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令和3年10月28日定例記者会見動画(You Tube)<外部リンク>
1.はじめに
2.直近の感染状況
3.豚熱(CSF)の進捗状況について
4.愛郷ぐんまプロジェクトの本格実施について
5.SNS投稿コンテスト「ぐんま応援びと」について
6.NETSUGENアライアンスについて
7.衆議院総選挙について
それでは、定例会見を始めたいと思います。
スライドをご覧ください。本日の会見の主な項目です。
「新型コロナ 直近の感染状況」「豚熱(CSF)の対応状況」「愛郷ぐんまプロジェクト」について、ご報告させていただきます。
まず、直近の感染状況についてです。
スライドをご覧ください。新規感染者数の推移です。
直近1週間の新規感染者数は、本日の新規感染者数8人を含め、51人となりました。先週の33人から増加しておりますけれども、依然として2桁台ということで、低い水準を維持していると考えています。
次のスライドをご覧ください。感染状況の客観的な数値をまとめたものです。
1日当たりの新規感染者数は6.7人ということで、前回値より増えております。
それでも、基準値である20人を大きく下回っていることを分かっていただけると思います。
(2)の経路不明の感染者は29.8%ということで、これは基準である50%を大きく下回っているということをわかっていただけると思います。
それから、検査の陽性率も1.0%ということで、前回よりも少し増えていますけれども、基準を大きく下回っていることが分かりました。
続いて、新規感染者のワクチン接種状況です。
スライドをご覧ください。感染者のワクチン接種状況です。
この図を見ていただくと、昨日までの1週間の新規感染者について、ワクチン接種状況を調査したところ、未接種の方が64%、1回接種のみの方が2%、2回接種済みの方が34%ということでした。
すでに接種対象者の8割の方が2回の接種を終えているという状況に加えて、福祉施設でのクラスターの影響があって、2回接種済みの方の割合が増えているということです。
この会見で何度もお伝えしているとおり、ワクチンには発症予防効果、重症化予防効果があります。
しかしながら、ワクチンを打ってさえいれば100%防げるというものではありません。ワクチン2回接種完了後も油断せず、マスクの着用や密を避けるといった基本的な感染防止対策の徹底にご協力お願いいたします。
なお、ワクチンを接種して2週間以上経った方の重症化率は極めて低いという傾向が続いていることもお伝えしておきたいと思います。
次のスライドは、新規感染者の状況を年代別にまとめました。
福祉施設でのクラスターの影響だと思いますけれども、60代以上の割合が増えています。このぐらい数字が下がってくると、1つクラスターが出ると、こういう感じになるということです。
新規感染者の状況を推定感染経路別にまとめたスライドを見ていただきたいと思います。
家庭内感染の割合が多く、4割を占めていることが分かっていただけると思います。
続いて、医療提供体制についての客観的な数値です。
スライドをご覧ください。医療提供体制についてご報告したいと思います。
ようやく現時点で、重症の方は0人ということになりました。
重症の方はいらっしゃらないですが、酸素投与が必要な中等症の方が2人いらっしゃいます。これも相当少なくなってきました。
スライド中段の病床の稼働率ですが、4.4%ということで、先週から少し上がっていますけれども、依然として低い水準を維持しています。健康福祉部の努力もあって、コロナ向け病床数を少しずつ積み増していることも影響していると思います。
スライドの下段、入院以外の療養の状況ですが、宿泊療養者数は20人、自宅療養者数は3人ということになっています。
また、この1週間で亡くなられた方は、1人もおられません。
続いて、保健所ごとの感染者数をご説明します。
次のスライドをご覧ください。保健所別の感染状況です。
一部地域では少し増加が見られますけれども、感染経路はほとんど追えています。また、色のついていない地域も増えてきておりますので、全体としては落ち着いていると言っていいと思います。
以上が直近の感染状況です。
クラスターの発生はありましたが、県内の状況は依然として落ち着いていると認識しています。
社会経済活動も徐々に再開してまいります。県民の皆さまをはじめ、事業者の皆さまには、引き続き警戒度2における要請内容に基づき、適切な対応をお願いしたいと思います。
