が新井元町議に損害賠償を求めた民事訴訟で、先日、東京高裁で新井元町議に賠償を命じる判決が確定しました。判決では町長室で黒岩町長と性交渉したとする新井元町議の告白を虚偽とした、一審判決を支持し、嘘がインターネット空間や海外に伝わったことで町長の社会的信用が大きく低下し、精神的苦痛も大きかったと認められるとしています。新井元町議は名誉毀損や虚偽告訴の罪で前橋地検から在宅起訴され、今後審議されます。この件をめぐってはインターネット上で草津町をおとしめるような言葉が飛び交ったり、黒岩町長をはじめ、草津町の名誉が激しく傷つけられる事案でした。ネット上では玉石混交で情報が飛び交って、制御が難しくなるという事例の1つでもあるとは思います。この件に対する知事の受け止めとネットでの情報の正確性の担保とか、市民として気をつけるべき点などについて、知事の考えを伺えればと思います。

 

(知事)

 まずはですね、黒岩町長は私の政治的盟友で、なおかつ今、草津温泉の山本一太後援会の後援会長も引き受けていただいている長年の友人ですから、こうして民事については決着を見たと。嫌疑がもう完全に晴れたということについては本当に良かったなという思いです。それから新井元町議についてですが、何て言うんでしょうかね。こういう嘘の情報を拡散したということについては、本当に怒りを禁じ得ないという気持ちで、まずこのことがどれほど黒岩町長の尊厳を傷つけたか。そして私の生まれ故郷である草津のイメージをどれほど低下させたかっていうことを考えるとですね、本当にその点は、もうとても言葉に出せないぐらい実は不愉快な思いをしました。今回のことは本当にやっぱり我々、教訓として、しっかりと胸に刻んでおかなきゃいけない。メディアの人たちにもぜひ、このケースっていうのは検証していただきたいと思うんですけどね。これ、当初ですね、この問題が報道されてから、これはいわゆるレガシーメディアっていうか、いわゆる既存のメディアもネットもそうなんですけども、まるで、何ていうんでしょうか、まだ真相もわからないのに、ほとんどこの性交渉したことを前提に報道したり発信したりするメディアっていうか、有識者とか評論家がいてですね、本当にひどいと思うんですよね。さすがにこれ、ご本人が去年か何かだったかな、一応、何か発言を翻して、去年の11月か10月か覚えてないですけど、実はしてませんでしたっていうことを言ってから、随分風向きも変わって、なんか中には、町長に対して、例えばネットの編集者。この記事を書いた人がお詫びしたりとか、あるいは特に政治家でも何か町長の方にお詫びのメールを送ってきたりとか、有識者でも間違ってましたという人たちが出てきてるんだけど、一部の人たちは一切謝ってないですよね。非常に不愉快ですよね。というか人としてどうかなと思うし、これが事実でないと大体判明してきた後に、ちょっとどことは言いませんけど、町長が出たテレビ番組を見たんですけども、そこのコメンテーターの人たちの発言が、まるで今でも疑惑があるかのような言い方で、これも本当に私は腹が立ちました。だから、中にはちゃんと間違っていたということで謝罪していただいた有識者とか、あるいはタレントみたいな方々もいて、こういう方々はやっぱり良識あると思うんですけども。ぜひですね、これ間違った報道をしたメディアとかね、あるいは町長の尊厳を傷つけるような発言を、全然事実関係が明らかになっていないのに、結構ワイドショーとかで繰り返していた方々はですね、全員ちゃんとお詫びのコメントを出してもらいたいと思います。こういうネットの時代だからこそですね、そういう人たちが何を言ったのかとか、映像とかも全部残ってるので。これ、ちゃんとみんなに知ってもらって、少なくともこういう何か、本当に人の尊厳に関わることを軽々に決めつける人達がいるんだということはですね、ぜひ誰かに示していただきたいなというふうに感じています。

