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令和2年10月22日定例記者会見動画(You Tube)<外部リンク>
1.はじめに
2.感染状況及び警戒度の判断について
3.インターネット上の誹謗中傷相談窓口の開設について
4.魅力度ランキング検証チームについて
5.県庁舎32階カフェのオープンについて
6.直滑降ストリームの告知について
それでは時間ですので、定例会見を始めたいと思います。
まず、スライドをご覧いただきたいと思います。本日の会見の主な内容です。
本日は、まず新型コロナの直近の感染状況並びに警戒度の判断について、ご報告をさせていただきます。また、インターネット上の誹謗中傷相談窓口の開設や、県庁32階カフェのオープンなどについても発表させていただきたいと思います。
それでは、最初に新型コロナウイルスに関して、ご報告を申し上げたいと思います。
前回の警戒度の判断から2週間が経過をいたしました。このため本日、第23回新型コロナウイルス感染症対策本部会議を書面で開催をさせていただきました。
結論から申し上げますと、感染や医療体制の状況、および専門家の方々からのご意見も踏まえ、今回も警戒度2を維持するということにさせていただきます。
それでは、判断基準である「客観的な数値」について、直近の状況をご報告したいと思います。
客観的な数値のうち、「感染状況」についてのスライドです。
赤枠で囲んだ部分をご覧ください。各項目の最新の数値が載せてあります。
(1)の直近1週間の1日当たりの新規感染者数は6.1人ということになっています。先週の4.0人から増加をしています。特に、ここ数日、1日10名前後の新規感染者が連続して確認をされています。
最近、前橋市内の専門学校生等の感染が増えており、現在、濃厚接触者のほか、広範囲に感染者が発生している専門学校の学生全員の検査が進められております。相当数の検査になりますので、一時的には、かなり多くの新規感染者が確認される可能性もありますが、冷静に対応をしてまいりたいと思います。
(2)の感染経路不明の感染者については65.1%ということで、先週の35.7%から大幅に増加をしています。また、これは基準である50%も超えている数字ということになります。
先ほど、説明した専門学校生について、クラスや住居が異なる方もいることから、現時点では、感染経路調査中の事例が多いために、こうした高い数字になってると分析をしています。
今後、調査が進み経路が判明すれば、この割合は少なくなっていくだろうと考えています。
(3)の検査の陽性率ですが、3.0%ということで、先週の1.6%からやや増加をしています。
次のスライドをご覧ください。医療提供体制についての数値を記したスライドを掲載させていただいています。こちらの赤枠で囲んだ部分をご覧いただきたいと思います。
上の2段にありますとおり、現在、人工呼吸器を使用している方が5名、そのうちECMOを使用してる方が3名いらっしゃいます。先週より、重症の方が1名増えています。この点はとても心配しております。
専門家の方々からも、「重症者が増えているので注意が必要」というご意見をいただいております。
一方、新規感染者数は増えているものの、中段の病床の稼働率は8.2%ということで、先週の9.8%から減少しています。
これは一番下にあるとおり、宿泊療養者数が先週の5名から16名に増加したということによるものです。
以上が、客観的な数値の最新状況ということになります。
なお、もう一つの判断基準である、近隣都県の感染状況や、一般医療への影響等の「総合的な状況」については、警戒度の引き上げが必要な段階には至っておりません。
以上のとおり、新規感染者数・経路不明の感染割合は増加傾向にありますが、病床の稼働率は低い値で推移しており、医療提供体制にはまだ余裕があると言っていいと思います。
一方で、直近3日間だけでも32名の新規感染者が発生しておりまして、感染リスクについては、引き続き警戒しなければならない状況にあると考えています。
なお、「市町村警戒度」の基準となる、直近1週間の保健所ごとの人口10万人当たりの新規感染者数についても、併せてご報告を申し上げたいと思います。
次のスライドをご覧ください。保健所別の感染状況についてのスライドです。
先ほど申し上げましたとおり、前橋市内の専門学校生等の感染が増えておりますので、最も数字が高いのは、前橋市保健所管内ということになっておりまして、1日あたり1.2人ということになっています。次いで、伊勢崎保健所管内の1日当たり0.5人という結果になっています。
現時点で基準を超過している保健所はありません。すなわち上位の警戒度を適用すべき市町村はないということになります。しかしながら、感染が増加している地域においては、特に、「3密を避ける」、「マスクを着用する」、「多人数での会食をしない」等の新しい生活様式の徹底を引き続きお願い申し上げたいと思います。
次のスライドをご覧ください。警戒度2における要請内容についてのスライドです。
警戒度2における要請内容は、これまでと大きな変更はありません。
繰り返しになりますが、県民の皆さまにおかれましては、引き続き新しい生活様式の実践にご協力をお願いしたいと思います。
昨日の直滑降ストリームに田村厚労大臣に出演をしていただきました。オンラインによる出演でしたが、特に大臣の言葉の中で印象に残ったのは、群馬県で今増加している外国籍の方々の感染について、「外国籍の人だからということではなくて、感染が拡がりやすい生活行動がある」と、こういう観点から、やっぱり対応していく必要があるという話がありました。これは、なかなか目からうろこだったんですけれども、
