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■会場 記者会見室
■記録作成 メディアプロモーション課(報道係)
令和5年3月30日定例記者会見動画(You Tube)<外部リンク>
モニター資料 (PDF:1.23MB)
■知事冒頭発言
1.はじめに
2.令和5年度デジタル田園都市国家構想交付金の採択結果について
3.ぐんまパラアスリート支援ワンストップセンターの開設について
4.知事と高校生の放課後トークについて
5.新型コロナ 直近の感染状況について
6.今週の直滑降ストリームについて
■質疑応答
■知事メッセージ
それでは、定例会見を始めたいと思います。昨日の29日水曜日に上州地鶏の機能性表示食品としての販売開始に合わせて、販売事業者の皆さん等から表敬訪問を受けました。昨日のブログにも書いたんですけど、上州地鶏については、過去の会見でも発表しておりますけれども、知事肝いりの、Gアナライズ&PRチームの取り組みによって、健康成分を分析して、一般的な鶏肉に比べて、疲労軽減などに効果があることが分かっています。具体的に言うと、疲労回復物質、イミダゾールドペプチドが、実は他の普通の地鶏の倍ぐらいあることが分かっています。
昨年5月になりますが、上州地鶏の胸肉を機能性表示食品として消費者庁に届出を行って、この度、いよいよ消費者の皆さまに販売を開始いたしました。「株式会社とりせん」の23店舗で販売するほか、大手居酒屋チェーンの「はなの舞」の全国約110店舗においてメニューの提供が開始されます。軍鶏の血を引く国産地鶏「上州地鶏」が持つ弾力のある食感と、うまみを、ぜひ大勢の皆さんに味わっていただきたいと思っています。
また、上州地鶏の摂取効果をより現実的に示していくため、現在群馬大学とか県内の大学スポーツチームと連携して、アスリートが摂取した場合の効果検証を行っています。今回の表敬では、このプロジェクトの関係者からもお話を伺うことができました。引き続き、この産官学の連携プロジェクトを進めて、上州地鶏の魅力を内外に発信し、上州地鶏の販売促進、生産振興につなげていきたいと考えています。
それから、これもブログに書いたんですが、昨日夕方に上京して、昨年訪米の際に訪れたパデュー大学の主催する夕食会に参加してまいりました。群馬県を代表する有力企業の皆さんにもご参加をいただきました。マン・チェン学長と懇談させていただきました。パデュー大学はアイビーリーグじゃないので、日本ではそんなに有名じゃないかもしれませんが、これは分野によっては、もう本当に全米屈指の高いレベルを誇る素晴らしい大学なんですよね。今、群馬県がいろいろ連携を深めているインディアナ州にある大学なんですけれども、パデュー大学を我々昨年訪問したんですけども、これを受けて、今パデュー大学は、群馬大学との連携を検討しています。加えて、県内企業においても共同研究が始まっているという状況です。今回、こうした機会を持てたのも、知事によるトップ外交の成果の一つであると捉えています。この件についても、引き続き精力的に取り組んでまいりたいと思います。
それでは会見の中身に移りたいと思います。スライドをご覧ください。本日の会見の主な項目です。
今日は「デジタル田園都市国家構想交付金の採択結果」それから「パラアスリート支援ワンストップセンター」そして「知事と高校生の放課後トーク」等について発表させていただきます。
2.令和5年度デジタル田園都市国家構想交付金の採択結果について
まずはデジタル田園都市国家構想交付金の採択結果です。具体的な説明に入る前に、簡単に交付金について説明させてください。「デジタル田園都市国家構想」は、2021年に岸田内閣のもとで発表された構想です。「デジタル技術の活用を通じて、地方が抱える課題の解決、魅力の向上を図り、全国どこでも、誰もが便利で快適に暮らせる社会を目指す」という考え方です。
そして、こうした自治体のデジタル化の取り組みを国が支援するのが、この交付金ということになります。この度、令和5年度の交付金の採択状況が内示されましたので、ご覧いただきたいと思います。
令和5年度のデジタル田園都市国家構想交付金について、群馬県は総額で26件、18億2,246万円が採択となりました。申請したのが26件ですから、打率100%ということになります。昨年度の13億4,219万円から約4億8千万円、割合にして約36%増加したという結果になりました。詳しく説明したいと思います。