 それから、これね、ここで記者さんから今日聞いていいただいたので答えた、例の兵庫県知事選挙の感想じゃないんですけど、あれ、そのまま斎藤知事が選挙で負けてたら、しかも今、百条委員会の結論もどうも明確なパワハラはなかったみたいになりつつあるんだけど、もし選挙に負けてたら、生涯なんかパワハラをやった人みたいなブランドを押されていたと思うんですよね。だからそこ本当にやっぱり気をつけなきゃいけないと思うのは、黒岩町長の場合はね、それどころじゃないですよ。本当1歩間違えれば、社会的に抹殺されるような危機に陥ったわけですよね。今ね思い返してみると思うんですけども、黒岩町長は、まず非常に精神的に強いし、論理的だし、町長として発信力があると。まず確か私の記憶では、このなんかデジタルの、雑誌みたいなものに書いた編集者だったか、誰かから、ある意味恫喝的にね、なんかこれを表に出すぞみたいなことを町長が言われたんだと思うんですよ。ちょっと記憶が定かじゃないけどそういうふうに聞いて。それを聞いた瞬間に、町長はすべてそれを記者会見をして、みんな読んでなかった人もいると思うんですけど、全部明らかにしたと。しかもそのあと、もう事あるごとに1つ1つ反論をして、いろんな形で発信をしてきたと。そういう精神的に非常に強靱な人だったからこうなったけど、普通の人だったら、もうこういう報道されてですね、精神的にもたないと思いますよね。あの強靱な精神力を持った町長も私に言ってましたけども、為す術が無いと。こういう時って、こういう報道をされた時に、本当に為す術が無いと。家族にまで、家族はみんなもちろん町長のことを信じてたんですけど、一瞬変な目で見られて、奥様とかね。本当に辛かったと言ってましたので、これはこれで済んだことであるんですけども、ただ終わったってことじゃなくて、こういうことはしっかりですね、報道する側のメディアの方とか、世の中にね影響力のあるオピニオンリーダーの人たちには、しっかり私は受けとめてほしいなと思います。

 それから、新井元町議のことは個人的には存じ上げません。草津だけど。だけどね。この人のやったことは非常に罪が重いのは、例えば世の中でですよ、もしかしたらセクハラですごく苦しんでいる女性の方々っているかもしれないじゃないですか。きっといろんな不当な扱いを受けたり、苦しんでいる人たちがいるかもしれないのに、こういう人たちがそういうことをね、もしかすると発信しにくくなったかもしれないんでね。この事件で。まるで何かこういうの嘘じゃ、まさに全くのでたらめだったわけだから、もし同じようなことがあったときに、事実だったとしても、みんなから何かこう疑われるようなみたいな状況を作ったっていうことで言うと、もう本当にこの新井元町議のやったことの罪は重いと思います。

 今回町長の件は、私も当然最初から信じてましたので、この話を受けてこの会見で聞かれたときに、ありえないと。もう絶対にそんなことはないというふうに信じてると言ったら、なんかもう何人かの人たちから、知事がこの問題に加勢してるみたいなことを言われたんだけど。この問題については、もう終始一貫町長を信じていたし、もうこうなることはわかってたんだけどね。ただ、逆にこういうことで、本当に例えばセクハラとか、こういう不当な圧力に苦しんでるような女性の人たちが、声を上げにくい状況になるっていうことはやっぱりね、あってはならないと思うので、そこもぜひメディアの方々にも、我々もそうなんですけど、考えていただきたいなというふうに思います。

 これから17日かなんかに今度は民事が終わって刑事が始まるんですかね。そっちの方もよく拝見したいと思いますが、とにかく、こんなに真面目に草津のために頑張ってきた黒岩町長が批判された、この性交渉を強いたみたいな事件は全くのでっち上げだったということがわかったのは、本当に知事としても嬉しいし、あるいは友人としても、よかったというふうに思ってます。

 

●年収の壁について

(記者)

 まず知事にですね、昨日、自民党と公明党と国民民主党との幹事長会談でですね、年収103万円の壁に関して、合意文書で178万円を目指すという合意が交わされましたけども、群馬県の地方財政に関してもかなり大きく関わる内容だと思うんですが、それに関して知事の見解を教えてください。

 

(知事)

 三党の幹事長が合意した引き上げの方向性については、もちろん反対しないし、これ自体はいいことだと思うんですよね。今日もちょっと宇留賀副知事と電話で少し議論したんだけど、やっぱり日本の経済っていうのは、戦後ずっとデフレで、30年成長しないっていうことですよね。何か例えば、消費が増えても、なかなかそれが消費に結びつかないみたいなことがあって、その理由は将来不安があるからだと思うんですよね。そういうことをいろいろ考えていくとですね、やっぱりね、一人一人の方々の手取りを増やすっていうのは、実はとても大事なことだと思うので、これはこれで、もちろんその、地方財政への影響はもちろん心配ですが、これしっかりやっていただければいいと思います。

