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■日時 令和6年9月3日(火曜日)14時01分~14時26分
■会場 記者会見室
■出席者 県:知事、副知事ほか
記者:記者クラブ所属記者等15人
■記録作成 メディアプロモーション課(報道係)
令和6年9月補正予算案 臨時記者会見動画(You Tube)<外部リンク>
それでは、臨時の記者会見を始めさせていただきたいと思います。記者の皆さまには、いつもとは違う曜日にも関わらず、お集まりいただきありがとうございます。本日は、9月19日に招集する令和6年第3回定例県議会に提出予定の「令和6年度9月補正予算案」について発表させていただきます。今回は、当初予算や5月補正予算に計上した事業の効率的な執行に全力で取り組む中で、早急に着手する必要のある政策を中心に予算計上いたしました。
はじめに、補正予算案のキャッチコピーを発表いたします。今回の補正予算案のキャッチコピーは、「新群馬の富と幸福度向上加速予算」といたしました。2期目の基本政策で掲げた「新群馬の創造」をさらに進め、新たな富を生み出すための政策を加速させたいと考えています。また、災害への対応や子ども施策も充実させ、山本県政の原点である「県民幸福度の向上」というものを図ってまいります。さらに県民の声に耳を傾け、必要な施策については追加実施を行ってまいります。次のスライドをご覧ください。
予算案の総額は、86億6,953万円です。内訳としては、「新たな富を増やすための施策」として約4億円、それから「県民幸福度の向上」として約23億円、県の貯金にあたる財政調整基金の積立てに約60億円を計上しています。それでは、個別の中身について、順を追ってご説明したいと思います。
まず、1つ目の柱「新たな富を増やすための施策」です。次のスライドをご覧ください。1つ目は、「MaaS社会実装支援」です。GunMaaSの更なる普及に向けて、群馬県内の商業施設と連携し、独自の定期購入型サブスクリプションモデルの社会実証を行なってまいります。
2つ目は、「自動運転実証実験」です。群馬県庁と前橋駅間における、レベル4自動運転バスの実証実験に向けて、必要となる基礎調査を実施します。
3つ目は、「TUMO Gunmaの整備」です。子ども達の創造性や学習意欲を高めるために、非日常感を演出する学習スペースとデジタルサイネージを追加して整備します。次のスライドをご覧ください。
4つ目は、「介護テクノロジー導入モデル事業費補助」です。介護現場の生産性を向上させるために、地域のモデルとなる介護事業所に対して、ロボットやICTなどのテクノロジー導入を支援し、群馬県内での横展開を目指します。
5つ目は、「埴輪王国ぐんま周知」です。今年10月にですね、東京国立博物館で挂甲武人埴輪の国宝指定50周年を記念した、埴輪の特別展が開催されます。これと連携し、群馬県の知名度向上や観光誘客を目的に、「埴輪王国ぐんま」のPRを実施いたします。以上、1つ目の柱である「新たな富を増やすための施策」のための予算には、3億5,308万円を計上しました。
続いて、もう1つの柱である「県民幸福度の向上」についての事業です。次のスライドをご覧ください。1つ目は、「災害派遣用移動式トイレの導入」です。元日に発生した能登半島地震では、断水の長期化などにより避難所のトイレ環境が問題となりました。そうした中、群馬県はトイレトレーラーを被災地に派遣しました。「ぐんまちゃん」のイラストが大きく描かれたトイレトレーラーは、被災地の方々に「ぐんまちゃん」と呼ばれて大変親しまれるとともに、トイレ環境の改善に貢献したという報告が入っています。こうしたことから、災害時の避難所のトイレ環境改善をさらに進めるため、平時でも利用できるトイレコンテナを導入し、県立公園などに設置します。
2つ目は、「社会的養護自立支援」です。児童養護施設等退所者、いわゆるケアリーバーや虐待を受けた経験がある方などを対象に実施している相談支援について、SNSや動画を活用した啓発を強化します。
3つ目は、「児童虐待防止推進」です。主に、「一時保護所アドボカシー事業」を拡充します。アドボカシーとは、「子どもが自らの考えを整理し、意見を表明することを支援したり、本人に代わって発言したりすること」を言います。群馬県では、昨年度から子ども達の支援者であるアドボケイトが、毎週、中央児童相談所を訪問し、子どもの意見表明を支援する「アドボカシー事業」を実施しています。今年の11月からは、この事業を東部児童相談所にも拡大してまいります。次のスライドをご覧ください。