この交付金には「デジタル実装タイプ」それから「地方創生拠点整備タイプ」、「地方創生推進タイプ」の三つのタイプがあります。主な採択事業ですが、「デジタル実装タイプ」では、MaaSの社会実装に係る取り組み1件で、1億5千万円。「地方創生拠点整備タイプ」について言うと、ぐんまフラワーパークのリニューアルなど3件で4億3千万円になりました。また、「地方創生推進タイプ」については、県庁31階の賑わい創出に係る取り組みなど22件、12億4千万円が採択となったということです。
なお、県内市町村の交付金についても、県が申請を積極的にサポートし、双方で取り組んだ結果、3つのタイプの合計で27市町村、79件、15億4千万円が採択されました。特に、「デジタル実装タイプ」については、採択額が昨年度に比べて増加しています。交付金の対象事業は、群馬県の地方創生やデジタル化に寄与する重要な事業ですので、私が直接河野デジタル大臣と岡田地方創生大臣に面会して、要望してまいりました。今回、全件採択されました。我々のトップセールスもしっかり成果を上げたということを大変うれしく受け止めています。
群馬県は、「新・総合計画ビジョン」で「2023年度末までに日本最先端クラスのデジタル県を目指す」としています。今回採択となった交付金事業を着実に進め、デジタル技術などを活用した地域の活性化、それから県民の利便性向上に繋がるよう、引き続き取り組んでまいりたいと考えています。
3.ぐんまパラアスリート支援ワンストップセンターの開設について
続いて、「ぐんまパラアスリート支援ワンストップセンター」です。群馬県では、新・総合計画において、「年齢や性別、国籍、障害の有無等にかかわらず、すべての県民が幸福を実感できる社会」を目指しております。特に、障害の有無に関係なく誰もが楽しめるパラスポーツは、その魅力を発信することで、誰1人取り残されることのない共生社会の実現に繋がると考えています。また先日、パラリンピックの車椅子テニス男子で4個の金メダルを獲得した国枝真吾(くにえだ・しんご)さんが国民栄誉賞を受賞されました。素晴らしいニュースだと思いますが、こうして、今、パラアスリートへの注目が高まっていると思います。
その一方で、群馬県がパラアスリートの皆さんの抱える課題を調査したところ、大きく三つの課題に直面していることが分かりました。「練習環境の不足」「指導者の不足」そして「経済的な負担」です。
そこで群馬県では、こうした課題をワンストップで解決する窓口を設けて、パラアスリートが競技に打ち込める環境づくりを後押しすることといたしました。
(スライドを掲げながら)
この度、パラアスリートを全面的に支援する窓口、「ぐんまパラアスリート支援ワンストップセンター」を開設いたします。4月3日の月曜日から、群馬県庁スポーツ振興課内で運用を開始したいと考えています。
それではワンストップセンターの具体的な支援内容です。まず、スポーツ施設と調整して練習場所を紹介することで、課題となっていた練習環境の不足を解決したいと思います。また、ネットワークを生かした指導者や専門家とのマッチングで、指導者不足を解決していきます。さらに活動費を補助したり、就職先を探すパラアスリートを支援することで、経済的負担の軽減も行っていくというものです。加えて、ワンストップセンターでは、企業や学校関係の皆さまからの相談を受け付けます。パラアスリートを雇用したい、応援したいといったご相談とか、パラアスリートによる講演、パラスポーツの体験会についてのご相談も、このワンストップセンターまでお寄せいただきたいと思います。
群馬県出身のパラアスリートとしては、2021年の東京パラリンピックで、唐澤剣也(からさわ・けんや)選手が陸上5千メートル視覚障害のクラスで、銀メダルを獲得いたしました。このことをご存知の県民の皆さんも多いのではないでしょうか。私自身、世界中から選ばれたアスリートたちが自らの可能性の限界に挑戦する姿には心から感動を覚えました。障害のある方々はもちろん、多くの県民に勇気と希望を与えていただいたと思っています。来年の2024年には、パリでパラリンピックが開催されます。ワンストップセンターの開設によって、より多くの群馬県のパラアスリートの皆さんが世界の舞台で活躍できる環境を作りたいと思いますし、今、そうした皆さんの活躍を期待しています。群馬県は、先頭に立って、パラアスリートの皆さんを応援してまいります。
