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令和2年1月22日記者会見動画(You Tube)<外部リンク>
それでは、第27回の知事の定例記者会見を始めさせていただきたいと思います。
冒頭、前回の会見で記者の皆さんからご指摘のあった問題について、少しフォローさせていただきたいと思います。
まず、がんセンターの頭頸科に係る新規患者の受け入れ、これが一時中止になっていることについて、ご質問がありました。
改めて経緯を調査をしてみましたが、専門医1名、医師1名、歯科口腔外科医1名の3名体制で、今やっているところなんですが、前回の会見でもちらっと申し上げましたけれども、今年の6月に専門医が退職をいたします。医師も今年3月で退職を希望しておりまして、そういうことで、新規患者の受け入れを一時中止せざるを得なくなっている状況ということです。後任の頭頸部がんの専門医の手配に、今、一生懸命取り組んでいるんですが、実はこの分野の医師はですね、数が少なくて、現時点ではまだめどが立っておりません。
医師確保のために、具体的に次の取り組みを行っています。当該医師が、大学病院、専門病院等を訪問して依頼をしていると。具体的に言うと、群大、東京医科歯科大学に3回、行っていただいていまして、金沢医科大学にも3回訪問していただいています。その他、人脈をたどって山形、福島、新潟、岐阜、名古屋等にもですね、電話とかメール等で依頼をしていただいています(※岐阜、名古屋は依頼予定)。加えて言うとですね、国立がんセンター、中央、東、有明にありますが、国立がんセンターのほか、全国の大学病院、専門病院に、がんセンターの院長から電話と文書で依頼をしていただいています。さらに、各種学会等に参加した際に、他(の)病院の院長等に口頭でお願いをしているということです。加えて、過去に同センター頭頸科に勤務経験がある医師にも声をかけています。そして、ぐんま地域医療会議にも、医師配置の要請を(予定)しているほか、医務課と連携した医師確保対策を今、検討しています。
前回、ちょっと質問が出たことも受けてですね、私の方から院長に電話しました。院長の方からも、こういう取り組みを一生懸命やっているというお話があって、少し時間がかかりそうですけれども、とにかく頑張りますということで、私の方からも当然のことですけれども、知事としても全面的に協力したいと、力を合わせてとにかく早く見つけられるように頑張りましょうと、こういう会話を交わしました。
あらゆる取り組みを行って、できるだけ早く医師の確保を目指していきたいと思います。
それから、例の(神奈川HDD流出に係る(株)ブロードリンクに対する)指名停止処分の範囲ですが、これは、(前回の会見では)おそらくという形でお答えをしましたけれども、改めて確認をさせていただいて、処分期間中は、当然ですけれども、再委託とか、下請けにも指名停止の措置は及ぶということで、当該業者への再委託等を承認することはできないという立場です。また、今回、再委託等の禁止については、改めて全庁に注意喚起の通知を出して、周知徹底を図っているということです。
それから、県有施設のあり方の見直しについて、津久井副知事の「熟慮断行チーム」に一任するのかという趣旨の質問があったと思うんですけれども、これはですね、あり方の見直しについては、もうチーム内で、すでに検討を始めております。検討に当たっては、外部の有識者から専門的な見地に立った意見を聞く手法も取り入れたいと思っていますし、そういう意見も参考にして検討して、最後は知事である私が決定して断行するという方法で進めたいと思います。
まだ、具体的に何か方向性が出たわけじゃないんで、方向性がきちっと出たら、その都度、私の方から皆さんにご報告、発表させていただきたいというふうに思います。
前回の記者会見のフォローアップはそのぐらいにして、今日の話題にいきたいと思います。
まず、「Gメッセ群馬」のオープニングイベントについてです。
Gメッセ群馬の開所式典、(モニター指し)これですね。ポスター、かなり以前に比べると、高崎駅で見ていただくとわかるんですけれども、結構よくなったというふうに自負してるんですが、Gメッセ(群馬)の開所式典、4月18日土曜日の9時からメインホールで開催するということに決まりました。招待者は、国会議員、県議会議員、市町村長、それから経済団体のほか関係企業を含めて約500名をお招きしたいというふうに考えています。
オープニングイベントですが、続けて同日の4月18日の土曜日の10時から19日にかけて、この2日間、オープニングイベント(を)やりたいと思います。イベントの名称はですね、「Gメッセ誕生祭」ということで、副題として「まるごと群馬 食とイベントの2日間!」とさせていただきたいと思います。目標は3万人の来場者。ぜひですね、県民の方々をはじめ、多くの方にご来場いただき、Gメッセ群馬で、いろいろな、この空間を楽しんでいただきたいというふうに考えています。
