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令和元年11月19日記者会見動画(You Tube)<外部リンク>
それでは定例の記者会見を始めさせていただきたいと思います。
まず最初に今日どなたかから必ず聞かれると思うので、冒頭コメントさせていただきたいと思います。
今朝の地元紙、上毛新聞にですね、昨日、群馬県警と高崎署がですね、高崎財団の役員を含む3人の方々を逮捕したと、こういう記事が掲載されまして、大変衝撃を受けました。
よく事件の真相、内容がよくわからない段階なので、あまり詳細なことを申し上げるのは控えますけれども、今日の(県の)庁議でも申し上げましたが、例えば不正なことがあったということであればですね、これはしっかりと県警として、これを捜査し全容を解明すると。これがやはり群馬県警の県民に対する責任だというふうに知事として考えていることだけは、付け加えておきたいと思います。
それから、群馬県においてこうしたことが起こる可能性はもちろんないと思っていますし、県庁にはそういう構造も体質もないと、もちろん確信はしていますけれども、少し前にも記者会見でちょっと言及したことがありますが、やはり地方自治体のガバナンス、県庁のガバナンスというものは、よくやはり考えていかなければいけないと。このガバナンスを強化するということはですね、今後、知事としてもしっかり力を入れていきたいというふうに感じております。
そういうことをまず申し上げた上で、今日の項目について順次発言をさせていただきたいと思っています。
まず、最初に11月補正予算についてです。11月26日から始まる第3回後期定例会に提案予定の11月補正予算の案の中身を発表したいと思います。一般会計の補正額は、271億8,622万円の増額になります。補正後の予算額は、8,018億329万円ということになりました。
主な内容ですが、まず、台風19号によって被災した施設の復旧事業です。被災した道路、河川等の土木施設、林道、農業用施設のほかに、県立高校のグラウンド等の復旧を行うために、259億7,287万円を増額したいというふうに思います。復旧に要する総額は279億円で、残余は既決予算等によって対応したいというふうに考えています。また、被災者への生活再建に向けた支援金、災害見舞金等の支給のために2億5,610万円を補正すると同時に、国庫補助金を活用した旅行・宿泊料金等の割引支援として、1億6,100万円を補正をするということです。
次に、CSF対策について、現在、予備費を活用して、県内4カ所で畜産関係車両の消毒ポイントを12月末まで設置するということにしておりますが、これを令和2年3月末にまで継続するため、5,427万円を増額したいと思います。
その他、人事委員会勧告に基づく給与改定に伴う増額のほか、債務負担行為の補正等を行いたいというふうに考えています。
次にですね、県立女子大の学生によるインスタグラムを活用した本県の魅力発信について、ご説明したいというふうに思います。本年10月から県立女子大の客員教授として「知事と語り合う地域政策論~今そこにある課題を激論!~」、こういう講義を担当しておりまして、毎回さまざまなテーマについて学生と活発な議論を交わしています。実は、本県のイメージアップを授業で取り上げた際に、若い世代が感じている群馬の魅力についていろいろな声を聞きました。彼らが日常的な出来事をインスタグラムで発信していることとか、群馬県に対して大きな愛着を持っていることもわかりました。この議論の中で、学生によるインスタグラムでの本県の魅力発信、これをちょっと実験的にやってもらおうというアイディアが生まれて、早速、実施させていただいております。
インスタグラムのアカウントはすでに公開が始まっておりますけれども、学生ならではのセンスを生かした写真とか動画が投稿されていまして、若者世代にアピールができるというふうに感じています。実は県立女子大にはですね、県外出身の学生も多数在籍しておりまして、県民が普段見過ごしている群馬県らしさを再発見してもらうこともできるんじゃないかというふうに思っています。
