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第28回定例記者会見要旨(2月19日)

更新日:2020年2月19日 印刷ページ表示
  • 日時 令和2年2月19日(水曜日)午後2時09分~2時38分
  • 会場 記者会見室
  • 出席者 県:知事、副知事、総務部長ほか
    記者:記者クラブ所属記者等 22人
  • 記録作成 広報課(報道係)

令和2年2月19日記者会見動画(You Tube)<外部リンク>

会見要旨

知事発言

 それでは、定例の記者会見を始めたいと思います。
 冒頭、先ほど県知事と市長会長、町村会長が共同記者会見で群馬の多文化共生・共創のモデルの(共同宣言の)発表をいたしましたけれども、会見にお集まりいただきありがとうございました。そのことをお礼を申し上げたいと思います。
 今日もいくつかご報告をさせていただきたいと思います。
 最初に新型コロナウイルス感染症に関する対応についてです。
 現在、横浜港に停泊しているクルーズ船ダイヤモンドプリンセス号について、新型コロナウイルス感染症の患者が多数確認をされておりまして、国から患者受入要請を受けています。県では2月18日までに県内12カ所の感染症指定医療機関で計20人の患者を受け入れています。
 また、県の一般相談は1日当たりおよそ100件、帰国者・接触者相談センターには10数件の相談が寄せられており、これは増加傾向にございます。
 検体検査の方ですが、県の衛生環境研究所において、これまで5人に行いました。いずれも陰性でした。
 各医療機関ではしっかり感染管理を行っております。ここから感染が拡大することはありませんので、県民の皆さまには冷静な対応をお願いしたいと思います。
 また、毎回申し上げますが、報道機関の皆さまには、直接、医療機関へ取材することは、ぜひお控えいただきたいというふうに思っています。
 2月17日に、厚生労働省から新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安についての通知が示されました。
 熱が長引くなど、体調が悪くなった方は「帰国者・接触者相談センター」へ、ぜひ電話で相談をしていただきたいというふうに思います。必要な方には相談センターから「帰国者・接触者外来」の受診をご案内させていただいています。
 毎回申し上げますが、新型コロナウイルス感染症の予防は、石けんによる手洗い、咳エチケットといった一般的な感染症対策が大事です。また、発熱等の風邪症状が見られるときには、学校や会社を休んで外出を控えていただくように県民の皆さんにお願いをしたいと思います。
 県としては、県民の方々に丁寧かつタイムリーに情報提供を行いながら、国や市町村、医療機関ともしっかり連携し、できることは全て行うということで万全の体制で取り組んでまいりたいと考えています。
 続けてG-アナライズ&PRチーム、群馬県のおいしいいちご「やよいひめ」の分析成果の発表をさせていただきたいと思います。
 G-アナライズ&PRチームでは昨年12月5日の発足以来、いちごの県育成品種「やよいひめ」の成分分析などを進めてまいりました。この度、健康機能などに関わる成分等について、とりまとめたので発表したいと思います。
 「やよいひめ」の基本情報や特徴はプロモーション資料として整理をさせていただきました。これ、モニターを見ながら、後でまたちゃんと説明してもらおうと思います。
 続いて、他県産ライバル品種と比較する形で、食味とか健康維持・増進に役立つ成分の分析結果等もですね、客観的な数値で示させていただきました。
 この分析結果を基に、「やよいひめ」のセールスポイントは端的に表現すると、これは「甘味抜群・健康機能性十分!」という形です。これも後でもう少し詳しく説明してもらおうと思います。
 今後、G-アナライズ&PRチームのリーダーとして、このチームのリーダー、私ですので、この成果を様々な方法で多くの方に伝えていきたいと思います。
 特に先日、東京ガス株式会社の社長と面談をさせていただきました。エネルギー政策についてのいろんな意見交換もありましたけれども、東京ガス料理教室、100年以上の歴史があります。この料理教室での群馬県産農畜産物利用について合意をいたしました。早速、3月2日に東京で教室が行なわれますので、消費者の方々に直接、「やよいひめ」と群馬県の魅力を伝えてまいりたいと思います。
 さらに、消費者の反応を生産現場に生かしていくことで、しっかりと「分析-PR-生産」、「分析-PR-生産」というサイクルを作ってまいりたいと思います。
 群馬県の魅力を内外に伝える重要なコンテンツは、いつもこの会見でも申し上げていますが、農畜産物であって、G-アナライズ&PRチームの取り組みを順次、他の品種や品目に広げていきたいというふうに思います。次に取り上げる農畜産物は「豚肉」を考えています。
 群馬の豚は、全国4位の飼養頭数を誇り、本県の農業産出額のトップ品目になっています。また、ビタミンB1が豊富で、健康機能も注目できることから、G-アナライズ&PRチームメンバーで協議をして、次回品目として「豚肉」を選定をさせていただきました。
 「やよいひめ」分析結果の詳しい内容については、この後、販売促進・PR班の町田さんにお願いをしたいと思いますが、ちょっと身内のことをあまり褒めたら皆さんに叱られてしまうかもしれませんが、素晴らしいメンバーだと思います。この間、一緒に群馬県(産)品の「やよいひめ」を使った料理教室もですね、いろいろ試験的にやろうということで参加させてもらいましたけれど、本当に多士済々でいい人が集まっているということで、このG-アナライズ&PR(チーム)メンバー、若手もいいし、中堅・ベテランもとってもいいので、大変期待をしていると。こんなに一生懸命、良い結果をまとめていただいたので、私の方もこれからみんなの努力を無駄にしないように、一生懸命あちこちでPRしたいと思いますが、ぜひメディアの皆さんにもですね、とにかく群馬県のいちごはとっても美味しいので、これはぜひですね、PRに協力をしていただけると大変嬉しいということを申し上げ、ここから町田さんに説明をいただきたいと思います。よろしくどうぞお願いします。