当日は、展示ホール、1万平方メートルあるわけなんですけれども、展示ホールはもちろんですけれども、屋外展示場等を含めたGメッセ群馬全体、全館を活用させていただくということで、ステージプログラムとか、食のイベントとか、群馬の魅力がぎっしり詰まった大規模なイベントにしたいと考えています。具体的に言うと、FM群馬公開生放送とか、音楽ライブとか、ダンスパフォーマンス等々を考えているんですけれども、具体的なゲストとか出演者等々については現在調整中です。さらに、群馬の魅力あふれる物産、観光体験のコーナーを設けたり、人気が高い肉とかラーメンに特化した食のイベントも開催を予定しています。
また、子ども向けのキャラクターショーとか、ふわふわフェスティバルみたいなものもやりたいと思いますし、屋外展示場の方ではGUNMA MOTOR SHOW(ぐんまモーターショー)、これ車の展示会ですけれども、これを開催するとともに、近年、若者を中心に盛り上がっているeスポーツについてもですね、やりたいというふうに思っています。幅広い層の方々に楽しんでもらえるイベントにしたいと、こういう趣旨です。
なお、各コンテンツの出展者、あるいは出演者は先ほど申し上げたとおり調整中でして、より詳細な中身等については、今後開設予定の特設サイト等を通じて随時公表させていただきたいと思います。
まとめて言うと、何度も言いますが、Gメッセ群馬は、本県経済を活性化し、発展させるための重要なコンテンツなので、Gメッセ(群馬)を取り巻く状況は、厳しいというふうに認識をしていますけれども、とにかくライバルに遅れをとらないように、自ら先頭に立ってトップセールスをやっていきたいと思います。これ、作るからには、県民に愛される、群馬県経済の牽引役になれるような施設にできるように、知事としても全力で取り組んでいきたいと思います。
続けてですね、「世界遺産センター」について、ご報告をしたいと思います。
世界遺産センター、昨年11月の記者会見で、愛称をお示しをいたしました。「世界を変える生糸(いと)の力研究所」で、通称「セカイト」と呼ばせていただいていますが、この度、令和2年3月27日の金曜日にオープンすることにいたしましたので、報告をさせていただきたいと思います。
セカイトにはですね、大スクリーンを設置したいと思っていまして、横6メートル、縦3メートルの大スクリーンを設置して、今では見られない各資産の姿を再現するとか、臨場感のある映像が体感できるような、そういう空間を作りたいというふうに考えています。この他にも、充実した展示を行うことでですね、初めて訪れる人にも、その価値をわかりやすく理解してもらうように工夫をしています。ぜひ多くの方にお越しをいただきたいというふうに思います。
セカイトのロゴマークができたので、これもちょっと発表したいと思うんですよね。これ、繭をモチーフにして、セカイトの文字を糸で描いてつながりを表現しているということで、誰でも読めるようにセカイトっていうローマ字も(表記)しました。この2種類、なかなかいいんじゃないかなというふうに思っています。
併せて海外にも情報発信しなきゃいけないんで、英語名称を決めました。「世界を変える生糸(いと)の力」ってことで、「Silk Powered Innovation Incubator(シルク・パワード・イノベーション・インキュベーター)」ということで、「SPII」って事ですね、例えば、ジャパニーズ・シルク・イノベーションセンターとかですね、ワールドセンター何とかとか、いくつも考えたんですけれども、名前負けするんじゃないかって、実は率直に言うと、意見もあったんですけれども、やはり我々が目指すところは、最初はなかなかそこまでいかなくても、インキュベーター的に、ここからいろんなものが発信できるようにしていくっていうことを考えれば、相当、インパクトのある名前なんですけれども、これがいいだろうと。このインキュベーターっていうのがすごくいいんじゃないかっていうことでですね、結局、いろいろみんなと相談して、こういう名称にさせていただきました。この名前にふさわしいセンターになるように、とにかく努力を続けていきたい、重ねていきたいと思っています。セカイトを見ていただいた後に、富岡製糸場をはじめとする各資産を訪れるということで、より深く、この世界遺産の価値というものを理解してもらいたいなと思っていますので、ぜひ皆さんには、セカイトのオープンを楽しみにしていただきたいと思っています。
それから、続けて、新型コロナウイルス関連の肺炎についての対応について、ご報告をしたいと思います。
現在、中国の河北省の武漢市を中心に発症が報告されている新型コロナウイルス関連肺炎については、皆さんご存知のとおり1月16日にですね、国内でも初めて患者が確認をされています。
本県では、県内の医療機関に対して、武漢市への渡航歴があって、原因を特定できない肺炎を疑われるような患者が受診した場合には、最寄りの保健所へ相談するように今、周知をはかっています。医療機関から相談を受けた保健所はですね、患者の行動歴とか疫学調査、これをしっかりと調べたいと思っていまして、新型肺炎の疑いが強い場合は、国立感染症研究所にウイルス検査を依頼すると同時に、国などと連携して、感染拡大防止策を講じていきたいと思います。
いつも言っている(んですが、)記者会見の視聴率が、結構上がっているんで、私の友人たちも相当多く見ているんですが、もし、県民の皆さんの中で、例えば中国武漢市はもちろんなんですけれど、海外から帰国して体調が悪くなった方はですね、ぜひ医療機関で、その旨きちっとお話をしていただいて、渡航歴なんかもですね、説明していただけるとありがたいと思います。