これからも、新鮮な視点で切り取った本県の魅力を伝えていってもらいたいと、そんなふうに感じております。今、映ってる方々(モニターに写っている学生)ですね、(インスタグラムの投稿を)やっていただいてるっていうことですね。今回ちょっと実験的にやっていただいてるんですが、場合によって(県の)インスタグラムの一部をこうして若い人たちにやってもらうっていうことも、これから今回の試みの結果をよく踏まえてですね、考えていければというふうに思っております。これについてまたご質問があれば、後でいろいろとお答えをしたいというふうに思います。
続けてGメッセのプロモーション動画の制作についてお話をしたいと思います。来年4月の開所に向けて、Gメッセ群馬を広く県内外にPRするためのプロモーション動画を制作したいと思います。中身については、Gメッセ群馬の開所に向けて職員が奮闘する姿をドラマ化したいというふうに思ってます。
これまでの画一的なPRから脱して、幅広い世代で広く話題になるようなものを考えたいと思っていまして、開所に向けた期待感を高めていきたいというふうに思います。元々制作に係るこの予算ですけれども、420万円ぐらいなんですが、当初はですね、この既存予算の中で紙媒体を主体とした、いわゆるビジネス関係の人に働きかけるみたいなことを考えていたのですが、しかしながら、より効果的な情報発信の手法を議論する中で、やはり動画での発信の方がインパクトがあるという結論に達しました。そこで、この既存の広報費の内容を見直して、実施したいと思っています。
この記者会見でも何度も言及してるようにですね、やはり広告は、紙媒体からデジタルに移していかなければいけないと、これ世界のトレンドなんで、そういう意味でもおもしろい試みだというふうに思っています。制作にあたっては、主な出演者は県職員から募集してオーディションをやりたいと思っていますし、私自身も出演をさせていただこうと。これ監督の希望等々、みんなの希望等々もありますので、私自身も貢献をさせていただこうと思っています。
今まで群馬県で職員自ら出演してPRする動画っていうのはありませんでした。自発的な応募者から出演者をオーディションで選ぶということで、職員自らが群馬県をPRしていく風土を県庁内に作っていきたいと。いつも申し上げているとおり、これからやっぱり県庁の(職員)一人一人に発信者になってもらいたいという趣旨からも、意味があるというふうに思っています。完成した動画は、ユーチューブ等で来年2月下旬から順次配信します。全4話の本編のほか、メイキング動画も作って公開したいというふうに思っています。監督は、「グラス☆ホッパー」とか群馬県内で「まち映画」の制作実績が多数ある、藤橋誠監督にお願いをしたいというふうに考えております。
次に、「外国人との新たな共生推進会議」についてご報告をしたいと思います。「全力疾走366プラン」に記載のとおり、「群馬モデル」を構築するための「外国人との新たな共生推進会議」というものをスタートし、議論していくこととしたので、報告をさせていただきたいと思います。(モニターを指して)これが名簿です。私が座長を務め、7名の方々に構成員をお願いしたいと思います。内訳は、大学教授が1名、省庁関係1名、事業主2名、外国出身住民2名、地域で活躍されてる方1名ということになります。全員が外国人材の受入れや共生の第一線で活躍している優れた知見を持った方々、これも(総合計画)策定会議ではありませんが、ベスト&ブライテストばかりだというふうに思っていまして、企画部の方で相当いろいろと議論をして、選んで、そして相当お願いをしてですね、了解をしていただきました。
第1回は来週火曜日の11月26日に開催したいと思います。メンバーの方々の知見をいただきながら、群馬県の現状、8月に開催した知事と外国住民との座談会とか、あるいはベトナムを訪問してミン副首相兼外務大臣とも会談していますので、その結果も踏まえて議論を深めていきたいと思います。
群馬モデルは、皆さんにお渡しした「366プラン」にもありますが、3回の会議を終了後、1月中には公表したいと思っています。群馬モデルの中身についてですけれども、外国人材の円滑な受入れとか、生活者としての外国人の支援等について、群馬県がなすべきことが中心的な論点になると思いますけれども、いずれにせよ幅広い視点から議論していきたいと思います。何度もここで言及した外国人との共生というものは、次期総合計画の柱の1つであります。この会議の結果は、総合計画策定の中でもぜひ生かしていきたいというふうに思っています。