(Gーアナライズ&PRチームメンバー)
 G-アナライズ&PRチームのぐんまブランド推進課の町田と申します。私の方から詳細についてご説明させていただきます。
 今回の分析結果を端的に申し上げますと、「やよいひめ」は「甘味抜群・健康機能性十分!」と言うことができると思います。
 まず、「やよいひめ」についてですが、群馬県で生まれたいちごの品種で、「とねほっぺ」と「とちおとめ」を掛け合わせて生まれました。特徴は多くありますが、何よりその名前の由来となりました特徴といたしましては、いちごは気温が高くなる3月頃から品質が落ちやすいですが、「やよいひめ」は3月、つまり「弥生」を過ぎても優れた果実ができるというところです。現在では群馬県の全域で栽培されております。
 さて、いちごと言えばですね、全国各地でオリジナル品種が誕生しておりまして、その甘さを競っているところです。
 (プロモーション資料)2ページ目の一番左のグラフをご覧いただければと思います。こちらは県の試験研究機関、群馬産業技術センターの味覚センサーで測定した結果です。縦軸を甘味、横軸を酸味とすると「やよいひめ」は左上に固まって分布していることがわかります。つまり他の品種と比較すると、甘みが強く、酸味が少ない。「やよいひめ」は、他の品種と比べて、ひときわ甘いと言えるという結果になりました。
 では、甘味・酸味外の食味についてですけれども、同じ装置で、コクや旨味、濃厚さといった他の食味も分析をいたしました。酸味以外の全ての項目で他の品種を上回る結果となりました。一言で言えば、味が濃く、「やよいひめ」は、ただ甘いだけではないと言えると思います。
 さて続きまして、皆さまも注目する健康機能成分についてですが、老化やがん、生活習慣病の予防が期待できる総ポリフェノールやビタミンC、そして総合的な抗酸化力なども分析をしましたところ、3ページのグラフのとおり、これらの成分が「やよいひめ」にもしっかりと含まれていることがわかりました。
 まとめますと、「やよいひめ」は味の部分では、特に甘みと濃厚さが際立っており、かなり食味のいいいちごであるということ。さらには健康機能性があると言われている成分も他の品種にひけをとらないということです。つまり、繰り返しになりますが「甘味抜群・健康機能性十分!」というところです。この点をしっかりとPRに反映させていきたいと思っております。
 また、「やよいひめ」の分析はですね、これで終わりではなく、引き続き続けていく予定です。
 今後はG-アナライズ&PRチームのホームページを開設いたしまして、随時、情報を更新していく予定です。
 さらには、この分析結果を基に、東京ガスの料理教室へ知事をはじめチームメンバーが赴き説明するなど、各種方面でPRしていきたいと思いますので、ぜひご期待いただければと思います。以上です。