冬は、とにかく、風邪、インフルエンザ、感染症がはやる時期ですから、手洗いとか、うがいとか、自分でできるいろいろな予防対策を県民の皆さんにはぜひとっていただきたいと思っています。
続けてCSFワクチンの接種状況について、ご報告をしたいと思います。
また、CSFに感染した野生イノシシが見つかったということなんですけれども、何度も言っているように、ワクチン接種したからといって、接種が終わった農場も危機が去ったわけではありませんので、これは、引き続き、消毒の徹底、侵入防止柵の設置、飼養衛生管理の基準の遵守をですね、記者会見を通じても、養豚農家の皆さんにお願いをしたいと思っています。
接種の方ですが、28市町村で初回の接種が完了いたしました。本日22日の時点で、264農場、約46万頭に接種が完了する見込みになっています。これ、農場数、頭数ともに98.5%まできました。これによって、初回接種の残りは桐生市の4つの農場のみとなりました。早ければ今月中にも接種を完了する見込みになりました。2回目以降のワクチン接種についても、引き続き行っていきたいと思います。
ということで、(侵入防止)柵についてですね、少し思ったよりも(設置の)スピードが遅いという話をしましたが、明日かな、もうちょっと先かな、数日後に今調査している結果が出てきますので、そこもちょっと踏まえた上で、これについては、来週の記者会見かなんかでも改めてご報告をしたいと思います。私が知る限り、いろんな所で感染イノシシが出ているんですけれども、近接する農場は、確か感染イノシシが出た地域の農場については、たぶん全部、ワクチンの1回目の接種が終わっているというふうに理解をしていますが、改めてここはもうちょっと詳しくですね、来週の記者会見でご報告できればと思っています。
それから、ちょっと冒頭の報告が長くて恐縮なんですが、新・総合計画のビジョン検討のための県民アンケートの実施について、お話をしたいと思います。
今、新たな総合計画の策定を進めておりますが、総合計画は、何度もここで申し上げているとおり、20年後を見据えたビジョン、群馬が目指す将来像と、それから、これを踏まえた今後10年間で重点的に取り組む具体的な政策を体系化した基本計画、この2本で構成したいと考えています。
今回、このビジョンの方について、広く県民の意見、考えを聞くために、今週から実はアンケートを実施をしています。アンケートの対象者は、群馬県内にお住まいの方、県内に通勤・通学をする方で、期間は令和2年3月31日までということになっています。
アンケートについては、「1産業・経済・仕事、2社会保障・子育て、3生活・文化、4教育、5自然環境・災害対策、6その他」というこの6項目について、県民の皆さんが、群馬県のあるべき姿、どうなってほしいのか、どんな将来を理想とするのか、こういうことについて、率直なご意見をお聞きをしているものです。
アンケートへの回答については、これは、基本的には群馬(県)の電子申請受付システムを活用して、Web(ウェブ)上で行っていただくことを考えています。加えて、県ホームページからダウンロードした調査票とか、県民センター及び各行政県税事務所で配布している調査票による回答も受け付けております。
県民の皆さんが理想とする20年後、これ2040年頃になるわけですが、この群馬県の姿をしっかり把握して、その理想をかなえていくためにしっかり取り組んでまいりたいと思っています。
昨日、DET研修を知事として初めて参加をいたしました。これについても、ご報告したいと思います。
昨年11月11日にDET群馬の方々の表敬訪問を受けました。お話を聞いて、心のバリアフリーについて考える研修というものだという話を聞いてですね、知事として、私自身も受講したいということをお願いをさせていただいていました。
さっそく実現したんですけれども、県内でも、いまだ存在しているさまざまなバリア、社会的なものも含めていろいろなバリアがありますので、これを無くしていくっていうことに努力しなければいけないと思いますし、障害のある方の社会参加の推進にもつなげていきたいというふうに考えています。
開催に当たって良かったのは、各部局長も参加する研修として実施をいたしましたので、相当の数の幹部職員もこの研修に参加をしたと。我々として、ここで学んだことを、これからの県政、それぞれの各部の事業の進め方にも反映させていきたいなというふうに思っております。
それから、これを最後にしたいと思いますが、平成30年の農業産出額について、農林水産省の方から公表されました。
本県の農業産出額をですね、ちょっと見てみたら、平成30年の群馬県の農業産出額は、2,454億円です。平成29年の2,550億円から96億円減少しました。都道府県別の順位は14位になって、前回の11位から3位後退となりました。
品目別で見るとですね、本県の主要品目である野菜は、983億円で前年より14億円減少となっています。また、畜産では、1,047億円ですから76億円減少しておりまして、特に豚は、43億円少なくなっています。