 それで、地方財政への影響という点で言うとですね、これはもう大前提として、これはこの三党の皆さんっていうか、自公、与党も、それから国民民主党の皆さんもそうだけど、これは大前提としてしっかり手当をしていただけるだろうと。これはもう100%信じています。それが、何かいろいろなここで細かい議論はしませんけど、税収の上振れがあるから大丈夫だろうみたいなのじゃなくて、ちゃんと恒久財源としてこれを手当できる仕組みを作ってくれるだろうと。当然これは、みんな大前提として考えてるんですよね。

 私やっぱり玉木代表のことを個人的に知らないけど、やっぱりちゃんとした方だなと思ったのは、知事会からいろいろ文句が出て、何かこう総務省から働きかけがあったっていうのは、ちょっと知事に対して失礼じゃないかと。訂正しろというような話があったときには、それに率直に、もしそういう感覚を与えたんだったらお詫びしたいって言っていただいて、地方財政に影響が出ないようにするとおっしゃってくれたと。やっぱり玉木さんっていうのは、さすが何て言うんでしょうか、保守政治家としては筋の通った方だなと思ったので、それは石破さんはだって地方創生担当大臣でしたからね。石破さんと玉木さんと、それから公明党も地域にとても根差した活動されてるので、ここが合意したことをやるのに、それが地方財政に直接影響するようなやり方でやるはずがないと。そういうふうに思ってますので、その信念をもとに言うとですね、これはこれでいいことなんじゃないでしょうか。これから群馬県も、どうやってやっぱりこれから実質賃金を上げていくかっていうこと。手取りをふやしていくかって言い方になるかな。実質賃金を上げていくっていうことを考えていきたいというふうに思いますので、これはこれで、これ自体は歓迎したいと思います。

 

●カスタマーハラスメント防止対策有識者会議について

(記者)

 もう1点ですね、本日行われたカスタマーハラスメント防止対策の有識者会議に関して、先ほど知事からのコメントをいただいたんですけども、本日参加されたですね産業経済部長の方から今日の有識者会議に対する受け止めをいただければと思います。

 

(産業経済部長)

 お尋ねいただきました有識者会議、検討会議の関係ですけれども、まずカスハラの防止対策というのを検討するために設置をしたものであります。これまで、本日を含めて2回開催させていただきまして、カスハラの防止条例を制定していく場合の考慮すべき点とか、盛り込むべきことなど、そういったものを議論いただきました。

 1回目の議論、それから本日の議論の中では、やはりその条例によって、どういったものを、どういった社会を目指すといった、そういう理念を書いた方がいいんじゃないかとか、あるいは条例を運用していかないとわからないこともあると思われるので、条例の見直しも行うというような規定も設けた方がいいんじゃないかというご意見もいただきました。この1回目と2回目のご意見、それから議会の方でもいただいているご意見がございますので、そういった意見を踏まえてですね、素案の必要な見直しを行いたいというふうに考えております。

 

●ガソリン税の暫定税率について

(記者)

 先ほどの年収の壁の関連なんですが、3党合意では確か揮発油税の関係の見直し、暫定税率の関係の見直しも合意したかと思うんですが、この点について何か影響であるとか、あるいはどう受け止めていらっしゃるのかとか、ちょっとその辺りについてお願いします。

 

(知事)

 これはまた、ここからどういう方向性なのかっていうのも見極めながら、影響をよく議論していきたいというふうに思っています。いずれにせよ、今、自民党少数与党ですから、自公で。これはちゃんと国民民主党の協力がなければ政策は進まないので、そういう中でしっかり目標を定めていただいて、これはどういう影響が出るかということについてはよくまた議論したいと思います。総務部長何かあります。今の段階で。いいですか。はい。

 

●県民会館について

(記者)