(知事)
 ありがとうございました。(ぐんまブランド推進課)砂盃(いさはい)課長がですね、この料理教室に目をつけたのは、とってもいいなと思っていまして、これから各地域でやる所に乗り込んで行くんですよね。各チームメンバーがそれぞれの料理教室に乗り込んでですね、「やよいひめ」と群馬の魅力を発信していきますので、ぜひ皆さん注目していただきたいと思いますし、応援をしていただきたいと思います。
 今日もう1つ、冒頭発言をさせていただきたいことがあります。それはですね、「業績職員等表彰」についてです。
 業績職員等表彰について、群馬県では毎年、職務上の業績や職務外での社会貢献等で優れた業績を行った職員、組織に対して表彰を行っております。今までは県庁内の表彰ということで、非公開で行っておりましたが、県民の皆さまに県庁の仕事を身近に感じてもらい、県庁職員が頑張っていることですね、ぜひ知っていただきたいというふうに思っていまして、今年度から公開をさせていただこうと思っています。
 これまでの知事記者会見でも、新しいチームができる度に職員の方々に並んでいただいたり、それぞれ少し一歩前に出てPRをさせていただきましたが、こういう成果、評価というものをですね、一緒になって、県民の皆さんに伝えていきたいというふうに思っています。表彰式は、3月26日(木曜日)午前11時30分から、県庁舎7階の正庁の間において開催をしたいというふうに思います。
 なお、今までの仕組みを変えようと思うんですけれども、少しきちっと担当課とも協議をしなければいけないと思っています。私の賞状をもらって喜ぶ人はたぶんいないと思うんですよね。私と写真を撮って喜ぶ人もいないと思います。やっぱり、頑張った職員が、例えば、表彰を受けるんだったらば、本当にインセンティブになるみたいな仕組みをですね、ちゃんと考えていきたいと思いますし、もちろん、組織を表彰する、部署を表彰するっていうのもいいんですけれども、やっぱり、一人一人個性を持って仕事に取り組んでいるんで、ちょっと個人にスポットを当てて表彰するとか、そういうことも含めてですね、今、具体的に検討させていただいておりますので、これについては、詳細が決まり次第、お伝えをさせていただきたいと思っています。
 今日の冒頭の説明は以上です。何かご質問があればお受けしたいと思います。

質疑応答

新型コロナウイルス感染症に対する対応(県職員の働き方等)について

(記者)
 冒頭の新型肺炎ですけれども、新型肺炎の対策で民間企業ではですね、既に職員がリモートワーク、テレワークであるとか、在宅勤務であるとかということの取り組みが既に始まっているんですけれども、県庁職員がそういうふうにというご検討があるか、ないかということについて、まずお伺いします。
(知事)
 まだ、例えば時差出勤にするとか、テレワークをするとか、そういう具体的なところまで行っておりませんけれども、よくこれからの展開も見ながら、県庁職員は相当、消毒、うがい等々に気を使っているので、そういうことはしっかりやってもらっていますけれども、これからのいろんな群馬県での展開を見て、そこら辺のところも何か対応する必要があれば考えていきたいというふうに思っています。