農業産出額が減少した主な原因として考えられるのは、価格の下落、この影響が考えられるんですけれども、これからしっかり要因を分析して、引き続き農家所得の向上につながるように、農業経営の体質強化、販売力の強化に、県としてしっかり取り組んでまいりたいというふうに考えております。
私からは以上で、少し長くなりましたが、ここからは皆さんのご質問をお受けしたいと思います。
(記者)
まず初めに、発表いただいたものについてですが、Gメッセ群馬のオープニングイベントですが、テーマとして「食とイベント」という、このテーマにしたのはどんな観点からになりますか。
(知事)
やはり、Gメッセ群馬をオープンするという意味は、群馬県の魅力を、この施設を最大限に活用して皆さんに伝えるっていうことなので、オープニングイベントで集まった方々に群馬を丸ごと楽しんでもらうと、群馬県こういうところですよと、こんなにおいしいものもあるということも含めて、群馬の胎動みたいなものを伝えたいということで、食とイベントの誕生祭にしたということです。
(記者)
世界遺産センター、セカイトなんですが、確認なんですけれども正式名称が県立世界遺産センターで、愛称と通称なんですけども、セカイトは、例えば他の例でいうとぐんま総合情報センター「ぐんまちゃん家(ち)」みたいな形で使いますよね。これは県立世界遺産センター、「世界を変える生糸(いと)の力研究所」なのか「セカイト」なのか、そこはどうですか。
(知事)
通称なのか、愛称なのかっていうのは、定義が少し曖昧なところがあると思うんですけれども、正式名称は(モニターを指して)これ(群馬県立世界遺産センター)ですよね。でもこれ(セカイト)がこういうふうに呼んでもらいたいっていう通称で、こういうことってよくありますから、サブタイトルとして「世界を変える生糸の力研究所」というふうに呼んでいただくと。その愛称として、これをみんなが言及する時に、やはりわかりやすい、何かちょっとアピールしやすい愛称って必要ですよね。世界の中心で愛を叫ぶ(映画のタイトル)、セカチューでしょう。それからSEKAINO OWARI(ミュージシャン)、セカオワでしょう。だからこれも「セカイト」と呼んでいただくということで、愛称ですね。
(記者)
表に出す時に使い方としては、県立世界遺産センター、セカイトっていう言い方を使っていくという。
(知事)
それは場合によるんじゃないでしょうかね。これは(世界を変える生糸の力研究所)通称というか、このセカイトのことなんで、どっちを使うかっていうかわからないんですけれども、長すぎればそういうふうに言うこともあると思いますよね。
(記者)
あえて聞いたのは、ロゴがセカイトで作られていて、いいロゴだなあとは思うんですが、セカイトがすごい立っているんでですね・・・
(知事)
セカイトをむしろ強調して、セカイトってやっちゃうのか、それともこれ(世界を変える生糸の力研究所)を入れるのか、いろいろなとこでプレゼンする時によく考えたいと思います。
(記者)
まだ、どっちにどうするかというのは確実に決まっているわけではない(ということですか)。
(知事)
これを例えば、そのプレゼンする時に全部、セカイトと言うかどうかっていうのは、まだ決めていません。使い分けてもいいんじゃないでしょうか。別にルールはないから。
(記者)
県民アンケートのことなんですが、これまでもともと(総合計画の策定を)予定よりも1年先延ばしにした中で、前年度にすでに基礎的なアンケートが行われている中で、あえて今回、新しいビジョンを設けるために意見を聞くと伺っていますが、今回のものは任意で募集するものですよね。抽出調査をしたりとか、絶対数をいくつ集めようというものではなくて、そういった形で意見募集というよりは、調査のような形で新たに何か県民の声や意識を集めるようなことというのは、今後あり得るのかどうか、そのあたりはいかがでしょうか。
(知事)
記者さんがおっしゃったように、すでに県民アンケートを実施しているのですが、私が知事になって総合計画の中身自体というか、コンセプト自体はちょっと変わったと思うんですよね。まず、20年後のビジョンを作るっていうのは初めてのことで、2本立てで行くわけなんで、20年後のビジョンについては、まだ、県民アンケートをとっていないので、これについてしっかりと意見を聞くということです。意見を聞くっていうことは、当然、これも言葉の定義の問題ですけれど、もちろんデータを得ることなので、これは調査にもなるし、あるいは意見を反映させる、これからの総合計画に反映させるための材料にもなるということです。
(記者)
そうすると県民の意識、意見をとらえるのは、このアンケート調査だけで、別途また何かアンケート調査を行うということでは(ないと)。
(知事)
それはWeb(ウェブ)でやるものと、それからいろいろ今までのやり方を生かすものと、両方やるっていうことなんですけれども、これが少なくとも20年後のビジョンに関しては、我々が実施する調査です。
(記者)
これに加えて、また何か別のことをやるということではない。
(知事)
違います。
(記者)
発表内容についてお尋ねしますが、セカイト、このロゴマークとしてはどういうプロセスで。
(知事)