こうした生活様式を避けていただくような情報発信をですね、我々としてもしっかり強めていかなければいけないと痛感をいたしました。
まもなく、Go To Eatキャンペーンが始まります。飲食店の利用が増えることも予想されます。会食や飲み会の場では、マスクを外すとか、会話も大声になりやすいので、どうしても感染のリスクが高くなるという傾向にあります。
少しでも感染のリスクを低くするため、「ストップコロナ!対策認定店」をはじめ、座席間隔の確保とか、定期的な換気などの感染防止対策に取り組んでいる店舗のご利用を県民の皆さんに呼びかけたいと思います。
また、場所がご家庭であったとしても、大人数での会食とか、飲み会といったホームパーティーについては、引き続き避けていただきますようにお願いを申し上げたいと思います。
県としても、引き続き警戒の意識はしっかりと高いレベルで持ち続けたいと思いますし、状況を注視していきたいと考えています。必要があれば、感染の傾向をよく分析した上で、迅速な対応を行ってまいります。
加えて、これまでも私自身、知事として様々な機会を捉えて申し上げてまいりましたが、国籍や人種にかかわらず、感染者、医療従事者、介護従事者の皆さまへの差別、偏見、誹謗中傷といったことは、是非ともこれは控えていただくようにお願いを申し上げたいと思います。
この度、県では啓発用のチラシを作成をいたしました。これを活用して、県としても呼びかけをさらに進めていきたいと考えています。
スライドをご覧ください。啓発用のチラシに関するスライドです。
ご覧のとおり、コロナウイルスに基づく差別に反対するメッセージを明確に打ち出し、「偏見や差別ではなくて、思いやりの気持ちを広げていこう」と、こういう内容になっております。
なお、チラシの中には、愛媛発の啓発シンボルである「シトラスリボン」も取り入れさせていただきました。
この「シトラスリボン・プロジェクト」というのは、松山の有志の方々が始めた啓発運動です。愛媛の特産品である柑橘類にちなみ、緑色などのリボンで3つの輪を作っております。
群馬県としても、この取り組みに賛同しています。今回作成した啓発チラシを通じて、県民の皆さまに広くメッセージを発信していきたいというふうに考えております。
次いで、インターネット上の誹謗中傷相談窓口の開設について申し上げます。
スライドをご覧ください。誹謗中傷相談窓口の開設に関するスライドです。
県では、インターネット上で誹謗中傷を受けた方々を支援するため、専用の相談窓口を10月28日の水曜日に開設いたします。
これは、まだ仮称ではありますが、現在策定中の「群馬県インターネット上の誹謗中傷の被害者等の支援等に関する条例」の中でも、柱の一つとしている「被害者支援」の具体的な取り組みの一つになります。
この窓口では、ネット上における誹謗中傷などの様々な相談に対して、具体的な対処方法などの助言を無料で行います。
加えて、群馬弁護士会のご協力をいただいて実践する法律相談をご案内するとか、臨床心理士による心のケアを実施するとか、被害者のニーズに寄り添った総合的なサポートを行ってまいります。
相談は、ネット上で誹謗中傷等を受けた方のほか、そうした行為を行ってしまった方々からも受け付けたいと思います。
相談対応は、メールか電話で行いたいと思います。電話の場合は、月曜から金曜の午前9時から17時の間ということになります。
なお、学校に通う児童生徒等については、昼間の時間帯での相談が難しい場合も想定されています。このため、教育委員会が行っている「24時間電話相談事業」等と連携して、切れ目のない対応を行ってまいります。
ネット上のトラブルは多岐にわたります。様々な相談が寄せられることが想定できます。
内容に応じて、教育委員会、こころの健康センターをはじめとした関係機関とも連携をしながら、相談者に寄り添った、きめ細かい支援を実施してまいりたいと思います。
次に、魅力度ランキング検証チームについて、ご報告をしたいと思います。前回の会見でも申し上げましたが、都道府県魅力度ランキングについての検証チームを県庁内に設置することにいたしました。
スライドをご覧ください。魅力度ランキング検証チームに関するスライド。
県庁内に既に立ち上げました、「魅力度ランキング検証チーム」に関するスライドがこれです。
チームの名称は、もう1回申し上げますが、「魅力度ランキング検証チーム」ということにさせていただきます。
戦略企画課データ分析・活用推進室長をチームリーダーに、秘書課、メディアプロモーション課、観光魅力創出課の方を、部局横断の職員で構成をします。
何度も申し上げてまいりましたが、このランキングは、上位を見ると、北海道、京都、沖縄といった、観光地として知名度のある都道府県が名前を連ねています。こうしたことも含めて、私は、これは魅力度ランキングではなく、知名度ランキングという方が正しいのではないかと考えています。
魅力度というのは、単に観光で行きたいとか、ニュースでよく見るとか、そういったことでは測れないものだと思っています。住みやすいとか、安全であるとか、観光資源が豊富だとか、そういった様々な価値の総体であるべきだと思っています。
したがって、そうした手法を考慮しないこのランキングは、魅力度を測るツールとしては信頼性に欠けると言わざるを得ません。
また、先週の会見でも言及をいたしましたが、このランキングの調査結果を分析するためには、レポートを7万4千円で購入しなければなりません。この点にも大いに違和感を感じています。私は、こういうデータはオープンソースで公開すべきであり、なおかつ結果に対するきちっとした説明が必要だと思っています。