続いて、「知事と高校生の放課後トーク」についてです。今年群馬県では、株式会社笑下村塾と連携し、若者の政治参加への意識向上を目的とした選挙出前授業「笑える!政治教育ショー」を実施してまいりました。県内60の高校で実施しました。合計で、約1万2千人の生徒が参加していただいたことになります。
昨年7月、私自身も授業を視察しました。笑下村塾代表のたかまつななさんとか、お笑い芸人による授業は、笑いを交えながら巧みに会場を盛り上げる内容で、生徒の皆さんも真剣な表情で聞き入っていたといいますか、参加しておられました。
その後、昨年11月に、この出前授業を通して、社会を変えたいと声を上げてくれた高校生から知事への提言会も開きました。高校生からの提言はどれも中身が濃く、具体的な内容でした。彼らの意識の高さに感銘を受けたことを覚えています。
そしてこの度、提言会のフォローアップとして、知事と高校生による意見交換の場を設けることとなりました。スライドをご覧ください。題して、「知事と高校生の放課後トーク」です。提言に対する群馬県の取り組み状況とか、提言を行った高校生のこれまでの活動などについて、知事である私自らが参加して意見交換を行うという形式です。
なお、開催にあたっては、笑下村塾から引き続きご協力をいただきたいと思っています。開催日時は4月6日の15時30分から、場所は県庁32階の官民共通スペースNETSUGENです。記者の皆さんにも、ぜひこの意見交換の様子を取材に来ていただけると嬉しいです。
このように、選挙出前授業によって高校生が政治や行政に関心を持ち、さらに知事への提言にまで繋がったということは、自分で物事を考えて動き出す「始動人」の育成に取り組む群馬県としては大変嬉しいい限りです。
また私自身が、高校生をはじめ、様々な県民の皆さんの声を聞き、意見を県政に生かしていくというのは、これは当然、非常に重要なプロセスだと捉えています。
今後も引き続き、多様な立場からの多様な意見に声に耳を傾けていきたいと感じています。
続いて、新型コロナの直近の感染状況です。スライドをご覧ください。病床使用率と新規感染者数の推移です。
病床使用率は、4.1%。重症病床使用率は2.7%。本日公表の新規感染者数は140人です。以上、県内の医療提供体制は落ち着いていると言っていいと思います。
次に、5月8日の5類移行に向けたロードマップの進捗状況です。スライドをご覧ください。
先の記者会見で発表したとおり、群馬県では現在、ポストコロナへのソフトランディングのために独自のロードマップを作成し、様々な取り組みを前倒しで進めております。このうち、本日は療養についてご説明させてください。
療養に関しては、5類移行後は、外出自粛を求められなくなるため、仕組みが大きく変わります。
県ではこれまで、宿泊療養施設において3万人以上を受け入れたほか、自宅療養者約34万人に対する健康観察とか食料支援などの支援を行ってまいりました。
今回、ロードマップに沿って、明日3月31日をもってこうした事業を縮小いたします。宿泊療養施設は1棟183室に縮小し、自宅療養者への食料配送サービスは終了させていただきます。
なお、発熱時等の受診相談とか、陽性者の体調急変時のために、コールセンターは24時間体制で当面継続します。この点はご安心ください。
最後に、今週の直滑降ストリームについてのお知らせです。今週は、知事が直滑降ストリームで対談したゲストに会いに行く「番外編」の第3弾になります。
今回は、高崎市にある県内唯一の低酸素ランニングジム「ラングリー」を実際に訪問してまいりました。オーナーの白川裕登(しらかわ・ゆうと)さんに、標高2,500メートルの低酸素状態を再現した部屋で、ランニング指導していただきました。
仕事の合間を縫って、日頃から運動している身としては、短時間で効果が出る低酸素ランニングは実に魅力的だなと思いました。
明日31日金曜日の19時からYoutubeのtsulunosチャンネルで配信いたします。ぜひ大勢の皆さんにご覧をいただきたいと思います。
加えて、もう1つ番組を紹介させてください。スライドどうぞ。昨年12月、草津温泉で開催された「湯けむりフォーラム2022」において、AKB48のライブが開催されました。