関係部局の方で相当いろいろなものをデザイナーと相談しながら絞り込んできて、それをみんなで相談して、最後に決定したっていうことですね。いくつかのパターンを絞り込んで3つぐらいの中から、これにしようと話し合ってきました。
(記者)
そうしますと、そのデザインというのは、何か業務委託ということで行ってるんですよね。
(知事)
そうですね。やっぱりこうやってロゴマークを作るってすごく大事なので、もちろん、ここはデザイナーに頼んでいろいろと検討して、いくつかの案の中から一応みんなで相談して、これがいいだろうということで決めたということです。
(記者)
知事がブログの中でも触れてらっしゃいますが、小泉環境大臣が育児休業を取得することに対して、前向きに捉えて発言をされていますが、先月12月にですね、総務省が地方公共団体の勤務条件に関する調査結果というのを公表していまして、地方公共団体における男性職員の育児休業の取得率というのが出ています。
都道府県職員で見ると全体合計の割合が3.7%なんですが、群馬県が3.0%となっていまして低くてですね、高い所で見ますと、三重県の8.1(%)、沖縄の7.9(%)、秋田の7.5(%)と比べるとだいぶ開きがあるようです。男性の育児休業の取得が進まない状況についての受け止めと、群馬県の県職員に対する取得促進等について、どのようにお考えになっているのかお聞かせください。
(知事)
まず、小泉進次郎大臣とは、「群馬県の5つのゼロ宣言」を発表する時にも、いろいろな話をさせていただきました。今回、小泉大臣が育休取得を宣言したということを私は大変評価したいと思います。いろいろ賛否両論もあると思うし、国会開会中にどうやって育児休暇を取得するのかいろいろ工夫が必要だと思いますけれど、やっぱり、その空気を変えることがとても大事だと思うんですよね。
小泉大臣のような、やはり社会的に非常に認知度の高い彼が、シンボリックに育児休暇を取ると宣言することは、これは、今の空気を変えるためには非常に意味があると思っていますので、個人的にはとても応援したいというふうに思っています。
記者さんから今あった群馬県の現状については、やはり、これは群馬県にとっては1つの課題だなということで問題意識を持っています。例えば、群馬県の目標項目を見ると、男性職員の育児休業等取得率っていうのがあって、これ部分休業も含んでいるんだけれど、基準値が平成30年でいうと9.8%まできています。これ一応、我々として目標10%としているので、これを何とか10%にできるように努力をしたいと思いますし、これは部分休業も含んでいるのですが、やはりいろいろ職員の皆さんに聞くとですね、やはり以前は育児休業といっても取得する期間がすごく短かったということなんですけれど、若手職員の人たちを中心に結構長く取る人たちも増えているということなので、そういう試みを少しいろいろと県庁の中でも促していきたいと思いますし、いろいろな場面でこの意識を変えられるように知事としても努力していきたいと思います。
(記者)
その先ほど部分休業だとか育児休業という枠組みとは違う短時間勤務など含めた制度の利用を呼び掛けている中で、(20)18年度が今9.8%になっているかと思うんですけれど、10%とする目標の達成には近づいているようですが、新たに目標値を設定したり、促していくような対策など、何かお考えはありますか。
(知事)
今の時点で育児休業のみの目標値っていうのは具体的にお示しをするような段階じゃないと思うんですけれど、ただ記者さんがご指摘になったように育児休業のみの取得率の状況を見てみるとですね、群馬県男性職員1.8%ですよね。やっぱり今、(手元の資料を)ざっと見ていたら、各県ではやっぱり高いところもありますので、東京を含めてですね、4%とか6%みたいな所もありますから、6%京都ですかね、ですから全国の中でいうと、知事部局は8.5(%)っていうことで結構高いということですね。でも、今言ったお話も踏まえてちょっと問題意識を持っていきたいと思います。やはり各県に比べてそんなに高いところにないということはしっかり意識したいと思います。
(記者)
Gメッセ群馬のオープニングイベントに関してなんですけれども、先ほど私が聞き逃しているかもしれないんですけれど、2日間で3万人の来場目標ということですか。
(知事)
2日間で3万人の来場を目標にしています。
(記者)
わかりました。3万人というのは、収容人数1万人ぐらいだと思うので目標値としては大きいかなと思うのですけれど。
(知事)
そうですね。でも、やっぱりこのぐらいは来ていただきたいと思って、この目標を達成できるように頑張ります。
(記者)
オープンまで3カ月切りましたけれど、利用率とか利用者数とかの目標値みたいなもので、現時点で立てられていたり、立てられる予定とかってありますか。
(知事)
目標値っていうか、今とにかく稼働率を上げるようにものすごく努力をしているところなので、オープニングの時点でどのぐらいになっているかわかりませんけれども、関係部局もいろいろなところに働きかけてやっていますから、オープニングまでにとにかくできる限り稼働率を上げるように頑張りたいと思います。これ企業管理者(正しくは指定管理者)ともよく相談しながら、稼働率を上げていかなきゃいけないんですけれども、今のところの稼働率の目標ってあるのかな。
(コンベンション推進局長)