したがって、時間をかけてこの検証チームで、このランキングの中身についての検証を行っていきたいと思います。
検証内容ですが、魅力度ランキング調査について、統計学的な妥当性、これは専門家のご意見もいろいろ伺いたいと思います。また、他のランキングと比較した信頼性等について、調査分析を行っていきます。
調査・分析にあたっては先ほど申し上げました様々な専門家からのご意見をいただきたいと思っています。
また、検証の過程の中で、魅力度を評価するためにどのような手法で測るのが適当であるかとか、本県の課題取り組むべき対策も同時に明らかにしていきたいと思います。これはこれで、貴重なデータとして、群馬県の施策に活用していきたいと思っています。
この件については、一昨日、栃木県の福田知事とも電話で連絡を取り合いました。昨日、福田知事がブランド総合研究所の田中代表を訪ねて、調査について申し入れを行ったということも伺っております。
福田知事からは、このランキングの検証については、栃木県としても群馬県と連携して取り組んでいきたいと、こんなお話をいただきました。
誤解のないように申し上げますが、検証チームは、この魅力度ランキングを上げることが目的ではありません。群馬県の本当の魅力を発信するためのものです。もっと言うならば、この魅力度ランキングの順位が、いわゆる群馬県の魅力度を反映してるものではないと。こういう認識をしっかりと内外に、特に県民の皆さまに持っていただくと、こういうことを目的にしていきたいと思っています。
栃木県とも連携して、調査分析にしっかり取り組んでまいりたいと考えています。
続けて、「県庁32階カフェのオープン」について、ご報告をさせていただきたいと思います。
32階、カフェのオープンに関するスライドをご覧ください。
県庁32階のカフェについては、運営事業者を株式会社大和屋様に決定し、オープンに向けた準備が着々と進められています。
このたび、オープンの日が決定しましたので、発表させていただきます。オープンは、来週28日水曜日、「群馬県民の日」にしたいと思います。
カフェの名称は、「YAMATOYA COFFEE 32」ということになります。
ここでしか飲めないオリジナルコーヒーに加えて、県産食材を使ったサンドウィッチ、ホットドッグなど、ここでしか味わえないフードメニューを提供し、17時以降はアルコール類もお楽しみいただけます。
私も先日、カフェの準備状況を見てまいりました。動画・放送スタジオのtsulunosとも調和した、非常に素晴らしい空間に仕上がっておりました。同じフロアで整備を進めている官民共創スペース、これ「イノベーショハブ」と呼んでおりますが、こことも連携して、群馬県の魅力発信等に大いに寄与していただけるものと期待をしています。
営業時間は、午前9時から午後9時までということで、設備点検等による閉庁日を除き、毎日営業していただきたいと思います。
なお、初日の開店は午前10時です。オープン時には、私も、ぐんまちゃんと一緒に、第1号の来店者としてコーヒーを買いに行きたいと思っています。
また、オープンに先立って、26日月曜日の13時から、報道機関向けの内覧会も開催されます。報道関係者の皆さまには、ぜひご参加をいただきたいと思います。
最後に、本日の直滑降ストリームについて、お知らせをいたしたいと思います。
今夜のゲストは、赤羽 一嘉(あかば かずよし)国土交通大臣です。オンラインで、ご出演をいただく予定です。
国土のインフラづくりや、ニューノーマル時代の観光振興などはもちろん、災害対策も含めてですね、大臣と直接意見交換を行う予定です。
番組の後半は、最近の私の一番のお気に入りである「一太の知らない県庁職員の世界」、今回も素晴らしい意外な特技を持った県職員が登場予定です。こちらもぜひ楽しみにしといていただきたいと思います。
放送は、本日の19時50分から1時間程度、群馬県動画・放送スタジオ32階のtsulunosからライブ配信を行う予定です。
昨日は厚労大臣、今日は国土交通大臣ということで、群馬県にとって非常に大事な2人の省庁のトップをお迎えをしています。ぜひ、今日の対談もですね、ご覧いただければ幸いです。
私からは以上です。何かご質問があればお受けしたいと思います。
(記者)
魅力度ランキングの検証チームについて伺いたいんですけれども、検証結果っていうのはいつごろ公表されるとか、そういった日程とか、スケジュールはどうなってますでしょうかね。
(知事)
それはまだはっきり決めてませんが、来年のランキングが発表されるまでに1年間あるので、結構じっくり研究していきたいと思います。
その都度ですね、中間報告みたいな形で、場合によっては、この記者会見でしっかり発信をしていきたいなというふうに思います。
(記者)
今回、統計学的な妥当性とか他のランキングと比較されると伺ったんですけれど、今、知事がですね想定されてるような指標とか、そういうとこで、どういったものが・・・。ランキングっていろんなランキングありますから。
(知事)
他のランキングがどんな形の例えばサンプリングをしてるのかとか、どんな調査項目について、どんなやり方で調査を実施しているのか、これを比較したいなというふうに考えています。
