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第45回定例記者会見要旨(3月9日)

更新日:2023年3月9日 印刷ページ表示
■日時    令和5年3月9日(木)午後14時30分~午後14時47分

■会場    記者会見室

■出席者  県:知事、副知事ほか
       記者:記者クラブ所属記者等 14人

■記録作成 メディアプロモーション課(報道係)
 令和5年3月9日記者会見動画(You Tube)<外部リンク>
  ※定例記者会見の映像は動画30:50からです。動画冒頭は同日に開催された前橋市との合同記者会見の映像となります。

 モニター資料 (PDF:460KB)

 


会見項目

■知事冒頭発言
 1.はじめに
 ​2.マイナンバーカード申請促進キャンペーンについて
​ 3 新型コロナ 直近の感染状況について
 4 今週の直滑降ストリームについて
■質疑応答
■知事メッセージ


知事冒頭発言

1.はじめに

 30分時間を使いましたけれども、ありがとうございました。ここから定例会見に切り換えさせていただきたいと思います。

 スライドをご覧ください。本日の会見の主な項目です。「マイナンバーカード申請促進キャンペーン」とか「新型コロナの直近の感染状況」とか「直滑降ストリームの告知」などについて発表させていただきます。

 

2.マイナンバーカード申請促進キャンペーンについて

 まずは「マイナンバーカード申請促進キャンペーン」についてです。群馬県では、マイナンバーカードの普及を促進するため、これまで県内各地の商業施設に特設ブースを設置したり、カード申請者に特産品をプレゼントしたり、様々な取り組みを行ってまいりました。

 スライドをご覧ください。こうした取り組みの結果、カードの申請率は、2月末時点で69.8%となって、10月末時点の52.5%から17.3ポイント上昇いたしました。11月からキャンペーンを実施して以降、毎月全国トップクラスの申請率になっておりまして、全国平均との差は2.7ポイントまで詰まってまいりました。大変多くの県民の皆さまにカードを申請いただいたことを改めて感謝申し上げたいと思います。

 その一方、全国順位では45位から、ようやく41位まで上がったのですけれども、デジタル先進県を目指す群馬県としては、より一層普及を進めていく必要があります。これはもう担当部局を中心に本当に努力してもらったんですけれども、実は他の県も相当頑張ってまして、大体こういうふうに(もっと右肩上がりに)いけるかなと思ったんですけど、ちょっとまだ全国平均との差が開いていますが、今日発表する政策によって、とにかくこの数値を上げていきたいと思っております。

 いろいろ分析もあるんですけども、マイナポイント取得のためのカード申請期限が2月末で終了しました。今後カードの申請者が減少することを想定しています。こうしたことを受けて、群馬県として申請率を下げない、押し上げるために、3月と4月に新たな取り組みを行うことといたしましたので、その中身を発表させていただきたいと思います。

 3月から4月にかけて、マイナンバーカード申請された方の中から抽選で1万名に1万円分のクオカードをプレゼントすることといたします。対象は群馬県が設置する特設ブースとオンラインのどちらかでマイナンバーカードを申請した県民の方々です。

 まず特設ブースについてですが、4月1日から30日までの間、県内の商業施設などに申請をサポートする特設ブースを設置いたします。こちらでマイナンバーカード申請した場合には、抽選でクオカード1万円分をプレゼントいたします。特設ブースから直接応募することが可能です。

 続いて、オンラインについてです。オンラインで3月2日から4月30日までの間にオンラインでカードを申請した場合には、抽選でデジタルギフトのQUOカードPayを1万円分プレゼントさせていただきます。こちらについては、明日の10日から開設する専用フォームからご応募いただけます。特設ブースとオンライン合わせて、抽選で1万人の県民の皆様にそれぞれの特典をプレゼントさせていただきます。まだカードをお持ちでない県民の皆さまには、ぜひこの機会に申請していただければと思っています。

 政府は7日、マイナンバーの活用拡大に向けた関連法改正案というものを閣議決定いたしました。行政書士や理容師、美容師など、国家資格の取得や更新でも使えるようになります。利用者の負担軽減が図られる見込みになります。これまで社会保障、税、それから災害対策に限っていた利用範囲が拡大されて、マイナンバーカードの利便性向上が期待されます。これまでも繰り返しお伝えしていますけれども、マイナンバーカードを普及させていくことは、国全体のデジタル化を推進することはもちろんですけども、デジタル先進県を目指す群馬県にとっても必要不可欠だと考えています。そして、カードを普及させるには市町村の協力が不可欠です。群馬県としては、引き続き市町村としっかり連携し、取り組みを進めてまいります。

 