指定管理者に運営をお任せしているのですが、指定管理者が事業計画、目標として掲げているのが、部屋ごとに展示場とか会議等ごとに微妙に違うんですが、6割ぐらいを目標に早期にその数値まで稼働率を上げたいと。日数稼働率で6割程度に上げたいという目標で今頑張っております。それに向けて開業準備として県としても予約を入れるということで誘致を行っているところでございます。
(記者)
今日の発表事項ではないんですけれども、先月5つのゼロ宣言があったかと思うんですが、その中で食品ロスゼロを挙げられてると思うんですけれども、本県の食品ロスっていうのは、多いのか少ないのかだけでもいいですけれど、どれぐらいあるのですか。
(知事)
それはちょっと調べてみる。今、初めて聞かれたんで正確なものがないので。
(記者)
担当課とかに聞いてもどのくらいあるのかっていうのは把握してないっていうのもあって、今後、調査とかされるような(予定はありますか)。
(知事)
食品ロスって県ごとの調査ってないのかな。わかる人いますか。それも含めて調査して、次の記者会見で少し回答できることがあれば回答します。
(記者)
コンベンションの件でもう1点だけ、今、現状の稼働率60%をどれくらい達成してるかっていうのをちょっとお伺いしたい。
(知事)
これもコンベンション局長の方から。現時点でということね。
(コンベンション推進局長)
12月末現在の数字が手元にございまして、(日数)稼働率をご紹介しますと、館全体では55%ぐらいの日数で何かのイベント・会議が入っているという状態です。件数的にいきますと2020年度、初年度です、114件のご予約をいただいているという状態でございます。
(記者)
それはライブなんかの大規模イベントから小さいものまで、今、受け付けているそれも全部含めてということですか。
(コンベンション推進局長)
現状ですね、予約を受け付けさせていただいているのが大会議室以上をお借りしていただく大きなイベントでございます、展示場とか。小さな会議とかいうものは、今後、(順次)受け付けていくという形になりますので、大きなものというイメージで捉えていただければと思います。
(記者)
小さなものは、3カ月切ってますが、いつぐらいから受入れていかれるのですか。
(コンベンション推進局長)
会議室の大きさによって予約を受け付ける時期が決まっていまして、小会議室だったら6カ月前ぐらいから受け付けるとか、大きなもので、全国会議であれば2年前から受けるというような取り扱いをさせていただいております。小さな会議室はこれから(順次開始する)という形になります。
(記者)
それから、CSFの関係なんですけれど、桐生市の方で市長から来年度も豚へのワクチンの費用を負担することを検討しているという話がありまして、県では去年の12月の県議会の質問で、来年度からは養豚農家さんの方に条例どおり負担していただくという話が上がってますけれども、予算の編成過程の中でもう一度再考するみたいなお話が上がってるのかっていうのをちょっとお伺いしたいんですけれども。
(知事)
予算の話は、ちょっと今、具体的に検討しているので、中身については決まった時にご報告をしたいと思います。CSFのワクチンについて基本方針としては、やはり次回以降、農家の方々に負担していただくっていうことも検討したいと思いますし、他の県もほとんどそういう方針なんで、それについては、基本方針はそういうことでやっていきたいというふうに思っています。
(記者)
群馬県は、全国4位ということで頭数もかなり多いですけれども、今のところ変更はなしということで、このまま来年度からは・・・
(知事)
その変更なしって、ちょっと意味がよくわからないけれど、大きな方針としては、やはり2回目というか、これからずっと打っていかなきゃいけないので、これは基本は、やはり養豚農家の方々に負担していただくといういう方向で考えたいと思います。今の時点では。
(記者)
ワクチン接種の1回目が今月末に早ければ終わるという話でしたけれど、2回目はそうするともう終わった時点で次が始まると。
(知事)
2回目もう始まっていると思います。
(畜産課家畜防疫対策室長)
穴がないように続けて打っております。
(知事)
これ一問一答じゃないので、まとめてやってほしいのね。これずっとこうやって直接やるとかなり時間もかかるから。
(記者)
わかりました。あともう1点。報道で出ているものなんですけれども、群響(群馬交響楽団)の海外公演の件についてお伺いしたくて、今、ベトナムの方で開催するというふうなお話が上がっているということが報道で出ていますけれども、お話できる限りでちょっとお伺いしたいのですが。
(知事)
これはですね、まだ詳細が固まっていません。大きな流れとしては、一部報道で出たということなんですけれども、この群響公演については、もうちょっと具体的に流れができたところで正式に報告したいと思います。
(記者)
Gメッセの関係で質問させていただきます。日数稼働率はかなり目標値に近づいてきてはいると思うんですけど、大ホールとかですね、まだちょっと厳しい状況にあるのかなという感じもするんですが、知事としての現状認識と今後、具体的に知事としてどういうふうに営業していくかっていうこと聞かせていただければと思います。