ランキングはですね、そういういろんな考え方があると思うんですけれども、特に、例えば今日ですね、フジテレビの「とくダネ」なんかでもですね、さりげなくこの都道府県ランキングを取り上げてました。栃木県知事の様子をちょっと取材をされてて、私のインタビューも15秒ぐらいあったんですが、こうしてメディアが報道する、毎日報道するということはですね、やはり影響を与えます。影響を与えるっていうことは、それによって、例えばその都道府県の観光産業とか、もしかしたら経済にも影響を与えるかもしれないと、そういうランキングはですね、やはりきちっと何て言うんでしょうか、中身、調査方法を含めて、納得ができるきちっと説明をする責任があると思うんですね。
昨日もちょっと申し上げましたが、私はこのランキングが魅力を反映してるとは思っていないんですが、このランキングの中で、例えばですね、県のランキングが5位上がったと、この知事は素晴らしい。群馬県は良い仕事をしたと、例えば5位下がった、最下位になった。これは行政が悪いからだみたいに、やはり判断されるってことは全く納得がいきませんので、ここは、このランキングが魅力度を反映していないっていうことをしっかりと検証して、これはオープンに反論していきたいと思います。
同時に、このランキングを検証する中で、もちろん群馬県の観光、あるいは、知名度アップ、いろんな課題もあると思いますので、このランキングを検証する中で、再発見したりすることについてはですね、これからのいろんな群馬県の発信にも活用していきたい、参考にしていきたいとこう思っています。
(記者)
先ほど栃木県の福田知事の話も出てたんですけれども、福田知事のように、例えば直接ですね、向こうの会社の社長さんと会談されたとか、そういった反論したりとか、そういったことをされる予定ってのはありますでしょうか。
(知事)
直接、向こうの代表者に会いに行くつもりはありません。
このランキング自体が、例えば本当に何て言うんでしょうか、きちっとしたランキングだというふうに思えばですね、例えばこうしたらいいみたいな提案をするってこともあると思いますが、このランキング自体がおかしいランキングだと思ってますので、それについて何かわざわざですね、向こうの代表に、私が会いに行くということはしません。
その代わり、この中身をしっかり検証して、これはこの結果をですね、内外にしっかり伝えていくということが大事だと思っています。
(記者)
(インターネット上の)誹謗中傷相談窓口の件なんですけれども、ちょっと聞き取り間違いかもしれないですけど、誹謗中傷を受けた方だけじゃなくて、加害者(行為者)になってしまった方の相談も受けられるってことでよろしいんでしょうか。
(知事)
それは、担当部長に説明していただきます。
(生活こども部長)
相談の方は、加害者(行為者)からの相談も受け付けたいと考えております。
と申しますのは、ネット上での誹謗中傷等は悪意を持って行う行為者のほか、軽い気持ちで加担してしまって、後になって悩む方というのもいらっしゃると思います。そういう方の相談にも、きちんと乗りまして、場合によっては、法律に抵触する行為となるんだよということとか、被害者の立場に立って考えるようにということをお示しするなどしていきたいと思っておりますので、被害者だけではなくて、加害者(行為者)の方の相談も受け付けると、このように考えております。
(記者)
私の記憶間違いかもしれないんですけれど、6月にこれを設置するって言った時は、被害者限定のような感じで作るって言ってたかなと思うんですけれど、今回、加害者(行為者)も増やされた理由とかは何かありますでしょうか。
(生活こども部長)
先ほども申し上げましたとおり、加害者(行為者)の方の中にも、してしまった行為について悩んでる方もいらっしゃるということで、その方についても、相談にやっぱり寄り添いたいということで。
(知事)
基本的には、インターネット上で誹謗中傷を受けた被害者の方々を支援する制度です。でも、その中でですね、今、相談窓口を作るわけですけれども、もちろん被害者の方々の相談も受けますが、軽い気持ちで、何か誹謗中傷してしまって悩んでいる加害者(行為者)の方々の相談にも乗るっていうことが、ひいてはやはり被害者を減らすことになっていくと思いますので、そういう観点で、いろいろ有識者の方々の意見も踏まえて、(行為者も)含めようというふうに判断をいたしました。
(記者)
魅力度ランキングの件なんですけれども、県では、県の魅力を高めるというねらいで、いろいろ予算をかけて「ぐんま応援びと」であるとか、「G-アナライズ」もその一つだと思いますが、イメージアップを目指す事業をいろいろしている中で、こうしたランキングが発表されてしまうと、特にエビデンスもないということであれば、その事業効果が半減してしまう、そのようなことのご懸念を背景にして、知事は今不満をおっしゃってるんでしょうか。
(知事)
先ほどもちょっと申し上げたんですけども、いろんなランキングがあってもいいと思うんです。このランキングは毎年毎年こうやってメディアに大きく報道されて、影響を与えるランキングなんですね。例えば群馬県の場合、5つ上がったわけですよ。40位でも過去最高なんですが、ちっともうれしくないと言ったのは、そのランキングの分析の仕方が納得がいかないということなんです。ランキングをやることによって実質的に影響があるという時には、やはりそのランキングの目的、中身、調査手法を含めて、しっかりとした説明をするというのが当然の義務だというふうに思うんですが、それがなされていないランキングだということで、しっかりとこれは反論してかなきゃいけないというに思ってます。