今日も盛りだくさんであと2つ、我慢して聞いていただければと思いますが、CSFワクチンの接種状況について、最新の状況をご報告したいと思います。15日、高崎市、すでに接種を完了している旧吉井町を除く、接種を始めました。16日には、かなりこれが早まったんですけれども、全国でも最大規模の飼養頭数を有する前橋市で接種を開始させていただきました。農場との調整とか獣医師の確保によって、体制が整ったということで、前倒しで実施できるようになったということで、これ本当によかったというふうに思っています。
ワクチン接種についてですが、本日19日の時点で12市町村で接種を開始しておりまして、73農場、約8万3千頭に接種が終了すると、今日までにですね、19日終了までに接種が終わるという見込みになっています。引き続き、県内全域での迅速なワクチン接種を進めると同時に、消毒の徹底など、飼養衛生管理基準の遵守をですね、呼びかけていきたいというふうに思っています。
さらに出荷の開始時期に関してですけれども、昨日18日から県内でワクチン接種豚の出荷が始まっています。引き続き、車両消毒等の衛生管理によって、交差汚染防止対策の徹底を図ると同時に、ワクチン接種をした豚肉を食べても人体に影響はないということを改めて消費者の方々にお伝えしてまいりたいと思います。
これも何度も申し上げましたが、危機が去ったわけではありません。ワクチン接種が始まったからといって、これで安心してしまうと大変なんで、引き続き養豚農家の方々にしっかりと消毒をやってもらうと、これが最も大事なことだというふうに考えております。
最後に災害査定についてご報告をしたいと思います。台風19号によって被災した道路・河川等について、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法に基づく災害査定が本日から3日間、28カ所で行われています。災害現場の取材も皆さんご存知だと思いますが、太田市泉町(いずみちょう)の地元の一級河川の大川で、11月20日11時から行われるという予定になっています。ここは取材を受けるということだと思います。
台風19号に関する残りの災害箇所の査定については、年内の査定終了を目指して現在、国の方と調整をしているところです。国による査定実施後に本格的な災害復旧工事の発注となるということなので、早期に査定が終了できるように努めたいと思います。
以上、冒頭の報告はここまでにしたいと思いますので、何か皆さんからご質問があればお受けしたいと思います。
(記者)
最初におっしゃっていた高崎市の談合の関係なんですけれども、今日、高崎市の市長がですね、コンプライアンスの対策室を設けたいってことをおっしゃっていたんですけども、知事も先ほどガバナンスを強化するために知事としても力を入れていきたいというふうにおっしゃってましたけれど、具体的に何か検討されていることとかあったりするのですか。
(知事)
すでにですね、少し前のことなんですけれども、総務省からガバナンス強化について、確か通達というか連絡が来ていると思うんで、それを踏まえていろいろ議論をしてきましたので、それを少しちゃんと早めて体制を作っていきたいというふうに思います。
一口にガバナンスって言ってもいろいろあると思うんですが、こうした不適切、これちょっと中身よくわかりません、まだ報道の段階なんで、でも例えばこういうことが起こらないような仕組み作りとか、そういうのも含めて、ちょっと議論をさせていただきたいと思っていますし、これまで議論してきたものをですね、少し早めにまとめていきたいというふうに思います。
(記者)
台風関係の補正予算のことなんですけれど、ちょっと具体的な話になっちゃうかもしれないんですけども、この規模の災害、特に災害対策としての予算案っていうのは、過去の災害と比べて、どれくらい多かったりするんですか。
(知事)
いやこれは過去にもほとんど例がないと思いますけど、県土整備部門いますか。どうですか、財政課長。過去と比べてどうかっていうことですけど。
(財政課長)
過去と比べますと、(平成)26年(2月)の大雪の時に、これ以上の規模・・・
(知事)
あの大雪の時ね。
(財政課長)
過去10年で言うと、それに次ぐくらいの規模というふうに考えられると思います。
(記者)