3 新型コロナ 直近の感染状況について

 続いて、新型コロナの直近の感染状況をお伝えします。スライドをご覧ください。病床使用率と新規感染者数の推移です。

 病床使用率は10.2%、それから重症病床使用率は5.4%。本日公表の新規感染者数は179人。県内の医療提供体制は改善傾向が続いているということです。

 新型コロナウイルスについては、先週の記者会見で、5月8日の5類移行に向けたロードマップをお示しいたしました。群馬県ではそのロードマップに基づいて、医療提供体制や社会対応の見直しなど準備を進めております。

 医療関係者の皆さまには、5類移行に備え、今から、コロナ患者の診療とか入院に対応できる体制を整えていただくようお願いを申し上げたいと思います。

 なお、マスクについては、来週の13日月曜日から、着用が個人の判断となります。県民の皆さん、事業者の皆さん、個人の判断を尊重する考え方に、ぜひご理解とご協力をお願い申し上げます。

 また、ポストコロナへの機運醸成に向け、コロナの正体が分からなかった初期に行っていた感染対策で、現在では過剰と思われる対策が施されていないか、今一度再点検をお願いしたいと思います。

 加えて、ワクチン接種について、先週の記者会見でもお伝えしていますが、群馬県ワクチン接種加速化センターは今月で終了をする予定です。まだ予約を受け付けておりますので、オミクロン株(対応)ワクチン接種を終えていない方は、ぜひ早めの接種をお願いしたいと思います。

 

4 今週の直滑降ストリームについて

 最後に、今週の直滑降ストリームについてのお知らせです。スライドをご覧ください。

 今週のゲストは、先週に引き続き、シンガーソングライターの玉城ちはる(たまき・ちはる)さんです。

 今回は、玉城さんが全国で開催している、周りの人を理解し、お互いに違いを認め合う多文化共生講演会「命の参観日」について、詳しくお話を伺いました。

 番組の後半では、「相談力」を高めるための新しいプロジェクトとか、この人「餃子女子」なんですよね。餃子愛がすごいんですが、この餃子の愛についても熱く語っていただきました。

 また、対談終了後にですね、「ありがとう ごめんなさい 大好き~君が射す光~」という曲を、視聴者の皆さまへのプレゼンとして歌っていただきましたので、ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

 明日10日金曜日の19時からYoutubeのtsulunosチャンネルで配信いたしますので、ぜひご覧ください。

 私からは以上です。何かご質問があればお受けしたいと思います。

 


質疑応答

 

●マイナンバーカード申請率に対する評価と今後の目標について

(記者)

 マイナンバーカードについて、(申請率が)2月末までで69.8%ということでしたが、この数字に対する評価を改めて聞きたいのと、3月・4月のキャンペーンで4月末頃にどのぐらいまで上げたいかというのがあれば教えてください。

 

(知事)

 まず、岡田DX推進監の方から。

 

(DX推進監)

 すいません、ちょっと最後のところが聞こえなかったんですが・・・

 

(記者)

 3月から4月に新しいキャンペーンをやられますが、それで4月末ぐらいまでにどれぐらいのパーセントまで上げたいかという思いを聞かせていただければと思います。

 

(DX推進監)

 なかなかパーセントという数字でお示しするのは難しいところでありますが、やはりG7も開催されますし、群馬県は最先端クラスのデジタル県を目指しているというところですので、なるべくそこに相応しい順位というか、数字に持っていきたいなという思いでおります。

 

(記者)

 具体的には・・・

 

(DX推進監)

 すいません、具体的な数字はなかなか申し上げにくいです。

 

(記者)

 2月末までの69.8%についての評価はいかがですか。

 

(DX推進監)

 いろいろシミュレーションをしてみたところ、少し強気で予想を立てていたんですけれども、思ったよりですね、2月のマイナポイントの締め切り、この駆け込み需要が全国的に非常に多かったということで、実際に、デジタル庁の方も、締め切りを1日延ばしたぐらい殺到したという状況でしたので、私たちの予想を超えるぐらい、他の都道府県でも申し込みがあったという状況です。

 

(知事)

 岡田DX推進監の方は全力を尽くしてくれているので、大変感謝していますが、何%ということは言えないんだけど、ここまで(全国平均)は何とかと思っていたんです。相当頑張ってもらったんだけど、いろいろな理由で届かなかったので、3月・4月の目標というのは、少なくともやはり全国平均は超えなくてはいけないと思います。今まだ41位でしょ。やはりこの順位はかなり上げなくてはいけないかなと、知事としては思っています。

 

●3月13日以降のマスク着用について

(記者)

 先ほどのお話にもありましたけれども、3月13日からマスクの着用が個人判断になります。群馬県庁の来庁者とか県機関を利用される方への呼びかけをどうされるかということと、あと、県として、職員にはどう呼びかけていくか決まっていれば教えてください。