続いて、前橋市内の農場において発生した県内4例目となる豚熱(CSF)の進捗状況について報告します。
スライドをご覧ください。防疫措置の進捗状況をまとめました。
まず、防疫措置についてです。20日から開始した防疫措置の殺処分については、10月26日に終了いたしました。殺処分頭数は3,940頭ということでした。
現在、農場及び施設の清掃等の作業を実施しております。11月1日には、すべての防疫措置が完了する見込みになっています。殺処分終了時点での従事者数は累計で1,396人になっています。
防疫作業に当たっては、県職員はもちろんのこと、国、前橋市、高崎市、桐生市、伊勢崎市、渋川市、吉岡町、玉村町、榛東村、JAグループ、建設業協会、トラック協会、バス事業協同組合、民間防疫業者の皆さまにご協力いただきました。加えて、全国18県からも獣医師の応援をいただいております。
ご協力いただいているすべての皆さまに、知事として改めてこの会見の場をお借りして、感謝を申し上げたいと思います。
まだ全部終わっていませんので、しっかり11月1日の完了を目指して、関係の皆さまと協力しながら、最後まで対応してまいりたいと考えています。
次のスライドをご覧ください。疫学調査チームの現地調査概要についてのスライドです。
国と県の獣医師で構成される疫学調査チームが実施した飼養衛生管理状況や感染経路に関する現地調査の概要が26日に公表されました。
報告によると、飼養衛生管理の状況、農場の周辺環境について評価できる点と、それからいくつかの問題点が指摘されています。
評価されたのは、「農場及び豚舎専用の長靴が設置されていたこと」それから「豚を畜舎間で移動する時に使用するゲージ等が消毒されていたこと」、「と畜場への運搬は外部に依頼しており、農場内に車両や運転手が入ることはなかったこと」は評価されるポイントだと思います。
一方、問題とされたのは、飼養衛生管理について、「畜舎ごとの服交換が徹底されていなかったこと」、「畜舎に防鳥ネットが設置されていたが、一部に隙間が認められたこと」、「畜舎外で猫、畜舎内でねずみが発見された。つまり農場外からウイルスが持ち込まれた可能性があること」です。
また、農場周辺環境については、感染したイノシシが、本年2月と7月に農場周辺で確認されていました。
今回の発表は調査概要です。今後、より詳細な調査結果も発表される予定です。その結果も踏まえながら、国とも連携し、具体的な対策を検討してまいりたいと考えています。
養豚農家の皆さまにおかれましては、前回の会見で申し上げましたけれども、4例目の豚熱発生ということで、大きな不安を抱えていらっしゃることと思います。
今後も、市町村、養豚協会等と連携し、本県の主力産業の1つである養豚業を守るため、引き続き全力で取り組んでまいりたいと思います。
続いて、愛郷ぐんまプロジェクト第3弾の本格実施について、ご報告したいと思います。
(フリップを掲げて)いよいよ、愛郷ぐんまプロジェクト、本格実施のフェーズがスタートいたします。愛郷ぐんまプロジェクト本格実施についてのフリップです。
愛郷ぐんまプロジェクトに関しては、感染のリバウンドを防ぎ、段階的に経済活動を再開するという観点で、10月15日の金曜日から10月31日日曜日の宿泊分までを試行期間とし、宿泊割引のみを先行して実施してまいりました。
宿泊実績については、宿泊施設からの初回の請求を11月1日の月曜日までに提出いただくことになっておりまして、現在、取りまとめ中ですけれども、宿泊事業者の皆さまの声を聞くと、今回も好調な滑り出しができたと感じています。
また、施設でのワクチン手帳等の提示に関しても大きなトラブルはなく、ここまで順調に事業が実施できているものととらえています。
加えて、事業開始から2週間が経過いたしましたが、県内の感染状況はここまでリバウンドの傾向もなく、油断はできませんが、総じて落ち着いております。
こうした試行期間での実施状況を踏まえ、予定どおり、11月1日月曜日から本格実施へと移行することにしたいと思います。
本格実施では、順調に進んでいる宿泊割引に加えて、日帰りキャンペーン並びに地域クーポンですね、こうした新たな2つの取り組みを実施させていただきます。
まず、日帰りキャンペーンについてご説明します。スライドをご覧ください。
日帰りキャンペーンでは、対象の日帰り旅行商品を利用された方について、一定額を割引させていただきます。
対象の旅行商品は事前に事務局に申請登録を行ったもので、県内の旅行会社が販売する県内日帰り旅行商品が対象になります。