 県民会館の関係でいくつか確認をさせてください。県民会館をめぐり、5日の総務企画常任委員会で県からマクロミルの登録モニターを対象にした1,000人規模の県民アンケートを3日から実施しているというご報告がありました。まず、このアンケートに関する知事の思いを教えてください。また、結果公表の時期の見通しや、結果を今後の方向性の議論にどう活用するお考えかもあわせてお願いします。

 

(知事)

 まず担当部長の方から経緯を説明させていただきます。

 

(地域創生部長)

 まず今回の県民アンケートなんですけれども、前回、前期定例会において、県議会に出された請願、これが一部趣旨採択されました。その主なものとして、広く県民から意見を聞くということがございましたので、これに対する答えの1つとして実施しているものでございます。

 思いについては知事から答えていただくとして、実は現在まだアンケートを実施中でございます。相当の数は集まったんですけども、年代でしたり、地域でしたり、バランスを保つために必要なサンプルをまだ集めきれておりませんので、まだ実施中でございます。それが集まり切った時点で、しっかり分析をさせていただきたいと思っておりますので、まだ公表時期等については不明でございます。できるだけ早くとは考えております。

 

(知事)

 今、部長のおっしゃったとおりで、記者さんの質問の答えとしてはもう完璧だと思うんですけども、広く県民の声を聞けというご要望もいただいているので、県民アンケートをするのは非常に自然な流れじゃないかと思います。

 アンケートの中身も、あんまり専断的にならないように、結構考えてやっていますので、まずは、県民の皆さんがどう思っているかっていう、県民の皆さんの考えについての大きなピクチャーを把握するってことは、判断の材料としては、大事かなというふうに思っています。

 

(記者)

 そうすると、今後の方向性を議論する際の判断材料の1つとして活用していくっていう・・・

 

(知事)

 県民会館なんでね。県有施設っていうのは、県民に役立てていただく施設なので、そういう意味でいうと、県民に広く、県民の意見を知るためのアンケートをするっていうのは意味があると思いますので。これでそのまま、結果を決めるっていうことではありませんが。決めるのは私なので、その判断材料の1つにしたいということです。

 

(記者)

 あと、時期はやっぱり来年以降になるっていう感じ。

 

(知事)

 発表の時期?

 

(記者)

 公表の時期ですね。

 

(知事)

 公表の時期は、その作業の状況によりますね。よく新井部長にも聞いて、作業の状況も見ながら、いつどのぐらいにやれるかっていうのも考えながら決めたいと思います。

 

(記者)

 まだ実施をしているという段階なんですか。

 

(地域創生部長)

 はい。

 

(記者)

 分かりました。あと一方で、このアンケートに関しては、共産党県議団さんが極めて恣意的な内容、県民の声を聞くことは当然ですが、重大な内容を総務企画常任委員会にも示さず、2日前に実施したことは拙速。方法論的にも不特定多数の県民に満遍なくと、意味があるのかなどとしてアンケートの中止を求める緊急要請を出しています。これに対する知事の受け止めをお願いします。

 

(知事)

 共産党のお二人から文書が出ていましたが、そういうご意見は受け止めますが、粛々とやらせていただきます。

 

(記者)

 一応中止はないという理解で。

 

(知事)

 ありません、もちろん。

 

(記者) 

 話題同じなんですが、ちょっと視点変わります。念のための確認で恐縮なんですが、そもそも現段階では県民会館、来年4月からどういう状態になるんでしょうか。休館になるという理解でいいんでしょうか。

 

(知事)

 新井部長からまず正確な情報を。

 

(地域創生部長)

 来年4月以降の利用は停止して、指定管理者ではなく、群馬県が直接管理することになります。具体的な管理方法については現在検討を進めているところでございます。

 

(記者)

 そうすると、3年間のまちづくり公社による指定管理期間の更新をせずに、県が管理していくという理解でよかったでしょうか。

 

(地域創生部長)

 そのとおりでございます。

 

(記者)

 そうすると、保守点検とか定期点検みたいなものも、県が管理するという理解でよかったですかね。管理して建物を維持していくという理解でよかったでしょうか。

 

(地域創生部長)

 所定の維持管理に必要なものがございますので、電気等、水道等も通っております。そういったものに必要な管理を行ってまいります。

 

(記者)

 県が行っていく・・・

 

(地域創生部長)

 県が行います。

 

(記者)