新型コロナウイルス感染症に関する今後の見通しについて

(記者)
 新型肺炎ですけれども、引き続き拡大が続いておりまして、観光にも影響が出ているということは、既に報道されております。
 1年くらいですね、長期で見た場合に、どれぐらいの時期にですね、これは回復し、通常に戻るのかという知事なりの見立てと申しますか、見通しがありましたらお願いいたします。
(知事)
 これはWHOの発表等、あるいは、いろいろメディア等々でも専門家の方々の分析もお聞きしていますが、やっぱり新型コロナウイルスの正体ってまだ完全にわかってないと思うんですよね。何か報道によれば、致死率はそんなに高くないと言われていますけれども、これもわからないと思うんですよね。変異を繰り返していけば、危険な、もしかしたら、その症状になるかもしれないんで。そこら辺を見極めてみないと、やはり私、専門家じゃないんで、いつ頃回復するかっていうことは、なかなか言えないと思います。
 ただ常識的によく言われている、4月、5月ぐらいになると、温かくなってくると、ウイルスが弱くなるっていうようなことを言ってる方もいるので、それが事実ならいいなと思いますが、まず今のところちょっと状況もわからないんで、よく国の方針等々も見極めながら、県としてできることをやると。何度も言っていますけれど、やはりこの新型コロナウイルス感染症対策っていうのは、政府と連携することが不可欠だと思いますが、その中でも県として率先してできることがあれば、やはり、できるだけ、やれることがあればやっていきたいというふうに考えています。

新型コロナウイルス感染症に関する相談および検査について

(記者)
 新型コロナウイルスの関連です。
 先ほど5人の方の検査をしたということで、いずれも陰性だったということでしたけれども、その5人の方というのは医療関係者の方ですか。
(知事)
 どういう方かっていうことは、ちょっと申し上げるのは控えたいと思いますけれども、県民のというか、県内の、なんて言うのでしょうか、検査をした方ということです。
 今日も1人確かあれかな。今日はあるかわからないか。随時、一応、PCR検査を行っているということですね。今日はちょっとわからない。
 それから、何度も言っているように、陽性になったということがあればですね、きちっと会見を開いて、なるべくタイムリーにスピーディーに公表したいと思います。
(記者)
 それは症状があるというふうに訴えられた方を検査したということでしょうか。
(知事)
 それは、今までのルールに則って、コールセンターとか、いろんな相談がきて、そこで例えば医師の方から、これは診た方がいいって言われたりとか、いろんな総合的な判断で検査をした方がいいという人をPCR検査しているってことだと思います。