ググっとぐんま公式サイトで、すでに3社13本の商品を掲載しており、今後も随時商品を追加していく予定となっております。
割引額ですが、宿泊割引と同様、ワクチンを2回接種した方、PCR検査で陰性になった方、(同居の)11歳以下の子どもについては、1人5千円を割引させていただきます。また、ワクチンを接種されていない方でも、1人3千円を割引させていただきます。
利用に際しては、公式サイトにて対象商品をご確認の上、電話やメール、旅行会社の店舗等で販売旅行会社にお申し込みいただくようお願いしたいと思います。
続いて、地域クーポンについてもご説明いたします。スライドをご覧ください。
愛郷ぐんまプロジェクトの本格実施に伴い、スライドに記載された18の市町村において、市町村独自の地域クーポンを発行していただけることになりました。
前回の第2弾では14市町村での実施となりましたが、今回はさらに増え、県内半数以上の市町村での実施ということになります。
いずれの市町村においても、11月1日以降、愛郷ぐんまプロジェクトの宿泊割引を利用した場合、地域の飲食店やお土産店等で使える千円から2千円前後のクーポン券が発行されます。クーポンの金額や利用期間、発行条件等は各市町村によって異なります。
また、スライド記載の18市町村以外にも、地域クーポン以外の独自の取り組みとか、今後の地域クーポンの導入に向けて検討いただいている市町村もあるということは、ご報告しておきたいと思います。
最新の情報は、ググっとぐんま公式サイトに随時掲載してまいりますので、そちらをぜひご覧いただきたいと思います。
こうした市町村独自の取り組みは、宿泊事業者のみならず、より幅広い事業者の方々への支援に繋がるものです。この場をお借りして、ご協力をいただいた市町村に対して、知事として改めて感謝を申し上げたいと思います。
県民の皆さまにおかれましては、愛郷ぐんまプロジェクトと地域クーポンを積極的にご利用いただき、本県経済の早期回復にご協力をお願い申し上げたいと思います。
次に、愛郷ぐんまプロジェクト本格実施に関連して、「ぐんま応援びと」についてもご説明したいと思います。スライドをご覧ください。フォトコンテスト「ぐんま応援びと」に関する説明です。
県では、県民の皆さまや群馬ファンの方々が、身の回りにある心引かれる風景や誇れるもの等を、TwitterとかInstagramに投稿していただく、写真動画コンテスト「ぐんま応援びと」というものを実施しています。
今回、愛郷ぐんまプロジェクトの本格実施に伴い、「愛郷ぐんま」をテーマに投稿を募集することといたしました。
募集する作品は、県内旅行で撮影した、郷土愛が感じられる写真とか動画ならば、愛郷ぐんまプロジェクトの利用の有無は問いません。
対象は群馬県在住の方で、募集期間は11月1日から12月31日までとさせていただきます。
ぐんま応援びとアカウントをフォローし、「#ぐんま応援びと」「#愛郷ぐんま」、この両方のタグを付記して、写真や動画を投稿していただきたいと思います。
投稿された作品の中から、3つ程度の作品を入賞作品として表彰したいと思います。入賞者には副賞として、最大3万円の県内宿泊券を贈呈したいと思います。
皆さまからの投稿をお待ちしております。
続いて、県庁32階の官民共創スペースNETSUGEN(ネツゲン)の新たなサービスについてご報告したいと思います。「NETSUGENアライアンス」と「アライアンス+plus(プラス)」です。
スライドをご覧ください。まず、NESTUGENアライアンスについて説明します。
NETSUGENについては、昨年12月のオープン以来、利用者数、会員数ともに、コロナ禍の難しい状況でありますけれども、着実に増えています。本日現在の月額会員数は、登録手続中を含め、法人が39社、個人36人となっています。
コワーキングスペースの利用も増加しており、今多くの方々がテレワークなどに活用されています。また、近年県内でも、NETSUGENのようなコワーキング施設の整備が相次いでいます。
こうした施設の利便性を高め、時間、場所、スタイルにとらわれない働き方をさらに定着させていくために、NETSUGENを中心とする、県内のコワーキング施設相互の連携の仕組みを作ることといたしました。
それがNETSUGENアライアンス、まさにアライアンス、連携。そして、アライアンスプラスの取り組みです。
まず、NETSUGENアライアンスですが、これはNETSUGENと県内コワーキング施設の相互利用サービスということになります。