知事として公共事業とかはもちろん復旧として多額の予算が投じられると思うんですけれども、知事として特に思い入れのあるものとかっていうのがあったりするんですか。
(知事)
思い入れって。この補正予算のなかですか。これはもう最優先でやらなければいけないのは、やはり台風19号被害への対応だと思うんですね。これはかなり大きな負担ですけれども、これはやむを得ないっていうか、やるべきことだというふうに思っています。
今回はもう1回言いますが、この台風19号の被害の大きさ、それからCSFをめぐるいろんな緊急の対策を打たなければいけない状況を考えれば、この規模の予算を編成するっていうことは、やはりやむを得ないっていうか、これはもう当然だというふうに思っています。
(記者)
冒頭お話になった官製談合容疑者の逮捕の関係でちょっと改めてお伺いしたいんですけれど、冒頭こういった事件が起きたことについて衝撃を受けたとお話になっています。今回逮捕された市の職員以外について言いますと高崎の政財界にもいろいろと関係があるような人だったとされていますけれど、その衝撃を受けた内容、衝撃を受けたということが関係者を知事自らご存じでいらして、そういった部分で衝撃を受けていらっしゃるというように受けとめてよろしいでしょうか。
(知事)
いや、まず高崎市は群馬県最大の都市ですよね。経済規模もある意味で最も大きいわけでしょう。やっぱりそういう自治体でこういう事件が発覚したっていうことに大変ショックを受けたということです。
今回、ちょっと中身わからないんで、本当に表現に気をつけなければいけないんですが、逮捕された方々はもちろん面識はありますけれども、個人的に親しいとかそういうことはありません。それでもやはり高崎市のことだと終わらせてはいけないんであって、やはりこういうことが起きないように、群馬県庁はもちろんそんなことはないと信じているんですよ。だけどやはりこれは他人事っていうことじゃなくて、こういう状況を前にしてですね、やはり県庁としてもしっかり襟を正さなきゃいけないというふうに考えています。
(記者)
今の質問に関連してですね、面識があると言われたのは、市の職員のの方ですか、業者の方ですか、両方ですか。
(知事)
それ、いちいち言う必要があるのかなと思うけれど、もちろん知事の前に24年間も国会議員をやっていますから、もちろんお目にかかった方はいる。親しい方はおりません。
(記者)
「外国人との新たな共生推進会議」なんですが、これも取材は冒頭のみということなんですけれども、知事の就任以来ですね、こういった会議で、ほとんど取材は冒頭のみということで非公開で(会議が)開かれることが多いと思うんですけども、県政の透明性という意味では、こういった会議、何か個人情報とかですね、機密情報に関わらない限りは積極的に公開されるべきではないかと思いますが、その辺はいかがですか。
(知事)
まず情報公開という点で言うとですね、自分で言うのもなんですが、過去の県政と比べたら何倍も情報公開してると思うんですよね、毎回、質問にもこんなに丁寧に答えているし、毎週、記者会見やっていますから。
今、おっしゃったことに関してね、オープンにしたらいいっていう場面もあると思うんですけれども、基本的にそういう会議ってマスコミにオープンにしたら、なかなか出席者が本音をしゃべれないですよね、もうご存知だと思いますけど。そういう意味からいうと、やはりそれは内々と言うか、ある程度インナーできちっと本音の議論をしてもらうって意味で言うと、やっぱりちょっとオープンに公開するっていうのはなかなか難しいと思います。
ただ、それでもこういう会議があったということを、きちっと冒頭で伝えて、これも国でもよくあることですけれども、支障のない範囲でその後きちっと(記者に)レクをして、こんな議論がありましたっていうことは申し上げられるかもしれませんけど。
そこにも全部メディアにオープンになっていたところで、発言しろって言っても、なかなか思い切ったことを言えない方々が多いので、出席者の方々の考え方も踏まえてそういうふうにしています。
本当にオープンにできる、してもいいというようなケースはオープンにしてもいいかなというふうに考えています。
(記者)
要するに発言者の発言内容がオープンになるっていうのはまずいと。
(知事)
やっぱりどう考えても発言者がなかなか思ったことを言いにくくなるんですよ、オープンにすると。必ずどこの世界でもそうだと思います。