4つ目は、「国スポ関東ブロック大会施設整備」です。令和7年度に群馬県で行われる「関東ブロック大会」の水球競技で会場となる群馬県立前橋南高校のプールを改修します。あわせて、ALSOKぐんま総合スポーツセンターの駐車場について、利用者の方々から「地面のでこぼこが多い」とか「水はけが悪い」といった意見が寄せられていることから、私自身も視察をしてみましたが、全くそのとおりなので、再整備を行います。
5つ目は、「公共事業」です。令和6年度の国庫事業の内定に伴い、県の公共事業費を増額し、歩道整備などの交通安全対策や自動車交通網の整備を進めてまいります。また、今年の猛暑で子どもたちの通学路が雑草に覆われて困っているとの意見が寄せられていることから、県単独で通学路などの除草を追加実施いたします。
6つ目は、「交通安全施設整備」です。摩耗した横断歩道や一時停止線は、これは交通事故に繋がる大変危険な状況だと思います。そのため、これらの塗り替えを行い、県民の安全確保を図ってまいります。以上が、2つ目の柱「県民幸福度の向上」の主な事業です。予算額としては、22億8,219万円を計上しました。
次に、「財政調整基金の積み立て」についてです。財政の健全化に向け、令和5年度決算剰余金の一部である約60億円を財政調整基金に積み立てます。次のスライドをご覧ください。9月補正後の財政調整基金の残高の推移です。財政調整基金は、気象災害が頻発・激甚化する中で、大規模災害の際にも十分な対応ができるよう、一定の基金残高を確保しておく必要があります。令和6年度の9月補正後の残高は404億円ということになりました。新型コロナ関連の事業費確定に伴い国に返還する28億円を除き、376億円を確保することができました。昨年の同時期と比較すると42億円増加したことになります。
これまでも繰り返し申し上げていますが、山本県政では、限られた人的資源と財源を有効活用するため、ワイズスペンディングを心掛けてまいりました。民間リソース等の積極的な活用や、自ら「稼ぐ」施策、デジタル化による事務の効率化を強力に進めるなど、事業の見直しを行ってまいりました。こうした取り組みの積み重ねが、基金残高の増加に繋がって、その結果、新たな富を生むための投資ができるようになってきたと、このように捉えています。しかしながら、現在の基金残高は、平成26年に群馬県で発生した大雪や、他県での大規模災害発生時に必要となった経費を踏まえると、まだ十分とは言えません。群馬県としては、引き続き基金残高の確保に努めてまいります。
令和6年度9月補正予算案の概要は以上です。引き続き、県庁一丸となり、山本県政2期目の基本政策の実現と、新・総合計画の推進に向け、しっかりと取り組んでまいります。ということで、今回はこの予算に絞ってご説明をしました。私からは以上です。皆さんから何かご質問があればお受けしたいと思います。
(記者)
1本目の柱の「新たな富を増やすための施策」の冒頭2つがですね、MaaSと自動運転の実証実験ということで、交通関係の施策が1つ目、2つ目ときていますけれど、これは何か狙いがあってのことなのか、あるいは偶然なのかということをお願いします。
(知事)
これは総務部長の方から。
(総務部長)
たまたまということもあるんですけれど、これまでMaaSあるいは自動運転の事業をやってまいりましたけれども、新たな取り組みをするということで、今回9月補正で計上させていただく予定になっております。
(宇留賀副知事)
少し追加で補足させていただくと、群馬県のMaaS 「GunMaaS」は、国からも相当注目をいただいておりまして、今回の2つの事業についても、国とも連携する中で、例えば補正で、追加でもらったとか、そういったような背景もあるところです。ただ、このMaaSや交通の事情を変えていくことは、群馬県として非常に重要なので、その意味では、今回の施策の最初に2つ挙げていると、戦略的に進めていると、そういうことになるかなと思います。
(記者)
関連なんですけれど、このMaaSと自動運転というと、地域公共交通をどう持続可能にしていくかという観点からも重要だと思うんですが、新たな富を増やすというのは、この事業がどういう意味で新たな富を増やすことになるのかというのを教えていただいてよろしいでしょうか。