11月1日からNETSUGENの月額会員であれば、提携する他の11のコワーキング施設も無料でご利用いただけることになります。また、提携コワーキング施設の会員であれば、NESTUGENを無料でご利用いただけることになります。
なお、提携の11施設は、会議室を利用したものとか、あるいはカフェが併設されたものとか、多種多様です。また、地域に関しても、前橋市、高崎市を中心に、県内幅広く所在しております。
こうした施設の提携によって、利用者の選択の幅を広げ、コワーキング施設のさらなる利用の促進を図ってまいりたいと思います。
次のスライドをご覧ください。アライアンスプラスについてもご説明します。
こちらは、NETSUGENの県外会員向けのサービスです。対象は群馬県外にお住まい、または、お勤めの月額法人・個人会員の皆さまです。
県内の提携ワーケーション施設を活用してワーケーションを実施しようとする会員の方に、宿泊費が1泊5千円割引となるクーポンを配布いたします。
まずは、3つの提携施設から事業を開始したいと思います。
県内では、宿泊型のコワーキング施設、いわゆるワーケーション施設も増えつつあります。この取り組みを通じて、県外の方にも、群馬県でのワーケーションの魅力を知り、発信していただければと考えています。
なお、県内のテレワーク情報をまとめた特設サイトを本日公開いたしました。こちらをご覧いただければ幸いです。
次のスライドをご覧ください。NETSUGEN提携施設募集です。
県では、テレワークの先進地を目指して、県内コワーキング施設とかワーケーション施設の利便性、認知度を高めるとともに、県内施設の相互連携を強化していきたいと考えています。
そのため先ほど説明しました、NETSUGENアライアンスとアライアンスプラスにご協力をいただける提携施設を増やしていきたいと考えています。
群馬県のテレワーク、ワーケーションを、NETSUGENとともに盛り上げていただけるという施設の皆さま、提携施設は随時募集をしています。ぜひ、お気軽にお問い合わせをいただきたいと思います。
最後に、県民の皆さまに、衆議院議員総選挙等の投票についてお願いを申し上げたいと思います。
今週末の31日日曜日は、衆議院議員総選挙、最高裁判所裁判官国民審査及び群馬県議会議員高崎市選挙区補欠選挙の投票日となります。
また、選挙期日の当日に、仕事や旅行などのため、指定された投票所で直接投票できない方は、30日の土曜日まで、期日前投票や不在者投票が可能となっています。
ちなみに、私は先ほど前橋市役所で投票を済ませてまいりました。
選挙は、私たちの暮らしの未来に直結する、非常に大切なものです。群馬県民の皆さまには、投票所に足をお運びいただいて、皆さまのご意思を政治に反映させていただきたいと思います。
ということで、今回はちょっとコンパクトですが、以上です。
何かご質問があればお受けしたいと思います。
(記者)
少し県のお話から外れて恐縮ですが、核兵器廃絶に取り組まれてきました広島県被団協(広島県原爆被害者団体協議会)の坪井直さんがお亡くなりになりました。
このことについての受けとめや、ご感想などありましたら、お聞きしたいと思います。
(知事)
やはり、日本は唯一の被爆国ということで、世界に向けて非核化を訴えてきたということで、今回の国連決議もですね、毎年出しているものですけれども、賛同する国が増えたということで、これは、やっぱり日本が中心になって出していかなければならないメッセージだと思いますし、そういう意味で言うと象徴的な方が亡くなられたということは、大変残念だと思いますし、ご冥福をお祈り申し上げたいと思います。
しかし、やはりこういう方の意志を日本国民は引き継いでいかなければならないということで、非常に複雑な世界でありますけれども、やはり日本が中心になって非核化を訴えていくと。このことはですね、ぜひ岸田総理にもお願いしたいなと思っています。
(記者)
山本知事自身は、坪井さんと何か交流がありましたか。
(知事)
お名前は、もちろんよく存じ上げておりましたけれども、残念ながら生前お目にかかる機会はありませんでした。
(記者)
ちょっと数字的な確認をしたいのですが、先ほど重症者がゼロということでしたが、これは、いつ以来になりますか。
(健康福祉部長)
重症者が久々にゼロとなって、このことに関してはちょっとほっとしているところです。
これは7月23日以来になります。ですので、97日ぶり(正しくは、96日ぶり)ということになります。
(記者)
ゼロになったのは今日ですか。
(健康福祉部長)
昨日の夜です。
(記者)