もし魅力度を実際に反映していないランキングで、例えば最下位とされた時にですね、その最下位になったということで、例えば、知事とか県が一生懸命取り組んできたことが、実は効果がなかったかのように認識されるとすると、それは違うんじゃないかというふうに思っております。
先週の記者会見でも申し上げたんですけども、このランキングって、あなたはこの都道府県に魅力を感じますかというランキングですよね。その魅力を感じるというランキングで最下位になった栃木県は、2019年度の観光庁のデータによれば、ビジネス客を除く観光客の数が12位なんですよ全国で。群馬県は14位でしょ。観光客の数が12位の栃木県が魅力度ランキングで最下位になるということ自体、このランキングって本当に正確なのかなという疑いを持たざるを得ないと思いますね。
ですからそこは、このランキングが魅力度を表しているものではないということはしっかりと証明をして、やはり皆さんに分かっていただきたいなというふうに思っています。
(記者)
ちょっと言い方も気を付けないと駄目なんですけれども、あえてお伺いするんですが、知事が反論を強めればですね、ある意味で、世間的には炎上商法のように見えてしまうことのご懸念もあるかと思うんですが、その話題性というところについて、知事が何かねらってるところがあるとすればお聞きしたいと思います。
(知事)
炎上商法とかは考えてません。周りの人たちの中では、せっかく5番上がったのに、こんなところでクレームすると来年最下位になるんじゃないかと言う人たちも結構多かったんですが、このランキング自体がおかしいと思っているので、まず、炎上商法をねらってるとか、そういう意図ではなくてですね、こういうランキングに毎回都道府県が振り回されるという状況自体が非常に好ましくないと、以前から思っていました。これは国会議員の時代からおかしいと思っていたので、特に今回、私の時代になってから初めてランキングが出たということで、これはいい機会なので、こういう発信をさせていただいたということです。
県議会の一般質問でも、確かリベラル(群馬)の後藤県議のご質問があったので、このランキングはおかしいというふうに申し上げましたが、以前からこのランキングには非常に問題意識を持っていたということです。
(記者)
意図がないということはよく分かりました。
国会議員時代からおかしいと思っていた、違和感があったというご説明でしたけれども、山本知事が自民党の県連の会長だった平成29年に、県連の中にタスクフォースを結成し、その中で政策提言をまとめ、当時の大沢正明知事に政策提言をしたと。その中に、この魅力度ランキングを上げたいというような趣旨が入っていたと記憶しています。
それが全く改善されないことについて、知事は、前県政のあり方について批判的なお考えをお持ちだというふうにもとらえられるわけですが、その点についてお考えをお聞きしたいと思います。
(知事)
大沢県政の批判をするつもりはありません。大沢知事は大沢知事のスタイルで一生懸命、物事をやってこられたし、それなりの実績も上げてこられたんだろうというふうに思っています。
当時県連会長の時に、このブランド総合研究所の魅力度ランキングの中身をそんなに検証したわけでもなかったんですが、最下位になったりしてるので、これは何とかしなきゃいけないということで、ブランド力を上げようという試みをですね、県連会長として県議団に呼びかけてチームを作ってやらせていただきました。
その時にブランド研究所の代表の方も一応お招きをして、いろいろとご意見を伺い、ある意味コンサルティングみたいな感じだったんですけども、そういう中でいろいろと議論をさせていただいたんですが、その年のランキングが4つぐらい上がったんですね。県の方で目新しいことは何もなかったんですが、それでもランキングが4つ上がったんです。やっぱりこの4つ上がったことの理由が全くよく分からないというところから、ちょっとやっぱりおかしいんじゃないかと思ってですね、いろいろ調べていく中で、このランキングを魅力度ランキングと言うのはおかしいんじゃないかと、当時からそう思っていました。
私が県連会長の時に、知事に会って渡した提言は、これはその後の群馬県政には反映されませんでしたが、それは大沢知事は大沢知事として受け止めていただいて、知事としてのご判断の中で、特に必要がないというふうに思われたんだと思います。ですから、特に批判するという気持ちはありません。
(記者)
政策に反映されなかったということで、こういう言い方もあれなんですが、知事選への出馬を決意した遠因にもなったとお考えですか。
(知事)
それは記者さんも分かって聞いてると思うんですけども、県連会長としての提言が採用されなかったから、怒って知事選に出たということは全くありません。
それはいろんなことを考えたんですけども、一言で言うと、今新しい県の総合計画ビジョンを地域別懇談会で説明してますよね。11カ所でやって、49人の県議のうち48人の方に出席いただきました。35市町村長全員に出席をしていただいて、昨日岩井県議にお目にかかったんで、これで党派に関係なくすべての県会議員の方々に、直接知事から説明したということになってるんですが、地域別懇談会の中でも申し上げてるのは、なぜ群馬県知事に立候補したのかということについて言うとですね、やはり群馬県は、今まで何となく首都圏にあって東京にも近いということで、いろんな意味で、ある意味恵まれていたと、危機感が足りなかったと。何をやっても何となく中庸で、他の県の状況を見ながら動き出すようなとこがあったと。新型コロナがこれだけ広がる前から、実は中央政府だけじゃなくて地方も危機にあるんですよね。このままのやり方だったら群馬県はジリ貧になるという話をしていますので、私が知事選に出た最大の理由は、このままだったら群馬県は本当に時代から取り残されてしまうという危機感です。