(宇留賀副知事)
少し補足をすると、MaaSというものは、例えば、今、前橋の街を見ていただくと分かりやすいかなと思うんですけれども、まちなかの中心地がだいぶ閑散としているというところに、このMaaSで、街の中により人が来やすくなる。そうしてくると、例えば商店や、よりユニークなお店が出てくるという形で、地域が活性化するというところもあります。例えば、今までは東京に買い物に行っていた、それが地元でより消費しやすくなるということもあって、このMaaSで、県内での活動がより活発化しやすくなると、富がその地域でしっかり生まれてくる、そういった循環も後々には出てくるかなと思っております。
(知事)
今、宇留賀さんの方から話があったんですけれども、我々の「GunMaaS」は、すごい注目されているんですよね。民間企業が大体対象となっている、MM総研大賞を自治体として初めて受賞したのがこのGunMaaSだったんですけれども、今言った話はですね、いわゆる今流行りのサーキュラーエコノミーというのがあるんだけど、そのサーキュラーエコノミーの観点からも、ある意味でいうと、群馬県内でいろいろ消費を増やすというところに繋がってくると。MaaSは、現時点で実証の段階であって、相当、利用者が増えているんですけれども、本当にここからだと思うんですよね。特に、群馬県は車社会なので、なかなかGunMaaSに移行するためにはいろんな試練があるんだけど、逆に言うと、伸びしろがいっぱいあるということで、しかも少し先には自動運転を睨んでいるわけですよね。やっぱり自動運転が導入された場合にはMaaSがものすごく役に立ってくると思うので、今まさに宇留賀さんが前橋の街の例を挙げましたけれども、やっぱりそのMaaSによって、ものすごく交通の流れが良くなることによって、その地域でオンリーワンのお店ができたりとか、そういう現象がすでに前橋で起こりつつあるということで、我々はこれが新しい富を増やすための流れに繋がるんじゃないかと考えています。
(記者)
この実証実験自体は、年明けにできればという話で聞いているんですけれども、それに向けて、知事から県民に対して利用の呼びかけですとか、何かありましたらお願いします。
(知事)
呼びかけというよりは、このGunMaaSにはぜひ注目をしていただきたいと思いますし、何度も言いますけれども、群馬県にとって、群馬県で始めるということにすごく意味があると思います。特に、群馬県は自動車中心社会なので、ここから少し未来を見るとですね、なかなか自動車で移動できない人も出てくるということを考えると、これは地方自治体全体で課題ではあるんですけれども、こういうこの課題先進県である群馬県がこういうことに先に取り組んでいくと。GunMaaSはここからどんどん注目をされていくので、ぜひ県民の皆さまにもGunMaaSを活用していただきたいと思いますし、群馬県がこれから目指すべき方向性について、注目していただきたいなと思っています。
(記者)
今のお話にも関わるかもしれませんが、今回の補正(予算案を組む上)で、特に力を入れた分野について教えていただければと思います。
(知事)
はい、総務部長から。
(総務部長)
今回は9月の補正予算でございますので、当初予算で計上した予算をしっかりとやっていく中で、早期に対応が必要なもの、あるいは早期に着手することで、未来の成長に繋がるもの、こういったものを中心に予算計上させていただいております。
具体的には、災害時、トイレ不足に対応するためのトイレ(コンテナ)の導入でありますとか、県民のニーズが高い、安全安心を確保するために必要な通学路の除草でありますとか、河川の土木、道路表示の塗り替え、そういったものにきめ細かく計上しているところでございます。さらに、先ほどのMaaSでありますとか、自動運転の実証実験など、新たな富を生み出すための施策にも必要な投資を行っていきたいという予算にしております。
(知事)
今、お話があったように、補正予算という性質もあるんですけれど、ここのタイトルに(書いてあるように)、その度に名前を付けるのは大変なんですけれど、新しい富と幸福度向上を加速させる、ここら辺にポイントが集約されているかなと。これまでやってきた事業でも、特に県民のニーズが高いものをちゃんと後押しするという意味で加速という言葉を使っているということですね。
(記者)