 

(知事)

 総務部長から、全体をまず。

 

(総務部長)

 まず、職員についてですけれども、職員については、職場勤務のガイドラインを定めておりまして、その中で決めているんですけれども、今までは、勤務中はマスクをしましょうということになっていましたけども、今回、国の判断と同様に、それぞれ職員個人の判断にということにいたしました。ただ、国の判断の中で、重症化リスクの高い人を守るとか、あるいは、ご自身の健康を守るという観点でマスクの着用が推奨される場面とかありますので、それについては同じように、例えば、相談の窓口で長時間にわたって県民の方と接する、あるいは、家庭に訪問して相談をしたり交渉したりするというような場面で、重症化リスクがある方と長時間接するような場合については、推奨する場面という形でお示しをしています。

 それから例えば、基礎疾患のある職員ですとか、妊娠中の職員について、それから当然、花粉症の職員もおりますので、それは個人の判断でマスクをして欲しいということをお願いしていますが、基本的には職員個人の判断ということになります。

 それから、来庁者に対しましては、特別、マスクをしてくださいとかいう呼びかけを行っておりませんので、県民の皆さんにお願いしているように、それぞれ、県民の方のご判断ということになろうかと思います。

 

(知事)

 これはなかなか難しい問題で、国の方も相当議論をした末に、個人の判断に任せるということになったと思うんですけども、県庁内でも相当いろんな議論をしたのですが、ここから新しい段階に、いつも言っているようにね、まさにコロナウイルスと本当の意味で共生する社会に移っていくわけですよ。5月から5類になって。でも、その中でも、マスクを自分の判断でするという人が肩身の狭い思いをしないようにしなくてはいけないという問題もあって、私としては、もう一度言いますが、できるだけ新しい世界に対応していくようにすべきだと思いますが、そこはいろいろ議論した結果、個人のそれぞれの判断にお任せするということになります。

 ただ、何度も言っているように、知事としては原則的に外そうと思っていますし、(3月)13日以降は、知事はマスクを外すという方針だけはしっかり県民の皆さんに伝えたいと思います。

 

(記者)

 県有施設で現状、張り紙でマスク着用をお願いしているような気がしますが、それは外すということでしょうか。

 

(総務部長)

 はい。そういった過剰な対応ということであれば、それを外すということでいきたいと思います。

 

(記者)

 今後、流行期、例えば第9波が来た時にどうするか、バッファーみたいなところは作らないようなイメージなんですか。感染(が急増)した時は着用を求められるようにしておくとか。

 

(総務部長)

 そこは当然、次の、例えば感染のピークが来たりすれば、マスクをするということになると思いますので、それはまた、その状況に応じて判断ということになろうかと思います。

 

(知事)

 他によろしいでしょうか。

 


知事メッセージ

 それでは、知事の方から最後に、県民の皆さんに呼びかけたいと思います。

 今日の会見でも申し上げましたが、このところずっと感染者数も減っておりますし、この感染者数がどこまで正確かというのはあるんですけども、病床使用率はかなり落ちてですね、医療提供体制に対する負荷はだんだん下がってきていると。これは全国的にもそういう傾向だと思っています。

 このような中で、今日も申し上げましたが、5月にはですね、いよいよ新型コロナの感染症法上の取り扱いが5類になるということで、群馬県としてはそこに向けてですね、先週の会見でロードマップを示させていただきました。しっかりとスムーズに移行できるように、制度が変わる時はいろいろな混乱もあるんですけども、ソフトランディングできるように、ロードマップに従って準備を進めていきたいと思っています。

 来週の月曜日から、マスク(の着用)はもう個人の判断になるということで、その中でもマスクを着けるという方に対しても、あるいはマスクを外すという方に対しても、これはそれぞれ個人の判断ですから、そこについてはご理解をいただきたいと思います。

 もう一度申し上げておきますが、知事としては(3月)13日から、原則マスクを外させていただくということだけは、皆さんに改めてご報告をしておきたいと思います。

 今日は冒頭、前橋市の市長との会見がありましたので、30分時間を取らせていただきましたけども、皆さんに最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。今日の会見で発表した「GunMaaS」はですね、全国でも注目されている取り組みなので、こういうまさに最先端の実証実験、リビングラボみたいなものをしっかり実証して、実現して、横展開して、これをまさにその全国に広げていくみたいな、群馬モデルのプロジェクトの一環ですので、ぜひ皆さんには注目していただきたいと思いますし、この「GunMaaS」を積極的に活用していただければ幸いです。

 他になければ、今日はこれで終わらせていただきたいと思います。最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

 

( 以上で終了 )
文章中の()内については、メディアプロモーション課において加筆したものです。