そしてこの度、その模様や草津温泉での撮影の様子が、テレビ東京で絶賛放送中の「AKB48、最近聞いたよね・・・」で、3週にわたって放送される運びとなりました。放送日はスライドのとおりです。
群馬県出身のAKBメンバーや、ひろゆきさんなどが出演し、群馬県をPRしていただきます。初回はすでに放送済みですが、Tverで過去の放送も視聴できますので、ぜひご覧ください。
また、「湯けむりフォーラム2022」のアーカイブを「湯けむりフォーラム」のホームページで公開中ですので、ぜひこちらも皆さん覗いてみてください。
なお、今年度の定例会見は本日で最後となります。記者の皆さまには1年間、大変お世話になりました。来年度も引き続きよろしくお願い申し上げたいと思います。
私から以上です。皆さんからご質問があればお受けしたいと思います。
●県議会議員選挙について
(記者)
明日、県議会議員選挙が告示されます。夏には県知事選挙もありますので、県政運営をめぐる評価なども論争されると思います。ここ最近、投票率も低いということもありまして、この県議選期間中にどのような論争を期待されるか、また有権者に対して、知事として投げかけたいメッセージがあれば教えていただきたいと思います。
(知事)
県議会議員選挙については、県政が抱える様々な問題がありますので、それについて、それぞれの地域で事情も違うし、抱えている課題も違うので、それをどうしていくかということを、それぞれの選挙区の候補者の間でいろいろ議論をしていくことになるんじゃないかなと思っています。
投票率は心配ですが、我々も今ちょっと申し上げた笑下村塾などの試みも通じながら、できるだけ多くの方々、特に若い人たちに選挙に参加してもらうということで、投票率アップの試みをしてまいりましたけれども、引き続き、いろいろな形で県民の皆さんに呼びかけていきたいと思っています。
(記者)
政務の会見でも伺ったんですが、改めてなんですけれども、知事として選挙期間中どのように演説とかに入るかについて伺えればと思います。
(知事)
今日、お昼休みの時に、地元の担当秘書が来て、いろいろと打ち合わせたんですけれども、今週末から来週にかけて息をのむような日程になっていました。しかも、平日で公務もやりながらなので、大体平日はしっかり公務を夕方までやって、そこからはかなりいろんなところをはしごすると。相当厳しい日程だったんですけれど、とにかくできる限り仲間のところを応援にまいりたいと思っています。行く陣営は、政務の会見で申し上げましたが、自民党、公明党の公認候補、推薦候補あるいは自民党の党籍を持っている人たち、つまり、当選すれば自民党に行く方々を中心に、しっかりと応援をさせていただこうと思っています。
選挙のないところも回っているんですが、選挙のないところは告示日の夕方に決まりますので、そういうところは今事務所周りなんかもやっているんですけれども、できるだけ選挙のあるところを中心に、出陣式とか決起大会とか、あるいは座談会、こういうものに出て、日程が許す限りしっかりと応援させていただきたいと思っています。
●ぐんまパラアスリート支援ワンストップセンターについて
(記者)
パラアスリートのワンストップセンターなんですけれども、同様の施設は全国の都道府県ではあるんでしょうか。
(知事)
それでは、担当部署からどうぞ。
(スポーツ局長)
これについて、全国では三重県が「障がい者スポーツ支援センター」ということで、昨年の8月に設置されているようです。その他、我々が昨年から検討した中では、他には先行事例はなかったです。
(記者)
2例目ということになりますでしょうか。
(スポーツ局長)
時期的にはそうですね。
●笑下村塾の効果検証について
(記者)
先ほど笑下村塾の話がありました。確か、今年度の会見で効果検証も行っていきたいという話がされていたと記憶しているんですが、その後、今回も統一地方選があるんですけども、どういうふうに効果検証していくかみたいな道筋みたいなものはできてきているものなんでしょうか。
(知事)
これまでの実績もあったと思うので、それも少し(説明をお願いします)。どうぞ、総務部長の方から。
(総務部長)
(笑下村塾は)選挙管理委員会でやっている事業で、私は選挙管理委員会の職員ではなく総務部長という立場なので、詳しい状況の確認はしていませんが、今年度は実施した結果について効果検証をして、来年度につなげていくということで、今(効果検証を)やっているところだと思います。(効果検証の)内容については承知していないというのが正直なところです。