現状を踏まえて知事に伺いたいのですが、感染の広がりが収まっている中で、経済活動の再開、先ほど愛郷ぐんまの話もありました。
この時期に、(感染拡大防止と経済活動再開を)両立していくことが大事だと思うんですけれど、そのあたりの思いを、改めて聞かせていただけますでしょうか。
(知事)
まず、行政の観点からすると、感染状況が収まっている今だからこそ、武藤健康福祉部長をはじめ、健康福祉部の皆さんにも協力をしていただいていますが、医療提供体制の強化を図っていくということだと思うんですね。武藤部長を中心に皆さんに努力していただいて、コロナ専用病床の数も少しずつですね、519床ぐらいまで増やしていると。これ、やっぱり目標まで何とか持っていきたいと思っています。
医療提供体制(の強化)を今のうちにやっていくと。それから、今回ですね、おかげさまでいろんな課題がありましたけれども、ワクチン手帳が全国に先駆けてスタートしました。何度も申し上げているとおり、もう20万人登録者が超えていると思いますが、こういう仕組みをやっぱり群馬県が作っていくことは、とても大事だと思っていまして、この後、さらに第6波が来た時にも、経済を回す仕組みを1つでも作っておくことが大事だと思います。
それからもう1つは、全国的に感染が減っていると。何しろ群馬県が、ちょっとクラスターが発生して、(感染者が)10人とかになったら、それだけで人口比の感染者数の順位が上がったりして、これくらい全国的に少なくなってくると、何となく油断が生じて、例えば飲食店でも、マスクをしないで行く方々とか増えてくると思うんですね。
これについては、県民の皆さまに、ワクチンを2回打ったからといって、万能ではないと。ブレークスルー感染も、やっぱり増えているので。ただ重症化している人は、ほとんどおりませんのでいいのですが、それでもやはり安心しないで、やはりマスク会食っていうものをやっていただくとか、こういう呼びかけをしっかりやっていくことが大事だと思いますし、県民の皆さまのご協力のおかげでここまで減ってきたので、大変申し訳ありませんが、やはり感染対策はしっかりと気をつけていただくということだと思います。
他にありますか。よろしいでしょうか。
それでは、最後に県民の皆さまに知事からの呼びかけをさせていただきたいと思います。
先ほど、ご報告をいたしましたが、県内の感染状況はおかげさまで総じて落ち着いております。時々クラスターが出てですね、2桁になることありますけれども、だいたい10人以下で推移しています。それでもですね、これだけ減ってきたとしても、新たに新規感染者が出たら、健康福祉部でよく分析していますし、傾向もしっかり把握するようにしています。
何度も申し上げますが、2回ワクチンを接種しても、ブレークスルー感染は一定程度出てきていますが、重症化はほとんどしていないということで、今回こうやって、重症者がゼロになったことも、やはりかなりワクチン接種が普及していることが貢献していると思っております。
やはり、傾向として言うと、前も申し上げましたが、新型コロナウイルスは、ワクチン接種してない方々を狙い撃ちにするみたいなところもありますので、やはりワクチン接種を望まれる方は、ぜひ1人でも多くの方にワクチン接種をしていただきたいと思いますし、ワクチンは万能ではありませんので、先ほど申し上げましたが、ワクチンを2回接種して2週間以上経った方でも、基本的な感染対策は、ぜひやっていただきたいと思います。
昨今、どうも飲食店とかでマスクを外してこられる方とがおられるようなんですけれども、やはりマスク会食みたいな習慣は、ぜひ続けていただければと思っています。
先般、Gメッセ群馬でもライブが行われましたが、こういう中でも実は、集まった観客の方々がきちっとルールを守ってですね、大きな声を上げないでやっていただきました。こういう工夫をしながら、できるだけ早く、ノーマルな経済活動に戻していくことが、大事だと思っています。
県民の皆さまには、引き続き、いろいろとご面倒をおかけしますけれども、もう1回言いますが、基本的な感染対策は続けていただきますように、そのことを心からお願い申し上げ、今日はコンパクトにすみましたが、これにて会見を終わりたいと思います。
記者の皆さまには、最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。来週もぜひよろしくお願いいたします。
(以上で終了)
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。