新型コロナウイルス感染症患者の受け入れについて

(記者)
 もう1点なんですが、2月18日までに20人の方を受け入れられたということで、クルーズ船からの感染者、国から受け入れてほしいという要望があったということでしたけれども、どれくらいの規模で、この後、受け入れる予定ですか。
(知事)
 これは、今、受けてるのは、今日も申し上げました県内12の感染症指定医療機関なんですよね。今後の受入れについては、その医療機関等とも相談して、これも可能な範囲で政府の要請に応じていくということだと思います。
(記者)
 コロナの関係で間違えると、まずいので確認させていきます。
 まず、県内12カ所の感染症指定医療機関で18日までに計、約20人を受け入れたと。これは、この前の記者会見では、クルーズ船かどうかっいうことはお控えになりましたが、事実上、その後の報道もありまして、クルーズ船などの人も含めてそういう方々がいるという認識でいいんじゃないかなと思うんですが、そこら辺はどうでしょう。
(知事)
 ダイヤモンドプリンセス号から患者の受け入れ要請を受けた方もいるってことですよね。それは、このようになっています。
(記者)
 (クルーズ船)など、ぐらいならいいですかね。
(知事)
 はい。
(記者)
 細かく、チャーター便が何人だとか、そこを言うと。
(知事)
 それは、なかなかちょっと(言えません)。
(記者)
 それと、ここもちょっと確認なんですが、県には相談が1日に100件。
(知事)
 一般相談、100件。
(記者)
 1日、100件、約ですかね。これは県が開設したコールセンターのみなのかを、細かくて恐縮なんですが保健所とかも入れてるんでしょうか。
(知事)
 これは両方でしょう。話があればフォローして。
(保健予防課医監)
 県庁と保健所、合わせての数です。中核市(前橋市、高崎市)は別です。
(知事)
 中核市は別で、県が設置しているコールセンターと保健所ね。合わせた数ですね。
(記者)
 全部で1日、約100件ぐらいきていると。その後、ここもまた不勉強で恐縮なんですが、帰国者・接触者相談センターには、1日、10数件。
(知事)
 そうです。
(記者)
 これ、じゃあ100件とは、別途。
(保健予防課医監)
 ちょっとわかりにくいのですが、帰国者・接触者相談センターは、自分が感染しているのではないかと心配して、自分の受診について相談する内容をカウントしております。その他のマスクがないですとか、感染の予防方法などを問い合わせるものは、一般の相談として計上しております。
(記者)
 あくまで知事にお伺いしたいんですが、細かくて誠に恐縮でございます。これ、いわゆるコールセンターと保健所に相談にきているのとは、別途の相談だということでいいですか。重複はしてないと。帰国者・(接触者)相談(センター)とは。
(知事)
 それはどうですか。
(保健予防課医監)
 重複しておりません。一般相談の数が100件ほどで、帰国者・接触者相談として自身が感染しているのではないかという内容のものを分けて計上しております。後者が10数件です。
(記者)
 これで一応確認しますけれども、マスクがないとか、そういうのはさすがに除いてますよと。そういうご説明でございました。
 あと1点、これも恐縮なんですけれど、5人の方がいずれも陰性だったというこの5人は、ちょっとおっしゃれる範囲で結構なんですが、いわゆる県のコールセンターから回ってきたり、もしくは帰国者・相談センターの方から回ってきたのか、その辺はどうなんでしょうかね。
(知事)
 これはどちらですか。
(保健予防課医監)
 帰国者・接触者相談センターから回ってきた者と、医療機関で重症な肺炎でドクターが保健所に相談して検査することになった数を合わせております。
(記者)
 そうすると、県のコールセンターというか、どちらかというと、帰国者・相談センターの方から、ちょっとこれはまずいって来た人と、あとは、別途ここにはあるかないかわかんないけれど、県内の医療機関から医師の判断でまずいとして回ってきたと。そういう方がいるっていう、人数は言えないけれど、そういう感じですか。
(知事)
 そうですね。
(保健予防課医監)
 合計して5名でございます。

新型コロナウイルス感染症に対する災害派遣精神医療チーム(DPAT)の派遣について

(記者)
 新型コロナウイルスの関連でお尋ねします。
 他県では、国からの要請で災害派遣の医療チーム、DMATなどでダイヤモンドプリンセス号で活動した医療従事者がですね、その後、感染したケースを確認されたと聞いています。
 群馬県では現状、ダイヤモンドプリンセス号に関係して群馬県の医療関係者が現地活動をしているとかですね、あるいは、引き上げてきている人に対して、今、検査をしているとか、そういった状況はあるんでしょうか。
(保健予防課医監)
 ございません。
(知事)
 まずないよね。
(保健予防課医監)
 ありません。
(知事)
 私が聞いている限りありません。
(記者)
 先日の会見の中では、精神医療に関係する(災害派遣精神医療チーム)DPATですか、その派遣先については、詳しくおっしゃられなかったと思うんですけれど、群馬県から、2月の13日からですかね、対応に当たる予定もあると聞いていたんですけれど、そういった方々は、もう既に対応を終えられて戻ってきてるんでしょうか。
(知事)
 2月18日から対応やる予定って。
(記者)
 いや、2月13日から。
(知事)
 DPATね。ちょっと調べますよ、それ。
(記者)
 精神医療のチーム。知事からの冒頭の(以前、記者会見で発言のあった)。
(知事)
 そうか精神的なケアをするチームですよね。それで質問は。
(記者)
 活動地については、ちょっとこちらで存じ上げませんけれど、精神的なケアをするのに当たってですね、患者の方と接触等をしていて、仮に群馬県内に戻ってきているんだとすると、何らかの検査をされていたりするのかどうかと思ったんですよね。
(知事)
 そこは後でちょっと、もうちょっと事実関係を調べてお答えします。
(保健予防課医監)
 検査はしておりません。今、DMAT、DPATの分担は保健予防課ではありません。
(記者)
 今、検査はしていませんということなので、検査はないと思うんですけれども、ちょっと今のお話は調べてみます。