 そういう認識ですか。

 

(知事)

 これはもう前も記者さんの質問に答えた覚えがあるんですけども、何で来年4月以降、休館にするのか、これまでも老朽化したっていうことで、予算使って、落下防止ネットを作ったりとか、いろんなことやってますよね。根拠のない理由で、まだ全然大丈夫だとか、震度5まで耐えられるみたいなことがあるんですけども、どういう地震が来るかも分からない。やはり安全に使っていくためには、しっかりここを改修していかないと。もし、ずっとこれ使い続けるんであれば、かなりの大改修をしないと難しいと。そういう中で使い続けるっていうリスクは、これは県としては取れませんということなんで、万が一のことがあったら誰も責任とれない。ましてや、命に関わるようなことがあったら誰も責任とれないので、知事の判断で4月から休館にしてくれと。これについての責任は全部私が取りたいと思います。

 

(記者)

 分かりました。今後の、あと2点ぐらいすいません。あと今後の市との協議について、ちょっと伺います。前橋市との協議ですね。

 

(知事)

 前橋市とのまず事務的な協議については。

 

(地域創生部長)

 市とのワーキンググループは、まさしく先ほどの県民アンケート結果について、ある程度まとまりましたら、できるだけ早く実施したいと思っております。

 

(記者)

 地元の前橋市民文化会館も同じような問題に直面していて、1982年の開館から40年ぐらい経って、老朽化の問題に直面しています。市に取材するとですね、工事の時期や規模感未定とのことなんですが、来年度以降改修の件、検討に入るよう調整してるというふうに聞いています。そうなると、市との協議の中でいろんなオプションも考えられると思います。具体的にはその前橋市民文化会館との一体的な整備とかですね、あり方検討委員会の中でも指摘があったかと思うんですけど。その点に関する改めて知事の現段階でのご所見をお伺いできたらと思います。

 

(知事)

 まず今の状況について、新井部長から報告します。

 

(地域創生部長)

 市民文化会館について改修の話があるということは聞いておりますけれども、それが具体的にいつ、例えば、もうすでに来年度に向けて、例えば実際工事にかかる前には実施設計があり、さらに実施設計の前には基本設計があると思うんですけども、そういったものについて動いてるという情報は、こちらは把握しておりませんので、まだ想定はしているものの、動いていないのかなというふうには考えております。

 

(知事)

 県民会館のあり方については、さっき新井部長からお話があったとおり、ワーキンググループでしっかり事務方で議論する体制が整っています。いずれにせよ、どっかでこれは私の責任で方向を決めなきゃいけないので、そこに向けては、さらに小川市長さんとはですね、きちっと腹を割って話し合う場面を作っていきたいなというふうに思います。

 

(記者)

 ありがとうございます。方向性を決めるタイミングっていうのはいつぐらいになると。

 

(知事)

 それは現時点ではちょっと分からないですね。

 

(記者)

 ありがとうございます。一応最後の質問になります。昨日、前橋工科大の准教授2人や建築を学ぶ学生グループが県民会館の見学に入りました。11月には、これ各社報道されてるんですけれども、国際学術組織のDOCOMOMOの日本支部の関係者や専門家の方も県民会館を視察しましたと。ここ1カ月、2カ月で、改めて県民会館の建築的な価値を見直す、見つめ直そうという動きが出てきているような印象ですと。設計は知事もご存じのように、建築家・岡田新一さんで、知事も行かれたことあると思いますけど、自然石とか御影石とか、そびえ立つような雰囲気みたいなのも魅力ですよみたいな指摘も、建築家の方からありますと。実はここはあまりこれまでの会見とかでも、県議会でもですね、あんまり議論になってなかったポイントなのかなと思っていて、県民会館の建築的な価値については知事改めてどう思いますか。

 

(知事)