(知事)
以前、記者さんにその質問を聞かれて、いろいろ答えた覚えがあるんですけれども、Gメッセ(群馬)をめぐる状況は厳しいです。
やはりもう1度言いますが、当初、これを計画してた時に想定していなかったライバルもいっぱい出てきていますし、やはりもう1回言いますが、総合レジャー施設になっているわけでもないですし、高崎市との連携もまだ現時点では不十分なところがあるんで、まず、Gメッセ(群馬)を取り巻く状況は厳しいです。その認識は変わっていません。
ただ、その中でも1番やはり何て言うんでしょうか、希望が持てるのはね、まず指定管理者が本当に熱意を持ってやっているっていうことと、何て言ってもさっきコンベンション(推進)局長もちょっと発言しましたけれども、やっぱり職員の熱意と、それから努力ですよね、これはもう並大抵のものじゃないんです。
だから、もうこれは知事としてトップセールスでいきたいということで、この時点で言うのはあれなんですけれど、相当頑張っていると思いますよね、今の稼働率は。
とにかく指定管理者が立てた目標までは、何とかみんなでやっていきたいと思うんですけれども、私自身がトップセールスで、細かいことは言いませんけれども、例えば大きなライブを誘致するっていうことも、自ら働きかけてますし、これまで培ってきた人脈っていうのもあるんで、あらゆる人脈を通じて、いろんなものをちょっと引っ張ってきたいと。
でも、基本はありとあらゆることをやるってことだと思います。コンベンションはもちろんのこと、ライブもそうですし、学会もそうですし、eスポーツはどこまでどうできるかっていうのは、これから検討ですけど、ありとあらゆることをやってですね、稼働率を上げると。ここに集中していきたいと思います。
もう1回言いますが、知事として文字どおりトップセールスでいろんなところを誘致していきたいと思います。
(記者)
先ほどは、県立がんセンターの件でありがとうございました。前回の記者会見、医師不足の時の知事の熱意を記事にちゃんと書いておきました。
それでまた話が変わるのですけど、ブログの方にも動画スタジオの工事がね、開始されたってことがあって、もう本当に2、3カ月ぐらい、かなり時間もないんですけど、知事もね、こういったインターネット番組とかやられて、造詣が深いと思うんですけど、神奈川県知事のようにですね、黒岩さんのようにキャスター出身のような方がやっているやり方を見るとですね、まず1年ぐらいはソフト優先にね、職員に作らせてみて、そのノウハウがある程度、熟成されたところでね、こういう機材を使いこなせるっていうようなことでスタートしているわけですけれども、今のところどうですかね。4月からですね、職員にいきなり専門的な機能を使わせるってことだったのですが、研修とか準備とかその辺の進捗状況をお伺いしたいんですが。
(知事)
いや、すごく記者さんが出したのは、いいポイントだと思います。大事なことだと思うので。とりあえず4月にオープンしたあと、やはりおそらく最初の何カ月間かは、試験的にいろんなことをやっていかなきゃいけないと思うんですよね。
その中で例えば、何本ぐらいの番組が作れるものなのか、おっしゃったとおり、一応やってみないとわからないところも結構あるものですから、そういうことを少し実験をしながら、本格的な番組編成とか、あるいは放送に結びつけていきたいと思います。
はっきりしているのは、これだけじゃありませんけれども、少なくとも知事の番組は必ずやると。前も申し上げたとおり、毎月、現職の大臣を群馬県に連れてきて、ちょっと群馬のことわかってもらうっていうことをやりたいってことは決まったんですけど、今、職員っていうか、いろんなところで募集しているアイデアも100以上あるので、この中からできるものをちょっと考えて、おっしゃったとおり、最初は少し実験的に始めていくと。機材を使うというだけであればですね、1カ月ぐらい研修すれば使えるようになると思います。
やはり、改めてここで思うことは、大事なことはソフトですよね。これは記者さんもご存知だと思うんですけど、なかなか難しい挑戦なんですが、やはり、県の職員の中でソフトについても、きちっとこれを作れる能力をやっぱり作るっていうのが大きな一つの挑戦なので、これは何度も言いますけれども、研修もそうです。だから、アナウンサーの話もありましたが、話し方教室とか、そういうこともきちっと研修をやらなきゃいけないと思いますし、そういうことをちょっといろいろ踏まえながら、全体的な計画を立てていくっていうことになると思います。
神奈川県と群馬県のコンセプトは基本的に違うので。黒岩知事にもお目にかかってきましたけど、神奈川県はとにかくスタジオを作るっていうか、会議室に機材を置いてっていうコンセプトで、そこで黒岩知事がおっしゃっていたんですけど、実は、県民アナウンサーがいるんですよ、県庁でアナウンサー育てたんですよって言うんですけども、アナウンサーは育てられると思いますね、十二分に。今の県職員の能力とかを考えると、きちっとこれは何人かの人を本当にアナウンサー的に育てるっていうことも、人材育成の一環としてやれるんじゃないかと思っています。
(記者)
神奈川県なんか勉強するとですね、県職員のアナウンサーが何人か育っていますけど、山本知事としては、その辺のところをちょっとやりたいと。