「やよいひめ」の成分分析について

(記者)
 あともう1点すいません、今回、成分分析をした「やよいひめ」の関係でお尋ねしたいんですけど、不勉強で申し訳ないんですが、いちごの品種というのは、日本国内で何品種ぐらい流通していますか。
(知事)
 メジャーのやつはご存知ですよね。「とちおとめ」とか「あまおう」とか。
(農政課技術調整室長)
 メジャーなもの含めてですね、上位15県で、だいたい14品種ぐらい流通しています。
(知事)
 上位15県で14品種。
(記者)
 今回、その成分分析をした結果、「やよいひめ」かなり甘さも際だっていて、おいしいよというようなことをアピールもされているんですけど、その全てのものについて比較検討する中では、「やよいひめ」は、どのくらいの位置づけ。
(知事)
 全てのものを比較検討したわけじゃなくて、一応だって気を使って、(プロモーション資料)頭文字にしてあるんで、聞かないでください。最も主要ないちご、日本で人気のある、それをやっぱり比較対象にした。やはりですね、何を選ぶかっていうことの対象として、ライバルじゃないといけないから。例えば、これからいろんな、おそらくG-アナライズ&PRチームで、どういう品種を選んでいくかっていうところの条件の1つとして、やっぱり、ライバルになり得るところっていうことから考えると、今回比較したのは非常に有力なライバルとも言われる主要ないちごだということで。聞かないでください。頭文字だけにしたんで。
(記者)
 他と比べたら、その他の十数品種ぐらいの中で、同等とかそういうことじゃなくて。
(知事)
 そうそう、(モニターを指して)この2つ(比較品種)は、あえて言いませんけど、これは本当に人気のあるいちごなんですよ。普通、いちごと言えば、みたいなものを選んで。やはり、「やよいひめ」がこれから競っていく相手として、不足はないというか。
(記者)
 そういう中で、かなり優位性がありますよというのを示しているということで。
(記者)
 そうです。(プロモーション資料を映すモニターを指して)これ、本当すいません、手前味噌で、(資料が)本当に綺麗にできていると思うんですよね。外注したわけじゃなくて、チームの中で作ったわりには、色とかですね、結構、感動したんですけれど、相当フェアにやりましたから。
 つまり、旨味成分は勝っていると思う。日本一だと思う。だけど、栄養でいうと、だいたい有力ないちごに引けをとらないというので、かなりそこら辺がまたね、信憑性があるでしょう。だから、さっき町田さんが言ったように、特徴をもう1回言ってくれる、一言で。
(Gーアナライズ&PRチームメンバー)
 「甘味抜群・健康機能性十分!」というところです。
(知事)
 「甘味抜群・健康機能性十分!」です。
(記者)
 関連してなんですけれども、先ほど知事からフェアさの話があったかと思うんですけれども。
(知事)
 何の話。
(記者)
 フェアであるかどうかという、いちごのですね。この分析を客観的に示すのが目的でやっていらっしゃるわけですけれども、その客観性は担保できるのかっていうところがちょっと気になったものですから。
 つまり、「やよいひめ」もですね、本当に値段の高いものから安いものまであると思うんですね。群馬で1番おいしそうな「やよいひめ」を持ってきて、他(資料中の比較品種)のTとAは、名前は伏せるにしてもですね、普通のものと比べたら、やっぱり甘さですとか、大きさなんかも含めて、それはちょっと差がでるだろうなという気もするんですね。
 つまり、今回のアナライズを客観的に、何て言うんですか、どこからも突っ込まれないようなものにするような、何か工夫だとか、仕掛けみたいなものはあるのですか。
(知事)
 かなりフェアにやったと思うんで、客観性十分あると思います。
 でも、それは、例えば他のライバルの人たちが違うっていうことだってあるかもしれないから。それは、物事っていうのは基準の作り方によって、いろいろあると思うんだけれども、私は少なくとも、チームにこれを依頼してですね、十二分に世の中にアピールできる、フェアなデータサイエンスに基づいた分析ができたというふうに思っています。
 何かね、「やよいひめ」だけ知事賞を取った最高のやつで、他のいちごはそうでもないやつ選んだわけじゃないから。両方とも、おいしいやつを選んで、比べたっていうことですよね。
 ただ、いろんな基準を出してくる人たちがいても、それはいいけど、少なくとも群馬県で、G-アナライズ&PRチームがフェアに検査した結果、群馬県の「やよいひめ」が1番おいしいというふうに自信を持って言えると思う。
 ただ、今、記者さんが言った品質の管理みたいなものはね、やっぱり何て言うんでしょうか、同じ品種でも、もし味に差があるとすれば、これは戦略的にきちっと、こういうものを統一していく必要があると思うけれど、今のところ「やよいひめ」はどれもおいしい。特に、知事賞を取った「やよいひめ」は死ぬほどおいしいです。知事賞だけじゃなくて。だから、相当に正確だと私は思います。
(記者)
 条件をある程度統一してやってらっしゃると。
(知事)
 そうです。食べ比べてみてください。後ろの方(プロモーション資料に掲載のいちご農園等)から。
(記者)
 やよいひめの客観性の話で、機能性表示食品とか消費者庁で出しているんですけど、それに申請するとか、そういう予定とかは。
(知事)
 今のところ、それは考えてませんけど、ちょっと調べてみる。消費者庁と結びつけて、何かプラスになるようなことがあれば、考えていきたいと思います。
 前に記者さんが、防災都市のランキングのことを言ってくれたんで調べたら、もう終わっちゃってた。10何年前に終わっちゃって、閉じちゃってたの。だから残念でした。でもちょっと調べてみますよ。我々として、ブランドを作るために必要なツールがあれば、それを少しやっていきたいと思います。