予算全体の話で、財政調整基金への積み立てを抜くと、26億円となっていて、また国の補助事業などもたくさん使っていて、県単の支出がたくさんないというような状況です。一方、かなり積み立てていまして、基金についてはかなり高い水準になってきたと思います。そこの予算のバランス感覚について伺えればと思います。
(知事)
まず総務部長からどうぞ。
(総務部長)
財政調整基金の関係でございます。純粋にいわゆる貯金と言われるような部分につきましては、376億円ということで前年に比べると42億円増加ということで、これはですね、山本県政になりまして、ワイズスペンディングを進めてきたこと、あと先ほど記者さんもおっしゃったとおり、いろいろな国庫の財源とかも積極的に取る、あるいは民間資金を導入するなどして工夫した結果、ここまで積み上げられたものかなと思っています。
一方で、これで十分かと言われるとまだまだ十分ではないところがあるかなと思います。大規模災害が起きたとき、例えば平成26年の大雪のときとか、最近の熊本地震とか、そういったものと比べましても、まだまだ十分な金額とは言えないので、引き続きワイズスペンディングなどにも気を使いながら、財政調整基金、あるいは他の基金も含めて積み上げられるように努力してまいりたいと思っております。
(知事)
これは財政調整基金がまたこの中で増えたというのは、やっぱりすごくいいことだと思っています。ワイズスペンディングというのは、まさしく山本県政の中核に置いてきたことなんですけれども、1つは、財政規律みたいなものを考えながら、できる限り必要な事業に絞っていく。これはもちろん県議会の皆さんのいろいろなご協力をいただきながらやってきたと。同時に新しい富を増やす予算も相当つけたんですよ。いろいろなことをやったと。そういう中でもやはりこうやって42億円積み上げてきたというのは、やっぱり非常にいい方向になっているかなと思っています。
何しろ、知事になる前にちょっとブログに書いた覚えがあるんですけれども、(財政調整基金の残高が)10数億円みたいな感じで、毎回すべて全額取り崩してやっていたわけで、大きい災害が2つぐらいあったら一時的に財政破綻するじゃないかと、非常に心配だというブログを知事選に出る前に書いたんですけれど、そういう問題意識がずっと続いていまして、こういう形で何とかここまで来たと。これは正しい方向だし、これはもう山本県政の誇るべき成果だと思っています。
ただ同時に、相当積み上がってきましたが376億円で十分かというと、まだ十分ではないと思っています。例えば、茨城県とか栃木県と比べると、栃木県よりは少し上に行ったんですが、茨城よりはちょっとまだ下ですし、あと基金と言ってもいろんな基金があるんですよね。他の県を見ていると別の基金で積み上げていたりして、なかなか単純比較はできないとこもあるので。もちろん、こうやって上がってきたというのはすごくいいことだと思いますし、これは貯めることが目的ではないので、ちゃんとした備えができれば、おそらく未来の投資にも繋がるような部分もあると思うんですけれども、これをもって相当積み上げてきたから大丈夫です、みたいなふうには思っていません。やはりさっき言った基準で言うと、まだ十分ではないと。ただ、とにかくここまで来たというのはよかったと思います。宇留賀さん何かありますか。
(宇留賀副知事)
今の水準としては400億円に近い水準まで財政調整基金が上がってきたんですけれども、さっき総務部長から話をさせていただいたとおり、大きな災害があると、この400億円すぐ支出しなきゃいけないというところで、この災害への対応という意味では、1つ目安には近づいてきているかなと思います。ですが、知事からお話いただいたとおり、今群馬県はいろいろ施設が老朽化してきていて、他の県を見ると、こういう財政調整基金以外にも、施設改修のための相応の規模の基金を持っていて、施設を改修したことによって一気に財政が突然へこむような形にはならないと、そういう備えもしているというのが一般的です。財調だけを見ると、今全国でも良い水準に上がってきているんですが、実はその他を見るとまだまだ足りないというところが群馬県の実情かなと思っています。
(記者)
まだ足りないというのは分かったんですけれど、どれくらいの水準まで積み立てるとか、目標みたいなものとか、水準みたいなのがあれば教えていただければと思うんですが。
(総務部長)