(知事)
そうですね。同じような形かどうかわかりませんけれども、やっぱりアナウンサー的なことが務められる職員は育成していきたいし、全体としていうと、記者さんもよくご存じのとおり、ソフトを作っていくのが大変なんで、これをやっぱり本当に知恵を出せる人たちを育てていきたいと思います。
本当に特別なイベントをやるとか、何か特別なことをやるっていうときには、もちろん外部の力を借りることもあると思うんですね、当然。
だけど、基本的には、やはり県庁の職員を中心に回せる状況を作りたいと。もう1つ言うと、これからおそらく皆さんに厳しくチェックされていくことだと思いますけれど、目標立てていくときにね、再生(回)数を多くするっていうのは、これは目標、当然だと思うんですね。
でも、例えば、「直滑降ストリーム」、やっていましたけれど、再生(回)数って言ったって、例えば、総理とか官房長官とやってるやつって、もう(再生数)10万とか20万とかいっているから、それを見ただけで、たぶん、まず全体の動画再生(回)数だったら、「いばキラTV」とか超えたりするわけですよね。
でも、例えば、県庁でやるものはそれだけじゃないんで。例えば、さっき言った養豚農家の方々に消毒を周知徹底するっていうときに、紙で配ったら、なかなか伝わらないものを動画で作ると。これまでは、そういうものを動画で作ると(委託で)何十万(円)も払わなきゃいけなかった。こういうものを例えば、ある課がですね、いや、これは動画で、とにかく県のユーチューブとか番組にも載せて発信したいっていうときには、かなりローコストでできると思うんですね。
だから、そういう使い方も評価の1つにしてほしいなと思っています。
(記者)
いくつか論点が出たので長引かないようにしますけれども、いくつかそのキーワードとして重要なポイントをあげて、ソフトとかですね、委託とか話があったんで、ここも確認させていただきますが、茨城の方の議論もあって、茨城の方はちょっと当初、スタジオ作ったんだけど駄目になっちゃって、高額な委託費でやって。それ(知事の)ブログに出ています。
ところがですね、神奈川県のいいポイントはですね、委託費が、もうほとんどないんですよね。そこ重要なんです。記事は書かなかったのですけど、茨城の議論が出ていないので記事にしなかったんですが、神奈川、ほぼ委託せずにオリジナルでやってる。それでもですね、アイドルグループなんか使って400万(回)以上のアクセスを持ってるやつもあるし、あと通常の真面目なね、今おっしゃったようなCSFみたいな真面目なやつでも10数万のアクセスをだしたやつもあるということで、これやっぱりですね、(スタジオ器材等は)リースとかでやってるわけですよね。
お伺いしたいのは、やっぱりそのソフトなんだと思うんです。ソフトについて、今のところ準備の方はですね、果たして大丈夫かっていうのはちょっと申し訳ないと思うんですが、失礼ですけどもね。ここのところ、もう一度どうですかね。きちんとやられているのですか。
(知事)
ソフトはこれからというか、いろいろ研修も含めて、そのソフトの力をつける作業をやっていきたいと思うんですけれども、今のところ正直言うと、大丈夫かっていうか、ここからですよ、ソフトの力をつけてくるのはね。
だから、そこは最初の試行期間のうちにいろいろ考えていきたいと思いますが、最初からものすごいアクセスがなくても、もちろん、これ相当きちっとしたアクセスを取れる番組を作れると、私は今の感覚ではそう思ってます。
今、記者さんのおっしゃった神奈川県のいい例は、ちょっといろいろと学ばせていただきたいなというふうに思いますし、特に、「いばキラTV」の方がおそらく総再生数が多いと思うんだけど、黒岩知事が確か災害情報を出したやつはね、結構10万(回)ぐらいいったりしてるんで、これたぶん災害のときも、動画・放送スタジオを使おうと思っていますので、そこをきちっとしていきたいと思うのと、それから、もう1つ申し上げたいのは、これは動画・放送スタジオっていうものがあるんですが、32階全体ににぎわいを作って、32階全体を発信の拠点にしていくっていうコンセプトなんで、これは番組を作る、動画を配信するっていうだけじゃなくて、そこで宇留賀副知事を中心にちょっと構想を作ってもらっていますけど、ベンチャー起業家のアクセラレーターみたいに機能させるとか、みんなが本当に集える場所にするとか、そういうにぎわいの創出みたいなのも入ってるので、だから、もうちょっと大きなコンセプトで捉えるっていうことから言うと、ちょっと神奈川県とはコンセプトが違うのかなと。
でも、委託費をほとんど使わず、もう一回、私もよく調べてみますけど、私が見る限り「いばキラTV」の方が当然多いんで。あれだけの委託費を使って、有名なユーチューバーとか引っ張ってきてるから。
だけど、私が見る限り、神奈川県のテレビを観て、ちょっとアクセス数が多いと思ったのは黒岩知事の災害放送で、普段はそうでもないんですよね。今の記者さんの言ったことは、ちょっと私も調べてみたいし、いいものは、それちょっといろいろ学びたいと思います。
よろしいでしょうか。ありがとうございました。
(以上で終了)
文章中の()内については、広報課において加筆したものです。