ですから、分かって聞いてるんだと思いますが、何か知事に提言して、取り入れられなかったから感情的になって出たということはありません。
(記者)
ブランド総合研究所のランキングの件でお伺いします。
栃木の福田(知事)さんとはもうお話をされたということなんですけども、他にもこのランキングについて思うところのある首長さんはたくさんいらっしゃると思うのですが、そういった方々との連携というのはお考えですか。
(知事)
まずは、とにかく最下位になった栃木県知事とお話をさせていただいて、福田知事の方から連携したいというお話がありましたので、栃木県とは連携したいと思います。仕組みについてはこれからよく考えていきたいと思います。
また、どこかで茨城県の知事ともお話をしてみたいと思うんですけども、先週の記者会見でも言いましたが、栃木が最下位というのは信じがたいです。栃木県に対して失礼だと思います。それから、茨城県がずっと最下位だったということも全く納得できません。
何度も言ってるように、栃木県も茨城県も同じ北関東で、状況が似てるという中ではよきライバルなんですが、すごい県なんですよ。なかなか競争するのが大変だと思うぐらいすごい県なんですね。だから、そこについてはまず全く納得がいかないということなので、どこかで茨城県知事ともお話をしたいと思うんですけども、今、記者さんがおっしゃったようなことは、これからの展開によってはですね、我々として問題点をきちっと洗い出して、きちっとした反論ができる状況になればですね、少し他の県も巻き込むということは、その時点で考えていきたいと思います。
(記者)
先ほど調査手法とか、調査の中身について説明が十分でないというようなご発言があったかと思うんですけども、その辺について、県として説明は求めているんでしょうか。求めたけれども十分でなかったということなんでしょうか。
(知事)
先ほど申し上げたとおり、直接ブランド総合研究所に何か働きかけたということはやってません。もう1回言いますが、このランキングが本当に意味のあるランキング、納得がいくようなランキングだったら、いろんな提言をしたり、いろいろと要請をしたりということはあるかもしれませんけども、そもそもこのランキングがおかしいと思ってるのに、要請したら、まるでこの中身が正しいかのように誤解されると思いますので、そういうことは考えてません。
ただこれから、このチームでいろんな検証していく上で、これは本当におかしいんじゃないかみたいなことが出てきたときには、場合によっては、県として正式に何かの要請をするケースもあるかもしれませんが、今のところは、とにかくしっかりと問題点を洗い出して、その結果を内外にしっかり発信していくということに注力したいと思います。
(記者)
ちなみに7万いくらというお話がありましたけども、(報告書は)購入はされたんですか。
(知事)
県としては、購入しています。一応これは調べなきゃいけないんで。
それでもう1回言いますが、いろんなビジネスモデルがあると思うんですね。他のランキングの報告書がどのくらい高いのか分かりませんけども、いろんなビジネスモデルがあるのかもしれませんが、でもですね、もし7万4千円払って報告書を買えというのであれば、やはりね、もう1回言いますが、このランキングは今や、毎年マスコミで報道されて影響力があるわけなんで、それに見合うちゃんとした説明が必要なんだと思うんですよ。
記者さんはジャーナリストとして、例えば今報道されている、茨城県がビリから5番上がった理由分かりますか。例えば、群馬県が5位上がったという理由、例えば報道されているものから分からないですよね。
だからそこは、いろんなビジネスモデルがあるのかもしれませんが、7万4千円で買えというのであれば、やっぱりそこにはちゃんとした、影響力も含めて説明が必要だと思います。
だから、このビジネスモデルが本当に適正なのかどうかもですね、ちゃんと検証させていただきたいというふうに思います。
(記者)
ネット上の誹謗中傷に対する相談窓口の件で教えてください。被害者・加害者(行為者)ともに相談できるのは県民ということなんでしょうか。
(知事)
そこは(生活こども)部長の方から。
(生活こども部長)
電話とかメールであれば、県外の人からのご相談もお受けする予定でおります。基本的には県内の方を想定してるんですけれども、県外からご相談があった場合も、メールや電話であればお受けする予定でおります。
(記者)
相談窓口について伺いますが、相談員というのは、どういう方なんでしょうか。
(知事)
いいですか。生活こども部長。
(生活こども部長)
生活こども部長です。今、3人の方を想定しておりまして、3人の方で1週間をまわしていただこうと考えているんですけども、そのうちの2人の方はNPO法人で、インターネットの適正利用の普及啓発をやっているNPO法人から人を派遣していただくのと、もう1人は自治体のOBでございます。
(記者)
新型コロナの関係で伺います。重症者の方が5人ですかね、増えているということなんですけども、これは何か要因はあるんでしょうか。
(知事)
この件も武藤健康福祉部長の方から答えてもらいたいと思います。
(健康福祉部長)
健康福祉部長でございます。今、重症の方はですね、やはり高齢の方であったりとか、あるいは基礎疾患をお持ちの方でございまして、これまで言われたとおり、やはり重症化しやすい方が重症化されているという状況でございます。
(記者)
確認ですが、この5人にECMOの使用者も含まれるということですか。