ぐんまちゃんのお誕生日会取りやめについて

(記者)
 昨日、ぐんまちゃんのお誕生日会の中止のご案内をいただいたんですけれども、今後、県主催のイベントについて、何かしら自粛であったり考えられているでしょうか。
(知事)
 今、記者さんおっしゃったように、ぐんまちゃんのお誕生日会は取りやめということになったんですけれども、これ、なかなか難しいと思うんですよね。
 ぐんまちゃんのお誕生日を取りやめにした理由っていうのも、ご説明していると思うんですけれど、やはり、主な参加者が子ども、高齢者、家族連れだったりとか、参加者は県内外から1,000人来るとか、閉鎖的な会場で長時間、不特定多数の参加者が密集するとか、こういう感染のリスクもあるし、そもそも、ぐんまちゃんに触りたいと思っている、いっぱいお子さんが来るのに、ぐんまちゃん接触禁止みたいなイベントをやって意味があるのかっていうのもあったんで、これは、イベントの開催見送りましたけれど、その代わりお誕生日を祝う動画を同日公開するとか、そういう代替案をちょっと示していきたいというふうに思っています。
 これはですね、やはり、イベントをどうするかっていうのはある程度基準を作らなきゃいけないんだけれど、少しケースバイケースで考えていくしかないと思うんですよね。全部一律にやめちゃうっていう考え方もあるんだけれど、そうすると経済もシュリンクしちゃったりとか、いろいろその支障があるところもあるんで、これはやっぱりね、ケースバイケースで、ある程度基準は頭に置きながら、ケースバイケースで判断していくべきかなというふうに思います。
 ただ、やはり、県民の安全を守るっていうことを一義的に考えざるを得ないのかもしれません。もう1回言いますけど、そこは少し、いろんな条件を考えて判断をしていきたいと思います。

(以上で終了)
文章中の()内については、広報課において加筆したものです。