(記者)
事後にですね、例えば議事録を公開するとか、そういったことも難しいということですか。
(知事)
それは、誰が何を言ったかっていう記録を出すんじゃなくて、どんな議論が行われたかっていうことはいいと思うんですけれども。それから議論を集約していく中でいろんな調整もありますから、それがいちいち何か断片的に情報として出るのはよくないと思います。
どのみち、きちっとまとまったときは、しっかりとご報告をするっていうことになると思うので、それは今までのやり方で、少なくともこの会議はやっていきたいと思います。
(記者)
ちょっと知事がおっしゃったことで、こちらも確認せざるを得ないですけれど、高崎の事件で面識があった人がいるっておっしゃったわけで、脈絡上ですね、市の職員ではなくて阿久澤電機の方じゃないかなと受け止めざるを得ないんですけど、そういうことですよね。
(知事)
この中でぱっと名前を聞いて顔の浮かばない方もいるし、過去に面識がある方もいるってことです。
(記者)
その中には阿久澤電機の社長も含まれている。
(知事)
なぜそれをそんなにこだわって、その情報を知りたいんですか。何人かのうち面識のある人がいるって言ったら別に十分でしょう。なんで、この人知ってるとか、この人を知らないとか言わなければいけないんですか。
(記者)
そもそも面識あった人がいるっておっしゃらなければ、こっちも聞かないんだけど、面識があった人がいるとおっしゃるんで、それはどうなのか、誰なのかなっていうのは、私以下、各記者も、県民も皆さん思ったでしょうから、私は聞いてるんですけれど。市の職員なのか、阿久澤電気の方なのか、それは明らかにできないんですか。
(知事)
市の職員の方はどっかで会っているかもしれないけど、顔は思い浮かばない。
(記者)
じゃあ、阿久澤電機の社長さんは・・・
(知事)
他の人たちは、一応、会ったことはあります。
(記者)
会ったことある。
(知事)
もちろん。
(記者)
これ、誠に恐縮ですけれども、知事の何かその支援者とか、そういう関係なんでしょうか。
(知事)
支援者という定義もよくわからないですね。
(記者)
後援会にいらっしゃるとか、政治献金をされているとか、そういう関係ではない。
(知事)
後援会のメンバーかどうかはわからないけれど、なんていうか支援者っていう意味がよくわかんないけれど。
(記者)
いわゆる選挙の実働部隊で動いたり・・・
(知事)
それは違うと思うんですね。
(記者)
そういうことではないということですかね。
(知事)
そういう関係じゃありません。
(記者)
これも誠に恐縮ですが、当然、高崎で今のビックプロジェクトというとですね、Gメッセも今、進んでるわけなんですが、こういう照明関係だと、Gメッセなんかも当然あると思うんですけども、その辺の受注関係とか、その辺はどうかっていうのは調べたんですか。
(知事)
それは別に調べていません。問題なく進めてきていると思っていますから。
(記者)
そうですか。
(知事)
もちろん、きちっと手続きを踏んでやってきてもらっていると思っていますから。
(記者)
このタイミングで、あの会社が何らかの県の事業に関してですね、過去、県でちょっと表彰したようなこともあるみたいなんですけれど、今の時点で何かの関連が、受注、発注であるという関係は。
(知事)
不適切な事が行われたという報告も受けていないし、そういう事はないと思います。
(記者)
まだちょっと「桜を見る会」がですね、ちょっと報道で出ているので、先週の知事記者会見では、何かその後わかったらですね、報告したくない部分もあるみたいですけれども、わかった部分はするというようなことのご発言もあったもんですから、何か特段その後・・・
(知事)
特にわかったことはありません、それ以来。行ったのはたぶん1回だと思う。
(記者)
1回ですか。
(知事)
たぶん1回だと思います。
(記者)
そうですか。
(知事)
それぐらいですね、新しいやつは。それ以上は特にご報告することはありません。でも1回だと思います。
(記者)
秘書の方とか確認したら、その程度しか出てこない。
(知事)
1回だと思います。はい。
(記者)
多数の方を連れて行ったとか、枠があったよとか、そういう感じではない。
(知事)