(健康福祉部長)
そうです。人工呼吸器を使われてる方が5人いらっしゃって、そのうち3人の方がECMOを、(人工呼吸器とECMOの)二つの機械を使っているということですね。
(記者)
知事にアンテナショップの「ぐんまちゃん家」のことについて伺いたいんですけれども、コロナ禍の影響もあって、非常に集客に苦しんでいるというお話を聞きますけれども、県の県有施設の見直しでもですね、対象に挙がっていました。
ぐんまちゃん家が今、果たしてる役割とかですね、知事が今後どういうふうに考えているのか教えてください。
(知事)
これは、今、県議会でも議論が始まったばっかりなので、あまり詳細なことを申し上げるつもりはありませんが、いろんなさまざまな要素を勘案してですね、見直しの検討の対象にするべきだろうなというふうに思って、県としての方針の中に入れさせていただいているということです。
(記者)
なかなか移転した後ですね、立地にも以前より難しい部分があるというふうに聞きますけれども、その移転後について、知事はその役割、果たしている役割をどう考えてますか。
(知事)
そこもさまざまな要素があるので、記者さんが言ったようなすべて、いろんな要素も勘案した上でですね、これからよく県議会とも議論していきたいというふうに思います。
方針としては、今までのさまざまな状況を考えると、やはり見直しの検討をする施設の一つにするべきだということは思っています。
(記者)
県産品を広める意味では、実店舗じゃなくて、インターネットの販売なんかも選択肢というような、見直しの中にですね、記述もありましたけれども、そこについて知事はどう考えますか。
(知事)
それはいろんな考え方があって、コスパの面でどうなのかとか、例えば群馬県と首都圏との距離を考えたときにね、本当にこういう施設を維持する必要性があるのかないのかとか、こういういろんな総合的な観点から、これからよく議論していきたいというふうに思います。
(記者)
昨日、JRのですね、ダイヤ改正が発表されまして、東京から新前橋に向かう高崎線が37分、関東地方で最大の繰り上げとなりました。それに関して、東京と群馬を通勤する県民も多いと思うんですけども、知事の受け止めをお願いします。
(知事)
その件ちょっとこの後少し検討しようと思っているので、それを踏まえて、またお答えしたいというふうに思います。
(記者)
検討っていうのは。これから。
(知事)
その状況ももう1回よく確認しようと思ってて。少し今おっしゃったような報道もあったので、ちょっと状況を確認してからコメントを出したいなというふうに思っています。
(記者)
新型コロナの関係でお尋ねしたいんですけれども、ここ数日、人数が専門学校の方で、結構、増えてしまっていて、その経路っていうのは、まだわからないというところですけど、一つ、集団生活されているという部分があるのではないか、これ推測ですけれどもあって、結構、他県でもそういう学生さんで、部活でクラスターが発生したという事例もあったりで、結構そういう部分に対して情報の発信なんかが必要なのかなと思ったんですけれども、そのあたりについて、どのようにお考えでしょうか。
(知事)
どうぞ。武藤健康福祉部長。
(健康福祉部長)
健康福祉部長でございます。今回のですね、専門学校の関係等につきましては、前橋市の保健所の方で所管されているものですから、県の保健所の方で一義的にちょっと調べたりもなかなかできないものですので、現状におきましては、前橋の保健所さんからいろいろデータをいただきながら、その中では、県の管轄に関するようなこともございます。例えば学生さんがアルバイトで働いているところが、例えば伊勢崎だったりとか、太田だったりとか、あるいは渋川であったりとかみたいことがあると、そういったところは、濃厚接触者の方は県の方で調べることになります。そういったことで、県の管轄の部分であればしっかりと調べさせていただいており、前橋市さんもしっかり(調査)されていると思います。前橋市さんと情報を密にとらせさせていただきながら発表の内容につきましては、前橋市さんの方でしっかりとなさっていることというふうに理解しております。
(記者)
コロナの関係でちょっと現状でお尋ねしたいんですけれども、発熱の患者の方が、かかりつけ医で受診できるようにされるというような医師会と相談しながらその体制を整えていくというふうなことが、確か10月中というふうにおっしゃっていたと思うんですけど、そちらについては、今、現状どうなっていますでしょうか。
(健康福祉部長)
その辺は鋭意進めているところでございまして、今月中にはしっかりと体制を整えるべく準備させていただいております。もう今日は22日でございますので、今月中にはしっかり体制が整うものというふうに考えております。
(記者)
結構その病院にとっても少し不安な部分ってあるのかなっていうふうに思うんですけれども、そのあたりで何かご苦労であるとか、そういうのは。
(健康福祉部長)
やはり一番心配しておりますのは、(受信体制が)今回こういう新しい形、11月から形が変わってくるんですけども、もともとがコロナだけではなくて、インフルエンザも流行するのではないかと。ダブルで流行するんじゃないかというところが大きなポイントになってくるので、その辺、仮にコロナとインフルエンザが同時発生してもしっかりと対応できるようにということで、今、体制を作らさせていただいていますので、診療所の先生、あるいは病院の先生方には、1人でも多くの方に手を挙げていただいて、(発熱などのある)県民の一番初めのところで対応していただけるように一生懸命努力をさせていただいております。