(記者)
分かりました。では、後程また(検証結果が)まとまったら出してくるつもりで、今(検証を)進めているということですかね。
(総務部長)
はい。
●日経テレ東大学の終了について
(記者)
(会見の)最後に、テレ東の話もあって、日経テレ東大学が明日で確か終了になると。
群馬県は結構いろいろコラボしながら情報発信をしていたと思うんですけれども、過去私もよく見ていて終わっちゃうんだという結構驚きがあって、そこが終わってしまうということの知事の受け止めと、今後のそういった影響というのは何かお考えでしょうか。
(知事)
何で終わるのかについては、いろいろ事情もあるようなんですけれど、そこについては特にコメントするつもりもないんですが、個人的にはとっても残念ですよね。日経テレ東大学は、ある意味で言うと新しい形のネット番組として、ある意味、いろんな影響を周りに起こした画期的な番組だと思っています。
特に「Re:Hack(リハック)」。ひろゆきさんと成田悠輔イエール大学助教授がキャスターを務める「Re:Hack」。これには大変群馬県お世話になって、この「Re:Hack」の中で、草津ロケが敢行されて、これものすごいインパクトがありました。この「Re:Hack」がまさに、新しい、やっぱこれからメディア戦略の時代なんだっていうことを内外に示すためにとても役に立ったと思うんだけど、「Re:Hack」の草津に行った旅で5、6本作って、本当に(1本の動画が)100万回(再生)を超えるみたいな、そういう反響があったので、特に「Re:Hack」について思い入れがあったので、残念だなと(思います)。湯けむりフォーラムの中でも、ひろゆきさんと「Re:Hack」で対談して、これ特別番組ということで湯けむりフォーラムの中でやっていただいて、これももうすでに40万とか50万ぐらいの視聴者がいるので、もうちょっと増えていくと思いますけれど、時間が経てば。だからそこは残念ですね。
ただ、「Re:Hack」は終わるんだけど、「Re:HackQ」みたいな番組が、高橋プロデューサー、前プロデューサーっていうのか分からないですけど、彼のもとで始まるということなので、この辺もすごく今期待しているところです。
それでは最後に知事の方から、少し県民の皆さまにメッセージを出させていただきたいと思います。今日も申し上げ、今週、先週もそうでしたが、今週もコロナ感染が拡大する傾向はありません。第8波が収束して、かなり全体が落ち着いている状況です。このままいけば、とにかく連休後に、しっかり政府の方針に従って、群馬県でも5類の移行ができると思いますし、先ほどちょっと申し上げましたが、混乱がないようにロードマップを作りましたので、しっかりこのロードマップを頭に置きながら、県民の皆さまのご協力もいただいて、スムーズに5類に移行できるようにやっていきたいと思っております。
春になって、やっぱりマスクを着けている方々が依然として多いんですけれども、それはもう個々のご判断ということでいいと思うんですけれど、実は花粉症でマスクをつけている人も多分相当いると思うので、私自身も、この会見でマスクをつけるかどうかというのは個々の判断に任せるといった日から、ずっとマスクを取って行動するつもりだったんですが、昼間ずっとマスクを取って県内を飛び回っていたら、夜大変なことになったものですから、今も実は外ではマスクをつけているという状況で、この花粉症が少し収まるというか、季節が少し変われば、もう少しマスクを外してる人も増えてくるのかなと思っています。いずれにせよ、マスクを着けるかどうかというのは個々の皆さまのご判断だと思いますけれども、私自身は、できる限りこれからもマスクをつけず、これから新しい次元に入っていくので、そういう形で過ごしていきたいと思います。県民の皆さまも、とにかく5類に移行した後は、本当の意味でウイルスと共生する社会がやってまいりますので、力を合わせて群馬県の活力を、1日も早く取り戻していければと思っています。
他にご質問がないようですので、定例会見はこれで終わりたいと思います。メディアの皆さまには、今回も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
( 以上で終了 )
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。