 まずこれも少し前の記者さんの質問について(答えたときに)申し上げたんですけども、県民会館を潰したいわけじゃないんですよ。記者さんもあそこで随分有名なロックバンドのライブを見たとかね、かつて歴史を振り返れば、結構群馬県で歴史的なコンサートってあそこで行われたりしてるし、ノスタルジーみたいなものも別に否定するつもりはないんです。だからそれをまず申し上げておきたいんで。全体のバランスを見たときに、本当に県有施設として、これを存続する価値があるのかどうかっていうことを我々議論してるってことが1つとですね。それから建築物としての、建築としての価値、これはいろんな見方があるんだと思うんですよね。なんかちょっと報道で見たんですけど、どっか学会の方が何か分かんないけど、来て「いい」なんて言ったとか、あるいはちょっと若い人が来て「いいな」とか言ったりとか、それは1つの見方かもしれませんが、違う見方をする人もいるので、私は建築家じゃないので、どのくらいの建築としての歴史的価値があるのか、50億円、60億円投じて改修するだけの価値があるのかっていうのはよく分かりませんが、私の知り合いの中では、そういう価値はないっていう人もいるし、それから少なくとも、政府関係者に問い合わせたところ、特にそういう感覚は持っていなかったんで、私自身が、この県民会館はデザインとして、建築物としてものすごく後世に残る歴史的な価値みたいのがあるという認識はありません。ただそれはいろんな人の見方によって変わってくるんじゃないかなというふうに思います。

 

(記者)

 おっしゃるとおりだと思います。知事の知り合いの中では建築的な価値はないとおっしゃってる方がいるっていうことですか。

 

(知事)

 ないっていうことはないけど、そこまでの評価はしてないっていう人もいるってことですよね。それ、よく分かんないんですけど、例えばいわゆる建築、デザインの専門家の会議か何か作って、みんなに見てもらわないと分からないってところもあるし、それを個別に言えば、前もなんかよく建築の専門家が見に来ているっていう話だったんだけど、あんまり周りにそういう人はいなかったし、建物のことは言及するのは控えますが、そことはちょっと違うとか、いろんな意見を私も政府関係者から聞きながら考えているので、それはいろんなお考え方があるんじゃないかなと思います。

 

(地域創生部長)

 補足してよろしいでしょうか。先ほどお話のありましたDOCOMOMOの専門委員の方、それこそ皆さまの記事で、初めて知ったような状況だったんです。事前にお話がなかったですから。ただその記事を読ませていただいたところ、皆さまが書かれた記事の中で、専門家より住民の意思が大事であるとか、よい建物だから残るわけではなくて、どう使いたいかというような意見が記事として記載されてまして、まさにそこなのかなと。建物で残すものというのは、例えば過去のお城、これは建物として使うんではなくて、外から見て、これは綺麗であり、観光資源であり、使うものになります。県民会館のような建物ですと、まず使えるか使えないかって言うところが大きな判断要因に。良い建築は、私は大事にしたいと思いますけれども、使えるか使えないかっていう点も、より大きなポイントなのではないかと思います。

 

(記者)

 今後、総合的な判断の1つに県民会館の建築的な価値っていうのも、多分1つ評価材料にはなるのかなと。

 

(知事)

 今言った私の認識でいくと、大きな要素になるかどうか分かりませんが、それも全体的な要素の中の一部なんじゃないでしょうか。

 

(記者)

 県民会館の話題になりましたので質問させてください。先ほど、小川市長と腹を割って話をしなければならないというご発言がありましたけれども、これまで市長とのやりとりはどのような内容と言いますか、どれぐらいの頻度で、この件を話し合っておられるんですか。

 

(知事)

 県民会館の話は何度か小川市長と議論した覚えがあります。そんなに長い間、長い時間、これに絞って議論したわけじゃないんですけども、議論の中では、この話はもちろん出てまして、小川市長の基本的なスタンスは県の方針に異論はないということでした。前橋市長として、県がこれは県有施設としてはなかなか難しいということで、今いろんな議論してるっていうこの流れについても、特に異論は差し挟まないっていうような感じでした。

 

(記者)

 あとこの後の議論としては、来年度の予算編成をする前にお会いしたいという、そんな流れになってくるんでしょうか。

 

(知事)

 来年度の予算編成かどうか分かんないんですけども、この問題だけじゃなくて、前橋市とはいろんなこれから連携を進めていかなきゃいけないプロジェクトもありますので、定期的にかは分かりませんけども、前橋市と、特に市長とお話をする時間を増やしていこうかなというふうに思ってます。

 

(記者)

 知事は会談などについてはオープンにしていく機会が多いですけれども、小川さん、小川市長との話し合いもオープンにしてくださる心づもりでいらっしゃるとありがたいんですが、いかがでしょうか。