(記者)
魅力度ランキングの関係で、このチームは調査結果を発表されるところで終わりなんでしょうか。いつまで設置されるとか今の時点で。
(知事)
そこは柔軟にいきたいというふうに思っています。とりあえず第1回目を間もなくやらせていただいて、例えば統計の専門家だったらどなたの力を借りるのかとか、そういうことも含めてまず進め方も相談させていただいて、今日、説明させていただいた点を検証していくと。
いろいろと問題点を洗い出した段階で、例えば中間報告じゃないですけども、この辺で少し発信できるなということがあればですね、この会見を含めたいろんなツールで発信していくということにしたいと思いますし、いつまでに解散というのはともかく、来年までまだ次のランキングが発表される時間があるので、少なくとも来年までは活動を続けるということになります。そのあとも状況によって、いろいろと対応したいと思います。
それから今日、記者さんがおっしゃった新型コロナ感染の前段の部分なんですが、前橋の専門学校を中心に少し感染が広がっているということなんですけども、これは武藤健康福祉部長が申し上げたように前橋市保健所の所管ではあるんですが、もちろん群馬県としてもですね、いつも武藤健康福祉部長にもお願いしているんですが、全力でサポートするということで、今、前橋市保健所を側面サポートしています。
そういう意味で言うと、武藤健康福祉部長にも頑張っていただいているんですが、県と前橋市保健所、高崎市保健所との連携というのはかなり上手くいっているかなと、そんな感じがしています。
それから、生活様式の話。集団生活がどうかって話があったんですけど、さっきも冒頭の説明でも申し上げたとおり、昨日、田村厚労大臣と対談したときに、田村大臣が言っていたのは、外国籍の県民の間で感染がかなり急増しているということをちょっと説明させていただきました。やはりブラジル大使館に行き、大使に会い、総領事を呼ぶということの政策の説明をちゃんと県民にしなければいけないので、そこだけはちょっと研究させていただいて、もちろん同時に、外国籍の方々に対する誹謗中傷みたいなことは、もう決してやめてくださいっていうメッセージと一緒にやったわけなんですが、昨日の対談の中で、その点についても、厚労大臣にアドバイスを求めたら、田村大臣が「これは国籍というよりは、やっぱり生活様式みたいな形で絞って考えるべきだ」というふうにおっしゃってて、なるほどというふうに思いました。
これは例えば集まったとしてもマスクをしないとか、例えばものすごく握手するとか、ハグするとか、こういう生活様式というものにやっぱりポイントを絞って働きかけていくというのは大事だと思います。
そういう意味で言うと、例えば集団生活をしているというときには、一層こういうことに気をつけてくださいみたいな情報発信もしなければいけないし、今言った例えばパーティーをやるにも、集まるにも、その生活様式、行動様式、こういうことも場合によっては改めてもらうとか十分に気をつけてもらうという情報発信は本当に必要なんだなということを痛感しました。
よろしいでしょうか。最後に申し上げますが、先ほど32階のですね、「YAMATOYA COFFEE 32」のオープンについて今日はご報告しましたが、マスコミ関係者の方々のために内覧会を予定しておりますので、ぜひ皆さん、ご参加をいただきたいと思います。
夜9時までということなんですけども、昨日も直滑降ストリームでtsulunosに行ったんですが、夜景がかなり綺麗です。特にこの時期は空気が澄んでいるのかわかりませんけども、光がなんて言うんでしょうかね、チカチカしている感じでとってもきれいなので、新しい32階の雰囲気をぜひメディア関係者の皆さんにも見ていただきたいと思いますので、お忙しいと思いますが、ぜひ内覧会にですね、内覧会はお昼かな、昼間だっけ。夕方ですか、夜ですかね。夜景を見られなくても、なかなかいい景色なので、ぜひですね、このカフェに来ていただければと。13時ですね。ちょっとすいません、夜景はまた別の時に来ていただければと思うんですが、ぜひご参加いただければと思います。
最後に県民の皆さんに申し上げたいと思います。
新型コロナ感染、少し落ち着きを取り戻してきたというふうに先週申し上げましたが、ここのところまた前橋の専門学校を中心にですね、新規感染者の方の数が増えております。心配されている方々も多いと思います。
専門学校の生徒から出たんですけども、濃厚接触者がかなり多いので相当多くのですね、PCR検査を含む検査をやることになると思います。そうすると一時的には、やはり新規感染者の方々が増えるかもしれないというふうに思いますが、そこはできるだけ早く、新規感染者の方を見つけて対策をとることが大事だと思いますので、そこは冷静に受け止めていただければと思います。我々も迅速かつ冷静にですね、対応していきたいと思います。
毎回、毎回しつこいようですが、ぜひ皆さまには新しい生活様式、マスクをつける、人との距離をしっかりと取っていただく、換気のよくない場所には出入りをしない。そして、例えば会合でもですね、大声で話をするようなことを避けていただくと。こういうことをぜひ徹底していただければと思います。
皆さんと力を合わせて、この新型コロナ感染症を乗り越えていきたいと思います。私からは以上です。
それでは今日の会見を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。
(以上で終了)
文章中の()内については、秘書課において加筆したものです。