多数の人を連れて行ったことはないと思います。自分が行ったのは1回だと思います。あまりにもしつこく言うんで、一応、10年、20年やってくれた秘書に確認したら、おそらく1回ですね。
(記者)
わかりました。
(記者)
給与の改定の補正予算の関係ですけれども、人事委員会の勧告を踏まえての当然ご対応だとは思うんですが、この時期に知事の特別職も含めてですね、手当引き上げるということに関しては妥当だというふうに考えていらっしゃいますか。
(知事)
それはやっぱり人勧の提案に従って、いろいろとおそらく専門委員の方々が議論をして決めた流れなので、これでいろいろと考えた末、決断しましたので、これでいいと思っています。
(記者)
あとは台風19号関連の補正でですね、観光需要の喚起というのがありますけれども、これについての期待感みたいなのをちょっと伺えればと思ったんですが。観光で被災地域における旅行だとか宿泊の支援だとか。
(知事)
これは国の方でね、ある程度そういう何か仕組みを作ってくれたんで、できるだけ生かせるように考えていくっていうことしかないですね。
(記者)
発表いただいたGメッセ群馬のプロモーション動画のことでお伺いしたいんですが。制作予算が420万円で、これ予算を見直したということですけれども、もともとは、どんなことにいくらくらい使うことだったのでしょうか。
(知事)
それはどんなことにっていうか、細かいデータはあれなんだけど、基本的に紙媒体とか、あるいはネットのいろんな広告もちょっとあったかもしれませんけど、そういうことが中心だったというふうに記憶してます。それをやはり動画作成の方に振り向けたいと思っています。
(記者)
動画は公開というか、オープン前のところで、あおりで流すものでそこまでしか、逆に言うと使えないものなんですか。
(知事)
いや、それは別にそうとも限らないんですけれども、基本的にはGメッセをできるだけ多くの方に知ってもらうということなんで、当然、オープンに向けて、今、言ったスケジュールで今のところ4回かな、4回流すという計画です。
(記者)
4回流して、オープン後でも。
(知事)
それは、その状況によって、オープン後に使うことも十分な宣伝効果があれば、これ県で作るもんだから、著作権も県にありますから、それはいろんなとこで使っていきたいと思います。
(記者)
わかりました。動画に切り替えようというのは、やはり知事の発想でということでよろしいでしょうか。
(知事)
それは、みんなにいろいろ相談して。誰の意見でとかいうのはあまり意味がなくて、結局どんな事業も私が決めるので。
(記者)
最終的にはそうでしょうけど。
(知事)
最後は私が。
(記者)
ボトムアップ的なものなのか。トップダウンなのか。
(知事)
両方ですね。いろいろなケースがありますけど、みんなで相談して、そっちの方がいいんじゃないかっていうことにしたっていうことです。
(記者)
インスタグラムを活用した情報発信のご説明の中で、テレビで県立女子大と先ほど繫がったんだと思うのですけど、もうすでにそれが切れちゃいましたか。
(再度、県立女子大とテレビ電話をつなぐ)
先ほど出てきた4人というのは、知事の講義を受けていらっしゃる学生さんたち。
(知事)
そうですね。
(記者)
せっかく繋がったので、何か向こうで意気込みというか、何か一言いただければ。
(知事)
インスタをやっていただいて、ありがとうございます。ちょっとインスタの意気込みを一言、何か語ってもらえませんか。
(県立女子大学生)
意気込みですか。
(知事)
意気込み。もうちょっと群馬のいいところを発信していきたいとか、もうちょっとおいしいものを発信したいとか、やり方によってはもうちょっとたぶん若者が興味を持ってくれるとか、何でもいいです。
(県立女子大学生)
はい。(県立女子大には)群馬出身と出身でない人がいて、群馬の今まで知っていたいい場所を、また、私たちがどうやって楽しめるのかっていうことを発信していくとともに、群馬で生まれ育ってなくて、(群馬出身でない人の視点で)群馬の魅力、新しい魅力っていうのを見つけて、皆さんにシェアできたらいいなと思います。
(知事)
ありがとうございます。こんな感じでよいでしょうか。ありがとうございました。
よろしいでしょうか。ありがとうございました。
(以上で終了)
文章中の()内については、広報課において加筆したものです。