 

(知事)

 いやそれは、まだいろいろ内々に、前橋の考えてることを聞いたりとか、誰がどう言ってるかってよく分かんないので、その段階で全部オープンにするってことは考えてません。方針として、ある程度お話できることが決まれば、あるいは協議した、いろんな結果が出てくれば、それはちゃんとオープンに発表したいと思います。

 

(記者)

 あと先日の県議会の常任委員会の中で、県議の皆さんから自分たちの目で県民会館を見てみたいよねっていう発言があって、視察をするような流れにもなっていますけれども、そういう流れがあれば、知事も同行されるとか、何かお考えがあればお聞かせください。

 

(知事)

 県議会は二元民主制の両翼の1つですから。それは県議会の判断で視察をされるっていうのはいいと思います。私が行くっていうのはちょっと何か理屈に合わないんで。私は行政側っていうか知事なんで。県議会が、県議会の判断を決めるために見に行かれるっていうんであれば、それは見に行っていただければいいんじゃないかなと思います。

 

(記者)  

 この問題結構長いようなんですけれども、この時期、結構差し迫った時期に県議会の方が視察を行くということについては、何ていうんでしょうか、どのように受け止めますか。

 

(知事)

 いやそれはもう県議会の判断なんで、県議会の判断について知事として何かこれがいいとか悪いとか、そういう立場にはないかなと思います。

知事メッセージ

 はい、それではちょっと3時になっちゃったんですが、最後に少し県民の皆さんに直接知事としてお話をしたいことをちょっとお伝えしたいと思います。前回、前々回の記者会見で、実は太田市長選挙のことと世代交代についての発言をさせていただきました。あんまり記者の皆さんに迷惑をかけちゃいけないと思って、短くしよう、短くしようと思ったので、相当ちょっと十分説明しきれなかったところもあるかなと思ってたんですが、これ実は記者会見(の動画)も結構拡散してるようで、何人かの方から昨日メールとか電話で、信を問う、ちょっとご質問をいただいたので、改めて誤解のないように、今日もう1回だけ、少しここでお話をさせていただければというふうに思います。太田市長選挙について、まだ清水市長さんは正式に出馬表明をしていないと。ただ出馬表明をされれば、全面的に応援したいというお話をさせていただきました。その理由として、市長としてのですね、なんていうか能力っていうか、市長を続ける、市長として活躍をされる能力が衰えていないっていう話をしたんですけども、実は三、四年前からよくアメリカで言われている、これ英語の言葉なんですけども、コンセプトでスーパーエイジャーっていうのがいるんですよね。スーパーエイジャーって結構いくつかのアメリカの大学が真剣に研究してるんですけども。どういう人のことを言うかっていうとですね、80代以上なのに、脳がですね、若い。大体中年50代60代ぐらいの、実は脳のレベルを保っている人のことをスーパーエイジャー、場合によっては60代とか50代よりも記憶力がいいみたいな人が世の中にはいるんです。これ、県民の皆さんご存じかどうか知りませんが、やっぱり我々はモータルっていうか、必ず寿命があって、老化していくっていう現象は、これはもう絶対誰も止められないっていうコンセプトの中で生きてるんですけども。昨今やっぱりアメリカではですね、リバースエイジングの研究っていうのが進んでまして、これはアンチエイジングとかじゃないですよね。若返りを図ろうっていうことを真剣に研究してる人がハーバード大学みたいなところにいて、この会見でちょっとご紹介したことがあるかどうか分かりませんが、シリコンバレーの起業家のブライアン・ジョンソンっていうネット上では有名な人がですね、自らを実験にして、リバースエイジングのブループリントっていうプロジェクトをやってきて、実際に機能として若返っている部分も出てきてるっていう、こういう実は世の中なんですね。清水市長さんはですね、スーパーエイジャーだと思います。昨日改めて思ったんですけども、もう1回言いますが、誰でも老化してくるんですが、83歳でもですね、記憶力も論理的に考える思考力も衰えてません。体力ももちろん70代に比べれば少し落ちてるかもしれませんが、今でも、この間も言ったように、ちゃんとソフトボールのピッチャーとしてですね、結構早い球を投げこむだけの体力もあると。だから、全部一律に年だけで、この人がこれできないとか、しちゃいけないとか、そういう感覚はよくないということを申し上げたんですよね。