目標というのは具体的にはないんですけれど、標準財政規模の10%ぐらいは必要と一般的に言われております。群馬県の標準財政規模が4,000億円ちょっとですので、少なくとも400億円ぐらいは必要なのかなというふうには考えています。
ただ、これは目標値があるとか、国が指針を示しているとかそういうことではございません。財政運営をするための基金というのは、他にもいろいろございますので、一概には言えないと思っております。
(知事)
さっき宇留賀さんから説明があったように、財政調整基金は基金の1つなんですよ。とても大事な目安でもあるし、本当に災害が起こったときの特別な財布なので、それは結構いい感じになってきているんですけれど、他の県は施設改修のための大きな基金を持っていたりして、単純には比較できないというところなんですけれど、大体我々の目標に近づきつつあるということなんですけれど、なかなか目安と言っても、規模からいったら全国で言うと、相当上がってきました。そもそも(全国での基金残高が)40番とか、ビリの方だったのが、(正確には)分かりませんけれど、10番台くらいになって、かなり上がってきているんですけれど、まだ不十分だと思っています。でも傾向としてはいい感じになってきているんじゃないかなと思っています。何か付け足しがありますか、宇留賀さん。
(宇留賀副知事)
さっき申し上げたことにさらに追加すると、中長期の財政見通しというのを我々の方で出していて、そこは毎年、今100から200億円ぐらいの不足というふうになっています。その意味では、もう少し群馬県として税収が上がるように、つまり経済活性化、そういったところはしていかなければいけないというところがあって、まず我々として、こういう基金も、災害への備えもしっかりしていく、また施設整備みたいなところも滞りがないようにしっかりしていく、そうしたものをしっかり足下を固めながら、経済活性化、より産業をつくっていくとか、そしてさらに税収を増やしていく、その中長期財政の見通しをより改善していくというのが当面のゴールとして見ていくところがあるので、財政のあり方としては、少しずつ変えていける部分もあると思うんですけれども、よりその経済だったり、産業活性化というところは頑張っていかないと、まだまだ厳しい状況が続くかなと。
(知事)
でも今日、記者さんの方から結構評価していただいた点で、いろんな工夫を積み重ねているわけですよ。国のいろんな制度を使ったり。だからそういう意味で言うと、こうやって増えているということは、かなり新しいことをやっていますからね。でもその中でいうと、例えばデジ田交付金の採択額は全国一ですから。こういう努力はやっぱり少し県民の皆さんに分かっていただきたいなと思っています。
それでは、これで臨時会見を終わりたいと思います。記者の皆さんには、定例会見とは曜日が違いましたけれども、大勢お集まりいただきましてありがとうございました。私の方は、明日から米国に出張してまいります。4日から11日の間ということなんですけども、ここでもその流れをご説明しましたが、戻ったらまたすぐにいろんな成果も、この会見でご説明をさせていただこうと思います。県民の皆さん、またしばらくアメリカに行ってまいりますけれども、1日1日、群馬県のためになることを考えて、全力でしっかりとアメリカで活動してまいります。戻ってきたら記者会見でよく細かく、どんなことを目指して、どんな成果があったのかということを、この記者会見を通じて県民の皆さんにもお伝えしたいと思います。
台風10号が迷走して、どこに行くのかも分からないという状況の中で、何となく、今のところ群馬県の被害は少ないんですけれども、急に雨が降ったり、天候も不安定なので、そこら辺はよく我々も全体の状況を掴みながら、タイムリーに情報発信していきますので、ぜひ災害の備え、今のところ何か大きな被害は群馬県内ではないんですけれど、かなりの被害が出た地域もあって、その皆さんには本当にお見舞い申し上げたいと思いますが、群馬県でも油断することなくしっかりと対応していきたいと思いますので、もう1回言いますが、もちろんメディアのいわゆるその報道にもしっかり耳を傾けていただくと同時に、自治体が発信する情報にも、皆さんぜひ注目をしていただきますようにお願い申し上げて、会見を終わりたいと思います。今日も最後までありがとうございました。
( 以上で終了 )
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。