例えば、60代、70代の人がこんな服装しちゃいけないとか、こんな年にもかかわらず、こんなことやってみたいな話っていうのは、私は違うというふうに思ってますので、もう1回言います。年齢だけで、その人を、人間の能力を決めるっていうのは、私は違うと思います。私は66歳、来年67歳になるんですけども、周りから結構年の割には若いって言われて、私は決してスーパーエイジャーにはなれません。そもそも、もうすでに忘れっぽくて記憶力も落ちてるし、絶対に私はスーパーエイジャーにはなれないんですけどね。例えばですね、タニタの体組成計に乗ると、体内年齢49歳ですから。これが正しいかどうか分かんないけど、年齢が上にいったから体力がないっていうのは違うんじゃないかなと。だから、若い人たちには頑張ってもらいたいけど、自分より若いからものすごく勉強してるとか、グローバルな感覚があるとか、英語も当然できるとか、感性が豊かだとか、世の中のの流行についていってるとか、体力があるとか、一概には言えないんじゃないかなと。こういうことを申し上げたということは誤解のないように言っておきたいと思います。それから、世代交代は賛成だと言いながら、若きゃいいってもんじゃないっていうのを誤解されるように言うとですね、やっぱり若い人にはすごく期待しています。私も20代、30代の友人、結構いるんですけども、一緒に映画見に行ったり、ご飯食べたりするんですが、毎回新しい発見があって、まず私の仲良しの20代の起業家がですね、ずっとスマホを持ってるんですけど、このスマホを使うスピードがもう圧倒的に速くて、なおかつ、デジタルを使えば、世の中はこんなに便利なんだっていうことを毎回会うたびに、なんかこう何ていうか突きつけられるみたいなところがあるんですよね。それから、30代の友人は、30代であってもですね、やっぱりね66歳が感じている文化と、やっぱりその30代の文化は違うんですよね。そういう新しい時代の若者たちの感覚っていうのは分からないんで、毎回勉強させていただいていると。だからもう1回言いますが、やっぱり世代交代は基本的には必要だと思うし、若い人たちにもどんどん活躍してもらいたいというふうに思ってますし、県庁でもですね、今新しいキャリアパスを考えてるんですけど、もう年齢だけで、係長、課長、部長とか決めないようにしようと思ってるぐらいなんで。そこは誤解のないように申し上げておきたいと思います。最後に言うとですね、やっぱり高校生が素晴らしいですよね、群馬県の未来は高校生にあると思います。群馬県のリバースメンター、これまで1代目、2代目、これ20人なんですけども、高校生リバースメンターすばらしい。会うたびに、どきっとするんですよね。彼らの提言は県の政策にもなってるし、未来構想フォーラム12カ所やって、6,000人ぐらいの県民の皆さんと、実際に直接話をしたんですけども、最初に手を挙げて質問するのはほとんど高校生ですから。やっぱりね、群馬県の高校生素晴らしい。もしかしたら群馬県だけじゃないかもしれないけど、高校生見てると、やっぱり若い人たちも捨てたもんじゃないなっていうか、なかなかやっぱり追いつけないなっていうものもあるので、ぜひ若い皆さんには頑張っていただきたいと思います。政治の世界は、地方議会も、国政もですね、本当に志のある人はどんどん手を挙げていただいて、何かこう既存の権力って言うか、既得権益の中で生きてる人たちをどんどん打ち破ってですね、どんどん新しい人に手を挙げていただいて、世代交代を起こしていただきたいなと思いますし、もう1回言いますが、私が万一選挙に出る場合はですね、もう山本一太なんて古いと、こんなこともできないのかっていう若手に出ていただいてですね。ぜひ私を蹴落としていただくと。そういうことがあると私もですね、さらに死に物狂いで努力をして、少しでも進化しようとしますので、そういう世の中になればいいなと思っているということで。この点前回誤解されても困るので、ちょっと改めて少し最後に申し上げました。ちょっと9分ぐらいの演説になっちゃったんですけど、皆さんには今日も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。来週も真剣勝負でしっかりと答えていきたいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。

 

 

( 以上で終了 )
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。